中山七里のレビュー一覧

  • 静おばあちゃんにおまかせ

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    この作品は所謂「安楽椅子探偵」ものだが、そこは流石の中山七里。普通の安楽椅子探偵ではない。
    別のシリーズで主役になっている犬養隼人がちょこっと出たりしながら、こちらの主役は割とほんわかキャラクターで話が進んでいく。
    作品全体としては普通の出来だが、最後の最後にファンタジー要素が飛び出してきたのは驚いた。
    この作品は第二弾が刊行されているようだが、どうやって次作に繋がることやら…。それも楽しみに次作も読んでみたい。

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    2023年06月20日
  • 越境刑事

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     高頭冴子は同期で千葉県警本部生活安全総務課に所属する山野美香から、この半年で中国人留学生や就労者の行方不明届が頻発しているという話を聞く。彼らが皆、東トルキスタンのウイグル自治区出身者であることを不審に思っていた矢先、ついに同じウイグル出身者であるヤシンジャン・カーリの遺体が見つかったことで、冴子が所属する捜査一課も犯人逮捕に向けて本格的に動くことになる。そして、話を聞いたカーリの恋人であるというグゼルはなんと、「カーリを殺したのは中国政府かもしれません」と証言する。

     『逃亡刑事』に続く、高頭冴子シリーズ第2弾。国を超えて、そして公安でありながら殺人を犯してまでもウイグル人迫害をすすめる

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    2023年06月08日
  • 騒がしい楽園

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    う〜ん、今回はちょっと物足りなかったなあ(/ _ ; )

    『幼稚園の騒音問題と待機児童問題
    そんな中事件が続き、教諭達は対応に追い立てられ、園児や保護者は不安な日々を過ごす___』

    先読めちゃったし、帯に書いてあるし
    冷静沈着で適正な判断力がうりの舞子先生
    そんなしっかり者の舞子先生へ、次から次へとのしかかる保護者や園長からの重圧がこっちにも伝わって来て、ちょっと疲れた。。。

    それでも中山さんはやめられない
    次行こう!!

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    2023年06月06日
  • 越境刑事

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    中国公安と民族迫害に巻き込まれた高頭と郡山、内容が内容だけに現実味が有りすぎて怖かった。
    あまりにも拷問シーンが細かくて、引いてしまった。

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    2023年05月31日
  • 笑え、シャイロック

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    曲者揃いを相手に貸したカネを取り返す金融ミステリ

    超優秀な回収マン山賀が自身の矜持を漏れなく部下結城に開陳、教育していた矢先に死んでしまう
    その薫陶を受けた部下が業務を引き継ぎ揃いも揃って訳ありな債務者からカネを取り返す成長過程を見ることが出来、同時に山賀殺害の捜査に協力していく

    返済方法が少々アクロバティックな点は否めないが、そちらの方に話をのめり込んでしまい、山賀の死のことは忘れていた
    あれだけクセ強な山賀。もう少し生前の活躍が見たかった

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    2023年05月28日
  • 越境刑事

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    とにかくえぐい。というか悲しかった。
    拷問の描写をここまで詳細に書かれてしまうと、気が遠くなってしまうし、自分の精神状態もなんだかおかしくなってくる。中国のことを悪し様に描くのもフィクションとはいえ、どんなものなのだろう。ラストにかけての解決編がすんなりといきすぎてむしろ拍子抜け。こんなに残酷でもラストまで気になってしまうのは作者の筆力なのだろうけど、なんだかとても複雑。このシリーズ今後も刊行されるのだろうか。

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    2023年05月25日
  • 越境刑事

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    69 タイトルのまんまで越境しすぎや。ここまで書いたんだったらもっと詳細な弾圧の実態を書いたらよかったのに、終盤は酷い描写ばかりだったので、国家の犯罪がかえってぼやけた感じがするぐらい

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    2023年05月23日
  • 騒がしい楽園

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    幼稚園が舞台なのに待ち構える展開は相変わらずハード。
    騒音トラブルや待機児童などの社会問題、園内で立て続けに発生する陰惨な事件など、どれも一筋縄ではいかない。
    これに対し、幼稚園教諭の神尾舞子はどう立ち向かうのか。
    前作では見えてこなかった彼女の内面や人間性が垣間見えるのも良い。

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    2023年05月20日
  • セイレーンの懺悔

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    ネタバレ

    最後に上司戻ってきて欲しかったな。
    報道じゃなくて警察の誤認逮捕かと思ったらまさか親が殺してるなんて思わなかった。
    手を加えた再婚夫も悪いけども自分の子供なのに子どものためにクソ男と別れることも出来ずに娘に冷たい母親ももはや共犯者のようだった。

