小説・文芸 - PHP研究所作品一覧

  • かえるのつなひき
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「まんまるいけ」のかえると、「ひょうたんいけ」のかえるで、つなひきたいかいをすることになりました。でも、どうやって、つなひきをすればいいのかが、分かりません。「そっくりかえる」・「ふりかえる」・「かんがえる」の3匹が登場して、チャレンジするのですが、上手くいきません。そこに現れたのが、つなひきのことなら何でも知ってる「ひきがえる」。「ひきがえる」は、つなひきについて多くのことを教えます。そして、最後に極意として伝えたのが「こころをひとつにあわせること」でした。「ひきがえる」の指導のもとで、かえるたちは、つなひきたいかいをはじめました。極意をおぼえた「まんまるいけ」と「ひょうたんいけ」のかえるたちの勝負の行方は……。つなひきを通して、力をあわせて物事に取り組むことの大切さを伝えていきます。おなじみのかえるが登場する人気の「かえるシリーズ」の第四弾です。
  • かえるののどじまん
    3.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 かえるむらのかえるたちは、みんな歌が大好き。「のどじまん大会を開こう」とまんまるいけのまんなかにステージを作りました。みんなうまく歌えるのかな。楽しいのどじまん大会の模様を親しみやすく愛らしい絵で描く。
  • かえるのほんや
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 池のほとりの柳の木の中に、一軒のかえるの本屋があります。「ようこそ、みなさん。おあつまりですね」かえるの店長のお話会が始まります。今日は、おたまじゃくし達に人気の『たまごからかえる』や、しっぽがある子どもに人気の『こわいこわいへび』、本屋を最初に作った店長のお話『ほんやをつくったかえる』の3冊を読みます。お話会が終わると、それぞれ好きな本を読んで、気に入った本はへびのぬけがらと交換して購入することもできます。そして、奥の部屋に入っていくと……たくさんのかえる達が本作りをしています。材料は、草の根から作った紙、花や実から作った絵具、草の実から作ったのり等です。広いテーブルでは、店長と絵本を作るかえる達が会議中です。ところが、作家のかえるがお話作りに煮詰まってしまい……? 本がある暮らしはかえる達の心を豊かにしていきます。精緻を極めた描写と、生き生きとしたかえる達が魅力的な1冊です。
  • かえるのよぼうちゅうしゃ
    3.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 かえるむらのかえるたちは、予防注射をうけることになりました。ところが“そっくりかえる”は注射器を見ただけでひっくりかえり、“ふりかえる”は針を見ただけでエンエン泣き、“かんがえる”はうけようか考えてばかりいて立ち止まってしまいました。お医者のがま先生は、予防注射の大切さを教え、「ちょっとがまん、がまのちゅうしゃはいたくない、こわくない」と歌います。注射はこわくないんだよと、やさしく楽しく伝えます。予防注射は、学齢前の子どもは100%うけているというデータもあり、生活に身近なテーマです。
  • 顔のない幽霊 泣き虫同心
    -
    涙もろくて、女子が苦手で、繰り言ばかりの、八丁堀で一番の“ヘタレ男子”。「そこだッ、幽霊だよォ」――“泣き虫”で知られる物書き同心の小田桐左近は、浜町河岸で出会った、「顔のない幽霊」が気になって仕方がない。そんな彼のもとに、寄洲へ若い女性の死体が流れ着いた件について余計な詮索をしないよう、上席与力の石束新左衛門が釘を刺しにきた。不信感を抱く左近だったが、そこに作事奉行の道楽息子が何者かに襲われる事件も起こり……。“人情&痛快”の泣き虫同心シリーズ第二弾。

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  • 鏡の国
    3.8
    1巻1,899円 (税込)
    反転、反転、また反転――! 本気の「仕掛け」を堪能せよ! 『珈琲店タレーランの事件簿』の著者がおくる、2023年大本命ミステリー。 ●STORY 大御所ミステリー作家・室見響子の遺稿が見つかった。それは彼女が小説家になる前に書いた『鏡の国』という私小説を、死の直前に手直ししたものだった。「室見響子、最後の本」として出版の準備が進んでいたところ、担当編集者が著作権継承者である響子の姪を訪ね、突然こう告げる。「『鏡の国』には、削除されたエピソードがあると思います」――。削除されたパートは実在するのか、だとしたらなぜ響子はそのシーンを「削除」したのか、そもそも彼女は何のためにこの原稿を書いたのか……その答えが明かされた時、驚愕の真実が浮かび上がる。
  • 角田覚治(かくたかくじ) 「見敵必戦」を貫いた闘将
    3.5
    昭和の日本海軍で、山口多聞と並び称される闘将・角田覚治。その「見敵必戦」の信念が遺憾なく発揮されたのは、ミッドウェーの敗北から四カ月後に起こった南太平洋海戦である。機動部隊がぶつかり合う決戦の最中、第二航空戦隊司令官の角田は一時的に指揮権を譲られると、果敢に反復攻撃を試みて勝利をつかみとった。責務を誠実に担い、部下思いでも知られた提督の生涯を描いた力作。文庫書き下ろし。

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  • かくれ山の冒険
    3.5
    いまどき「神かくしにあった」などという人は、まずいないでしょうが、迷子になったり、急にお母さんの姿を見失ったとき、心細さも手伝って、見なれた風景が、まるで見知らぬ世界のように思えたことはありませんか――いつものようで、いつもと違う……それが異界なのです。この物語は、雑木林のなかにドッジボールを探しに入った男の子「尚(なお)」が、かくれ山という異界によびこまれ、必死で出口を探すという冒険ストーリーです。かくれ山の猫屋敷には、尚と同じように異界によびこまれ、猫婦人に姿を猫にかえられた子どもたちがとらわれていました。猫屋敷から逃げ出した尚は、友だちになった野ネズミに、山姥なら出かたを知っていることを教えられます。知恵と勇気をふりしぼり、天狗の隠れ蓑をかりて山姥に方法を聞いた尚は、鬼の雷の剣をぬすんで……。「あっ!」と驚く結末の、勇気と友情の素晴しさを教えてくれる感動の一冊です。
  • かけるかな? むし ムシ 昆虫
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 野山には、私たちにとって身近な存在である「むし」をはじめ、色々な生き物がひしめきあって生きています。よく見かける「むし」、触ったことのある「むし」……。野山の風景が描かれた絵のなかから、「むし」がどこにいるか探してみましょう! 「むし」は、「昆虫」といわれるグループと、そうでないグループに分けられます。「むし」と「昆虫」の体を、簡単にお絵かきできる手順を紹介していますので、紙と鉛筆を持って一緒にお絵かきしてみましょう。お絵かきすることで、「むし」は、脚の数がきまっていないことや、頭、胸、腹の区別がはっきりしないことなどがわかります。そして、「昆虫」は、3つの節――頭、胸、腹――に分かれた体と、6本の脚があることがわかります。「むし」や「昆虫」の簡単なお絵かきのコツもわかり、「むし」と「昆虫」の体の特徴の違いにも気づくことができ、楽しみながら生物への興味が広がる絵本です。
  • 火定
    3.9
    ――己のために行なったことはみな、己の命とともに消え失せる。(中略)わが身のためだけに用いれば、人の命ほど儚く、むなしいものはない。されどそれを他人のために用いれば、己の生には万金にも値する意味が生じよう。(本文より抜粋)時は天平――。藤原氏が設立した施薬院の仕事に、嫌気が差していた若き官人・蜂田名代だったが、高熱が続いた後、突如熱が下がる不思議な病が次々と発生。それこそが、都を阿鼻叫喚の事態へと陥らせる“疫神(天然痘)”の前兆であった。我が身を顧みず、治療に当たる医師たち。しかし混乱に乗じて、病に効くというお札を民に売りつける者も現われて……。第158回直木賞と第39回吉川英治文学新人賞にWノミネートされた、「天平のパンデミック」を舞台に人間の業を描き切った傑作長編。解説:安部龍太郎。
  • 火定
    3.9
    パンデミックによって浮かび上がる、人間の光と闇。これほどの絶望に、人は立ち向かえるのか。時は天平、若き官人である蜂田名代は、光明皇后の兄・藤原四子(武智麻呂、房前、宇合、麻呂)によって設立された施薬院の仕事に嫌気が差していた。ある日、同輩に連れられて出かけた新羅到来物の市で、房前の家令・猪名部諸男に出会う。施薬院への悪態をつき、医師への憎しみをあらわにする諸男に対して反感を持つ名代だったが、高熱に倒れた遣新羅使の男の面倒をみると連れ帰った行為に興味も抱く。そんな中、施薬院では、ひどい高熱が数日続いたあと、突如熱が下がるという不思議な病が次々と発生。医師である綱手は首をかしげるが、施薬院から早く逃げ出したい名代は気にも留めない。だが、それこそが都を阿鼻叫喚の事態へと陥らせた、“疫神”豌豆瘡(天然痘)の前兆だったのだ。病の蔓延を食い止めようとする医師たちと、偽りの神を祀り上げて混乱に乗じる者たち――。疫病の流行、政治・医療不信、偽神による詐欺……絶望的な状況で露わになる人間の「業」を圧倒的筆力で描き切った歴史長編。
  • 火城
    4.0
    幕末の佐賀藩にともった技術の火が、必ず日本の将来を守る城となる――類まれな行動力と“涙”で、佐賀藩を雄藩に仕立て上げた男・佐野常民。いったい彼はいかにして西洋の最先端技術を導入し、独自に蒸気船を造ることに成功したのか?超一流の技術者・からくり儀右衛門らの活躍、そして影で糸を引く彦根藩の長野主膳……。直木賞作家が初めて挑んだ本格歴史長編、待望の文庫化!

