中山七里のレビュー一覧

  • ヒポクラテスの憂鬱

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    シリーズ何冊目かな?好きなシリーズでなんだかんだ読み続けている。長編の形をした短編集で、おやつのような気軽な読書体験。街なかで、待合室で、時間潰しの隙間時間に最適。これは一応褒めている。

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    2025年06月21日
  • ドクター・デスの遺産 刑事犬養隼人

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    安楽死について考えさせられた。

    回復の望みのない生の残酷さを見せつけられて、思わず目を背けたくなってしまった。正面から向き合いきれないほどの苦しみと絶望を伴った生がそこにあった時、苦痛から解放するための死がそこに存在することを知った。

    法で認められていない以上、安楽死は日本で犯罪となる。一方で、安楽死を選んだことで苦痛から解放される人が確かにそこにいた。

    苦痛から逃れられない生を傍観することは罪ではないのか?ドクターデスからの問いは重い。

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    2025年06月20日
  • 帝都地下迷宮

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    ネタバレ

    小説は設定が命、中山七里先生のとびきりおかしな
    設定と政治社会問題をはらんだ推理小説
    公安警察が出てくると何でもありになるよね
    地下コミュニティの存在理由や、隠蔽の背景が非現
    実的と感じられ、集団が地下生活を受け入れる過程
    や事件後の主人公の心境と行動がいまいち

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    2025年06月19日
  • 秋山善吉工務店

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    前半のほうが面白かった。小ネタがよく出来ていた
    ただメインのストーリーというか展開が少しチープ過ぎた気がする
    普通に読めるかる〜い物語

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    2025年06月17日
  • 隣はシリアルキラー

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    最初の不気味な音、隣人への拭いきれない疑念。あの導入部の緊張感には、間違いなく引き込まれました。
    しかし、物語が進むにつれて様々な要素が盛り込まれ、肝心の「シリアルキラーとの対峙」というメインテーマが薄まってしまったのが非常に残念です。焦点が分散したせいで、サスペンスとしての密度が低くなり、後半はどこか他人事のように読み進めてしまいました。最初が良かっただけに、もっと一つの恐怖を突き詰めてほしかった一冊です。

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    2026年03月25日
  • ハーメルンの誘拐魔 刑事犬養隼人

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    犬養隼人シリーズ第3弾

    記憶障害を患った少女が街中で忽然と姿を消した。誘拐事件として捜査が始まった矢先、第二の誘拐が起きてしまう。

    子宮頚がんワクチン接種の副反応によって奪われてしまった少女たちの未来を思うと、胸が痛む。悪いと分かっているならやめればいい。製薬会社・産科学会・厚労省といった大きな組織と利権が絡まると、悪いならやめるというシンプルなことが通らない現実を突きつけてくる。ワクチン接種の弊害について、知ることができた。

    個人的に一番の印象に残ったのは、捜査員たちが70億円の現金を抱えて大阪の繁華街を駆け巡るシーンだった。調べると10億円の現金が約100kg、確か捜査員10数名での運搬だったので、1人当たり50kgを抱えて東西、南北に全力疾走させられたことになる。誘拐された人質を助けるためとはいえ、あまりの重労働に思わず「もうやめて上げてよ」と声が出てしまった。

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    2025年06月14日
  • 絡新婦の糸―警視庁サイバー犯罪対策課―

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    悪意あるインフルエンサーを盲信するフォロワーたちによる風評被害。一度世に出てしまうとフェイクだろうが広まった噂はなかなか消すことはできない。

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    2025年06月14日
  • 七色の毒 刑事犬養隼人

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    “色”に関係したキーワードを持つ7つの事件を描いている。それぞれの事件は単独だが、最初と最後の事件にはつながりがあって、物語に一体感を持たせていた。

    完全な善人もいなければ、完全な悪人もいない。その人の中に善い面・悪い面があるだけだというようなフレーズが印象に残った。高瀬は、相手の心を読み、読んだ心をうまく誘導して相手の行動を操ることに長けていた。相手の心を思いのままに操るという点では、「嗤う淑女」の美智留と共通する。高瀬の場合は、心を読み操る才を持ちながらも根は善人だった。

    1人の人間の中に、善と悪が同居する。善を積めば徳となり、悪を積めば毒となる。なるほどねと手を打ちたくなるような言い回しだと思った。

    一つずつの事件は短編的に読めるので、切り裂きジャックのときほどの深みはないなと思っていたが、善と悪、徳と毒という7つの事件への共通点に気づいて考えを改めた。

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    2025年06月11日
  • 闘う君の唄を

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    話の展開や、ある程度予想どおりではあったもののお約束の「どんでん返し」はよかったんだけど、やっぱり最後物足りない感じが否めなかった

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    2025年06月07日
  • 夜がどれほど暗くても

