死去作品一覧

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  • 完訳 フロイス日本史 大村純忠・有馬晴信篇(合本)
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    信長秀吉から庶民まで西欧人が戦国期の日本を描き、現代語訳された初めての日本史。全12巻。毎日出版文化賞、菊池寛賞受賞。 大村純忠・有馬晴信篇Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・Ⅳ(9~12巻)を収録する。 大村純忠・有馬晴信篇Ⅰ(第9巻) フロイスが横瀬浦で日本での布教の第一歩を踏み出してから後、十年余りの五島列島・島原・天草における布教、及び長崎の開港、有馬義貞の改宗を描く。 大村純忠・有馬晴信篇Ⅱ(第10巻) 西国諸侯の改宗相次ぐ中、佐賀の竜造寺隆信の軍勢が島原に侵攻。島津の援兵を得た有馬軍は宗門の命運を賭した死闘のすえにこれを潰滅させる。 大村純忠・有馬晴信篇Ⅲ(第11巻) 黒田官兵衛の改宗、関白秀吉の九州征伐やバテレン追放令、大村純忠・大友宗麟・コエリュ師の死去など、重大事件があいつぎ、西九州は動揺する。 大村純忠・有馬晴信篇Ⅳ(第12巻) 弾圧と迫害の中、着実にしかも強固に信仰の広がりを見せる天草・島原のキリシタンや、日本人初のイエズス会員ロレンソを描く。 キリシタン年表付。
  • 鳩山一郎とその時代
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    自民党初代総裁・総理大臣を務めた鳩山一郎の決定版研究。戦前の政友会時代、公職追放と復活、総理大臣就任と死去までを詳細に辿る。
  • 【2冊 合本版】『戦国大名・伊勢宗瑞』『戦国大名・北条氏直』
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    『戦国大名・伊勢宗瑞』:「北条早雲」の名で知られる後北条氏の初代・伊勢宗瑞は、「戦国大名の魁け」「下剋上の典型」「大器晩成の典型」などと呼ばれてきた。しかし近年、新史料の発見により京都や東海、関東における政治状況についての解明が進展し、その人物像は大きく書き換えられた。北条氏研究の第一人者が、最新の研究成果をもとに、新しい政治権力となる「戦国大名」がいかにして構築されたのかを明らかにしつつ、伊勢宗瑞の全体像を描く初の本格評伝。 『戦国大名・北条氏直』:戦国大名家きっての名門、小田原北条家の五代目にして最後の当主・氏直。小田原合戦の翌年、羽柴秀吉の旗本家臣として政治的復活を遂げたものの、直後に不慮の死去を遂げた。戦国時代の最終局面を生きたわずか30年の生涯は、「天下人」信長・秀吉・家康との関係に彩られた人生であった。知られざる氏直の生涯をたどりながら、大名同士の抗争の時代から「天下一統」が遂げられていく、戦国社会の激動の状況を鮮やかに活写する。 ※本電子書籍は『戦国大名・伊勢宗瑞』『戦国大名・北条氏直』を1冊にまとめた合本版です。
  • 二つのコリア 第三版 国際政治の中の朝鮮半島
    5.0
    朝鮮半島現代史の決定版! 元ワシントン・ポスト記者×元米朝交渉現場担当者による、知られざる外交最前線。 朴正煕・金日成の時代から金大中・金正日の時代に加え、六カ国協議、北朝鮮核実験、金正日死去、金正恩新体制までの韓国・北朝鮮現代史を克明に記録。 98年度アジア太平洋賞大賞を受賞し、国際的評価の高い旧版に最新の学術研究成果を盛り込んだ大幅増補改訂版。
  • 自由への長い道 ネルソン・マンデラ自伝
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    自由への道はなだらかではない。 しかし、自らを抑圧から解き放つためなら、どんな苦しみにも耐えるだろう。 非暴力を貫くか、暴力に訴えるか、その狭間で葛藤する若き日のマンデラの姿がここにある。 南アフリカの小村で生まれ育ったマンデラは、若くしてアフリカ民族会議(ANC)の黒人解放運動に身を投じる。国内では、白人が黒人を搾取することで経済成長を遂げる一方、抑圧に対する不満が高まっていた。弁護士業と自由への闘争に奔走するマンデラは、志の高い同胞たちと非暴力の不服従運動を展開。しかし、政府による容赦ないアパルトヘイト(人種隔離政策)に強い憤りを感じ、軍事組織の司令官として運命の一歩を踏み出していく。 2014年5月公開映画「マンデラ―自由への長い道―」原作。世界的ベストセラーとなった自伝。 *この電子版は、紙版書籍『自由への長い道──ネルソン・マンデラ自伝(上)(下)』に基づき、合本化して制作されました。 ネルソン・マンデラ(Nelson Mandela) 1918年、トランスカイ生まれ。フォートヘア大学卒。44年、アフリカ民族会議(ANC)青年同盟創設に参画。52年、アフリカ人の弁護士として初めて法律事務所を開業、反アパルトヘイト運動にのり出す。62年に逮捕され5年の刑、64年に反逆罪などで終身刑を追加され、結局、27年間にわたって服役。90年釈放、91年ANC議長。93年、デクラーク大統領とともにノーベル平和賞を受賞。94年、大統領就任。2013年死去。享年95歳。
  • 左川ちか全集
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    1巻2,970円 (税込)
    詩の極北に屹立する詩人・左川ちかの全貌がついに明らかになる──。 詩の極北に屹立する詩人・左川ちかの全貌がついに明らかになる──。 萩原朔太郎や西脇順三郎らに激賞された現代詩の先駆者、初の全集。 すべての詩・散文・書簡、翻訳を収録。編者による充実の年譜・解題・解説を付す。 【目次】 詩篇 翻訳詩 散文・日記・書簡 翻訳文 年譜 解題 島田 龍 解説 詩人左川ちかの肖像 島田 龍 ブックガイド 【著者】 左川ちか 詩人・翻訳家。本名川崎愛。1911年生まれ。北海道余市町出身、十勝地方の本別町で幼少期を過ごす。庁立小樽高等女学校卒業後に上京。10代で翻訳家としてデビュー。J・ジョイス、V・ウルフ、ミナ・ロイなど、詩・小説・評論の翻訳を残す。1930年に筆名を「左川ちか」と改め詩壇に登場する。同郷の伊藤整を始め、北園克衛・春山行夫・西脇順三郎・萩原朔太郎らに高く評価、詩誌『詩と詩論』『椎の木』『マダム・ブランシュ』などで活躍した。将来を嘱望されたが1936年に死去。享年24。 島田龍 東京都中野区出身。立命館大学文学研究科日本史専修博士後期課程単位取得退学。現・立命館大学人文科学研究所研究員。専門は中世~近現代における日本文化史・文学史。関連論考に「左川ちか研究史論―附左川ちか関連文献目録増補版」(『立命館大学人文科学研究所紀要』115号)、「左川ちか翻訳考:1930年代における詩人の翻訳と創作のあいだ―伊藤整、H・クロスビー、J・ジョイス、V・ウルフ、H・リード、ミナ・ロイを中心に」(『立命館文学』677号)など。
  • 漱石・全小説
    -
    1巻2,640円 (税込)
    漱石は1905年(明治38年)、38歳のとき「吾輩は猫である」を雑誌「ホトトギス」に発表、好評のうちに迎えられたので、作家として生きてゆく道を選んだ。以後、1916年(大正5年)、「明暗」を朝日新聞紙上に連載中に、病に倒れて死去するまでの11年のあいだに長短あわせて23編の小説を発表した。本書はこれを発表年代順にすべて収めた「漱石小説全集」である。読みやすさを考えて、全作「新漢字・現代仮名づかい」にあらためてある。

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  • 李登輝より日本へ 贈る言葉
    4.4
    1巻2,640円 (税込)
    ■日本と中国の本質を知り尽くした哲人政治家が、再生日本に向けた愛情と期待に満ちた激励の言葉。 [目次] 第一章 再生する日本 第二章 李登輝の台湾革命 第三章 中国の歴史と「二つの中国」 第四章 尖閣と日台中 第五章 指導者の条件 第六章 「武士道」と「奥の細道」 第七章 これからの世界と日本 <著者略歴> 李 登輝 (り とうき) 1923年台湾生まれ。元台湾総統。農業経済学者。米国コーネル大学農業経済学博士、拓殖大学名誉博士。台北市長などを歴任、蔣経国総統(当時)から48年副総統に指名される。88年蔣経国の死去にともない総統昇格。2000年総統退任。2007年第1回後藤新平賞受賞。『「武士道」解題―ノーブレス・オブリージュとは』(小学館文庫2006)、『李登輝実録一台湾民主化への蔣経国との対話』(産経新聞出版2006)、『新版 最高指導者の条件』(PHP研究所2013)ほか著書多数。2020年逝去。 ※この電子書籍は株式会社ウェッジが刊行した『李登輝より日本へ 贈る言葉』(2020年11月20日 第5刷)に基づいて制作されました。 ※この電子書籍の全部または一部を無断で複製、転載、改竄、公衆送信すること、および有償無償にかかわらず、本データを第三者に譲渡することを禁じます。
  • 新版 北朝鮮入門―金正恩体制の政治・経済・社会・国際関係
    5.0
    1巻2,640円 (税込)
    2011年12月の金正日死去で始まった金正恩体制の北朝鮮は、 核・ミサイル開発の速度をそれまで以上に速めているように見える。 2016年1月には「初の水爆実験に成功した」と主張、 大陸間弾道ミサイル(ICBM)開発も進展している。 潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)も実戦配備に近づいている模様だ。 北朝鮮の核・ミサイル開発は、日本にとって直接の脅威となる。 国民的な関心の高い日本人拉致問題の解決も進んでいない。 日本の安全保障を考えるならば、北朝鮮を知ることは必要不可欠である。 隣国である以上、嫌いだから無視すればいいということにはならない。 本書では、何が問題なのかを知り、問題解決に近づけるために、 気鋭の研究者と新聞記者が、 金正恩体制、経済、社会、国際関係、核開発に至るまで、 日本人にとって理解不能に近い、謎に包まれる北朝鮮の全体像を 平易かつ網羅的に解説。 図表、用語解説、北朝鮮の憲法、関連年表、文献紹介など、 資料も充実しており、この一冊で北朝鮮のすべてがわかる!
