中山七里のレビュー一覧

  • ワルツを踊ろう

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    美しく青きドナウのワルツのメロディが一冊を通して鳴り続ける。
    時に激しく、時に穏やかに。

    限界集落、というと地方都市の端っこ、のイメージだが本作の舞台は東京の多摩地区。
    高齢者たちしかいない7戸9人の地区。
    Uターンしてきた了衛(りょうえ)を待ち受けていたのは排他的、高圧的、冷淡な地区の人々。
    誰も彼もが癖のある。
    はっきり言って登場人物たちは全員好きになれない。
    主人公ですら。
    だって朝っぱらからこれは良い曲だからといって、ワルツを聞かされるんですよ、そりゃ好きですよ、クラシック。
    でも、自分が好きだからと言ってそこまでやるのはちょっと、ねえ。

    冷たいかもしれないが、都会育ちの私には田舎

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    2021年09月20日
  • TAS 特別師弟捜査員

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    著者には珍しい、高校生が主人公のミステリー。
    演劇部の美少女が校舎から落ちて死亡。
    自殺か、事故か、はたまた事件か。
    真相究明のため、演劇部に入部したクラスメートの慎也。
    彼が得た情報で、タッグを組んだ従兄弟の刑事公彦が、犯人の目途をつける。
    探偵役が犯人名を明かさず、助手役の慎也はもちろん、読者にも謎を仕掛けるのは、ミステリーの常道。
    大きなどんでん返しはないが、ある喪失感と青春の苦みが余韻として残る。

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    2021年09月12日
  • TAS 特別師弟捜査員

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    七里作品、最後の最後にもう一捻りあることは予想していたが、主人公・慎也にとっては辛すぎる現実だなあと同情してしまった。  

    結末が気になって一気読みしてしまうのはいつも通り。

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    2021年08月25日
  • 静おばあちゃんにおまかせ

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    面白いは面白いのだけど 安楽椅子探偵もの。
    面白いし意表をつかれるし連作短編通しての大きなテーマがラストに解決するのも小気味良し、なんだけどやはりちょっと手放しで楽しめないのが、円のおばあちゃん、静さんにまつわるラストかな。
    娯楽作品としては楽しめるけれども、個人的には「通り過ぎる」作品だった。

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    2025年12月18日
  • 合唱 岬洋介の帰還

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    浅い 御子柴まで登場した割には浅い内容だった。
    同じ事故被害者の仙街を殺せるだろうか?
    当然仙街の動機もわかつてるだろうに…

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    2026年01月03日
  • TAS 特別師弟捜査員

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    ネタバレ

    さすが中山七里作品、一気読みの挙句、最後の最後でやっぱりぬあぁっ!となりました。ただ、全体的にはちょっと読めてしまっていたのでそれほどでも。
    今までの作品での葛城がもう少し幼い印象だったので、新たな面が見れて良かったかな。猫の話の件はすごく良かった。
    ってか宮藤刑事ってお兄さん映画監督とかじゃなかったっけ?その辺りの繋がりでもっと絡んでくるかと思ったけど、さすがにそれは煩すぎるかw

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    2021年06月23日
  • TAS 特別師弟捜査員

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    さすがの中山七里…
    間違えなくのめり込んで読めた。

    高校生とは思えない大人な考え方をもつ
    登場人物たちという部分だけはさておき、
    ミステリーの側面ではスリルがあり
    一方で部活動に対する青春も味わえた。

    最後の数ページでのどんでん返しも圧巻。

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    2021年06月07日
  • TAS 特別師弟捜査員

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    星3.5

    放課後時間空けててねと言った演劇部のエース美少女が昼休みに転落死した

    あまり接点のなかった慎也だが従兄弟で刑事の公彦と組んで潜入捜査を始める

    高校生が主人公で演劇部が主な舞台だからかシッカリと青春してました

    でも深い傷が残る出来事でした

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    2021年06月04日
  • TAS 特別師弟捜査員

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    ネタバレ

    初期の中山七里をすっ飛ばして御子柴弁護士シリーズからずっぽりハマった身としては、初期寄りの登場人物たちに軟らかさというのか軽さを感じて、そこまではハマれません。単に面々が若いだけで、その若さに私が戸惑っているのか(笑)。

    しかし思いの外、彼らの演劇への情熱にほだされ、脚本がよければどうにかなるところを見せてもらえました。

    誰にでも優しくて努力家で自分をひけらかすような真似をしない人だからこそ恨まれる。こうして考えてみると、世間の殺人の動機のほとんどが「嫉妬」で括れてしまうのかも。

    若い子と組むなら葛城刑事!?