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  • かずのえほん
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 人間の知性や感性の基礎は、三歳までに養われると、よく言われる。特に、色や形、文字や数に関する認識は、子供たちが自然に身につけている環境を整えてやることが、親の役割であるといえます。本書は、これらを前提に企画された知育絵本で、ページをめくると数が増えていく、ものによって数え方が違うなど、カラフルで楽しい絵を見ているだけで、自然に数の認識ができるように工夫されています。例えば(1)いちわのとり、(2)にきのひこうき、(3)さんぼんのはな……というように1から10まで展開し、最後に50と100も付記。また(1)であれば、「いち」「ひとつ」「ONE」「ワン」と、四通りの数え方を表記し、今後の英語教育の低年齢化にも対応しています。0歳児でも興味を示せるよう、子供たちの大好きな動物を登場させていますので、豊かな知育教育のために、ぜひお役立てください。
  • 化石ハンター 恐竜少年じゃなかった僕はなぜ恐竜学者になったのか?
    4.7
    1巻1,100円 (税込)
    「今を生きる」をモットーに活動する著者の言動は「夢」や「やりたいこと」に縛られてしまってる子どもたち、そして大人たちに大きな解放を感じさせてくれます。ダイナソー小林ファン以外にも読んでほしい1冊です! 世界トップクラスの恐竜学者である著者は言う。「恐竜は特別、好きというわけじゃなかった」化石採集に熱中した少年時代。知識やウンチクとしての古生物には興味がなく、ただ太古から現存してきた化石の、時空を超えた存在感に想いを馳せるのが好きだったという。「普通」を夢見ていた意外な少年時代、大学時代の挫折感と虚無感から始まった恐竜学者への道のりを語ります。恐竜学者を目指していたわけではなかった著者がどのような経緯を経て世界トップの恐竜学者になったのか? ファルコンアイ・小林快次のプリクエル(前日譚)的な内容とその思いを語ります。
  • 風と雅の帝
    4.8
    1巻2,200円 (税込)
    皇位継承が持明院統と大覚寺統で交互に行なわれていた鎌倉時代後期、量仁(光厳天皇)は持明院統の期待を背負って即位した。しかし、幕府が倒される際、六波羅探題軍とともに京都から逃れるも追い詰められ、目の前で六波羅探題ら四百名以上の武士が自刃。捕えられた光厳は、前帝・後醍醐によって即位そのものを否定されてしまう。その後、後醍醐と敵対した足利尊氏に擁立されることで、一度は“治天の君”の座につくも、尊氏の裏切りにより、南朝の囚われの身に――。彼を慕っていた鎌倉武士の死、宿敵・後醍醐との泥沼の闘い、吉野での幽閉の日々……南北朝の動乱の中、「天皇とは何か」を真摯に考え続け、現在の“象徴天皇”にも繋がる生き方を貫いた、“忘れられた天皇”を描く、著者渾身の歴史長編小説。
  • 風鳴り止まず〈真珠湾編〉
    -
    最新鋭の航空母艦6隻を中核に、戦艦、巡洋艦、駆逐艦など合わせて70隻以上の大艦隊がハワイへ大遠征。洋上での燃料補給、浅海面での魚雷攻撃……、到底無理と思われた奇襲作戦は、いかにして成功したのか? いかにして不可能を可能としたのか? 真珠湾攻撃の作戦参謀が克明に回想する。「解説文」を執筆した呉市海事歴史科学館(大和ミュージアム)館長・戸高一成氏は、こう語る。「源田実は、日本海軍で、華やかなスター的な参謀であった。新しい海軍の姿を航空に見つけ、その発展につくし、現実の真珠湾作戦においては驚くべき成功を収めた。(中略)源田実と言う人物とその活動を再検討することによって、日本海軍の歴史を見直すことが出来るのではないだろうか」 ※本書は、1982年11月にサンケイ出版から刊行された『風鳴り止まず』の真珠湾作戦の部分を取り上げ、再編集して改題したものの電子書籍版です。
  • 風の仲間
    -
    1巻650円 (税込)
    ニューヨーク在住のフリーライター柳生謙二は、全米で最も古いパブリックコースである“バン・コートランド・パーク・ゴルフコース”(通称バンコー)をホームコースに、個性豊かな仲間たちとゴルフに興じる毎日。「警察の中で強盗にあったってちっとも不思議じゃない」物騒なブロンクス地区にあるその老舗ゴルフ場に、これまた個性的な連中がやってきて一緒にプレーするのだが……。かわいい名前の連中と、真剣勝負の行方は……(「おにぎり友の会」)。プロゴルファー井戸脇進の奇想天外なスランプ脱出劇(「チキン」)。ゴルフ場に宝物が!? 仲間たちは勇んで掘り始めた(「ラプソディ」)。ホールの攻略法を女性の口説き方に見立てる変な男が登場(「色事師」)。憧れのコースでプレーする謙二とムノさんだが……(「アーメンコーナー」)。笑いあり涙あり、ちょっとペーソスあり。スポーツ小説の名手が贈る、心にそよ風が吹く5編の物語。
  • 風待心中
    -
    眉目秀麗、将来有望な蘭学医の卵・真吉。その心中事件に秘められた衝撃の真相とは……。親思いで優しく、蘭学所からの信頼も厚い彼は、長崎への留学を控えていた。そんな折、女を狙った凄惨な連続殺人が起こり、真吉が先生役を務める寺子屋の少女も犠牲になってしまう。彼は自ら犯人を捕まえようと立ち上がるが、その直後、真吉自身にも思わぬ容疑がかけられる。息も抜かせぬ展開、そして待ち受ける衝撃の結末。嫉妬と愛憎渦巻く、一気読み。
  • 家族っていいね〈1・2年生〉
    -
    「あらしといえば……」お父さんはかべのスイッチに手をのばした。パチン。「やっぱりていでんだろう」いっしゅんでへやがまっくらになった。「わー、ていでん、ていでん!」うす明かりの中、お姉ちゃんがとびはねる。ぼくもなんだか ウキウキしてきた。(「ろうそくの夜」より) 公募で全国から集まった作品の中から選ばれた優秀作5作と作家書き下ろしの5作を収録。家族のぬくもり、家族のきずなが伝わってくる、心あたたまるお話です。 〈収録作品〉:『ろうそくの夜』蓼内明子/『一日だけのお兄ちゃん』山口節子/『ママはバスのうんてんしゅ』齋藤賀子/『ママとわたしの大ピンチ!?』北川チハル/『おてまみ』藤田千津/『おばあちゃんの〈うめしごと〉』正道かほる/『まこちゃんと白い電話』星野良一/『大きな長ぐつ』最上一平/『みほちゃんのちゅきちゅき』山崎香織/『ママのウエディングベール』山末やすえ
  • 家族っていいね〈5・6年生〉
    -
    よっさんは、お父ちゃんの弟で、お母ちゃんいわく、わが家の貧ぼう神。~一文無しになると、まるでゆうれいのようにふらりと現れる。~(『満員家族』より) 家族をテーマに全国から公募した原稿の中から選ばれた優秀作品と作家書き下ろしの作品を計15編収録。朝の読書に最適な、心温まるお話集です。 〈収録作品〉:「早く帰ってきて」(稲葉洋子)/「ねたふり父さん」(皿海達哉)/「満員家族」(石川純子)/「ぼくんちのあつーいあつーい夏」(高橋秀雄)/「おじいちゃんと二人三きゃく」(河野睦美)/「スローなライフ」(八束澄子)/「まっ白ごはんが好きだから」(田沢五月)/「夜のはしっこ」(鈴木睦子)/「最後は笑って」(泉りえ子)/「目の上のたんこぶ」(浅野竜)/「さようなら、なすの牛」(吉川知保)/「ぼくのパワー」(松本聡美)/「日曜日のうた」(田窪久美子)/「とうふで勝負だ」(たきしたひろみ)/「走れ! ドジパパ」(赤羽じゅんこ)
  • 家族っていいね〈3・4年生〉
    -
    お母さんが帰ってこなかったらどうしようとあたしが泣いたら、るり姉が言った。「帰ってくるからだいじょうぶ。だってわたしたちは地球最後のきょうりゅうだもの」そしてあたしのおしりにさわった。「ほら、おしりにほねがあるでしょ。これはしっぽのほねで、きょうりゅうだというしょうこなんだよ。うちの家族だけにあるの。きょうりゅうは集まってくらさなきゃ、だめなんだよ」(「きょうりゅう家族」より) ――全国から集まった公募優秀作と作家書き下ろしの13編を収録。近すぎてふだんは感じない家族のきずな、ありがたさを思い起こさせてくれる心あたたまるお話集。朝の読書に最適です。 〈収録作品〉:きょうりゅう家族/父さんの家/ママイヤ/いっしょに帰ろう/カレーとにんじんとぼくの寝顔/おかずが冷めないきょり/ママとぼくの親切合戦/あした/少しおくれてぼんおどり/ママとあの人/天ぷら母ちゃん/シャッター通りで/わすれものとどけます
  • カタカナのえほん
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 赤ちゃんのためのPHPボードブックシリーズの第5弾です。外来語をアから順番に一見開きで4つを基準にして、イラストとカタカナ、そして、英語と発音の仕方を紹介していきます。紹介されている外来語は、(1)アイスクリーム〈英語〉ice cream 〈発音〉アイスクリーム *以下〈英語〉〈発音〉は省略、(2)インク、(3)オランウータン、(4)エプロン、(5)オレンジ、(6)カンガルー、(7)キャンデー、(8)クレヨン、(9)ケーキ、(10)コアラ、(11)サンタクロース、(12)シーソー、(13)スクーター、(14)セーター、など全部で(46)の外来語を紹介しています。最後のページにはカタカナしりとりあそびもついています。お母さんの読み聞かせで、赤ちゃんが物の名前、カタカタ・英語の表記の仕方、英語の発音を知ることができます。コンパクトサイズなので、どこでも気軽に読んであげることができます。
  • 仇持ち 町医・栗山庵の弟子日録(一)
    3.6
    藩内の上役の奸計によって家族を亡くし、遊女に落とされた伊勢国津藩の武家の娘・凜。復讐を誓う彼女は、津藩江戸屋敷に出入りする町医者・栗山千歳に身の上を偽って近づき、彼の弟子となった。しかしその千歳も、かつて恨みを買い、命を狙われている「仇持ち」であった……。凜、千歳、千歳の助手として凜を警戒する隻腕の佐助。わけありの三人が織り成す人情時代小説シリーズ第一弾。文庫オリジナル。
  • 片倉小十郎景綱 伊達政宗を奥州の覇者にした補佐役
    3.6
    伊達政宗が「梵天丸」と称した幼少時代から“傅役”として養育係に抜擢され、己の生涯のすべてを若き主君の成長に捧げた片倉小十郎景綱――。幼い政宗が疱瘡によって病み、飛び出た自分の右眼を抉り出すよう命じたとき、それに応じたのも景綱であった。これ以来、政宗の失った右眼となることを誓った景綱は、主君を支える軍師として、また一人の武将として政宗の奥州制覇に向けた戦場に立つ。人取橋の合戦や窪田の戦い、摺上原の戦い、小田原参陣、朝鮮出兵、関ヶ原合戦といった伊達家の歴代の決戦場において、景綱は常に政宗の側にあって知勇を駆使し、「独眼竜のいるところ、必ず片倉小十郎の姿あり」と周囲に恐れられた。政宗が奥州の覇者となった後は更に固い絆で結ばれ、天下人である秀吉や家康の引き抜きも頑として拒んだ。その姿は“忠臣の鑑”として謳われた。政宗を奥州一の大名に飛躍させた戦国随一の補佐役を描く長編力作!
  • かたちのえほん
    3.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 赤ちゃんのためのPHPボードブックシリーズの第5弾です。「まる」「さんかく」「しかく」といった基本的なかたちを見開きで2点ずつ紹介していきます。イラストとひらがな、そして、英語と英語の発音の仕方を表記しています。紹介されているのは、(1)ひまわりは「まる」、ひまわり〈英語発音〉サンフラウア 〈英語〉sunflower *以下〈英語発音〉〈英語〉は省略、(2)とけいは「まる」、(3)まどは「しかく」、(4)ぽすとは「しかく」、(5)やねは「さんかく」、(6)やまは「さんかく」、(7)たいこは、うえからみたら「まる」、(8)よこからみたら「しかく」、などのように31このさまざまな物の名前を楽しく紹介していきます。お母さんの読み聞かせで、赤ちゃんが物の名前、カタカナ・英語の表記の仕方、英語の発音を知ることができます。コンパクトサイズなので、どこでも気軽に読んであげることができます。
  • かっこわるいよ! だいふくくん
    4.0
    「かっこわるいよ! だいふくくん」 しずまりかえった よるの しょうてんがい… わがしやさんから こえがしますみずまんじゅうが いいました 「きみは からだが こなこなで あたりを こなだらけにしちゃうんだ みてみて ぼくの このからだ つやつや ぴかぴか きれいでしょ」かしわもちが いいました 「きみは いつでも はだかだね みてみて ぼくの このはっぱ とても おおきくて いかすでしょ」…かしわもちに続いて、くしあんだんごもコンペイトーもだいふくくんをバカにします。ところが、そんな和菓子たちをねらっているねずみがいました。ねずみが和菓子たちにおそいかかったときに、自分の身を犠牲にしてみんなを救ったのは、なんとだいふくくんでした。闘って傷ついただいふくくんのからだの中から、みんなの憧れの的のいちごが姿をあらわしました。ほんとうのかっこよさとは何かを問い掛ける絵本です。
  • 家電兄弟 松下幸之助と井植歳男
    -
    「すごい二人」がいた!――。小学校中退、丁稚奉公、電灯会社見習工……そして松下電器(現・パナソニック)を創業。のちに世界的経営者となり“経営の神様”と称された――松下幸之助 松下電器創業期を幸之助と二人三脚で歩み、終戦後、多額の借金を背負いながらも三洋電機を興し、画期的な商品で家電業界を牽引した――井植歳男 義兄・幸之助の仕事を手伝うことになった歳男は、蒲柳(ほりゅう)の質ながら常に時代の先端を行く彼を、抜群の行動力で支えていく。関東大震災、昭和恐慌、戦争、そしてGHQによるいわれなき財閥指定……、幾度もの困難を乗り越え、互いに支え合い、パナソニックと三洋電機を創った二人の男の人生を、直木賞作家が描く感動のノンフィクション・ノベル。