  • nigger ディック・グレゴリー自伝 [電子改訂版]
    -
    敵意も憎しみもない世界を夢見たコメディアンの物語 アメリカで100万部突破ベストセラー パワフルでカッコわるくて美しい 敵意も憎しみもない世界を夢見たコメディアンの物語 ママへ ママがどこにいようと、 また「ニガー」を耳にしたら、 僕の本の宣伝だと思って下さい。 【目次】 貧しいんじゃない、スッカンピンなだけ 「……でも、あいつはまだ満足しなかった」 扉が一つ減って 訳者あとがき 【著者】 ディック・グレゴリー 1932 年生まれ。歯に衣着せぬ切り口で人種問題を前面に打ち出すコメディアンとして名を馳せる。公民権運動を率いたマーチン・ルーサー・キング牧師やメドガー・エヴァースと深く親交し、行動をともにする。公民権運動のうねりを加速化させたアラバマ州セルマ市でのデモ行進では、先頭を歩く活動家の一人だった。以後、半世紀以上にわたり各種の民衆運動に身を投じ、米国のベトナム戦争介入に抗議する、多くの学生集会を開催して反対運動を展開。2017 年死去。 ロバート・リプサイト 1938 年生まれ。ニューヨーク・タイムズ紙のスポーツライターとして優秀賞を受賞。TV 時事評論番組「ザ・イレブンス・アワー」のホストを務め、エミー賞受賞。若い読者に訴える小説の数々を著し、2001 年にマーガレット・E・エドワーズ文学賞受賞。 柳下國興 1944 年、横浜生まれ。国際基督教大学卒業。翻訳者、文楽・歌舞伎台本の翻訳及び英語解説者。大江健三郎著『A Quiet Life』(Grove Press、邦題『静かな生活』)、同氏海外講演『Who's Afraid of the Tasmanian Wolf?』(Rainmaker、邦題「タスマニア・ウルフは恐くない?」)を含む英訳を多数手がける。
  • 寺山修司を待ちながら 時代を挑発し続けた男の文化圏
    -
    虚構と現実が入り乱れる「現在」を寺山修司は予見していた。 死去から30年以上を経ても寺山は時代を挑発し続けている。生前から寺山と親交のあった著者が、国際的にも評価の高かったテラヤマワールドを、演劇論にとどまらない総合的な視点から記述する。これまであまり語られることのなかった70年代から80年代にかけての「寺山修司とその時代」論でもある。
  • 異国の夢二
    -
    竹久夢二(1884-1934年)は、「夢二式美人」と呼ばれる美人画で今日も人気が高い。『夢二画集 春の巻』(1909年)がベストセラーとなって一躍その名を知られ、「大正ロマン」を象徴する存在となった夢二は、その他にも児童向け雑誌や詩文の挿絵を描き、書籍の装丁、広告をはじめとするグラフィックデザイン、雑貨や服飾のデザインを手がけ、「民衆芸術」と「産業美術」に数々の功績を残した。さらには詩や童話といった文筆活動も積極的に行い、詩「宵待草」(1918年)は曲を付されて大衆歌として日本全国に及ぶヒットとなる。 その夢二が晩年になって「外遊」を行ったことは、あまり知られていない。1931年5月に出国し、アメリカ西海岸に到着した夢二は、慣れない異国に戸惑いながらも翌1932年9月にはヨーロッパに渡り、ドイツ、チェコ、オーストリア、フランス、スイスといった国をまわった。折しも、ナチスが政権を獲得した翌1933年のベルリンを体験した夢二は、同年9月に帰国したあと、10月には台湾に向かう。翌月帰国するが体調をくずし、長野県の八ケ岳山麓にある富士見高原療養所で療養したものの、翌1934年9月1日に死去する。 みずからの死期を知っていたかのように最晩年になって集中的に敢行された外遊に、夢二は何を求め、実際に何を見たのか? そして、49歳の早すぎる死を迎えなかったとしたら、外遊から得たものをいかなる形で日本に活かそうとしたのか?――今も愛される画家が生涯最後に残した謎は、稀代の思想史家である著者のライフワークとなった。病魔に冒され、苦しい日々を送る中で全精力を費やした原稿は、完成稿に近い姿でわれわれのもとに残された。この遺稿を著者の二人の高弟による精緻な調査・編集を経て、ようやく1冊の書物としてお届けする。多数の図版とともに甦る、晩年の夢二が描いた軌跡。 [本書の内容] はじめに 第一章 外遊に至る道  1 誕生から上京まで  2 キリスト教と社会主義  3 『夢二画集』の成功  4 関東大震災 第二章 アメリカ合衆国の世界  1 多様なハワイ  2 地震と恐慌のサンフランシスコ  3 別荘地帯ポイント・ロボス  4 恐慌下のロスアンゼルス  5 アメリカ滞在をめぐって 第三章 あこがれのヨーロッパ  1 ヨーロッパ上陸  2 芸術の都パリ  3 織物と戦争のジュネーヴ  4 ベルリンとヒトラー 第四章 最後の旅・台湾  1 日本最初の植民地  2 昇る武二と沈む夢二  3 帰国、そして夢二の死 夢二の「異国」──まとめにかえて 文献一覧 エッセイ(廣田真智子) 解 題(高木博志・長志珠絵)
  • 快楽としての動物保護 『シートン動物記』から『ザ・コーヴ』へ
    4.3
    ペットと家族同然に暮らしている人はもちろん、テレビやネットで目にする動物の映像を見てかわいらしく感じたり、絶滅が危惧される動物や虐待される動物がいることを知って胸を痛めたりする私たちは、動物を保護するのはよいことだと信じて疑いません。しかし、それはそんなに単純なことでしょうか――本書は、このシンプルな疑問から出発します。 子供の頃、挿絵が入った『シートン動物記』をワクワクしながらめくった記憶をもっている人でも、作者のアーネスト・T・シートン(1860-1946年)がどんな人なのかを知らない場合が多いでしょう。イギリスで生まれ、アメリカに移住してベストセラー作家となったシートンは、アメリカではやがて時代遅れとされ、「非科学的」という烙印を捺されることになります。そうして忘れられたシートンの著作は、しかし昭和10年代の日本で広く読まれるようになり、今日に至るまで多くの子供が手にする「良書」の地位を確立しました。その背景には、シートンを積極的に紹介した平岩米吉(1897-1986年)という存在があります。 こうして育まれた日本人の動物観は、20世紀も末を迎えた1996年、テレビの人気番組の取材で訪れていたロシアのカムチャツカ半島南部にあるクリル湖畔でヒグマに襲われて死去した星野道夫(1952-96年)を通して鮮明に浮かび上がります。この異端の写真家は、アラスカの狩猟先住民に魅了され、現地で暮らす中で、西洋的でも非西洋的でもない自然観や動物観を身につけました。それは日本人にも内在している「都市」の感性が動物観にも影を落としていることを明らかにします。 本書は、これらの考察を踏まえ、2009年に公開され、世界中で賛否両論を引き起こした映画『ザ・コーヴ』について考えます。和歌山県太地町で行われてきた伝統的なイルカ漁を告発するこのドキュメンタリーは、イルカを高度な知性をもつ生き物として特権視する運動と深く関わるものです。その源に立つ科学者ジョン・カニンガム・リリィ(1915-2001年)の変遷をたどるとき、この映画には異文化衝突だけでなく、近代の「動物保護」には進歩主義的な世界観や、さらには西洋的な人種階層のイデオロギーが反映されていることが明らかになります。 本書は、動物を大切にするというふるまいが、実は多くの事情や意図が絡まり合った歴史を背負っていることを具体的な例を通して示します。一度立ち止まって考えてみるとき、本当の意味で動物を大切にするとはどういうことかが見えてくるでしょう。 [本書の内容] はじめに 序 論――東西二元論を越えて 第I章 忘れられた作家シートン 第II章 ある写真家の死――写真家・星野道夫の軌跡 第III章 快楽としての動物保護――イルカをめぐる現代的神話 おわりに
  • すべての愛しい幽霊たち
    3.5
    心臓移植手術を受けながら、生物学者はどんな夢を見たのか(「デニス・ノーブルの心臓」)。ダイアナ妃に憧れた少女が語る、プリンセスの結婚から死去までの日々とは(「ダイアナを夢見て:十二フレーム」)。“聖戦”に参加するためリクルーターの電話を待つイスラム教徒の青年たちは、観光地で何を思うのか(「ラディカル・フィッシュを褒めたたえて」)。芸術家の老女が、家のあちこちにいる幽霊たちへ向ける想いとは(「すべての愛しい幽霊たち」)。幅広い分野の著名人たち、そして世間に名前の知られていない市井の人々。彼らの人生がさりげない語り口で描かれ、浮かび上がる鮮烈なイメージが、わたしたちの心を奪う。ブッカー賞候補作家が贈る、切なさと愛おしさに満ちた12編。カナダ総督文学賞最終候補作。/【収録作】「雪解け」/「ソロで、アカペラで」/「デニス・ノーブルの心臓」/「シルヴィアはあの世でピンクの服を着る」/「大切なものがある」/「オシレイト・ワイルドリー」/「ダイアナを夢見て:十二フレーム」/「ラディカル・フィッシュを褒めたたえて」/「チェーホフを思いながら」/「市民による逮捕の方法」/「わたしたちはメソジスト教徒だ」/「すべての愛しい幽霊たち」
  • 絵はがきで見る日本近代
    -
    1巻2,200円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 文明開化、県名・県域の確定、路面電車・地下鉄の開通、博覧会、関東大震災、豪華客船と観光、2・26事件、明治・大正天皇の死去、満州国「建国」、太平洋戦争、広島と長崎の惨劇……。当時のニューメディア=絵はがき326枚が日本近代の諸相を照らし出す。

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  • 日本のリーダー達へ 私の履歴書
    4.7
    混迷の時代を迎える日本。日本社会の危機脱却のヒントがここに。 将来を担う日本のリーダー達、必読の一冊。 戦後最大の改革とも言われた国鉄改革。日本が世界に誇る東海道新幹線。そして新たな日本の未来を拓くリニア中央新幹線――。そこには日本の平和と発展のためにその生涯を捧げた稀代のリーダーの存在があった。 本書は、不可能と言われた「国鉄分割民営化」を実現し、28年間にわたりJR東海の代表取締役を務め、2022年5月25日に死去した筆者・葛西敬之氏の生涯を、「私の履歴書」(日本経済新聞朝刊連載)と「あすへの話題」(日本経済新聞夕刊連載)を軸に振り返る。 筆者は経営者でありながら国家公安委員会、教育再生会議、安保法制懇、宇宙政策委員会などで様々な公職も務めた。また常に時代の先を見通し、現在、顕在化している安全保障などの諸問題について、早くから警鐘を鳴らし、対処してきた。 こうした幅広い活動についても、生前に深い親交のあった杉田和博氏(元内閣官房副長官)、櫻井よしこ氏(ジャーナリスト)、屋山太郎氏(政治評論家)、松井孝典氏(千葉工業大学学長)による追悼文を通じて紹介。安倍晋三元総理の“盟友”としても知られる筆者のスケールの大きさと深みが、各界の知識人たちにより明かされる。 加えて、筆者のこれまでの発言をコラム形式で掲載。「真のリーダーに求められるものは何か」について、筆者の功績の裏側にある大局的かつ長期的な思考、そしてそれを実行するための戦略、行動様式まで浮き彫りにする。 既存の枠に捉われず、自らの信念に基づき行動しつづけた筆者から、日本のリーダー達へ贈る最後のメッセージ。
  • 海軍戦略家 マハン
    -
    「海上権力史論」「海軍戦略」などの著作で近代列強に影響を与えた軍人・歴史家・戦略研究家でもあったマハンの思想と生涯。幕末日本の滞在時の書簡・日記や当時の新聞への寄稿、ドイツ皇帝ヴィルヘレム2世、セオドア・ルーズベルト、フランクリン・ルーズベルトなどとの交流歴から日本人移民排斥運動の中心の役割を担ったなど人間像を浮き彫りにする。図版や年表付 目次 第一章 おいたち  (一)ウエストポイントと父  (二)アナポリス入学と南北戦争 第二章 日本来航 第三章 中南米艦長時代 第四章 海軍大学校と海上権力史論  (一)海軍大学校とルース少将  (二)海上権力史論  (三)ルーズベルト一族と海上権力史論  (四)ドイツ皇帝ヴィルヘルム二世  (五)文筆活動の開始  (六)米近代海軍の父トレーシー海軍長官 第五章 ドイツ海軍とマハン  (一)ドイツ帝国の成立  (二)ドイツ大洋海軍の父ティルピッツ  (三)英独関係の緊張 第六章 シカゴ号艦長として渡英 第七章 退役と文筆活動 第八章 ハワイ併合、米西戦争、比島領有、ハーグ平和会議  (一)ハワイ領有問題  (二)米西戦争  (三)ハーグ平和会議  (四)比島領有  (五)ボーア戦争 第九章 マハン、ルーズベルト、ロッジのトリオ  (一)セオドア・ルーズベルト  (二)ヘンリー・C・ロッジ  (三)スペンサーの社会進化論 第十章 米国の海外政策  (一)門戸開放宣言  (二)ベネズエラ危機  (三)パナマ運河  (四)モンロー主義とドイツ海軍 第一一章 日本とマハン  (一)秋山真之とマハン  (二)海軍大学校のマハン招聘計画  (三)日英同盟と日露戦争  (四)日本人移民問題  (五)白色艦隊の日本巡航  (六)オレンジ計画 第一二章 近代海軍問題  (一)全巨砲艦論争  (二)海軍参謀本部設立問題 第一三章 晩年のマハン  (一)「海軍戦略」と自叙伝「帆船から蒸気船」出版  (二)第一次大戦と死去
  • トランプ巨大旋風の奥底は《イルミナティvsプーチン》1%寡頭勢力打倒の戦いである
    -
    1巻2,196円 (税込)
    ジャパンハンドラーズもあっという間に吹っ飛ばされてしまった 金正男暗殺の奥底は 中国の二大勢力《習近平vs江沢民》の戦いである 金日成死去の衝撃ニュースを北朝鮮から世界に伝えた 国際ジャーナリスト中丸薫が 世界を席巻する巨大旋風の奥底を徹底分析! 想定外続きの世界情勢の奥底は 《日本の選択》である! ウクライナとシリアで二度に渡って 第3次世界大戦をプーチン大統領に阻止された イルミナティの次の一手をさらに阻むのは 《トランプ大統領&平和憲法を保持する日本》である! という情報に対してあなたはどういう反応を示すでしょうか フェイク(偽)ニュースの中に生きる日本人への警鐘!

