中山七里のレビュー一覧

  • ワルツを踊ろう

    これは

    これはミステリではなくギャグです。
    リストラされた自称エリートの主人公が面白い。
    限界集落の老人たちが閉鎖的なのはわかるが、主人公のトンチンカンな行動が笑える。
    リストラされた時点で自分の能力を知ればいいのに、能力もないのに余計なことをして村八分。
    唯一愛犬が殺されてしまうところは可哀想だったが、それ以外は自業自得でしかない。
    最後に能見が主人公を評しているがその通り。
    了衛さん!リストラされたらとりあえず再就職からスタートですよ。

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    2020年09月04日
  • 帝都地下迷宮

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    なんだろう。舞台設定は興味津々この上ないのに、ストーリーがイマイチ盛り上がりに欠けた。犯人探しなのか自由奪還なのかどちらかに絞った方が良かったかも。続編に期待。

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    2020年09月03日
  • 帝都地下迷宮

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    地下に空間があったら…小学生の頃に考えていたなぁ。ふふふ。
    秘密にしたいことはどうしてもあるのだろうけど、隠しておけばいいというものでもないような。認めるところは認めてほしいもんだ。

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    2020年08月27日
  • 帝都地下迷宮

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    本来、国や行政が守らなければならない人々が、逆に国によって迫害されている。帝都地下迷宮の人々は国の御都合で消された人々。彼らは主人公にとって己の良心の価値を問い直すものであった。手助けを決めた時、損得勘定はなかった。義務感と倫理感が背中を押してくれた。他人に尽くそうとする誠意は限界を作らない。ちっぽけな一人の公務員が己のできることのめいっぱいを振るって粉骨する背中は紛うことなき善。

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    2020年08月15日
  • 帝都地下迷宮

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    鉄道オタク(廃線跡鉄)の公務員・小日向。廃駅・地下鉄銀座線萬世橋駅を歩いているとそこで暮らす人々に遭遇する。なぜそこで暮らしているのか。そこの住人の一人が殺され、捜査一課と公安が捜査に乗り出す。小日向も地下の仲間とともに真相を解明しようと試みる。
    鉄の要素ありの私としては、その面で多少興味が沸いて読み始めた。しかしなあ、社会派なんだけれど、まあ、どうに現実味がないというか、設定が無理ありありかなあ。鉄道に関するところは目を大きく開いて読む、内容全体的には少々残念。

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    2020年08月08日
  • ハーメルンの誘拐魔 刑事犬養隼人

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    ネタバレ

    子宮頸がんワクチンを巡る、狂言誘拐の話。
    黒幕だと思われた人の背景にもう一人首謀者がいる。その犯人に行きつくまでの展開がもう少しスピーディだともっと面白かったと思う

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    2022年12月20日
  • 帝都地下迷宮

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    廃駅鉄というのが本当にいるのかは知らないが、序盤はよかった。

    ただのフィクションとして読めば良いのだろうが、原発問題の絡め方や役所の姿勢の描き方が単純にすぎると思える。

    鉄道マニア間の連帯感は心が温まる。

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    2020年06月24日
  • スタート!

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    公的な立場にあるから私憤や個人的な反論は許されない。それを知悉したうえでの揚げ足取り。人間が心底残忍になれるのは凶器を手にした時ではない。大義名分を手にした時。大義名分と己の正義を手中にした者は、誇らしげに人を刺す。それが刃でも言葉でも構わない。相手が言葉を持たぬ者でもかよわき者でも構わない。己を突き動かす熱情が冷めるまで延々と牙を剥き爪を立て続ける。描きたかったものは善人たちが隠し持つ悪意に他ならない。善良が邪悪に、被害者が加害者に一転するにはほんの些細なきっかけで足りる。

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    2020年05月30日
  • もういちどベートーヴェン

    購入済み

    もういちどベートーヴェン

    登場するだけで安心できる 岬先生が 司法修習生時代の物語。いつでもブレずに 安定の岬先生が出来上がるまでの 葛藤と苦悩が描かれています。ベートーヴェンの激しさと厳しさの中にある哀しみが 岬先生とリンクしています

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    2020年05月16日
  • スタート!

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    自慢じゃないけど(自慢です)、去年は劇場で映画を300本観ました。それでも年間に公開される総数からすると3分の1にも満たない程度しか観ていないわけで、毎日どこかの撮影現場で大なり小なりこんなドタバタが起こっているのかと思うと愕然とします。

    エンドロールでよく目にする「◯◯製作委員会」をいつも謎に思っていた私は(調べろよ(^^;)、それがどういうものかわかってスッキリ。

    しかしなんぼドンデン中山センセの作品であっても、ミステリーとしてはイマイチと言わざるを得ないから、映画をあまり観ない人にはイマサンぐらいかも。

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    2020年02月10日
  • 逃亡刑事

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    「アマゾネス」と呼ばれる女性刑事が警官殺人の濡れ衣を着せられ、その事件の目撃者である8歳の少年とともに逃げながらも犯人に立ち向かう。

    女性刑事と8歳の少年のアンバランスながらも、妙に上手くハマった名コンビ感が面白い。また、中山七里の過去作品である「ヒートアップ」に登場したインテリヤクザの山崎が存在感たっぷりに再登場し、御子柴弁護士もリップサービス程度だが登場して、中山七里作品愛読者には嬉しい演出。ただ、私の個人的感想ではあるが、女性刑事・高頭の図体がデカく、粗暴な男言葉を使い、しかしながら、顔はそこそこ美人という人物像がいまいちビジュアル的にイメージ出来ないまま終わってしまったのが難点。

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    2020年01月31日
  • 中山七転八倒

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    七里先生のエッセイ。連載をまとめたもの。驚いたのは、本を書く際、取材をしないこと。あまりデビューして長くはないのにものすごい作品数だということ。
    七里本、読破するぞ!