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  • 加藤嘉明 「賤ヶ岳七本鑓」知られざる勇将
    -
    天下人が惚れた「万能」の武将! 流浪の身から黙々と戦い続け、「賤ヶ岳七本鑓」の一人として勇名を馳せた加藤嘉明――。加藤清正、福島正則らと少年時代から戦功を競い、野戦、海戦、築城とあらゆる方面で力を発揮する。三木城の攻防を皮切りに、山崎の戦い、賤ヶ岳合戦、島津討伐、小田原攻めなど、秀吉の天下統一の戦いで出世の階段を次々と登る嘉明。さらに、朝鮮出兵では水軍を率い、敵将・李舜臣をあと一歩まで追い込む活躍も見せた。関ヶ原合戦後は家康に“沈勇の士”と重んじられ、東北の要となる会津四十万石の大名に大抜擢を受ける。「賤ヶ岳七本鑓」で最後まで生き残り、乱世の終焉を見届けた男の激闘の生涯を描く! 【本書の目次】●第一章:抜け駆けの初陣 ●第二章:凶報と大返し ●第三章:天王山を取れ ●第四章:七本鑓 ●第五章:水軍編成 ●第六章:海戦 ●第七章:朝鮮出兵 ●第八章:日本水軍の反撃 ●第九章:乱世再び ●第十章:関ヶ原合戦
  • 金沢 洋食屋ななかまど物語
    3.0
    「千夏がいるから、この店は安泰ね」亡き母の言葉を胸に、父の洋食屋を手伝う大学生の千夏には、好きな人がいた。しかし美術を学ぶ大学院生の彼は、卒業とともに東京に戻ってしまう。「この恋が叶うと、店は……」。恋心を抑え店に立つ娘をよそに、身体を悪くした父が「お前の婿に」と店の後継者として新しいコックを連れてきた。二人の男性の間で揺れる女心を古都・金沢を舞台に綴る純愛物語。「note」で大人気の切なすぎる恋愛小説、待望の書籍版を電子書籍化!
  • 悲しみを力に ダウン症の書家、心を照らす贈りもの
    5.0
    二度の流産を経て、41歳でようやく授かった命。ところが、帝王切開で生まれてきた娘はダウン症だった。将来を悲観して殺してしまおうと何度も思った母。娘の存在を肯定できるまで5年の歳月がかかった。娘は小学5年生になると普通学級から特別な学校に転校となり、不登校に。このとき習わせたのが書だった。泣きながら「般若心経」を書く日々。書は上達したものの、母は娘を書家にするつもりはなかった。ただ、20歳の誕生日に一度だけ個展を開くつもりだった。それがいまや世界で個展を開く書家となった。本書は、月刊誌『PHP』の好評連載「魂の筆跡」をまとめたもの。一人暮らしを始めたことに対する母の不安をよそに、近所づきあいを楽しみ、「街の魔法使い」とまでいわれるようになった娘。ダイエットのためにジムに通いつつも甘いものを食べてしまう娘。煩悩も欲もない無心の天使が繰り広げる「愛と微笑みの世界」に読者を誘うエッセイと書。
  • かなりや荘浪漫 廃園の鳥たち
    4.5
    1~2巻660円 (税込)
    古い洋館アパート、かなりや荘。そこには心に傷を抱えた人々が集まるという……。雪のクリスマスイブの夜、バイト先を辞めさせられたうえ、母親が失踪し、家を追い出された茜音は、不思議な偶然からかなりや荘に辿り着いた。絵を描くことが大好きだった茜音は、その才能を住人の一人の元漫画編集者に注目される。さらに彼女の部屋に、若くして亡くなった天才漫画家の幽霊・玲司が現れて……。優しく力強い、回復と救済の物語、シリーズ第一弾。新たに書下ろし番外編を加えて新登場。
  • 金持ちゾウさん、貧乏ゾウさん 仕事と人生の変わらない法則
    3.8
    1巻599円 (税込)
    よしもとばなな氏、推薦!!  「自分とお金の関係性がいつのまにかくっきり見えてくる魔法の本です」お金が紙くずになるXデーに備えよ! 金持ちゾウさんと貧乏ゾウさんが繰りひろげる、笑いと感動のビジネス寓話。昔、炭鉱で栄えたカネー村。そこに降って湧いた投資話に、村のゾウたちが次々と巻き込まれていく……。謎の投資商品「ヘッジホント」が引き起こすバブルの熱狂。ある日、キリギリシャ国の財政破綻と、子どもの一言がきっかけとなって、カネー村からお金が一瞬にして消えてしまう。ゾウたちのお金は一体どこに消えたのか?もし、あなたのお金が一瞬にして価値を失っても、生活や経済は止まらない。大切なことは、人やお金、チャンスの豊かな流れに身を置くこと。愛のある人間関係の鍵を見つけること。

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  • 彼女と僕の12の物語
    -
    1巻479円 (税込)
    あなたはいま、夢中で生きていますか? 人生でいちばん美しい季節でありながら、ちょっぴりほろ苦くて、ふと気がつけばいつのまにか通り過ぎてしまう青春時代。そんな青春のまっただ中で、恋愛、友情、自立、そして夢などにひたむきに体当たりしながら成長していく男女の姿を軽妙なタッチで描く。さわやかな12のショート・ストーリーズ。

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  • かぶとむしランドセル
    4.5
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 おじいちゃんから、入学のお祝いにランドセルをもらったみっちゃん。みっちゃんが喜んで箱を空けると、なかからでてきたのは、なんと“かぶとむしランドセル”でした。その夜、みっちゃんが寝ていると、「ガサゴソガサゴソ」と音がします。夜行性のかぶとむしランドセルは、みっちゃんの明日の持ち物に忘れ物がないか調べていたのです。おかげで、みっちゃんは寝不足です。入学式の日、みっちゃんはかぶとむしランドセルを背負って学校に向かいました。ところが、かぶとむしのツノが頭の上からでているので、チョンマゲをつけた「とのさま」みたいだと、みんなから笑われてしまいました。それからも、かぶとむしランドセルは、こまったことばかりするのです。算数の時間にウンチをしたり、給食のゼリーを食べたり、くわがた先生を天敵だと思って威嚇したり……。怒ったみっちゃんは、かぶとむしランドセルを学校の裏山に捨ててしまいました。ところが……。
  • 上方学 知ってはりますか、上方の歴史とパワー
    -
    そもそも「上方」ってどこか知ってはりますか? はたまた「関西」や「近畿」との違いは?こんな問いからはじまる本書では、“まったり”とした語り口を武器に、上方文化の普及啓蒙に尽力している気鋭の講演師が、上方の過去・現在・未来について“はんなり”と語りつくします。まず第一章では、「関西」「近畿」「上方」の呼び名の由来について、文献を渉猟し、初出やその地域を特定していきます。第二章は「上方三都物語」。奈良、京都、大阪の歴史をひも解きながら、今日の姿に至った背景を浮き彫りにします。第三章は著者の本来のフィールドである、上方芸能についての解説。いわば上方芸能の入門篇です。そして第四章は結論。上方文化圏の将来のあり方について、著者の思うところを説いていきます。歴史の宝庫、芸能・芸術の殿堂、そして人生の故郷――この高貴にして雄大なる上方文化の世界へ、世界初の上方文化評論家が、皆様をご案内いたします。