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  • 愛は魂の奇蹟的行為である
    5.0
    2020年12月23日に死去した昭和歌謡の巨星、直木賞作家であり孤高の「平和の語り部」であったなかにし礼、最後のメッセージ! 食道がんとの闘いの中で続けていたサンデー毎日連載「夢よりもなお狂おしく」(~2020年3月)単行本未収録分に加え、美輪明宏、黒柳徹子、北島三郎、石川さゆり、市川海老蔵、坂東玉三郎、千住真理子、ジェジュン、保阪正康、村松友視、青木理、松尾潔ら、多数の芸能者による珠玉の「なかにし論」を収録。時代を代表する著者最後の著作であるとともに、最速最強の追悼本。 ※こちらの作品は過去に他出版社より配信していた内容と同様となります。重複購入にはお気を付けください
  • 家康の天下支配戦略 羽柴から松平へ
    3.0
    ■優先すべきは「戦場」よりも「日常」■ ▲天下人・徳川家康の戦わずに安定政権を維持し最強組織を作る方法▲ 天下人となった家康が取り組むべき最大の課題。それは、8割を占める外様有力大名と安定した親密な関係を築くことであった。関ヶ原合戦から死去までの15年に、家康は20家を超える外様国持大名家と婚姻関係を結び、そのうちの有力者には松平苗字を授与した。それにより羽柴家当主・秀頼を孤立化させ、「羽柴から松平へ」と、新たな秩序を作り出すことになったのである。戦争を起こさずとも覇権を存続した、巧妙な政治戦略を克明に描き出す。
  • バレエに育てられて 牧阿佐美自伝
    -
    著者・牧阿佐美は、橘バレエ学校と牧阿佐美バレエ団の設立者・橘秋子の愛娘。新国立劇場舞踊監督、新国立劇場バレエ研修所の所長を務め、日本のバレエの発展に力を尽くしました。文化勲章を受章し、2021年10月に死去。本書はそのバレエ人生の回顧ですから、日本のバレエを形成した母と娘、橘秋子と牧阿佐美のすべてが分かります。また、戦前から現在にいたる日本のバレエの流れをその場で体験するように理解できます。牧阿佐美は20世紀最大のバレリーナ、ダニロワの愛弟子であり、バレエ教育の第一人者ですから、バレエ教育においてもっとも重要なことが分かり、バレエの核心である音楽性がどのようなものか深く理解できます。
  • 演奏史譚 1954/55
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    1巻1,980円 (税込)
    クラシック音楽界が最も熱かった激動の2年間を、のこされた音源 をもとに再現する、壮大な歴史絵巻……! フルトヴェングラー死去、トスカニーニ引退…19世紀生まれの巨匠たちは去り、カラヤン、バーンスタイン、マリア・カラスらが頂点に立った冷戦の最中。東西両陣営の威信をかけて音楽家たちは西へ、東へと旅をする。ステレオにより「レコード」黄金時代が到来しグールドという新世代のスターが誕生。――その時、吉田秀和、山根銀二は何をみて、きいたのか。
  • カムイの言霊 物語が織り成すアイヌ文様
    -
    人生を美しくするカムイの物語は、アイヌ民族が語り継いできた生命と自然の真理。 神(カムイ)と自然と人間(アイヌ)が混然一体となって織り成されたアイヌ文化は、様々な詩や物語などに編まれ、口承により受け継がれてきた。山本多助エカシによる意訳詩のほか、アイヌ・モシリの創世神話、ヒグマなどカムイが語る昔話も多数掲載。アイヌ口承文化の「聞き手」から「語り部」となったチカップ美恵子が贈る、「カムイの言霊」。 【目次】 はじめに——雷神の歌 第一章 大地の鼻(岬) 第二章 ウラリ・オマ・ナイ 第三章 対極からのメッセージ 第四章 時代を越える精神世界 第五章 湿原は物いわぬ語り部(歴史の証人) 第六章 素晴らしい太陽神の国土 第七章 水の坐(ペ・ソ)を彩る川 第八章 暮らしは大地の恵みから 第九章 オヤコッはメルヘンの世界 第十章 お告げはカムイの意思 第十一章 美幌の寓話 第十二章 マ・シュ、摩周岳と小島 第十三章 マ・シュ・ト 第十四章 数字の六は語り言葉のあや 第十五章 サスイシリ・永遠 第十六章 天災地変を語り継ぐ 第十七章 羆神の情愛 第十八章 アイヌ民族の死生観 第十九章 美しきアイヌ・モシリ 第二十章 カムイの言霊 おわりに——地球は水の坐(ペ・ソ) ぬくもりの記憶  植村佳弘 【著者】 チカップ美恵子 1948年釧路市生まれ。アイヌ文様刺繍家。油彩画、アニメーション彩色を経て、アイヌ文様刺繍作家に。 著書に『風のめぐみ』(御茶ノ水書房)、『アイヌ文様刺繍のこころ』(岩波ブックレット)、『アイヌ・モシリの風』(日本放送出版協会)、『月のしづくが輝く夜に』(現代書館)、『森と大地の言い伝え』(北海道新聞社)。共著に『first fishu:first people』(ワシントン州立大学出版)、『山姥たちの物語』(学藝書林)。 2002年第6回女性文化賞受賞(高良留美子創設)。2010年死去。
  • 意識に先立って
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    ニサルガダッタ、最晩年の書! 『アイ・アム・ザット』と並ぶ代表作 意識を超えた究極の真実がここにある! 本書は1980年から1981年、ムンバイ(旧:ボンベイ)でニサルガダッタ・マハラジが84歳で死去するまでの間におこなわれた質疑応答の録音から筆耕されたものです。 『アイ・アム・ザット 私は在る』(ナチュラルスピリット刊)から始まった、最も啓示的で啓発的な対話を継続しています。 ニサルガダッタ・マハラジの親しい信者であり、本書の編者であるジーン・ダンは、彼の最晩年を共に過ごしました。最後の2年間、ニサルガダッタ・マハラジは、世俗生活とその改善に関する一切の質問 を受け付けず、ただ最高の真理だけを教えたといいます。 「彼のたった1つの文章でさえ、ウパニシャッドのようでした。答えるとき、彼はぶっきらぼうで、鋭く、誰のエゴにも配慮しませんでした。事実、彼が述べた目的は、この『偽実体』を破壊することだったのです。彼の存在の中にいることは、真理の力強い響きを感じることであり、それは描写不可能なことでした。彼は眺めるには驚くべき存在でした……人はただ完全なる愛と驚きで、彼を眺めることができただけでした」と語ります。 ニサルガダッタ・マハラジは何を語っているのか? 本書の原書のタイトルは、""Prior to Consciousness""。つまり「意識以前」の話であり、意識以前とは、言葉を変えれば「観念以前」「言語・思考以前」「経験以前」とも言え、ニサルガダッタ・マハラジの言葉を使えば「私は在る」(I AM)を超えた「絶対の状態」ということです。 それは本当は言葉で説明できる次元ではありません。それでもニサルガダッタ・マハラジはできるかぎりを語り続け、「観念の泥沼にはまり込まずに、ただ在りなさい」「理解がすべてである」という指示を与えます。 末期癌の苦痛のため、ニサルガダッタ・マハラジは最小限の言葉しか話せなくなり、そのわずかな言葉の中に、自分のところへ来た人たちを最高の真理へ導こうとするニサルガダッタ・マハラジの慈悲と愛情があふれています。 ニサルガダッタ・マハラジは、下記のように本書で語っています。 「『アイ・アム・ザット 私は在る』がモーリス・フリードマンによって翻訳されているので、人々はそれを読むことだろう。そして、ジーン・ダンの本はもっと重要になるだろう。私には神や霊性に関するどんな知識も欠けていない。なぜなら、私はこの子供-原理(child-principle)が何なのか、完全に知っているからだ。あなたがこの無知なる子供-原理、存在を知るようになれば、どんな霊的追求、あるいは世俗的追求においても、何一つ欠けるものはなくなることだろう。」
  • 平成の経営
    4.3
    ◆1989年4月27日、松下幸之助死去。平成元年に高度成長時代を象徴する経営者が亡くなりました。平成の企業経営はどのように変化し、なにを逸脱してしまったのか、失速は宿命だったのか? 本書は、平成30年間の企業経営の軌跡を日本を代表する経営学者が解明するものです。第I部(平成三〇年の日本の産業と企業)では、30年間に日本企業の戦いの軌跡を描きます。崩壊、迷走、回復という3つのステージで何が起きたのかを端的に解説します。第II部(モノ、技術、ヒト、カネ、の三〇年)では各論として日本企業のどのような問題があったのかを解明します。そして日本的経営を愚直に追求してきたトヨタ自動車と、ゴーン改革によって劇的な復活を遂げた日産自動車を比較することで、これからの日本企業に必要な経営の座標軸を示します。 ◆著者は平成元年刊行の『ゼミナール経営学入門』(共著)で気鋭の経営学者として実務界でも広く認知され、経営トップとの接点も劇的に増えました。筆者にとって平成の30年とは経営中枢の具体的な情報が得られるようになった時代と言えます。外からの評論家だけではないリアリティを持った分析が可能になっています。本書は、時系列の表面的な経営史を越えた「日本企業失敗の本質」とも言える内容になります。
  • 我らがパラダイス
    3.6
    1巻1,980円 (税込)
    細川邦子(48)は兄・三樹男(53)に憤っている。父・滋(82)の面倒をみるというから、兄夫婦に実家を明け渡したのに、父のぼけがはじまった途端、兄嫁・登喜子(56)が家出をしたというのだ。嫁にガツンと言えない頼りない兄に父を任せるわけにいかない……期せずして、邦子の介護の日々が始まった。 田代朝子(54)は看護師の仕事を辞し、寝たきりの母・チヅ(78)の介護中。そこに、リストラされた弟・慎一(53)が転がり込んできた。職探しもしない弟のために家計は逼迫、朝子は広尾にある高級介護付きマンション「セブンスター・タウン」で働きはじめる。 丹羽さつき(52)はセブンスター・タウンの従業員。80間近の父・貢と、母・ヨシ子はともに元気で、周囲にうらやましがられるほどだったが、父にがんが見つかり、闘病むなしく死去。母の老いもにわかに進み、さつきの平穏な日々は終わりを告げた……。 坂道を転げ落ちるように悪化する父の認知症。より時給のいいパートを探し、セブンスター・タウンで働きはじめた邦子が目にしたのは、入居費8000万円をやすやすと支払い、ホテル並みの施設で悠々と暮らす豊かな老人たち。母を手頃な施設に入れることに決めた朝子も、老いた母と困窮していくさつきも、自らの状況と、セブンスター・タウンの住人たちとの「格差」に愕然とする。いつしか3人は力を合わせ、親を空き部屋に住まわせたり、ぼけた入居者と自分の親をすりかえたり、それぞれの危機を乗り越えるため、一世一代の「計画」を企てる! はたして「貧者の逆転劇」の結末は??
