中山七里のレビュー一覧

  • 騒がしい楽園

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    ネタバレ

    タイトルが何かを示唆しているのか
    どんでん返しなら最後の詰めの部分は
    登場していても、たいした役割がない人物が怪しい
    真相は二段構え
    あやしいひとの種まきとノーマークの人物の刈り取り
    動機はねぇ。。。やったあとにそんなになるなら
    そこまで遠くを見ることができるなら、やるなよ
    なんとか今をしのいで、他の方法考える時間あったでしょ
    子どもたちはねぇ、受けとめ難い現実を必死に
    先天か後天か綺麗な優しい世界で必死に受け止めて
    もしもリアルな子供たちがこういう行動をしめしたら
    それは素敵なことだし、しめさなくてもそういうもんだという創作物

    0
    2023年08月02日
  • ヒポクラテスの試練

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    ネタバレ

    間違えて3冊目から読んだけど、単発の事件なので問題なし。
    肝臓ガンで死んだ人たちは実はエキノコックスの変異体が原因だった。
    感染源を特定するため、アメリカへと飛び立つが、そこには中山七里らしいどんでん返しがまっている。
    イヤラシい議員達が秘密にしたかった事、根底にある人種差別、なかなか胸糞悪くなるテーマの話だった。

    0
    2023年08月02日
  • 月光のスティグマ(新潮文庫)

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    話がぶつ切りで、いまいち入り込めない。もう少し一つの出来事を掘って欲しかったかな。どんでん返しと帯に書いてあったけど、伏線は特に張られていなく、新しい事実が出てきただけ。それはどんでん返しなのか?

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    2023年07月29日
  • 人面瘡探偵

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    07月-13。3.0点。
    続編出たため、再読。
    旧家の遺産相続に関する連続殺人。相続鑑定士が主人公、人面瘡を左肩に持つ。

    0
    2023年07月25日
  • 魔女は甦る

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    無惨に惨殺された死体から始まるストーリー。捜査員の過去とか特に麻薬を憎む警視庁の方の過去の家族の話しとか惨たらしくキツイです、、、、

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    2023年07月17日
  • 作家 超サバイバル術!

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    新人デビュー作家が二作目、三作目といかにして執筆し続けていくかのヒントをくれる本です。
    しかし作家さんはひたすら物語を紡いでいるのがよくわかり、その苦悩は到底理解に及べませんでした...。
    もちろん私自身作家は目指してませんが、業界の厳しさもその業界に対するお三方の熱意もひしひしと伝わってきました。
    読者としては盛り上がってほしい一心でありますし、気になった本は出来るだけ購入したくなりました。


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    2023年07月07日
  • 帝都地下迷宮

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    ネタバレ

    国のミスで被爆した人達が、地下でこっそり生きている話。
    どうして被害者なのに
    地下に押し込まれなきゃいけないんだろう。
    確かに、何か氾濫を起こす可能性は容易にあると思う。
    だけど、それ以前に
    医療費の補償とか
    それこそ地下にもっとちゃんとした住宅を用意するとか
    できることはいっぱいあるはずなのに。
    権力をもったずるい奴らに
    潰されてしまうのが悲しい。
    それを公安が監視してる世の中も
    違和感だらけだし。
    あるような、ないような。
    そんな世界が描かれた話。

    0
    2023年07月07日
  • 月光のスティグマ(新潮文庫)

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    読み終わってみると、主人公不運過ぎないか?と思う程色々な出来事が起きていたけど飽きずに読めた。
    いつもと比べて読んだ後のスッキリ感はない気はするけど面白かったです。

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    2023年07月07日
  • 月光のスティグマ(新潮文庫)

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    ストーリーはスリリングなものでしたが、人と人の繋がりの深さが、今一つ実態感がなく、感情の傾斜に少しついていけなかった。

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    2023年07月03日
  • アポロンの嘲笑

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    震災直後の福島を舞台に、逃走した殺人犯が命懸けで原発へのテロを防ぐ。2回の震災を経験した人たちの運命がとても苦しい作品でした。
    自分も阪神大震災を経験したので、自然の力の前で感じた人間の無力さを思い出しました。

    0
    2023年07月02日
  • 闘う君の唄を

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    モンスターペアレントと闘う新米幼稚園の先生。
    実は、人には言えない悩みがあった。
    単純に面白く読めた。不覚にも涙した。
    子どもの純真な心には救われる思いがする。

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    2023年06月29日
  • 作家 超サバイバル術!