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    2019年08月06日
  • サイドストーリーズ

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    まあまあまあ、短篇は得手不得手があるので全体的な評価は 微妙になってしまいました。
    しかし、自分が思い入れがある作品のサイドストーリーはやはり気になります。
    百瀬~の田辺くんを主人公とした『鯨と煙の冒険』はよかった。百瀬~でも田辺くんのキャラクターは光っていたのでこの話が読めて嬉しかったです。
    『多田便利軒、探偵業に挑戦する』は話はどうということもないのですが、相変わらずの多田×行天コンビにニヤつきます。
    ただ全てのストーリーにJTの企画らしく必ず煙草、喫煙シーンがあって(不必要に)もうそれだけで気持ちが削がれた。
    今の世にこういう企画は合わないと思う。

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    2019年05月31日
  • 逃亡刑事

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    入り口は面白そうで読み進めたけれど、後半はかなり突拍子もない展開でした

    あの町について書きたかったのかもしれませんが、その後が帳消しにしてしまうような展開です

    辻褄が合っていないような部分もあるし、解決していない問題もあり、なんか消化不良気味です

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    2019年04月09日
  • 逃亡刑事

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    4月-2。3.0点。
    児童養護施設から脱走した少年が、刑事殺人の目撃者に。
    主人公は「アマゾネス」と呼ばれる、豪腕の女刑事。
    題名の通り、逃亡することに。

    スピード感はさすが。2時間ドラマのようなストーリー。
    あっさり読める。

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    2019年04月02日
  • 逃亡刑事

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    「アマゾネス」の異名を持つ刑事・高頭冴子は、
    刑事殺しの容疑者になってしまう。
    彼女の無実を証明できるのは、なんと8歳の少年だった───

    目撃者の少年を守りながら逃げ回るうちに、冴子に芽生えてくる女性の部分というか、変化が良かった。
    賢い少年と、子どもにどう接したらいいのかわからず振り回される大人の話は大好物です。

    労働者の町A地区に暮す佐古ジイとセンセイもとてもいい味で。
    警察署の襲撃方法に度肝を抜かれた。
    「地震か??」まさか?これは想像を超えた(笑)

    御子柴弁護士の名前が出た時には、もしや?と期待してしまいましたが。

    養護施設の虐待問題はどうなったのか?など、少しモヤモヤは残り

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    2019年02月20日
  • 中山七転八倒

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    中山七里氏の日記。
    中山氏の作風には違いがありすぎる。これってやっぱりゴーストライターじゃ・・・・・?そんな疑問の答えが本作にありました。
    作家の芯の顔を見ることが良いか悪いか・・・
    エッセイやこのような日記など読み終わりの気持ちは複雑になる。

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    2018年10月29日
  • 中山七転八倒

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    締め切り直前にトリックが使えないことが判明。栄養ドリンクを一気飲みし徹夜で考え抜く…。どんでん返しの帝王がプロットの立て方や原稿の進め方、編集者とのやりとりを赤裸々に告白する

    中山七里は多作な作家だとは思っていたけれど、年6冊をノルマ並みにこなしていることに驚く。栄養ドリンクをがぶ飲み、机に座ったまま20時間以上居眠り…、そんなに身を削って大丈夫なのだろうか。締め切り直前にトリックが使えないことに気づくというのが2年続けてあったことに驚くけど、どうやって切り抜けたかもっと赤裸々に描いて欲しかった。
    (Ⅽ)

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    2018年09月25日
  • 総理にされた男

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    前半は文句なし

    ストーリー前半はさすがの中山さん。主人公の受難と対応力にぐいぐい引き込まれる。
    ただ後半の主人公にカタルシスを感じるかどうかは人によるかな?個人的にはえっ?て感じで終わってしまった。

    あと作中の経済論や安保関連なんかの解説は結構おかしい部分もあるけど、あくまで話の中の議員たちが言ってるだけだから嘘でも許されるでしょう。フィクションだし(笑)

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    2018年05月07日
  • 連続殺人鬼カエル男

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    猟奇的な殺人に添えられた稚拙な文章の犯行文、一連の殺人が、街を人を狂気に陥れて行く...。タイトルからは想像もつかない社会派ミステリーで、刑法39条(心神喪失及び心神耗弱)をテーマに据えています。日本の刑法は、意思を持たない者の行為を罰することができません。法律が定める意思とは何でしょうか。ミステリーとしては極上ですが、本音を言え ば後味が悪かったです。先に読んだ王とサーカスが可愛いと思えるくらい。

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    2025年12月21日