  • [新装完全版]ロスチャイルドによる衝撃の地球大改造プラン 米国とイスラエルの力を借りて皇国の理念「NEW八紘一宇とNEW大東亜共栄圏」の実現へと向かうNIPPON!
    -
    1巻1,925円 (税込)
    かつて日本が作った北朝鮮は韓国を併合する/そして中国は4つに分かれる…etc. 水面下でいまも着々と進む世界情勢の知られざる超奥底! 世界支配層の中心ファミリーは天皇家である! 日米間の相互防衛援助協定「MSA」基づき運用された天皇の金塊の運用益こそがそのパワーの源である! 世界支配層は、「中国を4つに分割し、そのうちの1つにシオニストを住まわせる計画」だ。すなわち、中国東北部(旧満州)に「ユダヤ国家=ネオ・マンチュリア」を建国する。この大事業は、イスラエル(ユダヤ人国家=アシュケナジム系ユダヤ人の国)が進め、日本も資金的、技術的支援を行う。 さらに中国東北部の南側にある北朝鮮(金正恩朝鮮労働党委員長=元帥)に朝鮮半島を統一させて、「大高句麗国」(第2の日本)を建設させるという。この計画の中心には、イスラエルと米国、ロシア、日本が存在している。この結果、韓国は消滅する。 見えざる世界情勢のゆくえを独自情報ソースから活写した衝撃の書がここによみがえる! 小沢一郎を苦しめ抜いた米国最大財閥ディビッド・ロックフェラーが2017年3月20日、101歳でニューヨークにおいて死去し、世界支配権(覇権)の構図が一変している。 「世界政府樹立」を目指す世界支配層(ヘンリー・アルフレッド・キッシンジャー博士、小沢一郎代表が主導)が、文字通り、世界を動かし始めたのだ。 キッシンジャー博士は2016年2月3日、ロシアの首都モスクワを訪問し、プーチン大統領と会談、「世界新機軸」を打ち出すことで合意した。「世界新機軸」とは、1第三次世界大戦を回避する。2世界の原発を廃炉にする。3CO2を削減し地球環境を再生する。4「AI」中心の産業構造に変革する─ということである。 さらに世界支配層は、「原発ゼロ」を決定している。これを受けて、自由党の小沢一郎代表と小泉純一郎元首相は、日本の資源エネルギー政策について「原発ゼロ」で一致している。結果として、日本の政界は、「原発ゼロ政党」と「原発推進政党」の保守2大政党政治へと大転換していく。 世界はいま、キッシンジャー博士、トランプ大統領、プーチン大統領、習近平国家主席、投資家のジョージ・ソロス氏による「チーム」が、「新機軸」を実行するため、懸命に動いている。 小沢一郎は天皇陛下の勅命を果たすために総理大臣をも視野に入れ、懸命に動いている。 その最強の同志はキッシンジャーであり、小池百合子、前原誠司である。

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  • エクストリーム大家
    -
    1巻1,870円 (税込)
    築古団地&ボロ戸建てに住むワケあり・クセ強な入居者との格闘を描く異色の物語 【エクストリーム大家】とは元受刑囚や生活保護受給者、元ヤクザや自己破産者、DV避難者などワケありな人たちに部屋を貸す大家のこと。著者が亡き母から受け継いだのはボロ家と、ワケありクセ強な入居者たち。突然、大家になった著者の波乱に満ちた刺激的な日々。「敷金礼金不要、保証人不要、直契約」を謳い、町内の掲示板や交流サイト、そしてNPOで客付けする驚きの手法。社会貢献と不動産投資を両立させた驚きのノウハウも掲載。“王道”から外れまくった不動産投資法も学べる異色の不動産ノンフィクション 【目次】 プロローグ なぜエクストリーム大家になったのか 第1章 エクストリーム大家は究極の不動産投資 第2章 常識が通用しない客付けテクニック 第3章 入居者たちとのヤバくて熱い日々 第4章 規制対象に!? エクストリーム大家の行方 エピローグ それでもエクストリーム大家は生き残る 【著者】 春川賢太郎 1971年、兵庫県生まれ。2010年頃に初めて物件を購入し大家デビュー。2018年、大家業を営んでいた実母の死去に伴い、複数の物件と入居者を相続し引き継ぐ。本業はライター/フリージャーナリスト。別名義で『AERA』(朝日新聞出版)、『週刊ダイヤモンド』『ダイヤモンド・オンライン』(以上、ダイヤモンド社)、『現代ビジネス』(講談社)など週刊誌やウェブメディアに寄稿。金融経済、防衛、労働問題に詳しい。著書多数。現在、文筆業の傍らクセのある入居者相手に奮闘する日々を過ごしている。
  • [増補改訂版]浪曲論
    -
    1巻1,870円 (税込)
    これぞ浪曲論の決定版! 「バカは死ななきゃ治らない!」 ラジオで聴いた名調子、明治から昭和初期まで大衆芸能の玉座に 君臨した浪曲。代表的な作品を通して世に知られた主題を論じ、 その隆盛と衰退の要因を徹底的に分析。本書は2013年刊行の 『浪曲論』の改訂版。 2015年、惜しまれつつ死去した浪曲師・国本武春をめぐる論考を増補。 没後7年、国本武春を追善す! [目次]前口上/第一章・浪曲論/第二章・浪曲作品論/[中入り]/ 第三章・浪曲におけるテーマとは何か/浪曲関係者人名録
  • 戦国大名・北条氏直
    4.2
    戦国大名家きっての名門、小田原北条家の五代目にして最後の当主・氏直。小田原合戦の翌年、羽柴秀吉の旗本家臣として政治的復活を遂げたものの、直後に不慮の死去を遂げた。戦国時代の最終局面を生きたわずか30年の生涯は、「天下人」信長・秀吉・家康との関係に彩られた人生であった。知られざる氏直の生涯をたどりながら、大名同士の抗争の時代から「天下一統」が遂げられていく、戦国社会の激動の状況を鮮やかに活写する。
  • らぶれたあ オレと中島らもの6945日
    -
    超売れっ子放送作家の鮫肌文殊。すべてのきっかけは、中島らもとの出会いだった。中島らもに常識を木っ端みじんに打ち砕かれながら、酒を呑み、女を知り、役者をやったり歌ったり。らもが飲み過ぎて倒れて仕事がなくなり、これはいけないと上京した鮫肌は、テレビの仕事に集中。数年ぶりに中島らもと再会し、伝説のトークイベント「らもはだ」がはじまった。出会いから死去するまでを描ききった、壮絶なラブレター。
  • ウクライナ発・世界経済とアジアの危機
    3.0
    現実化する世界恐慌と 国防の危機…… 日本はどうすれば、 生き残れるのか!? 【食料・エネルギー不足】【インフレ】【超円安】 岸田総理をはじめバイデン米大統領、 ユン韓国新大統領、モディ印首相など 世界の指導者たちの守護霊霊言から、 ウクライナ戦争が引き起こす、 世界的危機の本質が見えてくる。 ◆岸田総理の「新しい資本主義」は  国民と企業の資産を狙う「国家社会主義」? ◇軍事産業から景気回復をめざす!?  バイデン政権は経済政策の失敗で崩壊? ◆クアッドは失敗し、機能しなくなる!?  米国に失望するインド、豪は親中に ◇ロシア、中国、北朝鮮――  日本が直面する軍事的三正面作戦 ■■ 岸田文雄の人物紹介 ■■ 1957年~。自由民主党の政治家。東京都生まれ。早稲田大学法学部を卒業後、日本長期信用銀行に勤務。1987年に自民党代議士の父・文武の秘書となる。父の死去に伴い、地盤であった広島から衆議院議員選挙に出馬し、初当選。内閣府特命担当大臣、党国会対策委員長等を歴任。安倍内閣では長期にわたり外務大臣を務めた。2021年、内閣総理大臣に就任。党内では穏健派を自認し、現・宏池会会長。 ■■ ジョセフ・ロビネット ・バイデン・ジュニアの人物紹介 ■■ 1942年~。アメリカの政治家。民主党所属。第46代アメリカ合衆国大統領。ペンシルベニア州生まれ。デラウェア大学卒、シラキュース大学ロースクール卒。1972年、29歳で上院議員に初当選後、6期務める。88年の大統領予備選では、英議員の演説を盗用したことが発覚して辞退。2008年、再び大統領選に出馬して敗れるも、オバマ氏の指名で副大統領に就任。その後、2020年の大統領選挙に再度出馬し当選。2021年1月20日、第46代アメリカ合衆国大統領に就任した。通称「ジョー・バイデン」。 ■■ スティーブン・バノンの人物紹介 ■■ 1953年~。アメリカ合衆国バージニア州生まれ。海軍将校を経て、ハーバード大学でMBAを取得。投資銀行や映画製作に携わり、2012年に保守系のインターネットニュースサイト「ブライトバート・ニュース」会長に就任。2016年の米大統領選では、トランプ陣営の選挙対策最高責任者を務める。2017年1月にドナルド・トランプ前大統領の首席戦略官に任命されるも、同年8月に更迭。しかし、今もトランプ氏と頻繁に連絡を取り合う関係にあるとされる。 ■■ 尹錫悦の人物紹介 ■■ 1960年~。韓国第20代大統領、元検事総長。ソウル大学法学部卒業。司法試験に9回挑戦し、91年に合格。94年に検事となる。朴槿惠政権の疑惑を徹底的に捜査した。2019年、文在寅政権で検事総長に抜擢される。2021年、政権との対立により検事総長を辞職し、次期大統領選への出馬を宣言。「国民の力」に入党し、公認候補に指名される。保守層を中心に支持を広げ、2022年3月、大統領選で与党「共に民主党」の李在明を僅差で破り、当選した。 ■■ ナレンドラ・モディの人物紹介 ■■ 1950年~。インドの政治家。グジャラート州出身。グジャラート大学で政治学を学ぶ。1974年、ヒンズー至上主義を掲げる民族奉仕団(RSS)に入団。87年にインド人民党(BJP)に入党し、書記、幹事長等を経て、2001年にグジャラート州首相となり、同州の急速な経済成長等に貢献。2014年の総選挙でBJPが勝利し、インド首相に就任。2019年の総選挙でも圧勝し、首相に再任される。 ■■ 藤原帰一の人物紹介 ■■ 1956年~。国際政治学者、元・東京大学大学院法学政治学研究科教授。東京都出身。幼少期をニューヨーク近郊で過ごす。麻布高校、東京大学法学部(坂本義和ゼミに所属)、同大学大学院に学び(博士課程単位取得退学)、その間、イェール大学大学院にも留学した。千葉大学法経学部助教授、東京大学社会科学研究所助教授などを経て、1999年、東京大学法学部教授等に就任した。2022年3月に定年退職。現在は、東京大学未来ビジョン研究センター客員教授。映画マニアでもある。 ◇◇ 霊言・守護霊霊言とは ◇◇ 「霊言現象」とは、あの世の霊存在の言葉を語り下ろす現象のことをいう。これは高度な悟りを開いた者に特有のものであり、「霊媒現象」(トランス状態になって意識を失い、霊が一方的にしゃべる現象)とは異なる。外国人霊の霊言の場合には、霊言現象を行う者の言語中枢から、必要な言葉を選び出し、日本語で語ることも可能である。 また、人間の魂は原則として六人のグループからなり、あの世に残っている「魂のきょうだい」の一人が守護霊を務めている。つまり、守護霊は、実は自分自身の魂の一部である。したがって、「守護霊の霊言」とは、いわば本人の潜在意識にアクセスしたものであり、その内容は、その人が潜在意識で考えていること(本心)と考えてよい。