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  • 神さまのお恵み
    -
    1巻1,200円 (税込)
    襲いかかってくる困苦災厄は彼女にとって「メシの種」。やっかいな事件や人物は神様の贈り物だった……。信じ難い、面白い、不思議な話を8話収録。 【本書の目次より】神さまのお恵み/夏が過ぎて、そして秋/怪談石切が原/岸岳城奮戦記/玄界灘月清し/花子の場合/清らかな娘/孝行息子
  • 紙つぶて(完全版)
    5.0
    とかく内容と著者の紹介を中心に、半分ほめて半分けなしてお茶を濁す書評が多い中で、本書に収められた書評コラムという「作品」は異彩を放っている。知識は正確をきわめ、守備範囲は洋の東西、古今を超え硬軟とりまぜ、あくまで広い。「これぞ」と思う名作には過不足ない賞賛を与え、一見に値する奇書を見逃すことがなく、世におもねった俗書、奇を衒っただけの愚書の類は容赦なく一刀両断に斬って捨てる。一篇600字という限られた紙幅の中で、その本と本の周辺の事情を閃光のごとく照らし出す鮮やかな技は、見事の一語に尽きる。昭和44年3月から昭和58年8月まで、あしかけ15年にわたって大阪読売新聞(夕刊)、雑誌『銀花』等に書き続けた、著者自らライフワークと認ずる書評コラム「紙つぶて」455篇を集大成。鋭利な刃物のような切り口の賞賛と批判は、読書の海を航海する人の、正確無比な羅針盤になること間違いない。
  • 神の旅人 聖パウロの道を行く
    -
    古代ローマ帝国が地中海を制していた時代。イエス・キリストが教えを説き、そして十字架にかけられた。聖パウロは、このイエスの教えに深く共鳴し、ユダヤの律法を捨ててイエスへの信仰に生きることを決心する。そして、このイエスの教えを多くの人々に伝えるべく旅に出るのである。聖パウロは、自らの生命をかけ、2万キロにわたるこの旅に生涯をささげる。その道を二度にわたって歩き、まとめられたのが本書である。著者は述べる。「よくもこれほどの長途を苦難に耐えながら歩きとおせたものだと、私はいまさらのようにパウロの信仰の力に感嘆した」と。そして、この伝道の旅こそが世界の歴史をつくるのである。聖パウロの生命をかけたこの旅こそが、キリストの教えを世界の大宗教にしたのだから。本書は、「神の旅人」聖パウロの困難にみちた旅を丹念に辿り、この旅に秘められた歴史と人間ドラマを見事に描き出した、著者渾身の紀行文といえるであろう。

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  • 神の門(きずな出版)
    -
    山崎拓巳が、2年がかりで書き下ろした恋愛サスペンス小説。天才画家・田宮洋介は、友人の紹介で出会った美人アシスタントの高山師奈と平穏な日々を過ごしていた。しかし、ある日突然、2人の目の前に恐ろしいものが現れ、事態は急変する――。愛し合う二人に待ち受ける結末とは?現在と過去、男と女の心情、無意識の嫉妬の連鎖が複雑に絡み合う先に待ち受ける、衝撃の結末。

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  • 亀井一成のどうぶつえん日記1 チンパンジーのチェリー
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 飼育係40年の著者が綴る、動物園を舞台に心温まるどうぶつたちの姿を描くシリーズ第1弾! 6月の雨の日、動物園でチンパンジーの赤ちゃんが生まれました。ところがお母さんチンパンジーはからだの具合がおかしくなってしまいます。飼育係の僕は、チンパンジーの赤ちゃんを家に連れて帰ることにしました。
  • からだ こころ げんき かむかむ
    5.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 人間が生まれたときからもっている力のひとつ「噛む」。しかし、噛む力が現代ではどんどん弱まっていることが、社会的にも問題になっています。「噛む」という、あたりまえのことのような行為の中には、実は多様な効果や力が秘められていることが、最近の研究で明らかにもなってきています。そんな噛むことのすごさを、南伸坊さんのイラストで、こどもたちがたのしんで感じてくれる絵本にしてみました。噛むのは、もちろん食物を体内にとりいれることが大きな目的です。でも、噛むことで脳を刺激していたり、精神の安定につながっていたりもするのです。そんな科学的な情報は、巻末にまとめて、絵本部分は、とにかく「噛む」ってすごいなと実感できる内容になっています。「かむってどんなとき?」というくりかえしのフレーズが楽しい噛むを見つめたはじめての絵本。
  • カラット探偵事務所の事件簿 1
    3.5
    1~3巻630~689円 (税込)
    あなたの頭を悩ます謎をカラッと解決いたします! 浮気調査や信用調査などを扱う普通の私立探偵とは異なり、謎解きだけを専門に扱うカラット探偵事務所。探偵・古谷と助手・井上は毎回事件現場を訪れ、持ち込まれた事件を鮮やかに解決する! ファンとのメールのやりとりから作家の夫の浮気をあぶり出す「卵消失事件」、武家屋敷と呼ばれる豪邸で建物に突き刺さった矢が次々と見つかる「三本の矢」、祖父が作ったという三つの和歌から屋敷内に隠されたお宝を掘り当てる「兎の暗号」、差出人不明の手紙に同封された写真から父の居場所を見つけ出す「別荘写真事件」、団地内に配られた住人の不倫を告発する怪文書の謎を解く「怪文書事件」、古谷と井上の同級生の結婚式で、新婦の父親から風変わりな相談をされる「三つの時計」の6つのファイルを収録。 『イニシエーション・ラブ』『リピート』で大反響を巻き起こした、乾くるみの連作短篇ミステリ。

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  • カラット探偵事務所の事件簿 3
    3.5
    1~3巻630~689円 (税込)
    「謎解き専門」を謳うカラット探偵事務所。父親の墓に人知れず花を供える怪しい墓参者の正体を追う「秘密は墓場まで」事件、「謎を“作ってほしい”」という不思議な依頼に挑む「遊園地に謎解きを」事件など、日常に潜む些細な謎や奇妙な謎を、所長の古谷と助手の井上が鋭い推理で解き明かす! ミステリの名手による大人気シリーズ、8年振りの最新作にして待望の第3弾。
  • 河井継之助 信念を貫いた幕末の俊英
    -
    司馬遼太郎氏の小説『峠』で一躍脚光を浴びた河井継之助。幕末に越後長岡藩の執政となった継之助は、破綻寸前だった藩財政を立て直し、またガトリング砲を始めとする軍備の近代化を推し進め、長岡藩を雄藩へと導いた。「わが郷国長岡への気持ちと武士の義を両立させたい。官軍からも会津からもわが封土を守り、わが藩の力で薩長と会津との間に和をもたらすのだ」……大政奉還により、日本が朝廷側と旧幕府側の二つに分かれて戦った戊辰戦争が勃発。継之助は、当時では最高水準の洋式軍備を背景に、長岡藩の官軍・旧幕軍の双方からの局外中立を策した。しかし、官軍との交渉は決裂。ついに官軍との戦争へと突入した。一時は居城長岡城も官軍の手に落ちたが、継之助指揮の奇襲により奪還。勝利の喜びもつかの間、官軍の怒涛の反撃が継之助を襲う……。類い希なる先見性と実行力を持ちながらも、義と信念に殉じて散った凄烈な生涯を描く、渾身の長編歴史小説。
  • カワセミの森で
    -
    森深い別荘地で起こる怪奇な事件。100年で滅亡すると予言された一族の美しき令嬢。親友である彼女を、わたしは救えるのか!? ごく普通の家庭に生まれ育った文学少女、桑山ミラは、わけあってお嬢様高校に通っている。ひょんなことから、転校してきた美少女・深山サギリと仲良くなったミラは、深山家に代々伝わる呪われた予言を知る――。夏休み、静かな別荘地で、少女たちは恐ろしい事件に巻き込まれる。親友を守るため、ミラは懸命に奔走するが……。驚愕の展開が待ち受ける青春ミステリー。『山桃寺まえみち』の姉妹編。解説:千街晶之。

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  • 関羽
    4.0
    劉備、張飛と義兄弟の契りを結び、“共に天下を正す”という大義に命を賭けて戦い続けた関羽。愛馬・赤兎馬を駆り、青龍偃月刀で次々に敵を薙ぎ払うその姿は、天下無双の豪傑として全国に知れ渡ったという。事実、西暦200年の白馬の戦いで、関羽は馬を駆って数万の大軍の真っ只中へ踊りこみ、猛将・顔良の首を血祭りにあげて悠々と引き上げた。そのあまりの豪胆な行動に、敵軍は誰一人立ち向かえる者がいなかったと言われている。

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  • 考え方ひとつで人生は変わる 思いは実現する
    4.0
    日本を代表する経営者の稲盛さんが、若い人に伝えたい生き方・考え方。本書はNHKBSの番組「100年インタビュー」で語った内容を、中学生から読めるようにまとめたものです。鹿児島生まれの稲盛さんは、一中(現在の県立鶴丸高校)の受験に失敗。制服姿の同級生に苦しくみじめになりますが、結核にかかり翌年も失敗して私立中学へ。その後、猛勉強して大阪大学医学部を受験するも、またもや不合格。家庭の経済事情で浪人できず、地元の大学で一生懸命勉強しますが、卒業時は超就職難。やっと入った会社はつぶれかけ、という挫折の連続。しかし、とことん研究に打ち込み、成果をあげ、その後、自ら興した「京セラ」「KDDI」を世界的企業に育て上げました。勉強や仕事の結果=考え方×熱意×能力という方程式を説き、協調性、善意、思いやり、正直、真面目、努力、感謝などの「前向きな考え方」が幸福のカギという、生きていく上で大切にすべきことを伝えます。

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  • 患者さんゴメンナサイ 医者ってどーなってるの!?日誌
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ドラマ化もされ単行本コミックも累計700万部を突破した『Dr.コトー診療所』の医学監修者であり、現役産婦人科医が描いた、爆笑、そして感涙のコミックエッセイ、ついに発売!! 医者の日常をコミカルに、ときには痛烈に反省しながら、マンガで描く。医者の生態がよくわかり、病院に行かない人でも思わず笑い、泣けてしまう。内容例を挙げると、 ◎はじめての人体解剖 ◎研修医養成ギプス ◎大学医局って何よ? ◎医者も病気になります ◎ボクはドクハラ医者 ◎医者の人生はロシアンルーレット ◎生命の重さ等々 巻末には、『Dr.コトー診療所』の著者、山田貴敏氏との対談も掲載されている。その中では、『Dr.コトー診療所』の裏話も話されていて興味は尽きない。「本書には医者の真実の姿がある! 現場にいる人じゃないとわからない驚嘆、感動の連続だ」という山田貴敏氏の推薦の言葉に本書のすべてが集約されている。本邦初の医者のコミックエッセイである。
  • 感染源
    3.3
    消えてしまった村。後輩の謎の死。新薬開発をめぐる疑惑――日本を飛び出し、マレーシアで新薬開発に関わる仕事を始めた直美。自分が探し出した医薬品の原料のせいで、後輩の研究員が発病して死んだ可能性に思い至った彼女は、その感染源を探ろうとするのだが、仕事のパートナーも行方不明になり……。生物多様性条約や、女性の生き方・働き方、文明の功罪など、さまざまなテーマが盛り込まれた医療ミステリー最新作。
  • 官邸襲撃
    3.5
    その日、首相官邸は戦場と化した! 日本初の女性首相とアメリカ国務長官が首相官邸で会談中に、テロ集団が官邸を占拠。首相と国務長官が人質となる。女性で初めて首相付きのSPとなった明日香が、重傷を負った上司の指示のもと、たった一人でテロ集団に立ち向かうことに。官邸の外では日米の救出部隊が一枚岩になれず揉めるなか、アメリカ大統領をも巻き込むテロ集団の意外な目的が明らかになり……。政府の指示系統崩壊、アメリカ軍の介入、その混乱に乗じるテロ集団。しかし、明日香の行動が少しずつテロ集団の計画に狂いを生じさせていく。日本の安全保障政策に警鐘を鳴らす衝撃のクライシス小説。
  • 官邸襲撃
    3.1
    1巻1,799円 (税込)
    テロ集団が、首相官邸を制圧! 首相官邸は戦場と化した! 女性SPが挑むのは、まるで「ダイ・ハード」的状況!? 日本初の女性首相とアメリカ国務長官が首相官邸で会談中に、テロ集団が官邸を占拠。首相と国務長官が人質となる。首相付きの初の女性SPとなっていた夏目明日香が、重傷を負った上司の指示のもと、たった一人、テロ集団に立ち向かうことに。官邸の外では日米の救出部隊が一枚岩になれずもめるなか、アメリカ大統領をも巻き込むテロ集団の意外な目的と作戦が明らかになり……。政府の指示系統崩壊、米軍の介入、その混乱に乗じるテロ組織。しかし、明日香の行動が少しずつテロ組織の計画に狂いを生じさせていく。日本の安全保障政策に警鐘を鳴らす、渾身のクライシス小説。

