中山七里のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
読書録「静おばあちゃんにおまかせ」3
著者 中山七里
出版 文藝春秋
p90より引用
“「本棚はその人の知性を、部屋の様子はそ
の人の精神状態を表すのよ。この部屋の住人
は精神錯乱なの?そんな風だから、あなたは鈍
感で人を見る目も洞察力も半人前で」”
目次より抜粋引用
“静おばあちゃんの知恵
静おばあちゃんの童心
静おばあちゃんの不信
静おばあちゃんの醜聞
静おばあちゃんの秘密”
平凡な警察官と元裁判官とその孫を中心に、数々
の事件を解決する短編連作ミステリ小説。同社刊行
作文庫版。
同じ仕事仲間であるはずの警察官に怒鳴られて、
話を聞いていた部屋から飛び出した主人公の一人・
葛城公彦。仕方なく別の相手から先に話を聞くこと
にし…。
上記の引用は、とっ散らかった孫の部屋を見て
放った、主人公の一人・静おばあちゃんのセリフ。
物理的に片付けることで、見えない部分も片付いて
行くのかも知れませんね。
一つ一つの話が丁度よい長さで、気軽に読み進め
られる一冊。ミステリ好きな人には良い一冊です。
静おばあちゃんが少々説教臭い気がするので、その
辺が好みの別れどころかと思われます。
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Posted by ブクログ
テロリスト一家VS政府のドンパッチかと思いきや想定と全く違った!
公安の息子がテロリスト!?
公安のエリート刑事の長男がテロリストを志願し、逮捕されるという驚きの設定です。
妻、娘、警察、世間から非難される主人公。
いつもの事ですが、こうした事件に対するマスコミの描き方が相変わらず切れ切れですね。読んでて辛くなります!
公安の刑事の立場と父親の立場、苦悩の日々です。
なぜ、息子がテロリストを志願したのか?
もし、自分の子供がそんなことをしたら...
自分自身が主人公の立場だったら?と考えさせられます。
と、そんな中、息子が殺害されてしまいます。
これもまたショック!そうなっちゃうの?
息子はなぜ殺されなければならなかったのか?
犯人はテロリストを憎む者たちなのか?
といった展開です。
母親の狂気..
そして、明らかになる犯人。
一件落着と思いきや、そこには驚愕の事実!
この結末は衝撃的で辛い..
ちょっと納得いかないところもいくつかありましたが、あっという間に読み切りました。
楽しめました。
お勧めです。