  • ジャニ研!Twenty Twenty ジャニーズ研究部
    -
    SMAP解散、嵐活動休止宣言、ネット進出、そしてジャニー喜多川死去……激動の時代を迎えたジャニーズ事務所が生みだした偉業の歴史、文化、社会への影響を徹底考察!デビュー、コンサート、音楽、タイアップ、ミュージカル……平成・令和J年表付き
  • ルポ 無縁遺骨 誰があなたを引き取るか
    3.8
    1巻1,699円 (税込)
    2022年7月、都内の病院で死去した女優・島田陽子さんの遺体の引き取り手はなく、居住区だった東京都渋谷区が引き取り火葬した。21年度、自治体が遺体を葬ったケースは約8600件に上る。高齢化と孤立化で「無縁遺骨」になる可能性は誰にでもある。その実態と墓じまいの現状を追う。
  • 完本 プロ野球乱闘伝説
    完結
    -
    判定を巡っての乱闘。デッドボールが引き金となっての乱闘。 乱闘の「顔」といえばカネヤン、張本勲、そして星野仙一。 プロ野球が男たちのものだった時代、こうした乱闘を含めてのプロ野球だった。 かつて、プロ野球は熱かった! 絶版となった『プロ野球乱闘伝説』(長崎出版刊)を大幅に加筆し、「クロマティーに殴られた男」宮下昌己氏(元中日投手)と著者による対談も収録。昭和~平成の乱闘60件を詳述した、乱闘史のすべてが分かる永久保存版。2016年3月に急逝した元・近鉄バファローズ応援団長、スポーツライター・佐野正幸の最後の作品。 本書掲載の主なプロ野球乱闘事件 三原ポカリ事件、監督が相手の選手を殴った! 【1949年4月14日 巨人対南海(後楽園球場)】 山本八郎、懲りない暴行事件 【1959年5月30日 東映対近鉄(駒沢球場)】 広島・弘瀬投手が審判をぶん殴る 【1961年5月14日 中日対広島(中日球場)】 ブルーム(近鉄)、ヤジに怒りスタンドに乱入 【1961年6月3日 阪急対近鉄(西宮球場)】 「円城寺、あれがボールか、秋の空」 【1961年10月29日 日本シリーズ第4戦・巨人対南海(後楽園球場)】 張本、走塁トラブルで、ダイゴに飛びかかる 【1965年4月10日 東映対東京(後楽園球場)】 巨漢スペンサーの「大リーグ級」走塁で大乱闘 【1966年6月7日 南海対阪急(大阪球場)】 バッキー死球による王貞治負傷で殴り合い、ケガ人数人! 【1968年9月18日 阪神対巨人・第2試合(甲子園球場)】 白仁天、露崎球審をぶん投げて場外訴訟騒ぎに 【1970年5月23日 東映対近鉄(後楽園球場)】 「遺恨試合」のルーツ、ロッテと太平洋の暴力試合 【1973年6月1日 太平洋クラブ対ロッテ(平和台球場)】 金田監督がビュフォードを首投げ、ポスターの中の「乱闘」はさすがにアウト! 【1974年4月27日 ロッテ対太平洋クラブ(川崎球場)】 大沢監督が試合中、なんと相手投手を殴打 【1976年6月17日 日本ハム対阪急(後楽園球場)】 赤鬼が怒った、マニエル暴行!! 【1980年4月7日 近鉄対南海(日生球場)】 東尾死球で、デービス大暴れ! 【1986年6月14日 西武対近鉄(西武球場)】 クロマティー、中日・宮下投手に暴行 【1987年6月11日 巨人対中日(熊本藤崎台球場)】 清原、平沼投手に暴行、バット投げつけヒップアタック! 【1989年9月23日 西武対ロッテ(西武球場)】 トレーバー怒り心頭、金田監督に蹴られた秋田の陣 【1991年5月19日 ロッテ対近鉄(秋田市営八橋球場) ガルベス乱心、審判にボールを投げつける 【1998年7月31日 阪神対巨人(甲子園球場)】 中日・星野監督が、立浪、大西とともに審判に暴行 【2000年10月16日 中日対横浜(ナゴヤドーム)】 清原、頭部死球に激怒!! 鬼気迫る様相「こっち来て謝れ! 」 【2005年5月11日 巨人対オリックス(東京ドーム)】 佐野正幸(さの・まさゆき) ノンフィクション作家。1952年、北海道生まれ。札幌光星高-神奈川大。中学時代、ファンレターを送ったことがきっかけで知り合った西本幸雄監督に心酔、阪急や近鉄の応援団長として全国各地の球場を駆け回る。氏の縁で入社した近鉄百貨店を98年退社。以降は作家活動を中心に、講演、テレビ・ラジオコメンテーター、司会者としても活動。他の野球作家とは一線を引いたパ・リーグ中心のスタンド視点が特長。『1988年「10.19」の真実』(光文社文庫)『昭和プロ野球史を彩った「球場」物語』(宝島sugoi文庫)『パ・リーグ激動の昭和48年』(日刊スポーツ出版社)など著書多数。2016年3月死去。享年63歳。
  • 図解 アップル早わかり
    3.0
    2012年10月5日で、ジョブズが死去して1年が経過しました。この1年の間にも、アップルの企業としての勢いは衰えることを知らず、2012年8月には、マイクロソフトの記録を抜き、史上最高の時価総額を記録しています。 本書では、これまで「ジョブズのカリスマ性」だけでなく、なかなか取り上げられてこなかった「企業としてのアップルの強み」に焦点をあてました。 ●なぜアップル製品は、マネされても強いのか? ●アップル社とAKB48に共通の戦略とは? ●なぜ完全な秘密主義を貫き通すのか? など、世界一企業の強みを完全分析した一冊です。
  • 心理療法の中のアンビバレンス~「したいけどできない」の解消に向かって~
    -
    アンビバレンス(ambivalence)とは、ある対象に対して、相反する感情を同時に持ったり、相反する態度を同時に示す状態である。「両価感情」、「両面価値」、「両価性」などとも翻訳されている。アンビバレンスは、人間の基本的な経験の一つである。希望や欲望は私たちをそれぞれのゴールへ到達するよう導いてくれるが、その一方で、恐れや懸念がそれを妨げている。最終的な結果として動揺が引き起こされるが、それはしばしば私たちを無力にし、人生を向上させる変化を妨げてしまう。本書は、全ての学派の心理療法家が直面してきたクライアントの変化に伴うアンビバレンスを、臨床心理にとって非常に価値がある構成概念として捉え、それを克服し解消するための具体的な方法を解説した、貴重な臨床的ガイダンスである。著者は米国の著名な心理学者である、デヴィッド・E・イングル博士(2021年死去)とハル・アーコウィッツ博士(2019年死去)。原著は、“Ambivalence in Psychotherapy”(by David E. Engle & Hal Arkowitz, A Division of Guilford Publications, Inc. ISBN978-1-59385-255-9, (c) 2006 Tile Guilford Press,)。訳者は、アリゾナ大学大学院でイングル博士から学んだ臨床心理士、スクールカウンセラー。
  • 川崎尚之助と八重―一途に生きた男の生涯
    3.0
    2013年NHKの大河ドラマ「八重の桜」で初めて明らかになる八重の最初の夫・川崎尚之助の波乱の生涯! はじめに 川崎家家系図と年表 序章 「逃げた男」から「一途の男」へ 第一章 出石藩 出石という土地柄 出石藩と仙石騒動 出石藩の幕末 出石の学問 第二章 出石藩川崎家 出石藩川崎家に至る経緯 川崎家の歴史 川崎家の幕末 第三章 蘭学修業 はじめに 蘭学の勃興と蛮社の獄 西洋砲術の台頭 尚之助の師匠・杉田成卿と大槻磐渓 大木忠益 第四章 会津藩 会津若松の成立 保科正之の統治 会津藩の改革 第五章 会津藩山本家と結婚 会津藩山本家 山本権八 山本覚馬 覚馬の帰郷と尚之助の招聘 山本八重 第六章 京都守護職 会津藩京都へ 尊攘の嵐と八・十八政変 禁門の変と大政奉還 京都の山本家 第七章 戊辰戦争 鳥羽伏見 撤退 負のスパイラル 戦争回避の途絶 第八章 会津戦争へ 破局のはじまり 奥羽越列藩同盟の結成と崩壊 新政府軍会津へ 第九章 会津城下の激戦 会津城下の攻防戦 会津市街戦 悲壮なる戦い 尚之助と八重、籠城す 籠城という名の戦い 尚之助と八重、最後の戦い 第十章 会津藩解体 会津藩降伏 ヤーヤー一揆 藩主たちの護送 八重と尚之助の別れ 第十一章 戦後の会津 八重たちの生活 遺体埋葬の格闘 蝦夷開拓と再興 第十二章 斗南 斗南という地域 松平家再興 川崎尚之助、斗南へ 第十三章 函館 函館という街 川崎尚之助、函館へ 疑獄 第十四章 八重、米沢から京都へ 八重、米沢へ 生きていた山本覚馬 京都、離縁、そして…… 最終章 終焉 過酷な環境 死去、そして余波 生家の顕彰 あとがき 本書によせて 川崎修 解説 北垣宗治 参考文献
  • サムスングループ 李健煕の言葉
    -
