中山七里のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
フォローしている方のレビューを読んで「読みたい」に入れていた本。
陸上200m走でオリンピックを狙う市ノ瀬沙良は交通事故に巻きこまれ左足を切断せざるを得なくなる。加害者は隣家の幼馴染みの相楽泰輔だったが、沙良が隣家で引き籠る泰輔に恨みを募らせる中、泰輔が部屋で殺害された姿で見つかる…。
ここから物語は二つの流れに。
ひとつは、泰輔の事件を追う警察の捜査。こちらには、犬養隼人刑事と御子柴礼司弁護士が登場。完璧なポーカー・フェイスを操る御子柴に食い下がる犬養。丁々発止のやり取りが楽しめる。
もうひとつは、沙良が義足のランナーとして再び200m走に挑んでいくお話。パラアスリートを巡る世界を描いて、 -
Posted by ブクログ
作家刑事毒島シリーズ第二弾!
作家になる前の刑事の時の物語。
短編連作で、裏の真犯人を追い詰めていくというもの。さらに犬養も若手で登場、毒島の元で鍛えられている設定。
全ての事件で毒島の毒舌が冴えわたります(笑)
■不倶戴天
この世に共存できない、どうしても許せないと思うほど深く恨むこと。
皇居周辺で二人のビジネスマンが射殺。
犯人は、自意識とプライドばかりが高い男。毒島がこき下ろします。楽しい。
■伏竜鳳雛
まだ世に知られていない大人物と有能な若者とたとえ。
新人賞に落選し続ける男が出版社を連続爆破。
これまた、犯人はありがちの設定..
■優勝劣敗
すぐれたものが勝ち、劣ったもの -
Posted by ブクログ
フォロワーからの相談に的確なアドバイスを送ったり、グルメレポをきっかけに潰れかけのラーメン屋を復活させたり、どこにも流れていない芸能人の薬物情報などを言い当てたりと、絶大な影響力を誇ってきたインフルエンサー・〈市民調査室〉。しかしこのインフルエンサーはやがて複数の真実の中に細かなウソを混ぜるようになり、やがてそのフェイクニュースに惑わされた複数のフォロワーたちの影響で対象は炎上、ついには自殺する者まで出てしまう。以前から市民調査室の文章に偽善の匂いをぷんぷん感じていた警視庁直轄のサイバー犯罪対策課に所属する延藤慧司(えんどうけいじ)は、上司から捜査の指示を受ける前に〈市民調査室〉を追い始める