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    2023年05月19日
  • 殺戮の狂詩曲

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    御子柴弁護士シリーズ第6弾

    実際に起こった大量殺人事件を題材にするその手法は既に定番化している。それに加えて池袋の事件で有名になった「上級国民」も使用し、だいぶ殺人鬼忍野の思考回路も明確になっている。洗脳・刷込みが人間をこうまで変えることができるなんて、言葉というのは本当に武器なのだと思い知らされた。少し頭が良ければその邪悪さに気づいて殺人までは行かないのだが、それを上回る狡猾さが加わった邪悪はまさに鬼に金棒である。

    現行の法律では永山基準で2人がボーダーラインとなっているが、精神に異常が認められればこの基準は適用されない訳だが、異常が認められた際には何人までの上限かが現行では明確になって

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    2025年02月15日
  • 静おばあちゃんと要介護探偵

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    中山千里さんの作品が好きで手に取った作品。
    静おばあちゃん→静おばあちゃんにおまかせ
    要介護探偵→さよならドビュッシーに出ている玄太郎爺さんらしい。
    玄太郎爺さんは初見でしたが、別の作品に出てくる個性の強いキャラを絶妙にコラボさせてしまう中山千里さん流石でした。
    二人の掛け合いが楽しく軽快に読めた短編集でした。

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    2023年05月16日
  • 魔女は甦る

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    いやぁ、いいですねぇ❗️
    中山作品はこれで3作品目ですが、もうすっかり虜になってしまいました。
    カエル男の刑事が出てるのもいいですし、猟奇殺人事件があのような形で展開していくのは、かつての日本の公害問題なども思い出させ、エンタメと文学感のバランスが程よく、楽しみながらも毎回色々と考えさせられるのもgood‼️
    続きもとても気になりますが、次は大人しめだという『さよならドビュッシー』にいってみようと思います。

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    2023年05月09日
  • ヒポクラテスの試練

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    シリーズ3作目
    コロナ禍に読むと、ウィルスと寄生虫、感染経路の違いはあるものの恐怖を感じずにはいられませんね

    話の筋には、いろいろと無理があるかな(パワーバランスが変だ)
    結末は、最低最悪、気分が悪くなる話でした

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    2023年05月02日
  • 越境刑事

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    女性の作者は女性の登場人物に容赦ない。
    主人公の刑事が受ける拷問は男が考える限界を軽く超えている。(読まないとこれはわかりません)
    さてこの小説はウィグル問題を題材にしていて、それを日本人に知らしめるためとしては成功していると思う。自分も正直ここまでとは知らなかった。
    一方で中国側を完全なる悪として表現されている。致し方ないとは思うけど。
    星が伸びなかったのはシナリオは比較的シンプルだったこと。ただ社会問題を題材にしているのであまりシナリオを捻りすぎると本来の目的が達成されないかもしれないのでこの程度の良いのかもしれない。

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    2023年04月27日
  • 作家 超サバイバル術!

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     作家業は儲かるの?ドラマや映画に採用されたらどれぐらいギャラが貰えるの?
     知りたいけど、なかなか知る事が出来ない作家の苦労話やおいしい話がここに!
     世の中そんなに甘くないって痛感しました!

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    2023年04月16日
  • 越境刑事

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    フィクションとはいえ、中国の周政権への批判的描写が凄まじく、大丈夫?って心配になる

    最後は、フィクションだなーという内容になるけど、そこまではかなり真実に近いのではないかと、、、

    もっと中国が行ってるジェノサイドに対して声を上げていかなきゃダメですね

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    2023年04月02日
  • 闘う君の唄を

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    主人公は幼稚園の新任教諭
    作品の前半は、子供達が幼稚園だった頃を思い出しながら読んでいた
    当時は「モンスターペアレンツ」という言葉はなかったけれど、そんな感じの人もいたなあ
    違うクラスのお遊戯の主役が沢山いて、ちょっとビックリした事もあったし
    運動会のかけっこも、優劣つけたくない理由でみんなで走るという話も何処かで聞いた事あった

    作品の後半は、渡瀬さんが出てきてから真犯人をつきとめに話が行くんだけど、今回は途中で犯人わかってしまった
    いつもの様に騙されたかったよ(笑)

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    2023年03月26日
  • もういちどベートーヴェン

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    ミステリですが、ゾクゾクするような展開はなく、驚くような犯人でもないです。
    謎解きを楽しむというよりも、シリーズ通してのストーリーを楽しむ作品なのかなと思いました。

    他の作品も読んでみたいです。

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    2023年03月24日
  • セイレーンの懺悔

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    マスコミは視聴者を惑わすセイレーンなのか?メディアの根本的問題を含め、報道の現場がリアルに描かれたミステリー。

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    2023年03月23日
  • 作家 超サバイバル術!

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    ネタバレ

    【目次】1 作家と新人賞/2 作家とおカネ/3 作家と映像化/4 作家と執筆スタイル/5 作家と編集者/6 作家とインプット/7 作家とSNS/8 作家と戦略/9 作家と文学賞/10 作家と営業/特別鼎談

    結論は……ごく真っ当なものだった。

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    2023年03月18日