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  • [完本]巻末御免 昭和から平成へ――時代の風を斬る
    -
    希代の読書家にして、書誌学者。しかし、著者の真骨頂は、時代の「空気」を素早く察知し、洞察し、そのうえで「えいやっ!」と気合を入れて、鋭く斬り込んでいくコラムにある。本書は、25年もの間、月刊誌『Voice』連載の時評コラムとして続けられた「巻末御免」計300回を、<完本>として纏めたものである。著者は、最終回の平成21年12月号まで、病に悩まされた時があろうとも、一度も休むことなく、毎回、渾身の一閃を読者に提供し続けてきた。このコラムニストとしての気概に、往年のファンの方々は、心を揺り動かさずにはいられないだろう。次第に忘れ去られようとしている昭和という時代から、いまの平成の世まで――移りゆく時代の「風」をつかみつつも、けっして流されることなく、著者は書き手として、独自の「煌き」を放ち続けてきた。本書の内容が、より多くの読書人、そして多くの日本人の、心の琴線にふれることを、念じてやまない。
  • 閑話一滴
    -
    世の中は「こころの時代」だといわれている。忙しすぎる現代人よ、あなたが見失ってしまったものは一体何だろうか? あくせくと「今日」を生きるあなたには、草木や風が語りかける声が聞こえているだろうか? 「豊かさ」の中での忘れもの、それは“一滴の水にも命がある”ということの実感や想像力かもしれない。日本人の中に、長い歴史をかけて脈々と受け継がれてきた森羅万象への濃やかなまなざし。そこから、静かにそしてゆっくりと伝わってくる木肌のぬくもり。乾いた心に染みわたる、静謐で滋味あふれる水上勉の珠玉のエッセイ集。

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  • ガウディの遺言
    3.6
    1巻1,699円 (税込)
    サグラダ・ファミリアの尖塔に、死体が吊り下げられた――前代未聞の殺人事件に秘められた壮大な真相とは。乱歩賞作家が満を持して送りだす、傑作長編ミステリ! 1991年、バルセロナ。現地で暮らす佐々木志穂は、夜中に出掛けたきり帰ってこない聖堂石工の父を捜索している最中に、父の友人であるアンヘルの遺体がサグラダ・ファミリアの尖塔に吊り下げられているのを発見してしまう。父の失踪もこの殺人事件に絡んでいると考えた志穂は、手がかりを求めてサグラダ・ファミリア建設に関わる人々を調べ始めるが、その過程でガウディが遺した「ある物」を巡る陰謀に巻き込まれていき……。
  • 崖の上で踊る
    3.3
    1巻1,500円 (税込)
    計画は完璧なはずだった。仲間が仲間を殺すまでは――。那須高原にある保養所に集まった、絵麻をはじめとする10人の男女。彼らの目的は、自分たちを不幸に陥れた企業「フウジンブレード」の幹部3人を、復讐のために殺害することだった。計画通り一人目を殺した絵麻たち。次なる殺人に向けて、しばしの休息をとった彼らが目にしたのは、仲間の一人の変わり果てた姿だった――。裏切り者は誰なのか? そしてその目的は? 史上最悪の復讐劇が今始まる! クローズドサークルの名手が挑む、予測不能の本格ミステリー!
  • がたぴしくん
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 町で一番古いバスのがたぴしくんは、町のみんなをのせて走ることが大好きです。ところがある日、がたぴしくんは道の途中で止まってしまいました。修理工場に運ばれたがたぴしくんでしたが、エンジンはとうとうなおりませんでした。二度と走れなくなってしまったがたぴしくん。町が見渡せるすてきな広場に置かれ、子どもたちの遊び場となりました。それでも、がたぴしくんは走っている車たちを見るたびに、もう一度走りたいと思うのでした。そんなある満月の夜、がたぴしくんは泣いている迷子のきつねを見つけました。みんなを探してあげたいけれど、走れないがたぴしくんにはどうすることもできません。そのとき、月の光ががたぴしくんに降りそそぎました。そしてがたぴしくんのエンジンが動き出し、ついに走りだすことができたのです。年をとって走れなくなったバスが、ふしぎな満月の力によって再び走る姿を描いた、心温まるお話です。
  • 学校では教えてくれない日本文学史
    3.8
    1巻610円 (税込)
    「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響あり。娑羅双樹の……」「つれづれなるままに、日くらし、硯にむかひて……」など、授業で暗記させられた人も多い名作の数々。これら日本文学を一冊で語るなど、到底不可能な話なのだが、本書はそれを思い切ってやってしまおうというもの。『古事記』は日本人の原型の文学、敬語表現で書かれている『源氏物語』の不思議、『徒然草』はジジイの自慢話!? 紀行文学は悪口文学、漱石は現代の文章を創った、川端康成は変態作家? など、『古事記』から村上春樹まで日本文学史をザックリ大づかみ。その作品を読んだことのある人にとっては、あそこは面白かった、と合点してもらえる、読んでいない人にとっては、そんなにいいのなら読んでみようかな、という気がしてくる、日本文学の入門の入門書。清水流、絶対眠くならないエンターテイメント日本文学史12講義。

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  • ガラスの海を渡る舟
    4.3
    1巻1,500円 (税込)
    大阪の心斎橋からほど近いエリアにある「空堀商店街」。そこには、兄妹二人が営むガラス工房があった。兄の道は幼い頃から落ち着きがなく、コミュニケーションが苦手で、「みんな」に協調したり、他人の気持ちに共感したりすることができない。妹の羽衣子は、道とは対照的に、コミュニケーションが得意で何事もそつなくこなせるが、突出した「何か」がなく、自分の個性を見つけられずにいる。正反対の性格である二人は互いに苦手意識を抱いていて、祖父の遺言で共に工房を引き継ぐことになってからも、衝突が絶えなかった。そんなガラス工房に、ある客からの変わった依頼が舞い込む。それは、「ガラスの骨壺が欲しい」というもので――。『水を縫う』『大人は泣かないと思っていた』の寺地はるなが放つ、新たな感動作! 相容れない兄妹ふたりが過ごした、愛おしい10年間を描く傑作長編。
  • がんばらない、がんばらない
    4.7
    「ここにきて、日本の社会は行き詰まりになったのです。いくらがんばっても、百頭の牛を百五十頭にできなくなりました。泥沼と同じで、がんばればがんばるほど、ますます苦しくなります」(本書「まえがき」より)。これを読んで「たしかにそのとおり」と思った人は少なくないはずです。さらに著者はこう続けます。「では、どうすればいいですか? どうすれば、『のんびり、ゆったり』としたほんとうの喜び、本物の人生の幸福を味わうことができるでしょうか?」本書では、努力は『いいかげん』に 過去を反省しない、未来に期待しない ただひたすらにお茶を飲む時間を持つ 「おいしいもの」を食べるより、「おいしく」ものを食べるなど、「あくせく、いらいら」の人生をやめ、「のんびり、ゆったり」とした人生を送るための72のヒントを紹介。仏教思想に基づく意外なアドバイスを読んでいくうちに、こころが不思議と穏やかになっていく1冊です。『「いいかげん」のすすめ』を再編集。

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  • 頑張りすぎないほうが成功する
    4.0
    失敗するのは、手を抜いたからではありません。手を抜いたら、失敗すらできないのです。頑張りすぎて失敗した人は、今度は力を抜いてみよう。本書は、仕事や勉強がはかどらなくて落ち込んでいる人に、「今、していること」を楽しむための考え方・行動の仕方を開陳。無理せず、あせらず、チャンスに強くなるための101のヒントを紹介します。最悪の事態の時こそ、笑顔でいよう。深刻な顔で考えるより、いい解決策が浮かぶ/人生は自転車と同じ。とにかくこぎ出せば安定する/詰め込みすぎると、運も引き出しも開かない/神様は「二度と来るな」なんて言わない。何度失敗しても「出直してこい」とチャンスをくれる/自分一人でかかえ込むな。やるだけやったら神様にバトンタッチしようetc.中谷式発想転換法を身につけて、どんなピンチも、新たな挑戦へのウォーミングアップにしよう!つまずきや行き詰まりを感じているすべての人に贈る、応援メッセージ集。