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    2021年05月16日
  • TAS 特別師弟捜査員

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    高校生にしては
    登場人物達
    皆んなが
    大人より大人な
    言葉遣いや表現力で
    少〜し
    違和感があったけど

    ラストへ向けては
    さすがな展開で

    決して
    ハッピーエンドでもない
    結末だったけど

    後味は
    決して悪くはなかった

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    2021年05月05日
  • 帝都地下迷宮

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    社会派SFミステリ。地下鉄廃駅跡に住む集団エクスプローラーの正体と、その中で起こる殺人事件の真相は。ミステリというよりサスペンス的な感じで読めた。マニア集団、もうちょっとすごい感じで絡んでくるのかなと思いつつ。結局のところその後エクスプローラーのみんながどういう扱いされるのか、っていうところは現実的なところも含めて1番気になる話。

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    2021年05月04日
  • 帝都地下迷宮

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    設定に入り込めず。

    普段の作風とも違うもので、殺人事件よりも地下住人の真相に重点が置かれていました。丁寧な描写は相変わらずです。

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    2021年05月03日
  • TAS 特別師弟捜査員

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    学園ものなので気軽に読めで面白かったです。中山七里の作品は失敗が無く、レビューを見なくても安心して購入出来るのが良いです。

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    2021年04月26日
  • 帝都地下迷宮

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    中山七里さんの作品は好きでよく読んでいますが、この作品は正直期待とは違う方向に行っちゃったかな、という感じ。そもそもの今作の背景にある原発問題にはいろいろ著者の思いもあるだろうし、その意図が理解出来ないわけではないのだが、もし政府主導で被爆住民を隠蔽するのなら、まさか地下鉄廃駅に住まわせるなんて荒唐無稽な策は仕出かさないだろう。架空の設定にしろ、もう少しリアリティを感じることができたら、もっと面白く読めたかもしれないが、あまりに非現実過ぎて、こっちが引いてしまった。
    廃駅オタの主人公もオタク的なマニアックさはあまり感じられず、考えつくのは粗だらけの策ばかり。ヒーロー的な要素を全く感じられなかっ

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    2021年03月31日
  • 魔女は甦る

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    元外資系製薬会社研究員の惨殺死体が発見されることから始まる刑事モノ。

    グロい。グロ過ぎる。しょっぱなから最後までグロい。
    描写が微に入り細に入り、しかもクライマックスがスピーディーなのに長い。悪臭漂う中での格闘が続く。
    そして救われてない。
    キャラはそれぞれとても魅力的なので、哀しさが際立つ。

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    2021年02月26日
  • 帝都地下迷宮

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    ネタバレ

    サスペンスかホラーかメルヘンか。
     登場人物もストーリー展開も総じて薄っぺらい。地下鉄廃駅に人が住んでいるという都市伝説的設定を活かすことが出来なかった。

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    2021年02月07日
  • 帝都地下迷宮

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    鉄オタの主人公が、工事を装い作業服を着て、密かに地下鉄の廃駅に潜り込むと、そこにはすでに100人もの住人がいた。拉致された主人公は特別住人となるのだが、実はこの人々はすべて同じ町の出身だったのだ。すると女性住人が殺される事件が起きる。しかも、彼女は現役の公安刑事で、どうも原発の事故が絡んでいるらしいのだ。
    鉄オタの主人公が自分の知識を総動員して、住人のために動こうとするのだが…。
    一体どうなるんだ、痛快な活劇が起こるのかと期待したが、そうでもなく終わってしまった。政府の原発行政への批判は分かるんだけど、それだけじゃあね。もっとダイナミックな動き、結末が欲しかったなあ。

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    2020年10月22日
  • 帝都地下迷宮

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    東池袋の自動車暴走事故について一言しておきたかったのかな。それともそれも設定の一つとして利用しただけかな。作者の真意は分からないけど、複数の日本が抱える時事問題をうまく取り込んだもんだ。でも一番のメインであるオタクの設定が甘いと感じるんだな。もっとオタクだからこそ知っているってところがないとね。本作の廃駅って一般にも有名なものばかり。これじゃちょっとね。
    もっとも誰も知らないんじゃ、リアリティに欠けることになっちゃうか。匙加減が難しいね。

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    2020年09月26日
  • 帝都地下迷宮

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    ネタバレ

    お勧め度:☆6個(満点10個)普通に小説としては面白かったが、ミステリーとはちょっと違う気がする。プロットもしっかりしていて、読みやすかったけれど、何というかいつもの中山さんの作風らしからぬように思える。まあ、初めての鉄道ミステリーだからかもしれないけど・・・。内容は廃駅オタクの主人公が迷い込んだ地下駅で、潜んでいた集団と関わりをもつ羽目になった公務員の冒険小説みたいな感じ。その中で殺人が起きて、公安やら警視庁から追われることになる。最後に真犯人がどうなるのかはぼかされていたけど、それはそれで有りかも。

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    2020年09月06日
  • 逃亡刑事

    匿名

    粗暴な男言葉を使う体格のいい美人刑事という設定は必要だったのか。
    他人に対する態度があまりに悪く感情移入できなかった。
    結局解決していないところもあったし、すっきりしないですね。

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    2020年09月04日