    本書は、韓国最大の財閥企業サムスングループの二代目会長、故・李健煕(イ・ゴンヒ、2020年10月に死去)の発言、語録をまとめた書籍『李健煕の言葉(原題)』(韓国、スターブックス社刊)を、日本語版として翻訳、刊行したものです。 李健煕は1987年に創業者である父の死去を受け、サムスン(当初は三星)グループ会長に就任。 グループ主要会社のサムスン電子を、半導体やスマートフォンのジャンルで世界的なシェアを誇るグローバル企業に成長させました。 サムスンのスマートフォン「Galaxy(ギャラクシー)」シリーズは、現在も世界シェア第一位を誇り、アップルの「iPhone」シリーズを抜いています。 デジタル時代の中心で二十一世紀を牽引した人物として、李健煕はアップルのスティーブ・ジョブズと比較されます。 しかし、李健熙にはスティーブ・ジョブズも持っていない長所がもう一つありました。 経営者の備えるべき五つの徳目「知る(知)、行う(行)、人を用いる(用)、教える(訓)、評価する(評)」を提示し、これを実践した点です。 李健煕のビジネス哲学がこめられた言葉の数々は、コロナ禍で時代が急速に変化を迎えている今だからこそ、世代や国境を越えて、人生の指標や座右の銘となることでしょう。 ●目次構成 第一章 変化と改革 「妻とこども以外はすべて変えなさい」 第二章 人材企業 「異文化に心を開こう」 第三章 李健煕はこう考える 「老人と子どもを大切にしない国は滅びる」 第四章 未来への挑戦 「二十一世紀には、大量生産の技術差はなくなる」 第五章 サムスンの継承 「健康と生活の質を高める事業こそ企業の使命だ」 第六章 私とサムスン 「私の人材に対する欲は、世界一強い」 第七章 サムスン会長としてのメッセージ 「女性役員は社長にまで上り詰めるべきだ」 第八章 李健熙語録プラス98 スペシャルエピローグ「新経営」の出発点――「福田報告書」より ※この商品は固定レイアウトで作成されており、タブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
  • CD付き 相手にきちんと伝えて成功する声の出し方
    -
    1巻1,650円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【電子版のご注意事項】 ※一部の記事、画像、広告、付録が含まれていない、または画像が修正されている場合があります。 ※応募券、ハガキなどはご利用いただけません。 ※掲載時の商品やサービスは、時間の経過にともない提供が終了している場合があります。 ※この商品は固定レイアウトで作成されており、タブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。 また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 以上、あらかじめご了承の上お楽しみください。 人の気持ちを動かしたり、人の行動を促す力を持つ「響く声」。面接、プレゼンなどで使える響く声を身につけてコミュ力をアップ!  たとえば、「ええ、ええ」「うん、うん」「そうだよね」といった相づちをイメージしてください。同じ相づちでも「この人は、私の話をよく聞いてくれているな」と心地よく感じたり、逆に「なんだか上の空だな」と不快に感じたことはありませんか?実は同じ相づちでも「音の響き」が違うのです。声が響くか響かないかで、相手に与える印象は大きく変わってきます。「響く声」には、人の気持ちを動かしたり、人の行動を促す力があるのです。本書は実際に「響く声」で言えるようになるコツが書かれています。そのコツとは、「声を胸から出すイメージで発声」すること。「響く声」を身につけて、普段から使っている言葉を大きなコミュニケーションツールとして活用しましょう。付録のCDを使えば耳からダイレクトに、文字だけでは伝えきれない生の「音」をきちんと理解できるでしょう。本+CDを活用して、あなたも明日から声のエキスパートになろう! ボイスストレーニング・発声学の草分け的存在、故楠瀬一途の長男とし生まれ、幼少の頃よりボイストレーニング・発声学理論を学ぶ。1977年よりジョセフ・メフュー(表現家)、キャロル・ベイガー(発声学)に師事。1981年よりプロシンガーのトレーニングにあたるほか、伝説の発声学集団「サークル オブ ボイスアカデミー」のテクニカルディレクターとして役者・シンガーの育成・研究にあたる。その後も、数々のボイストレーニングを習得し自己の発声の進化を求める。父楠瀬一途死去の後、父の残した膨大な研究資料をもとに「日本人の生態にあったボイストレーニング」の研究を受け継ぎ未だなおその研究は続いている。2006年表参道に声の学校「Breavo-para(ブレイヴォーパラ)」を設立。表現することの素晴らしさ・楽しさ・心地よさを伝え続けている。
  • 高倉健、最後の季節。
    3.6
    「僕のこと、書き残してね」―― 2014年正月。いつも、出された食事を残さないことを心がけている「剛さま」(貴月は高倉健のことをそう呼んでいた)が、珍しく食事を残した。 2月、風邪のような症状を訴え、急速に体調が悪化していく。 病院に行きたがらない高倉を、泣き落としで無理やり連れていき、さまざまな検査を行う。 下された診断は「悪性リンパ腫」。 高倉は尋ねた。「何もしないとどうなるんでしょうか」。医師の答えは、「死にます」。 そこから、高倉と貴月、二人三脚での闘病が始まった――。 同年11月に死去するまで、何があったのか。二人の間で、どのようなやり取りが交わされていたのか。 そして、最後の一年を書ききるために、なぜ8年の歳月が必要だったのか。 人知れず、稀代の俳優に17年寄り添った女性が綴る手記。 ◇目次◇ コロナ禍をみつめて まえがき 第一章 冬うらら 第二章 花曇り 第三章 青時雨 第四章 夏の霜 第五章 山眠る あとがき 高倉健、最後の手記 スペシャル寄稿 編集部からの10の質問に高倉健自らが筆をとった高倉健一問一答 高倉健 没後の活動記録 2014~2023
  • 絶筆
    4.0
    2022年2月1日に死去した石原慎太郎氏。その最後の文学的結晶―― 限りなくピュアな初恋の記憶を描いた「遠い夢」、死後公開された「死への道程」など、単行本未収録のまま残された作品を収録。 「太陽の季節」から67年、まさに「白鳥の歌」と呼べる一冊。
  • 平賀源内
    -
    18世紀江戸。内外の品を集めて全国物産会をひらき、戯作・浄瑠璃の人気作家となり、秩父に金山を開発、油絵を描き、オランダ製の静電気発生器エレキテルを復元……と多彩に活躍した平賀源内。さぬきの地に生まれ高松藩を脱藩し、のちに杉田玄白、司馬江漢、鈴木春信、大田南畝、小田野直武ら同時代人と広く交流、刺激しあった源内の生涯は、豊かなヴィジョンと果敢な試行錯誤、そして失意と焦燥と挫折とからなっていた。「分」と「仕来り」の時代にあって、自身の志と好奇心とによって奔放に生き、殺傷事件の果てに獄中で死去したとされる「非常の人」の生涯を鮮やかに描く、評伝文学の傑作。
  • 越し人 芥川龍之介 最後の恋人
    3.0
    1巻1,584円 (税込)
    文豪と美貌の「文学夫人」の秘められた恋。  芥川龍之介が死去したのは昭和2年(1927)7月24日。死後90年の節目にあたる2017年7月に、芥川の「最後の恋人」とひそかに語られている歌人、片山廣子を主人公とした小説を刊行いたします。14歳年上の上流夫人で、アイルランド文学翻訳者としても名を知られていた廣子と芥川の軽井沢での出会い、そして情熱的な手紙のやりとり。廣子の娘と堀辰雄の成就しなかったロマンスをサイドストーリーに、誇り高く情熱を胸に秘めた「幻視者」廣子の人生を、女性作家の視点で活写する渾身の書き下ろし長編です。  芥川が「才知の上にも格闘できる女に遭遇した」(「或阿呆の一生」)と書き、菊池寛が「最もすぐれた日本女性」とその才能を絶賛した廣子は、芥川の死後世間との関わりを絶ってひっそりと生きますが、最晩年にエッセイ集と歌集を刊行して高い評価を受け、79歳で亡くなります。女性のみごとな生き方のひとつの例として、片山廣子の人生は私たちに一筋の光を当ててくれます。
  • 大判ビジュアル図解 大迫力!写真と絵でわかる 三国志
    -
    1巻1,540円 (税込)
    オールカラーのCG・写真・絵図が満載。かつてない600点を超える迫力あるビジュアルで描く三国志の決定版! 本書は、三国志時代を彩った160人の詳しい解説から複雑な官職、人物エピソード、各勢力の位置関係、戦いの詳細までを徹底解説。 戦いの流れがよくわかるように地図も豊富つけました! さらに、より深く知るための三国志プラスワンや、三国志関連書籍・DVDも多数紹介。 三国志ファンには必携の一冊です!! 【目次】 <第1章> 後漢の衰退と曹操の台頭 ●黄巾の乱/桃園の誓い/易京の戦い <第2章> 諸葛亮の出蘆と赤壁の戦い ●劉備征討戦/三顧の礼/赤壁の戦い <第3章> 三国鼎立と英雄たちの死 ●合肥の戦い/定軍山の戦い/劉備の死去 <第4章> 諸葛亮の北伐と五丈原の戦い ●諸葛亮の南征/「出師表」の奉呈/呉の建国 <第5章> 三国時代の終焉と晋の中国統一 ●蜀の滅亡/晋の建国/呉の滅亡 <電子書籍について> ※本電子書籍は同じ書名の出版物を底本とし電子書籍化したものです。 ※本電子書籍には、DVDはついておりません。 ※本文に記載されている内容は、印刷出版当時の情報に基づき作成されたのものです。 ※印刷出版を電子書籍化するにあたり、電子書籍としては不要な情報を含んでいる場合があります。また、印刷出版とは異なる表記・表現の場合があります。 株式会社西東社/seitosha
  • 金正恩 ミサイル連射の真実
    4.0
    北の真意を伝える守護霊インタビュー いまこそ、日本は考え方を変えるべき時。 ミサイル発射実験をくり返すその狙いは?  ロシア・ウクライナ問題に対する見解は? 水面下で進む反アメリカ勢力の共闘とは? ウクライナの後に、韓国侵攻はありえる? そして、日本にミサイルを撃つ可能性は? 私たち日本人の「平和ボケ」を打ち砕き、世界大戦を回避するための道を導きだす。 ◇トランプとは違い、 バイデンは信用できない ◇70分あれば、日本の主要都市はほぼ壊滅できる ◇プーチンはウクライナ侵攻を手加減している ◇ロシアと北による日本への共同行動がありえる ◇北・中・ロが極超音速ミサイルを同時に持つ意味 ◇北・中・ロ、イラン、シリア、南米も反米で共闘か? ◇日本は核議論をしている間に滅びるかもしれない ◇西側諸国の「マスコミ全体主義」が、世界を分断させ、戦争を引き起こす!? ■■ 金正恩の人物紹介 ■■ 1983(?)年~。北朝鮮の第3代最高指導者。金正日前総書記の3男で、2011年12月の同氏の死去後、最高指導者の地位を世襲。 現在、朝鮮労働党総書記、朝鮮民主主義人民共和国国務委員長、朝鮮人民軍最高司令官等を務める。 ◇◇ 霊言・守護霊霊言とは ◇◇ 「霊言現象」とは、あの世の霊存在の言葉を語り下ろす現象のことをいう。 これは高度な悟りを開いた者に特有のものであり、「霊媒現象」(トランス状態になって意識を失い、霊が一方的にしゃべる現象)とは異なる。 外国人霊の霊言の場合には、霊言現象を行う者の言語中枢から、必要な言葉を選び出し、日本語で語ることも可能である。 また、人間の魂は原則として六人のグループからなり、あの世に残っている「魂のきょうだい」の一人が守護霊を務めている。 つまり、守護霊は、実は自分自身の魂の一部である。したがって、「守護霊の霊言」とは、いわば本人の潜在意識にアクセスしたものであり、 その内容は、その人が潜在意識で考えていること(本心)と考えてよい。