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    報道する側が、殺人容疑者の親になり報道される側になって、いろんな社会問題が絡み合うミステリーかと期待したけど、違う展開でした。全体的に話が現実離れしていて、中山七里さんの他の作品ほど、ぐいぐい引き込まれませんでした。

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    2025年06月07日
  • ドクター・デスの再臨

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    ネタバレ

    犬飼シリーズ第7弾

    最新にして最終シリーズかと思いきや
    まだまだ続きそうだし
    ドクターデスの裁判に至っては
    御子柴シリーズで展開しそうで
    読んでいて興奮した(笑)

    が!
    JKギルドのメンバーは容易に想像できたし
    (主犯格は別)
    突然、あまりに突拍子ない展開になったので
    先も読めてちょっと拍子抜け。残念
    犬飼が「不意に違和感が胸を過り…」
    いや、ずっと警告してたよ、わたしゃ( -᷄ _ -᷅ )
    ってなってた(笑)

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    2025年06月07日
  • 作家刑事毒島の嘲笑

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    残りページ少なくなってきて、え、これ終わる??と思ったけどちゃんと終わった。

    このシリーズは毒島ではなく周りの人の視点で進むので、一緒になって毒島なに考えてんのかな〜って追う感じ。

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    2025年06月06日
  • 帝都地下迷宮

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    ミステリーの設定も面白かったけど
    目の前で困っている人がいて

    そんな時どう行動するのか、
    とかそんなことを考えるお話し✩︎⡱

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    2025年06月05日
  • 夜がどれほど暗くても

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    大手出版社の『週刊春潮』の副編集長を務めていた志賀倫成は順風満帆にマスコミ界で君臨していたが、ある日、息子の健輔に、ストーカー殺人を犯して自殺したという疑いがかかり、一気に加害者遺族となり、マスコミの餌食となる。
    しかし、被害者遺族である奈々美と出会い、奈々美は2次被害にもあっており、お互いを知っていくとともに少しずつ変わっていく。
    葬式にたったひとり現れた「ミチル」という女性は、まさか「嗤う淑女」の!?と読者だけに分かる不気味悪さが良かった。

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    2025年06月05日
  • どこかでベートーヴェン

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    ネタバレ

    岬氏高校生時代のお話。

    持つ者と持たざる者には大きな隔たりがある
    それを理解できずして
    芸術の道を選ぶのは避けるべきだ

    岬くんがとんでもなく素敵なのは
    他の作品でも出てきてたんだけど
    今作ではそれ故に嫌われ妬まれ疎まれる
    その上耳が…という
    全体を通してピアノソナタ月光のような
    重々しい暗さがたちこめている

    天才には天才の
    凡人には凡人の苦悩がある
    岬少年に鷹村少年がいて本当に良かった

    …で
    彼が後の??え??
    ていうのが今作一番のポイントでした(笑)

    【追記】
    大好きな合唱曲が登場して
    うれしかった!
    名曲!

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    2025年06月05日
  • 禁断の罠

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    個人的に好きなのは『大代行時代』と『ハングマン─雛鵜─』のふたつ。
    ハングマンはとても設定が好きなのでせっかくならこの短編よりも長尺で読んでみたいと思った。大代行時代はまとまりが綺麗で満足感がある。
    1人の作家目当てで購入した本だが、どの話もそれぞれの面白さがあった!

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    2025年06月04日
  • 超合理的! ミステリーの書き方

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    知らない仕事のバックヤード的なもの見たさ、
    ミステリってどんな風に書かれるのか、さてさて自分にもできるのか的な興味本位、でタイトルに惹かれ手に取りました。
    職種は違うけど、通ずるものがある感じ。新しいものが次々溢れ出しても、不易というか、かつての偉大な先駆者の功績は時代が変わっても大切なことを伝えているんだろうな、と思えました。

    とりあえず、エラリークイーンを読んでみようと思いました。恥ずかしながら名前は山ほど聞いても読んでなかったです‥

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    2025年06月04日
  • おわかれはモーツァルト

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    ストーリーの本筋と離れるかもしれませんが、卑劣な週刊誌のフリーライターが出てくるので読んでみてとお勧めされて手に取りました

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    2025年06月04日
  • 鑑定人 氏家京太郎

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    これまで脇役でちらちら出てた氏家さんがついに主役!知ってるキャラクターが出てくるのがファンにはたまらない。でも途中で諸々分かっちゃったので物足りなかったかな。

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    2025年06月02日
  • 夜がどれほど暗くても

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    いやいや、ありえないでしょと思う部分が多い。たしかに、過剰な報道とそれに疲弊する家族がいるというのは理解できて良かったが、フィクションな部分が多すぎるリアリティは少なめ。あと急展開すぎる。

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    2025年05月31日