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  • がんばれ! ねずみのおてつだい
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 どうぶつ村の広場にみんながあつまって、いつでもあそべる“なかよしハウス”をつくることになりました。つぎの日から工事がはじまりました。ぞうさんは丸太運び。「ぼくも手伝うよ!」ねずみくんが丸太を持ち上げようとしましたが、ちっちゃくって力もないので、できません。そこで今度は、くまさんのかなづち打ちを手伝おうとしますが、かなづちが重くて持ち上がりません。それなら、と今度は、きりんさんのペンキぬりを手伝おうとします。でも今度は、背が低くて家のかべに手がとどきません。ねずみくんはその後も、つくえ運びやじゅうたんしきを手伝おうとしますが、やはりちっちゃくって、力がないので、うまくいきません。ところが、“なかよしハウス”を完成させるための最後の場面で、ねずみくんにしかできない仕事が! だれにでも長所と適切な役割があることを教えてくれる絵本です。
  • 消えた依頼人
    5.0
    真実は――法の向こう側。かつて殺人罪に問われた女性の無罪判決を勝ち取った敏腕弁護士の大石は、今度は医療過誤訴訟を手掛けていた。勝訴となれば更なる名声を得られるとほくそ笑む大石だったが、その裁判当日、原告は法廷に姿を見せず、後日、原告の自宅を訪ねると、そこには全くの別人が!? 弁護士資格を剥奪されかねない窮地に追い込まれた大石の、起死回生の一手とは。傑作リーガル・ミステリー。
  • 消えた依頼人
    4.3
    1巻1,600円 (税込)
    弁護士生命を絶たれかねない窮地に立たされた男が打った妙手とは――。四年前、殺人罪に問われた女性の無罪判決を勝ち取り、脚光を浴びた弁護士の大石中也。医療過誤の裁判で、彼は依頼人である原告・長瀬の尋問に向け、準備を整えていた。しかし当日、時間になっても長瀬が法廷に現れず、大石は裁判官や相手の弁護士に頭を下げる破目に。大石が原告の自宅を訪ねると、そこにいた「長瀬」は、昨日まで打ち合わせをしていた原告とは似ても似つかぬ、全くの別人だった。弁護士生命さえ危うい事態に、真相究明に乗り出した大石だったが……。現役弁護士にして、『このミステリーがすごい!』大賞・優秀賞受賞作家が、「法の裏側」と「司法の闇」を抉る! 驚愕のリーガル・サスペンス。
  • 消えた大関
    -
    外国人大関・荒把米は、独自の稽古で鍛え上げた強靭な身体で、土俵上に旋風を巻き起こしていた。ところが横綱昇進が確実視される中、格下相手にまさかの連敗。先場所からの不可解な取組結果に、支度部屋が関係することに気づいた大関は、本場所中にもかかわらず失踪する。やがてマスコミの前に現れた大関は“事実”を明らかにするが、何者かに狙撃され――。角界の闇に迫る衝撃のミステリ。

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  • 消えた義経
    3.0
    悲願の平家打倒を果たした源頼朝と義経であったが、歴史の宿命は非情にも二人の間を引き裂いた。そして義経追討の命が下った途端、義経は忽然と姿を消す。鎌倉が放った密偵の探索が進むにつれて、物語の舞台は京都、鎌倉から奥州平泉、そして遠く中国大陸の靺鞨国にまでおよぶ。―義経が平泉を脱出して北へ向かったという北行伝説の謎を大胆に推理した、著者渾身の長編歴史ミステリー。
  • 消えるコトバ・消えないコトバ
    3.3
    「おとぎ話」や「古典作品」は、なぜ時代を超えて読まれ続けるのか? コトバについての考察の中で、著者は考え続けてきた。本書は、その答えを、19篇のエッセイに託して読者に伝える、会心の書下ろしである。この本の重要なキーワードは、「アウトサイダー思考」である。要は、客観的に考えるということなのであるが、現代のコトバが置かれている環境は、「昔よりかなり主観的になっている」「インサイダー思考有利で成り立っている」と考えている著者は、「だからこそ、アウトサイダー思考ができる能力・感覚が大事になる」と述べる。さまざまな、親近感あるエピソードを枕にしながら、アウトサイダー思考とインサイダー思考の違いを比較し、読む人を、「知識の世界」から「理知の世界」という新たなステージに引き上げてくれる、刺激的な一冊である。

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  • 「気がきく女」になれる50のルール
    3.0
    本書では、コミュニケーション・インストラクターである著者が、好感をもたれる気遣いの秘訣を紹介。「お礼の電話をかけるのが早い」「カフェで消費税まで割り勘にしない」「相手に波長を合わせた会話ができる」。誰からも好感をもたれ、仕事が順調に運ぶだけではなく、友人とのつきあいでも大切なことばかりです。人は、自分を心地よくしてくれる人のことを好きになり、協力しようと思います。あなたが気くばりをした分だけ、あなたが過ごしやすくなるのです。気遣いのコツをヒントにして、誰からも愛される女性になってください。

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  • 気がきく人になる心理テスト
    -
    学校では記憶力がいい人が成功しました。社会に出たら、気がきく人が成功するのです。頭がいいことと、気がきくことは違うのです。どうしたら、気がきく人になれるかは、学校や会社では教えてくれません。頭の時代から、心の時代へ変わっているのです。気がきく人は、まわりの人に思いやりがもてる人です。自分に対しては、前向きになれる人です。テストを通して、気がきく人にになりましょう。

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  • 木々にさす光 リーリと真也のハートフル・ストーリー
    -
    1巻1,200円 (税込)
    「おじいちゃんのリーリが引っ越しをした。大きな屋敷を売り払って、ぼくのうちのそばの小さなアパートに住むようになったのだ」一代で築き上げた木工所を倒産で失ったリーリこと井上理一。60歳半ばの彼は、また裸一貫で出直しをはからなければならなくなった。しかし、昔のように若いエネルギーはもうない。何もすることがなくなった毎日で、感じるのはむなしさばかりだった。そんな日常のなかで唯一の楽しみは、孫の真也と十分に語る機会ができたことだった。倒産の事情もよくわからない小学五年生の孫と話すうちに、リーリは失いかけていた生きる力を取り戻していく。また、真也もリーリと語らううちに、パパやママにも話せない真情を伝えるようになっていく。ある日、顧客からの家具の修理の依頼ハガキを手にしたリーリは真也を助手にしてアフターサービスのために活動することを決める。……祖父と孫の心の交流を描いた感動の物語です。
  • 企業がよみがえる日 何が大企業を変えたのか
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    いかなる企業にも栄枯盛衰はある。隆盛を極めた巨大企業にも、かえってその巨大さゆえに急激な時代の変化に対応しきれず、衰退する例が多い。そして再びよみがえるためには発想の大転換とすさまじいまでのエネルギーが必要である。企業生き残りをかけて再生にチャレンジした5つの企業――新日本製鉄・日産自動車・ダイエー・全日本空輸・JR東日本――の熱い戦いを通じて、激動の時代の組織の在り方と企業復活のノウハウを探る、注目のドキュメント。

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  • 鬼才縦横 上巻 小林一三の生涯
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    阪急グループの創設者として日本起業史に不滅の金字塔を打ちたてた男・小林一三――だが、彼の青春時代からは、後年、実業界に君臨する姿を想像することは、到底できない。縁あって入行した三井銀行では、たちまち“落第サラリーマン”の烙印を押されてしまう。なぜなら、文学に興味はあっても、まったくの経済音痴。いかに楽をし、どう遊ぶかが彼の命題であったからだ。本書は、実業界の鬼才・小林一三の奔放な青春期を生き生きと描く。
  • 絆〈KIZUNA〉
    5.0
    「絆」、それは目に見えないけれど、人と人とを強く結びつける何か。そして、どんなに辛いことがあっても、乗り越えられる心強い味方――。困難な仕事を影で支えてくれた米国人の夫、肌の色が違う娘、自分の「生」を正面から見据えるエイズ患者ジミー……、夫婦、親子、家族、生命、それぞれの絆を通して、人を愛することの厳しさと喜びを綴ったエッセイ。

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  • 奇跡の学校 なぜ滑り止め校が進学校に変わったのか
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    ユニークな教育方針で生まれ変わった、岡山学芸館高校の改革ストーリー! 「落ちこぼれ校」と呼ばれて、教員ですら名刺を作るのを嫌がった高校。県立高校を落ちて、いやいや通う生徒。問題を起こし次々と退学する生徒。――それが県下でも有数の進学校へと変身した。いったいそこには何があったのか? 組合との壮絶な戦い、頭の固い教諭との確執を乗り越え、試行錯誤の末、ついに転機が訪れる!

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  • 奇跡の駆逐艦「雪風」 太平洋戦争を戦い抜いた不沈の航跡
    4.5
    太平洋戦争中、どんなに激しい海戦でも必ず生き残って帰投し、“奇跡の駆逐艦”と謳われた「雪風」。緒戦のスラバヤ沖海戦から第三次ソロモン海戦、ガダルカナル撤収作戦、レイテ沖海戦と数々の修羅場を潜り抜け、戦艦「大和」の沖縄特攻作戦からも生還した“不沈の航跡”は名高い。その強運から“神宿る”と呼ばれた「雪風」を舞台に、二百余名の乗員たちの激闘のドラマを描く!
  • 奇跡の母子犬
    5.0
    宮崎県中央動物保護管理所に収容された母子犬をめぐる感動の20日間の記録。2007年2月、住民の通報により1頭の母犬と3匹の子犬が管理所に捕獲されました。管理所に収容された犬たちには「命の期限日」が付けられ、飼い主が見つからないと殺処分されます。生きて出られる確率はわずか10%……。親子で来た場合、ほとんどの母犬が周りの犬や緊迫した状況に驚き、子犬の面倒を見なくなるのですが、この母犬は違っていました。子犬を守ろうと必死で人間を威嚇し続けるのです。長年犬を捕獲し続けている職員さんも、この母犬の姿に驚くと同時に、子への愛情に心を打たれます。なんとかしたいと思った職員さんは、自分の担当月のぎりぎりの日まで期限を延期しようと決めました……。必死に子犬を守ろうとする母犬、生き抜いてほしいと願い続けた管理所職員さん、その姿を記録し「命」の大切さを訴えかける私――3つの思いが生んだ奇跡の物語。

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  • 奇跡を呼ぶ天使の贈り物
    4.0
    1巻1,100円 (税込)
    ベストセラー『ラッキー!』『ハッピー!』の著者が贈る、初の小説。自分を成長させて、夢を叶えるための習慣や考え方を紹介しながら、読んだ人が元気で幸せになる魔法のお話。本書の内容は、クリスマス・イブの夜、失恋した主人公の安部美幸は、街で天使(天ちゃん)に出会います。天ちゃんは、彼女の身におこるという「人生で最大の悲しい出来事」に備えて、3週間ともに生活しながら、大切なメッセージを伝えるためにやってきたのだと言う。食いしん坊の赤ちゃんのような天使を、初めは不審に思っていた主人公も、「天ちゃん手帳」「寝る前の3つの習慣」など、天ちゃんの毎日の教えによって、少しずつ成長していきます。そして、願っていた素敵な男性も出現します。しかし、3週間後、「人生で最大の悲しい出来事」がついにやってくるのです…。ページをめくるたびに、あなたの夢が現実に近づく。少し笑えて、最後に泣ける、魂を揺さぶる感動ストーリー。