  • 北朝鮮から見た国際情勢 ―金正恩の守護霊霊言―
    3.0
    政治家もマスコミもまだ気づいていない 世界のさらなる混乱と、日本が果たすべき役割。 トランプからバイデンに米大統領が替わったことで 生じた不安。圧力を増す中国の脅威に対する動揺……。 北朝鮮の最高指導者の本心から、これからの 世界の動向を読み解く。 バイデン政権が、世界の分断をもたらす理由 ◆中国とロシアを同時に敵に回すことは最大の失敗 ◆日本を戦場にして、中国や北と戦争する可能性も 中国が崩壊する可能性と、暴走する危険性 ◆侵略意図が見抜かれ、国際社会から孤立している ◆中国による北朝鮮の電撃的な占領も起こり得る 国家存亡の危機と、日本への期待 ◆深刻な経済不況とコロナ蔓延、核開発の実態とは ◆民主化も視野に!?  日本との関係改善を求めたい 【特別収録】 ロシアを指導する宇宙人との通信 ■■ しゅ・ご・れい【守護霊】 ■■ 人間の潜在意識のことで、あの世から地上にいる人を守る過去世の魂。タテマエではない本音を語る性質がある。 ■■ 金正恩の人物紹介 ■■ 1983(?)年~。北朝鮮の第3代最高指導者。金正日前総書記の3男で、2011年12月の同氏の死去後、最高指導者の地位を世襲。現在、朝鮮労働党総書記、朝鮮民主主義人民共和国国務委員長、朝鮮人民軍最高司令官等を務める。 目次 まえがき 1 金正恩守護霊に「世界がどう見えているか」を訊く 2 アメリカ大統領交代の影響について 3 習近平氏・バイデン氏・文在寅氏をどう見ているか 4 北朝鮮が日本に求めること 5 北朝鮮の民主化はできるか 6 北朝鮮に救いの可能性はあるか 7 「金正恩の守護霊霊言」の収録を終えて 〈特別収録〉 ロシアを指導する宇宙人から見た国際政治  ─UFOリーディング62(イーグルワン〔エササニ星〕ミハエル)─ 1 今後のロシアと諸外国との関係はどうあるべきか 2 宇宙人が伝えたかったこととは あとがき
  • 守護霊霊言 習近平の弁明 ―中国発・新型コロナウィルス蔓延に苦悩する指導者の本心―
    5.0
    全世界に広がる新型コロナウィルス感染症―― 国内外から批判や非難が集まるなか、 習近平は、いま何を考えているのか。 これからの日中関係はどうすべきなのか。 その真意に迫り、対応策を導きだす。 実際の感染者数は? 情報の統制、そして隠ぺいはあるのか 全人代の延期という異例の事態 北京にも感染は拡大しているのか 武漢にウィルス研究所があるのは事実 新型コロナウィルスはそこから漏れたのか 台湾、香港、尖閣への強硬策が頓挫 春節後に実行するはずだった攻撃プランとは 中国が世界から孤立することへの焦り 「一帯一路」構想は破綻し、習近平政権の危機に 世界恐慌は起こるのか? 日本経済は、いまこそ中国依存から脱却を図るとき! 【――これは、中国共産党"崩壊"への始まりか。】 ■■ しゅ・ご・れい【守護霊】 ■■ 人間の潜在意識のことで、あの世から地上にいる人を守る過去世の魂。タテマエではない本音を語る性質がある。 ■■ 習近平の人物紹介 ■■ 1953年~。中華人民共和国の政治家。いわゆる太子党(党高級幹部の子弟グループ)の一人。 福建省長、上海市党委員会書記、党中央政治局常務委員等を経て、2008年に国家副主席に就任。2012年、胡錦濤の後継として、党総書記、中央軍事委員会主席の座に就く。2013年、全国人民代表大会で国家主席、国家中央軍事委員会主席に就任した。 【同時収録 周恩来&エンゲルスの霊言 R・A・ゴールのメッセージ】 ■■ フリードリヒ・エンゲルスの人物紹介 ■■ 1820~1895年。ドイツの経済学者、哲学者、社会主義者。マルクスと共にマルクス主義を創始したことで知られる。1844年、マルクスと意気投合し、48年に『共産党宣言』を共同で執筆。同年三月革命に失敗した後はマンチェスターで実業に就き、マルクスに経済的援助を与えた。マルクス没後は、その遺稿を整理して『資本論』第二、第三巻を刊行。著書に『空想より科学へ』『家族・私有財産・国家の起源』などがある。 ■■ 周恩来の人物紹介 ■■ 1898~1976年。中華人民共和国の政治家。江蘇省生まれ。青年時代には日本やフランスに留学した経験を持つが、帰国後、中国共産党に入党した。1949年に中華人民共和国が誕生すると同時に首相に就任し、以後、死去するまで、その任にあって一度も失脚しなかったため、「不倒翁」といわれている。文化大革命では毛沢東を支持したが、その混乱の収拾にも努めた。 ■■ R・A・ゴールの人物紹介 ■■ こぐま座アンダルシアβ星の宇宙人。宇宙防衛軍の司令官の一人であり、メシア(救世主)資格を持つ。
  • 習近平の娘・習明沢の守護霊霊言 ―「14億人監視社会」陰のリーダーの“本心”を探る―
    5.0
    世界初!【2019.9.17収録】 その実像は? その才能は? そして、その戦略とは? ハーバード大学留学経験をもつ27歳(当時)の才女――高度監視社会を短期間でつくりあげた彼女が描く、中国の未来、そして「世界支配」プランが明らかに。 ◇暴力を使わずに国民を管理する「幸福なファシズム」 ◇全国民を瞬時に拘束できる電子マネーの罠 ◇米中貿易戦争――あと15年以内に米国を抜く ◇香港革命は「第二の天安門事件」に!? ■■ 習明沢の人物紹介 ■■ 1992年~。中国国家主席の習近平氏と中国の国民的歌手である彭麗媛氏との間に生まれる。 杭州外国語学校卒業後、浙江大学外国語学院に入学し、外国語の同時通訳を専攻。 大学卒業後はアメリカに渡り、ハーバード大学で心理学を学ぶ。2014年に卒業した後、中国に帰国した。 その後は、中国政府機関で広報活動に携わっていると言われている。 【同時収録 華国鋒の霊言】 ■■ 華国鋒の人物紹介 ■■ 1921~2008年。中国の政治家。山西省出身。1938年、抗日遊撃隊に参加、中国共産党に入党。 毛沢東に評価されて地位を高め、76年、周恩来の死去により、党第一副主席兼首相に就任。 さらに同年10月に毛沢東が死去すると、「四人組」を逮捕し、文化大革命を事実上終結させる。 その直後、党主席、中央軍事委員会主席に任命され、中国の最高ポストに就いた。 しかし、鄧小平との権力争いに負け、80年に首相を辞任、81年には党主席と中央軍事委員会主席から退いた。 ◇◇ 霊言・守護霊霊言とは ◇◇ 「霊言現象」とは、あの世の霊存在の言葉を語り下ろす現象のことをいう。 これは高度な悟りを開いた者に特有のものであり、「霊媒現象」(トランス状態になって意識を失い、霊が一方的にしゃべる現象)とは異なる。 外国人霊の霊言の場合には、霊言現象を行う者の言語中枢から、必要な言葉を選び出し、日本語で語ることも可能である。 また、人間の魂は原則として六人のグループからなり、あの世に残っている「魂のきょうだい」の一人が守護霊を務めている。 つまり、守護霊は、実は自分自身の魂の一部である。したがって、「守護霊の霊言」とは、いわば本人の潜在意識にアクセスしたものであり、 その内容は、その人が潜在意識で考えていること(本心)と考えてよい。
  • 旧民主党政権の「陰の総理」 仙谷由人の霊言
    4.0
    なぜ、戦後左翼が間違っていたのか? なぜ、「憲法九条信仰」が危険なのか? 気づくのが遅すぎた——。 旧民主党政権の重鎮が“負の遺産”を総括。 2018年10月11日の死から9日目、自らの政治家人生をふり返り、 日本政治の未来のために、幸福実現党へアドバイス。 ▽国難を招いた親中路線の誤算 ▽尖閣諸島中国漁船衝突事件の真相 ▽野党の限界と安倍政権の問題点とは ▽政治家の世襲制が日本の民主主義を亡ぼす ▽死んでわかった宗教の大切さ ――――――――――――――― 戦後左翼にもある種の「優しさ」はあったろうし、お題目としての「憲法九条信仰」にも、平和を愛する心はあっただろう。 しかし、その結果が、北朝鮮などの凶暴化や、中国の野心に火をつけることになったなら、反省は必要だろう。 この国が正しい方向に進むことを祈っている。 (大川隆法「あとがき」より) ―――――――――――――――― ■■ 仙谷由人の人物紹介 ■■ 1946~2018年。政治家。民主党の衆議院議員(徳島1区選出)。 徳島県に生まれ、徳島県立城南高校卒業後、東京大学に入学、法学部に進んで弁護士となった。 日本社会党から衆院選に立候補して初当選。その後、民主党に参加する。 鳩山由紀夫内閣で国家戦略担当大臣等を歴任し、菅直人内閣では内閣官房長官を務めた。2018年10月11日死去。 ◇◇ 霊言・守護霊霊言とは ◇◇ 「霊言現象」とは、あの世の霊存在の言葉を語り下ろす現象のことをいう。 これは高度な悟りを開いた者に特有のものであり、「霊媒現象」(トランス状態になって意識を失い、霊が一方的にしゃべる現象)とは異なる。 外国人霊の霊言の場合には、霊言現象を行う者の言語中枢から、必要な言葉を選び出し、日本語で語ることも可能である。 また、人間の魂は原則として六人のグループからなり、あの世に残っている「魂のきょうだい」の一人が守護霊を務めている。 つまり、守護霊は、実は自分自身の魂の一部である。したがって、「守護霊の霊言」とは、いわば本人の潜在意識にアクセスしたものであり、その内容は、その人が潜在意識で考えていること(本心)と考えてよい。
  • 別れの何が悲しいのですかと、三國連太郎は言った
    -
