中山七里のレビュー一覧
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犬飼隼人シリーズ。
本シリーズについてはバラバラに読み進めている。
タイトルにある「ラスプーチン」といえば、帝政ロシアの怪僧。
色々な逸話があるため、伝説的でなんとも言えぬ悪の魅力がある。
さて、そんなラスプーチンに例えられたのは…ナチュラリーという民間医療の主宰、織田豊水という男。
怪しげな根気棒なるもので体を叩くと不治の病、癌が治る!
…そんなわけあるかい!
と思うのは、私が健康そのもの(人間ドックが人生の中で一番成績がいい)だからだろう。
苦しむ人が医療以外に救いを求めることを笑うことなどできようか。
けれど、おかしいものはおかしいんだ。
物語は、プロローグがなぜプロローグか、に -
Posted by ブクログ
ネタバレこの作品がフィクションであることを理解しつつ東日本大震災後の政治家や東電の混乱、それによって起きた日本の危機を思い出しながら読み進めた。あれから十数年が経ったが、東京にいながらもあの時の恐怖や混乱は忘れられない。
そのため読み進めていく中でも非常に重たい気持ちになりながら、あの時に同じような事が起きないとも限らなかったのだと改めて国にとって重大な危機であったのだと認識した。
加瀬が人知れず英雄になったことや純一がテロに手を貸してしまった行などややご都合主義な面があった事も否めない。しかし最後に助からないと分かっていても加瀬が幸せになって欲しかった -
Posted by ブクログ
フォローしている方のレビューを読んで「読みたい」に入れていた本。
陸上200m走でオリンピックを狙う市ノ瀬沙良は交通事故に巻きこまれ左足を切断せざるを得なくなる。加害者は隣家の幼馴染みの相楽泰輔だったが、沙良が隣家で引き籠る泰輔に恨みを募らせる中、泰輔が部屋で殺害された姿で見つかる…。
ここから物語は二つの流れに。
ひとつは、泰輔の事件を追う警察の捜査。こちらには、犬養隼人刑事と御子柴礼司弁護士が登場。完璧なポーカー・フェイスを操る御子柴に食い下がる犬養。丁々発止のやり取りが楽しめる。
もうひとつは、沙良が義足のランナーとして再び200m走に挑んでいくお話。パラアスリートを巡る世界を描いて、