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  • 季節を知る・遊ぶ・感じる 1月のえほん
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    四季のある日本には、昔からそれぞれの季節に合わせた行事・風習があり、伝統・しきたりとして受け継がれてきました。そこには、季節の移ろいを愛でる心や自然の理にかなった知恵があり、日本人の心や文化を育んできたといえます。初もうで、書きぞめ、おせち料理、七草がゆ、たこあげ、雪合戦……。本書は、1月の行事や自然、旬の食べもの、遊びなどをきれいな絵で紹介するとともに、季語、記念日、できごとなども掲載。1月を知り、楽しんで、学習にも役立つ絵本です。元日―お正月(飾りつけいろいろ/着物/おせち料理いろいろ/お正月にまつわるなに? なぜ?/お正月の遊び)/1月の旬の食べもの/1月の俳句と季語/1月に見られる植物/1月の行事(初夢/小寒/出初め式/人日の節句/鏡開き/成人の日/十日えびす)/日本の1月のお祭り/雪や氷にふれてみよう/動物たちの冬眠・冬ごもり/1月のできごと/1月に生まれた偉人・有名人 他
  • 季節を知る・遊ぶ・感じる 9月のえほん
    -
    四季のある日本には、昔からそれぞれの季節に合わせた行事・風習があり、伝統・しきたりとして受けつがれてきました。そこには、季節の移ろいを愛でる心や自然の理にかなった知恵があり、日本人の心や文化を育んできたといえます。本書は、9月の行事や自然、旬の食べもの、遊びなどを趣のあるきれいな絵で紹介するとともに、季語、記念日、できごとなども掲載しています。9月を興味深く知る事ができ、学習にも役立つ絵本です。また、お誕生日プレゼントや出産祝いにもピッタリです。防災の日…防災の日のいろいろ、災害のいろいろ/十五夜…十五夜のいろいろ、お月見のおそなえもの、日本各地の十五夜の行事/敬老の日/9月の旬の食べもの/9月の俳句と季語/9月に見られる植物/9月の記念日/9月の行事/日本の9月のお祭り/世界の9月の行事・お祭り/お米づくりについて学ぼう/秋の草花であそぶ/9月のできごと/9月に生まれた偉人・有名人
  • 季節を知る・遊ぶ・感じる 5月のえほん
    -
    四季のある日本には、昔からそれぞれの季節に合わせた行事・風習があり、伝統・しきたりとして受けつがれてきました。そこには、季節の移ろいを愛でる心や自然の理にかなった知恵があり、日本人の心や文化を育んできたといえます。端午の節句、ショウブ湯、八十八夜、母の日のプレゼント、ザリガニつり……。本書は、5月の行事や自然、旬の食べ物、遊びなどをきれいな絵で紹介するとともに、季語、記念日、できごとなども掲載。5月を興味深く知ることができ、学習にも役立つ絵本です。端午の節句/こいのぼり/ショウブのつかい方いろいろ/日本各地のこどもの日の行事/八十八夜/5月の旬の食べもの/5月に見られる植物/5月の俳句と季語/5月に見られる植物/5月の記念日/5月の行事/日本の5月のお祭り/世界の5月の行事・お祭り/5月のできごと/5月に生まれた偉人・有名人 ほか出産祝いや誕生日プレゼントにもピッタリな一冊!
  • 季節を知る・遊ぶ・感じる 3月のえほん
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    ひな祭り、ちらしずし、ホワイト・デー、潮干狩り……。本書は、3月の行事や自然、旬の食べ物、遊びなどをきれいな絵で紹介するとともに、季語、記念日、できごとなども掲載。3月を知り、楽しんで、学習にも役に立つ絵本です。四季のある日本には、昔からそれぞれの季節に合わせた行事・風習があり、伝統・しきたりとして受け継がれてきました。そこには、季節の移ろいを愛でる心や自然の理にかなった知恵があり、日本人の心や文化を育んできたといえます。ひな祭り―(おひなさまのいろいろ/さまざまなひなかざり/ひな祭りのあそび/ひな祭りの料理)/春のお彼岸/卒業式/3月の旬の食べ物/3月の俳句と季語/3月に見られる植物/3月の記念日/3月の行事/日本の3月のお祭り/世界の3月の行事・お祭り/春の草花であそぶ/春のいたずら「花粉症」/3月のできごと/3月に生まれた偉人・有名人
  • 季節を知る・遊ぶ・感じる 4月のえほん
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    4月の別名は卯月(うづき)。卯月とは卯の花、すなわちウツギという植物に花が咲く時期という意味だといわれます。4月の誕生石はダイヤモンド、誕生花はワスレナグサです。4月の旬の食べものには、ニシン、メバル、アサリ、ワラビ、ゼンマイ、ハッサクなどがあります……。本書は、「12カ月のえほん」の1冊として、4月の行事、自然、旬の食べもの、遊びなどを絵で楽しく紹介するとともに、季語、記念日、できごとなども掲載しています。具体的には次のような項目を取り上げている。お花見、入学式、花祭り、4月の旬の食べもの、4月の俳句と季語、4月に見られる植物、4月の記念日、4月の行事(エイプリル・フールほか)、日本の4月のお祭り、世界の4月の行事・お祭り、春の風景を写生しよう、春の草花にあつまる虫、4月のできごと、4月に生まれた偉人・有名人。誕生日プレゼントとしても最適の1冊!
  • 季節を知る・遊ぶ・感じる 7月のえほん
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    四季のある日本には、昔からそれぞれの季節に合わせた行事・風習があり、伝統・しきたりとして受け継がれてきました。そこには、季節の移ろいを愛でる心や自然の理にかなった知恵があり、日本人の心や文化を育んできたといえます。海開き、山開き、七夕、土用の丑、お中元、暑中見舞い……。本書は、7月の行事や自然、旬の食べもの、遊びなどをきれいな絵でわかりやすく紹介するとともに、季語、記念日、できごとなども掲載。7月を興味深く知ることができ、学習にも役に立つ絵本です。山開き・川開き・海開き/七夕…七夕のゆらい・七夕のいろいろ・日本各地の七夕かざりとお祭り/7月の旬の食べもの・7月の俳句と季語・7月に見られる植物・7月の記念日・7月の行事/日本の7月のお祭り・世界の7月の行事・お祭り/暑中見舞いを書こう/雲のいろいろ/7月のできごと/7月に生まれた偉人・有名人 ほか
  • 季節を知る・遊ぶ・感じる 11月のえほん
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    四季のある日本には、昔からそれぞれの季節に合わせた行事・風習があり、伝統・しきたりとして受けつがれてきました。そこには、季節の移ろいを愛でる心や自然の理にかなった知恵があり、日本人の心や文化を育んできたといえます。本書は、11月の行事や自然、旬の食べ物、遊びなどを趣のあるきれいな絵で紹介するとともに、季語、記念日、できごとなども掲載しています。11月を興味深く知ることができ、学習にも役に立つ絵本です。七五三…七五三のいろいろ/人生のふしめ「通過儀礼」/もみじ狩り…もみじ狩りのいろいろ/もみじ狩りに行こう/勤労感謝の日/新嘗祭/11月の旬の食べもの/11月の俳句と季語/11月に見られる植物/11月の記念日/11月の行事/日本の11月のお祭り/世界の11月の行事・お祭り/落ち葉を観察しよう/秋の味覚・きのこ/11月のできごと/11月に生まれた偉人・有名人 ほか
  • 季節を知る・遊ぶ・感じる 10月のえほん
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    四季のある日本には、昔からそれぞれの季節に合わせた行事・風習があり、伝統・しきたりとして受けつがれてきました。そこには、季節の移ろいを愛でる心や自然の理にかなった知恵があり、日本人の心や文化を育んできたといえます。本書は、10月の行事や自然、旬の食べもの、遊びなどを趣のあるきれいな絵で紹介するとともに、季語、記念日、できごとなども掲載しています。10月を興味深く知ることができ、学習にも役に立つ絵本です。また、お誕生日プレゼントや出産祝いにもピッタリです。体育の日…体育の日のいろいろ/運動会のいろいろな競技/ハロウィーン/秋祭り/10月の旬の食べもの/10月の俳句と季語/10月に見られる植物/10月の記念日/10月の行事/日本の10月のお祭り/世界の10月の行事・お祭り/秋の虫の声を聞こう/秋の木の実であそぶ/10月のできごと/10月に生まれた偉人・有名人 ほか
  • 季節を知る・遊ぶ・感じる 12月のえほん
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    四季のある日本には、昔からそれぞれの季節に合わせた行事・風習があり、伝統・しきたりとして受けつがれてきました。そこには、季節の移ろいを愛でる心や自然の理にかなった知恵があり、日本人の心や文化を育んできたといえます。本書は、12月の行事や自然、旬の食べもの、遊びなどを趣のあるきれいな絵で紹介するとともに、季語、記念日、できごとなども掲載しています。12月を興味深く知る事ができ、学習にも役立つ絵本です。また、お誕生日プレゼントや出産祝いにもピッタリです。大そうじ/クリスマス…クリスマスのいろいろ/クリスマスのかざりつけ/クリスマスのお菓子いろいろ/大晦日/12月の旬の食べもの/12月の俳句と季語/12月に見られる植物/12月の記念日/12月の行事/日本の12月のお祭り/世界の12月の行事・お祭り/年賀状を書こう/雪と天気について学ぼう/12月のできごと/12月に生まれた偉人・有名人 ほか
  • 季節を知る・遊ぶ・感じる 2月のえほん
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    豆まき、恵方巻、よもぎもちづくり、スケート……。本書は、2月の行事や自然、旬の食べもの、遊びなどをきれいな絵で紹介するとともに、季語、記念日、できごとなども掲載。2月を知り、楽しんで、学習にも役立つ絵本です。四季のある日本には、昔からそれぞれの季節に合わせた行事・風習があり、伝統・しきたりとして受け継がれてきました。そこには、季節の移ろいを愛でる心や自然の理にかなった知恵があり、日本人の心や文化を育んできたといえます。節分(節分の料理/日本各地の節分のお祭/日本各地にいるいろいろな鬼)/バレンダイン・デー/2月の旬の食べ物/2月の俳句と季語/2月に見られる植物/2月の記念日/2月の行事(立春/初午/針供養/建国記念の日/雨水/うるう日)/日本の2月のお祭り/ウインタースポーツに親しむ/冬のわたり鳥/2月のできごと/2月に生まれた偉人・有名人 他
  • 季節を知る・遊ぶ・感じる 8月のえほん
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    四季のある日本には、昔からそれぞれの季節に合わせた行事・風習があり、伝統・しきたりとして受け継がれてきました。そこには、季節の移ろいを愛でる心や自然の理にかなった知恵があり、日本人の心や文化を育んできたといえます。本書は、8月の行事や自然、旬の食べ物、遊びなどをきれいな絵で紹介するとともに、季語、記念日、できごとなども掲載。8月を興味深く知ることができ、楽しんで学習にも役立つ絵本です。夏祭り…夏祭りのいろいろ/ゆかたを着よう/花火大会に行こう/お盆…お盆のいろいろ/ご先祖さまをおくる「盆おどり」/地蔵盆/8月の旬の食べもの/8月の俳句と季語/8月に見られる植物/8月の記念日/8月の行事/日本の8月のお祭り/世界の8月の行事・お祭り/花火のいろいろ/夏に見られるこん虫/8月のできごと/8月に生まれた偉人・有名人
  • 季節を知る・遊ぶ・感じる 6月のえほん
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    6月の別名は水無月(みなづき)。暑さで水がなくなる月という意味だとされています。6月の誕生石としてはパール(真珠)が、また誕生花としてはバラが、それぞれ有名です。本書は、「12カ月のえほん」の1冊として、6月の行事、自然、旬の食べもの、遊びなどを絵で楽しく紹介するとともに、季語、記念日、できごとなども掲載しています。具体的には次のような項目を取り上げています。衣替え、入梅、ジューンブライド、6月の旬の食べもの、6月の俳句と季語、6月に見られる植物、6月の記念日、6月の行事(夏至、キャンドルナイト、父の日、虫おくり ほか)、日本の6月のお祭り、世界の6月の行事・お祭り、ホタル狩りをしよう、時計のあれこれ、6月のできごと、6月に生まれた偉人・有名人。お子さんが6月という季節を楽しく学べる本で、誕生日プレゼントや出産祝いとしても最適の1冊です。
  • キタリス・ウーと森のお医者さん
    -
    竹田津実さんは、獣医師として長年、動物の治療に関わってきた。法律上は、野生の動物を勝手に助けてはいけないことになっている。しかし、怪我などをした野生の動物が「森の診療所」に持ち込まれた場合、竹田津さんはそのまま放っておくことができず、治療や看病をしてやり、森に帰すようにしてきた。「ウー」という名前をつけられたキタリスの子は、最初は竹田津さんの前でおびえていたが、次第になつき、森に帰ったあともまた戻ってくるようになる。ある時は、竹田津さん目がけてヤマグワの実を落とすなどといういたずらをしたり、またある時は、散歩についてきたり……。ウーも次第に大人のキタリスへと成長していき、命がけでライバルと闘うまでに……。本書は、お人よし獣医師のことが大好きなキタリスと竹田津さんとの心の交流を紹介しつつ、生命の不思議や凄さを伝える。小学校中学年以上を対象にした、「心のノンフィクション」シリーズの1冊。
  • 黄蝶舞う
    3.6
    平清盛が保元・平治の乱を制し、源義朝を死に追いやったのは有名な史実だ。そして嫡男・頼朝が囚われながらも死を許され、伊豆に配流になったのもよく知られる。清盛亡き後、頼朝は平氏を滅亡させ、鎌倉幕府を開いた。史上初の武家政権。しかし、初代頼朝・二代頼家・三代実朝ら3人の源氏の将軍は、いずれも悲劇的な死を遂げている。その数奇な因果は何を物語るのか。本書は、代表作『君の名残りを』で、タイムスリップ青春小説として平家物語の時代を描いた著者が、源家三代の将軍と、頼朝と北条政子の娘・大姫、実朝を暗殺した頼朝の子・公暁の5つの死を、妖しくも幻想的に描く連作時代小説である。死してなお続く清盛と頼朝の葛藤と、史書も記録しない頼朝の死の謎を描いた「されこうべ」をはじめ、実朝の死への道行きに寄り添った表題作「黄蝶舞う」など5篇の幻想譚を収録。ミリオンセラー『四日間の奇蹟』の著者が挑んだ新境地。解説:末國善己。
  • 「きっかけ」のつくり方
    4.0
    たとえ、どんなに素晴らしい才能があり、実力があったとしても、ただそれだけではその人に幸運がやってくるとはかぎらない。誰とめぐりあい、誰と知り合うかによって、人生も仕事もちがったものになる。仕事の実現、人との出会い……願いを実現させるのに、「待ち」の姿勢は禁物、チャンスは自分でつくるものなのだ。本書ではちょっとした出会いを大きくプラスに転化していくための「きっかけ」のつくり方を詳しく紹介。この本を実践することで、きっと思わぬ幸運が生まれます。

