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Posted by ブクログ
新装版が出たらしく、最近よく本屋で見かけるシリーズ。
この作者さんの「桜風堂ものがたり」が好きで、同じような優しさにあふれた作品だったら、いいなぁと思い、手に取ってみたが、あらすじを読んでみたら、幽霊が登場するとのことで、ちょっと後悔…
ファンタジーは嫌いだから、幽霊とかの登場とかも絶対受け入れられないだろうと読んでいたら、なんと、これがあっさり違和感なく、読めてしまった。
主人公の19歳の茜音はクリスマスの夜に、バイトから帰ると、母親が行方をくらまし、家賃を滞納していたアパートも追い出されてしまった。
寒さの中、バイト先の好意でいただいたサンタクロースのコスプレで街を彷徨う茜音は公園で迷子の少女と出会う。
その迷子の少女を住んでいるところまで送り届けたところで、茜音はかなりや荘の人々と出会う。
元女優だった大家さんが営むかなりや荘には、元敏腕編集者や戦場カメラマン、その戦場カメラマンが育てる少女、そして若くして亡くなった天才漫画家が住んでいた。
みんな、過去に傷を抱えつつも、一人になってしまった茜音を温かく迎える。
ここまでで、1作目が終了。この後、どうなっていくのか、すごく気になるシリーズ。
幽霊として登場する天才漫画家の玲司の存在にも違和感なく。そんなに数は読んでいないけど、この作家さんの作品はほんわかして、優しい気持ちにしてくれる。
Posted by ブクログ
PHP文庫の再販版には
作者のシリーズまたぎの
嬉しい短編があったので
集英社版から掛け替えました。
よりによってクリスマスの日に
仕事も住処も失った茜音。
公園で迷子の少女に出会い
送り届けた先のかなりや荘で
温かい歓待を受けるが
高熱でそのまま倒れてしまい…。
ちょっとずつ問題を抱えているらしい
住民たちの住んでいる、かなりや荘。
茜音は、そのみんなに好かれて
大家さんから仕事と
空き部屋を紹介してもらえたけど
そこに居たのは
四十九日を迎えて成仏できずにいる
問題大ありな漫画家の霊(^_^)
この作者の語り口は好きです。
こういう悪人のほぼ出てこない物語を
欲する時もあるのだ。
創作を生業とする者の苦しみとか
実は結構ドロドロなこと書いているのに
なんか中和される感じで。
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小説・文芸
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