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     新人作家さんが、その後売れっ子作家となるのにはどうしたらいいのか?中山七里さん、知念実希人さん、葉真中顕さんが、自らの経験を踏まえて指南してくれるエッセイ集です。

     この3人の作家さんは何冊か読んでいるので、スゴく興味深く楽しく読み切ることができました。佐藤青南さんの4コマ漫画やイラストもよかったですね!作家さんの苦労がよくよくわかります。

     私は作家を目指しているわけではもちろんないのですが、それでも、この3人の作家さんが新たにブレイクする作家さんに期待する熱気のようなものを感じます。新人作家さんがこの作品を読んで、いい作品を世に送り出す…そんな作品を沢山読めたらいいなって思います。も

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    2023年06月27日
  • 静おばあちゃんにおまかせ

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    この作品は所謂「安楽椅子探偵」ものだが、そこは流石の中山七里。普通の安楽椅子探偵ではない。
    別のシリーズで主役になっている犬養隼人がちょこっと出たりしながら、こちらの主役は割とほんわかキャラクターで話が進んでいく。
    作品全体としては普通の出来だが、最後の最後にファンタジー要素が飛び出してきたのは驚いた。
    この作品は第二弾が刊行されているようだが、どうやって次作に繋がることやら…。それも楽しみに次作も読んでみたい。

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    2023年06月20日
  • 越境刑事

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     高頭冴子は同期で千葉県警本部生活安全総務課に所属する山野美香から、この半年で中国人留学生や就労者の行方不明届が頻発しているという話を聞く。彼らが皆、東トルキスタンのウイグル自治区出身者であることを不審に思っていた矢先、ついに同じウイグル出身者であるヤシンジャン・カーリの遺体が見つかったことで、冴子が所属する捜査一課も犯人逮捕に向けて本格的に動くことになる。そして、話を聞いたカーリの恋人であるというグゼルはなんと、「カーリを殺したのは中国政府かもしれません」と証言する。

     『逃亡刑事』に続く、高頭冴子シリーズ第2弾。国を超えて、そして公安でありながら殺人を犯してまでもウイグル人迫害をすすめる

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    2023年06月08日
  • 騒がしい楽園

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    う〜ん、今回はちょっと物足りなかったなあ(/ _ ; )

    『幼稚園の騒音問題と待機児童問題
    そんな中事件が続き、教諭達は対応に追い立てられ、園児や保護者は不安な日々を過ごす___』

    先読めちゃったし、帯に書いてあるし
    冷静沈着で適正な判断力がうりの舞子先生
    そんなしっかり者の舞子先生へ、次から次へとのしかかる保護者や園長からの重圧がこっちにも伝わって来て、ちょっと疲れた。。。

    それでも中山さんはやめられない
    次行こう!!

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    2023年06月06日
  • 越境刑事

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    中国公安と民族迫害に巻き込まれた高頭と郡山、内容が内容だけに現実味が有りすぎて怖かった。
    あまりにも拷問シーンが細かくて、引いてしまった。

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    2023年05月31日
  • 笑え、シャイロック

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    曲者揃いを相手に貸したカネを取り返す金融ミステリ

    超優秀な回収マン山賀が自身の矜持を漏れなく部下結城に開陳、教育していた矢先に死んでしまう
    その薫陶を受けた部下が業務を引き継ぎ揃いも揃って訳ありな債務者からカネを取り返す成長過程を見ることが出来、同時に山賀殺害の捜査に協力していく

    返済方法が少々アクロバティックな点は否めないが、そちらの方に話をのめり込んでしまい、山賀の死のことは忘れていた
    あれだけクセ強な山賀。もう少し生前の活躍が見たかった

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    2023年05月28日
  • 越境刑事

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    とにかくえぐい。というか悲しかった。
    拷問の描写をここまで詳細に書かれてしまうと、気が遠くなってしまうし、自分の精神状態もなんだかおかしくなってくる。中国のことを悪し様に描くのもフィクションとはいえ、どんなものなのだろう。ラストにかけての解決編がすんなりといきすぎてむしろ拍子抜け。こんなに残酷でもラストまで気になってしまうのは作者の筆力なのだろうけど、なんだかとても複雑。このシリーズ今後も刊行されるのだろうか。

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    2023年05月25日
  • 越境刑事

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    69 タイトルのまんまで越境しすぎや。ここまで書いたんだったらもっと詳細な弾圧の実態を書いたらよかったのに、終盤は酷い描写ばかりだったので、国家の犯罪がかえってぼやけた感じがするぐらい

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    2023年05月23日
  • 騒がしい楽園

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    幼稚園が舞台なのに待ち構える展開は相変わらずハード。
    騒音トラブルや待機児童などの社会問題、園内で立て続けに発生する陰惨な事件など、どれも一筋縄ではいかない。
    これに対し、幼稚園教諭の神尾舞子はどう立ち向かうのか。
    前作では見えてこなかった彼女の内面や人間性が垣間見えるのも良い。

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    2023年05月20日