中山七里のレビュー一覧
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「ヤツデの一家」新川帆立
「大代行時代」結城真一郎
最近の話題で面白い。さすが『#真相をお話しします』の作者。
「妻貝朋希を誰も知らない」斜線堂有紀
すごくいたたまれない気持ちだった。近年になって受け入れられつつあるとはいえ、田舎の閉じられた世界でなんの支援にも繋がっていない10代の子ども。
「供米」米澤穂信
近代文学界の当事者であろう主人公とその友人と。美しいラストだった。感動した。(文ストの横溝正史を重ねました)
「ハングマンー雛鵜ー」中山七里
シリーズもののひとつのよう。復讐代行。
「ミステリ作家とその弟子」有栖川有栖
コテコテの時刻表ミステリ読みたくなった。それにプロットを考える作家さんの思考回路ってこんなかんじなんだって大御所作家の指南を読んでいて思いました。
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犬養隼人シリーズ6
ラスプーチン 二十世紀初頭のロシアの怪僧
ロシア皇太子の血友病を治したとされ
帝政ロシアで皇帝とも近しくなった呪術医
うーむ、ネタバレ全くなしとなると
なに書けば良いのか悩みますね
不治の病、痛みが大きい病、
なかなか治療が進まないと
精神的にも金銭的にも悩みが深くなります
民間医療、呪術的な治療、健康食品、サプリ等
何かしら少しの期待に頼りたくなります
それが、子供なら尚更
その民間療法とラスプーチンという名を結びつけ
現代風に問題提起する中山さん凄いです
文庫化されている犬養シリーズは、ここまで
あとは、文庫化待ちです
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司法解剖がテーマのテレビ番組「医学の窓」に出演した光崎藤次郎は、予算の問題について「世の中の問題の九割はカネで解決できる」と身も蓋もない言い方をしたことで炎上してしまう。それだけでなく、翌朝放送局のホームページには「親愛なる光崎教授殿」で始まり、「これからわたしは一人だけ人を殺す。絶対に自然死にしか見えないかたちで」と述べた犯行予告が書き込まれてしまう。
やはり読みとばしてしまっていたヒポクラテスシリーズ第4弾。光崎が助教時代の出来事も絡む、重要な回。犯行予告が書き込まれたことで、一見問題なさそうな死体であっても、万が一を考えて古手川が解剖するように促す→真琴が協力→光崎が解剖→新事実発見という流れ。ちょっと強引すぎて、実際にはこうはならないだろうなぁとは思うけど、解剖しなけければこんなにも真実が見落とされるのかと思うとそれは恐ろしい。今回違うのは、いつもは解剖することにしか興味のない光崎が、遺体となる前のその者の様子を気にするそぶりを見せるところ。最後には光崎の解剖室外の様子も見られて驚く場面も。シリーズ第1作以来の津久場の登場もあり。 -
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刑事犬養隼人シリーズ第六弾。
テーマはカルトと民間医療。
娘の入院仲間が自宅診療に切り替え、死亡。
その体には不審な痣が..
両親はDVを否定。
病死と診断されるも納得のいかない犬養。
さらに、翌月、女性の自殺死体。
この死体にも同様な痣が多数...
こちらも自殺として事件性なしと判断されるも、犬養は、その痣の謎を捜査していきます。
そしてたどり着いた謎の医療団体。
高額な民間医療を提供する謎の医療団体はカルト。
そして、その医療団体で病気が治ったと宣言するアイドル。その影響力。
カルトの典型的な展開ですね。
犬養Vs医療団体の代表となって犬養がコテンパンに医療団大代表をやっつけると思いきや..
という展開です。
藁をもすがる思いで民間医療に走る患者の気持ちもわかります!しかし、それを食い物にする団体が一番の問題。
ミステリ要素よりも、民間医療に対する筆者の想い、患者の想い、社会への批判を強く感じさせる物語でした。
お勧めです!
これまた順番通り読んでいきましょう! -
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鯨と煙の冒険(『百瀬、こっちを向いて』番外編/中田栄一)
一服広場の謎(『防犯探偵・榎本径』シリーズ番外編/貴志祐介)
皇帝の宿(『校閲ガール』番外編/宮木あや子)
街で立ち止まる時(『ススキノ探偵』シリーズ番外編/東直己)
同窓会(『君たちに明日はない』シリーズ番外編/垣根涼介)
心の距離なんて実際の距離にくらべれば、(『遠くでずっとそばにいる』番外編/狗飼恭子)
平和と希望と(『さよならドビュッシー』番外編/中山七里)
ゴロさんのテラス(『春を背負って』番外編/笹本稜平)
雁首仲間(『天地明察』番外編/冲方丁)
落としの玲子(『姫川玲子』シリーズ番外編/誉田哲也)
オレンジの水面(『北天の馬たち』番外編/貫井徳郎)
多田便利軒、探偵業に挑戦する(『まほろ駅前』シリーズ番外編/三浦しをん)
小説を読んだことがなくても映像作品を見たことがあったり、全く知らないシリーズは少なかった。