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  • 吉川元春 毛利を支えた勇将
    4.0
    三万の秀吉軍と相対した五千名の元春軍は、にわかに川の橋板をはずし、船を陸にあげ始めた。「なんと元春め、自ら退路を断つ気か。このような敵と戦っては、味方の被害は計り知れぬ」秀吉はたまらず姫路へと兵を引き揚げた。―父・元就を補佐して中国を平定、弟の小早川隆景とともに「毛利の両川」と称賛された吉川元春。天下取りの愚を避け、毛利の領国を守り抜いた賢明なる武将の生涯。

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  • 喫茶ソムニウムの優しい奇蹟 お代はあなたのお悩みで
    5.0
    1巻770円 (税込)
    ここは、夢のはざまの喫茶店。あなたの悩みはなんですか? 「わが家は幽世の貸本屋さん」シリーズで大人気の著者、最新作! 悩んでいる人の前にあらわれると噂の喫茶店・ソムニウム。亡くした飼い猫に後悔を抱く女性、他人を優先しすぎて恋愛ができない男性、夢をかなえた結果、母親を失望させてしまったタクシー運転手……。そこでは、わだかまりを抱えた客たちの「胸に咲く花」を対価に、不思議な店主が願いを叶えてくれるという。「胸に咲く花」とは何か、そして店主の意外な目的とは――。切なくも心あたたまる連作短編集。文庫書き下ろし。
  • きっと、自分を好きになる
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 この本から伝わってくるのは、「生きてるっていいな」「人間っていいな」ということ。「人間だから、欠点や短所があってあたりまえ。そのままでいい。そのままの自分で100点満点」「悩んだら悩んでいい。迷うなら迷っていい。逃げないで、ありのままを受け入れよう。そして、一番いいと思うことをひとつひとつやっていこう」など、自分のことを大好きになる考え方がいっぱいです。本書は、発売以来30万人を超える人々に愛され続けてきたPHP文庫のベスト&ロングセラー『心がやすらぐ魔法のことば』を完全リニューアル。絵は、JR東日本「Suica」のペンギン、雑誌『クウネル』(マガジンハウス)の「クウネルくん」などのキャラクターでもおなじみのイラストレーター、坂崎千春さんが担当。坂崎さんが初めて描き下ろす「あざらしくん」の絵を見るだけで、元気が出てきます。あなたは、あなたであればいい――。あなたもきっと、生きるのが楽になりますよ。
  • きつねえんでおべんとう
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 今日は青葉幼稚園の遠足です。バスをおりて、やまみちをのぼってきたら、「わあ、きれい!」ゆうちゃんたちは、真赤なもみじのひろっぱまでやってきました。そこでゆうちゃんは、不思議なお友達と遊びます。おてんきあめ きつねあめ きつねのよめいり こーんこん。
  • キツネの花よめいしょう
    3.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 おおきなスギノキ山のクマザサのなかに、かあさんギツネとむすめのキツネがすんでいました。むすめのキツネは、あきになると、むこうの山へおよめにいきます。――美しい文としみじみやさしい絵でおくる珠玉の一冊。嫁ぐ日が近いむすめの体を、母ギツネはヤマツバキの実でせっせとみがいていました。谷川のむこうの染め物屋さんが、河原の石の上にひろげたあざやかな布をみて、「あのぬので花よめいしょうをつくったら、きっとお山一のおよめさんになるだろうな」と母ギツネはいつも河原の布をながめていました。ひとかげがなくなったとき、母は布をくわえて走りましたがすぐに見つかり、命からがら草むらに逃げ込みました。美しい布があきらめきれない母ギツネでしたが、かみなりのあとのあめつぶで七色にかがやくむすめのからだをみて、娘がどんな布よりもきれいなことに気がついたのです。娘を思う母ギツネの愛情が、せつないほど伝わってくるお話です。
  • きてきて! ノッシー
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ひなたむらのいのしし・ノッシーは、むらのなかまにおてつだいをたのまれて、いつもおおいそがし。あるひ、あきやのおうちに、おんなのこのいのしし・ラッタちゃんがひっこしてきて……
  • キナコ
    3.2
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 キナコは、ネコです。ネコだけど、あたしの妹です。なのに、ママが、赤ちゃんが生まれるからって、キナコをおばあちゃんにあずけようって言いだした。あたしはそんなの絶対にヤダ! キナコを預けるくらいなら、赤ちゃんなんていらない! キナコはあたしが守るってきめた。キナコをおばあちゃんちに連れていかれないように、学校に連れてきて、倉庫に隠した。でも、キナコがどこかにいなくなっちゃった……。「ママのせいじゃん! ママがわるいんだよ。ママがキナコのこと、じゃまにしたから、赤ちゃんばっかりだいじにして。キナコが いなくなっちゃったのは、ママのせいだもん!」 いっぱいいっぱいどなって、わーって、ないた。「ごめん。ごめんね」 ママは、あたしを ぎゅってした。家族が増えることに対する戸惑いや葛藤を通じて、少しずつ成長していく女の子の物語。第39回日本児童文芸家協会賞受賞者による幼年童話です。
  • 昨日の海と彼女の記憶
    3.4
    どちらかがどちらかを殺した?――。夏休みのある日、海辺の小さな町の高校生・光介の家に、母の姉・芹とその娘の双葉がしばらく一緒に暮らすことになった。光介は芹から、二十五年前の祖父母の死が、実は無理心中事件であったと聞かされる。カメラマンであった祖父とそのモデルを務めていた祖母。二人の間に何が起こったのか。切ない真相に辿り着いたとき、少年はひとつ大人になる。『昨日の海は』を改題。
  • 昨日の海は
    3.5
    1巻1,400円 (税込)
    いつも通りの夏のはずだった。その事件のことを知るまでは……。海辺の小さな町で暮らす高校生・光介。夏休みに入ったある日、母の姉・芹とその娘の双葉がしばらく一緒に暮らすことになった。光介は芹から、心中と聞かされていた祖父母の死が、実は「どちらかがどちらかを殺した」無理心中事件であり、ここで生きていくために事実をはっきりさせたい、という決意を聞かされる。カメラマンであった祖父とそのモデルも務めていた祖母。二人の間にいったい何が起こったのか。残された写真が語るもの、関係者たちの歪んだ記憶、小さな嘘……。そして真相を追う光介が辿り着いた、衝撃的な事実とは……。『サクリファイス』『タルト・タタンの夢』などで話題の著者が、海辺の町を舞台に、青年のひと夏の冒険と成長を描く、切なくてさわやかな青春ミステリー。

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