    稀代の俳優との20年の交流を綴る。世間を騒がせた太地喜和子との大恋愛をはじめとする、独特の恋愛観、役作りのために歯まで抜く芝居への情熱、ごくわずかの限られた知人にしか見せなかった死去直前の病室の様子まで。知られざる素顔を描く。『婦人公論』連載の書籍化。
  • 小渕恵三元総理の霊言
    5.0
    増税、辺野古問題、そして日韓合意―― 小渕氏が見抜いていた元安倍総理の本心。 凡人が天下を取るための秘訣とは―― “人柄の小渕”直伝、敵をつくらない出世術。 あの世からの“ブッチフォン” 凡人なのか? 天才なのか? それとも――― 穏やかな外見と謙虚な言動に隠された非凡な素顔が明らかに。 ■■ 小渕恵三の人物紹介 ■■ 1937~2000年。政治家。衆議院議員小渕光平の次男として生まれる。早稲田大学大学院在学中の1963年に衆議院議員に初当選。出馬した群馬三区は「上州戦争」とも呼ばれる激戦区で、自らを「ビルの谷間のラーメン屋」とたとえていた。79年に、第二次大平内閣で総理府総務長官・沖縄開発庁長官として初入閣。87年に竹下内閣の官房長官となり、新元号「平成」の発表で注目を集めた。その後、自民党幹事長、第二次橋本改造内閣の外務大臣を経て、98年に総理大臣に就任。翌年から自由党・公明党との連立政権となる。2000年、在任中に脳梗塞で倒れ死去。 ◇◇ 霊言・守護霊霊言とは ◇◇ 「霊言現象」とは、あの世の霊存在の言葉を語り下ろす現象のことをいう。これは高度な悟りを開いた者に特有のものであり、「霊媒現象」(トランス状態になって意識を失い、霊が一方的にしゃべる現象)とは異なる。外国人霊の霊言の場合には、霊言現象を行う者の言語中枢から、必要な言葉を選び出し、日本語で語ることも可能である。 また、人間の魂は原則として六人のグループからなり、あの世に残っている「魂のきょうだい」の一人が守護霊を務めている。つまり、守護霊は、実は自分自身の魂の一部である。したがって、「守護霊の霊言」とは、いわば本人の潜在意識にアクセスしたものであり、その内容は、その人が潜在意識で考えていること(本心)と考えてよい。
  • 総図解 よくわかる 日本史&世界史 同時代比較年表
    3.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「家康が幕府を開いたとき、エリザベス一世が死去していた」「南北戦争終結で余った銃が明治維新の日本に大量に流入した」など、対比年表でよくわかる、世界の中の日本。 ※本作品は紙書籍から口絵または挿絵の一部が未収録となっています。あらかじめご了承ください。
  • サンデー毎日臨時増刊 NHK G-Media 大相撲中継 令和6年 夏場所号
    NEW
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    春場所号のテーマは「偉業」。110年ぶりの新入幕優勝という偉業を果たした尊富士を大特集しています。この1枚はもちろん尊富士。優勝パレードでの、とっておきの笑顔です。まさに必見の1枚。 続いては110年にちなむエピソードを紹介。110年前とは、なんと第一次世界大戦が始まった大正3年です。地元・青森で配られた号外の写真もあります。さらに15日間取り組みをすべて写真で振り返り、戦いぶりを分析しました。 1本目のインタビューも尊富士。相撲を取っているのは応援してくれる人たちのためだというモットーのほか、兄弟子照ノ富士の言葉で負傷をおして出場するまでの気持ちを語っています。さらに、お母様へのインタビューを幼少期の写真をともに掲載しました。 2本目は新三役の大の里。「次は優勝する気持ちで稽古に励みたい」と力強く語っています。3本目は宮城県出身力士として27年ぶりの新入幕を果たした時疾風です。東日本大震災で震度7を観測した同県栗原市の出身。被災地の方が喜んでくれる相撲をとり、年内に幕内上位を目指すと意欲を示しました。 ※電子版では、付録は掲載されておりません。 はじめに この一枚 尊富士 尊富士 110年ぶりの新入幕優勝 尊富士の15日間の戦い 尊富士インタビュー 母 石岡桃子さん「ケガだけが心配」 祖父母に聞く「どってんびっくり」 大の里インタビュー 初の外国出身横綱 曙太郎さん死去 宮城野部屋は伊勢ケ濱部屋に「一時預かり」 相撲NEWS 年寄の新しい担当決まる 職務分掌表 新連載 よりぬきフォト よみがえる昭和50年 たきもとかよの今Doki☆大相撲ウオッチ 夏場所 幕内プロフィール 夏場所 十両プロフィール 夏場所 新十両紹介 阿武剋/栃大海/風賢央 春場所レビュー 読者プレゼントのご案内 目次 夏場所展望 時疾風インタビュー 対談 舞の海さんvs西岩親方 やくみつるの一刀両断 いち押し期待の力士~幕下以下~ 若ノ勝/安大翔 データアラカルト 夏場所 幕内十両新番付・昇降表 夏場所 幕下以下新番付 教えて編集長 力士の浴衣っていったい何なの? 大相撲応援団 ブランシエール蔵前(東京都台東区) 角界情報 春場所レビュー 幕内十両星取表 春場所レビュー 幕下以下成績表 春場所レビュー 各段優勝 春場所レビュー 幕下プロフィール 春場所結果 春場所レビュー 動画表示ランキング 春場所レビュー 新弟子検査+新序出世披露 川柳講座 アマチュア相撲 新・角界ファミリー 栃ノ心さん一家 桝席便り/編集後記 次号予告

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  • 「力の大真空」が世界史を変える 構図が変化し始めた国際情勢
    -
    1巻1,500円 (税込)
    朝鮮半島、南シナ海で、“米中パワーゲーム”勃発! 1945年から1970年代にかけて形成された国際秩序が崩壊。大国のパワーゲームの火ぶたが切られた。 本書では、古代「アレクサンドロス大王死去後のマケドニア帝国」の事例から、直近「米軍のイラク撤退とISの台頭」まで、世界各地で現れた「力の空白・真空」状況の歴史をたどっていく。それを「地政歴史学」的な切り口で分析。「力の空白・真空」の発生がもたらす結末を、7パターンに分ける。このパターンを朝鮮半島と南シナ海に当てはめ、誰が勝者となるかを完全シミュレーション。さらには日本が「利害関係ある善意の部外者」として、勝ち組に残るための戦略について、提言する。国際社会の表裏を知り尽くし、「歴史的大局観」を抱くプロフェッショナルが、東アジアの近未来を予測する書。

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  • あの春がゆき この夏がきて
    3.7
    1巻1,485円 (税込)
    2001年『五年の梅』で山本周五郎賞、02年『生きる』で直木三十五賞、04年『武家用心集』で中山義秀文学賞、13年『脊梁山脈』で大佛次郎賞を受賞。1年年『『太陽は気を失う』で芸術選奨文部科学大臣賞、17年『ロゴスの市』で島清恋愛文学賞を受賞。 あらゆる賞を総なめにしてきた名手が描く美しい本! 戦後、浮浪児だった男が主人公。画家の養子となり、装幀家になる。多くの女性と出会い、別れ……。名手が紡ぐ「一人の男」 「死んだ伯父さんが言ってた。汚いものばかり見ていると目も汚れる。そんなときこそ、美しいものを探せって」神木が画家に出会ったときのその言葉が、彼の運命を変えた。 神木は忘れなかった。女性を愛し、芸術を愛しながら、浮浪児の孤独だけは忘れずにいたので、ときおり、自家中毒を起こした。 神木(こうのぎ)は、戦後、浮浪児から、画家だった養父に拾われ、「養子となった。芸大在学中、養父が死去。 全くの一人になった男が辿った道筋とは。出版社の装幀部に勤めていたが、その後、川崎にバーを経営。魅力的な女性と出会い、別れる。名手が書き下ろす一人の男の人生。 「変に優しいのよね。けっこう優しく裏切る」 彼は優しい男のまま別れようとしていた。人の人生までねじ曲げるような乱暴は好まなくなっていた。 女は気を失うような刺激に飢えていたのだと思った。今の女には安堵の色が見えていた。 「私が男の人に真実を期待しすぎるのかしら、それとも男の人が私に真実を期待しないのかしら」ニューカレドニア生まれのマリエは神木の経営するバーに咲いた花だったが、とことん男を見る目がなかった。男に裏切られてきた女が見出したのは。 逗子に住む富豪夫人・漆原市子の画集装幀を依頼される。 「描いている間の自由を愉しみ、どうにか平常心を保ってきたのです。私の絵は窮屈な現実との闘いであり、逃避でもあります。ここが私の全世界」 「動機はなんであれ、突き進むのが芸術です」 戦争孤児で浮浪児だった神木は、軌跡的な出会いで、画家の養父に拾われた。浮浪児だった時、清潔な下着や靴下、自分たちを案じてくれる人の目、親の抱擁と言った温かいものに飢えていた神木は、美しいものにもそれに代わる力があるのに気づいて癒やされた。 終わりを感じる体と精神になって人生を見失い、もう一度性根を据えてなにかに懸けてみようと考えたとき、神木には美しい本をつくることしかできそうになかった。 「パリだけがフランスでないように、東京だけが日本でもない、人はその人に向いている土地というのがあるのかもしれない。そこに行き着くためにいろいろやって生きてきたような気さえする」 神木は美しい本を求め続ける。 「十年後に見ても美しいものが本物だろう、ここからが私の闘いで、愉しみなが身を削ることにもなる」
  • ちあきなおみ 沈黙の理由
    3.2
    最愛の夫であり、プロデューサーでもあった郷鍈治の死を機に、ちあきなおみは芸能界から姿を消した。しかし、彼女の歌声を懐かしみ、永遠の歌姫の復活を願う声は絶えない。なぜ彼女は歌を封印してしまったのか。28年間にも及ぶ沈黙の理由と彼女の意外な素顔を、郷の死去を挟み8年間、側で支えた元マネージャーが初めて明かす。
  • 役者は一日にしてならず
    3.9
    名優の仕事は、熱い。名優の言葉は、深い。 週刊ポスト連載『役者は言葉でできている』初の書籍化。昨年死去した夏八木勲、蟹江敬三をはじめ、平幹二朗、松方弘樹、千葉真一、中村敦夫、林与一、近藤正臣、前田吟、平泉成、杉良太郎、綿引勝彦、伊吹吾郎、田村亮、風間杜夫、草刈正雄ら16人の名優が登場。名作の秘話、役作りの真髄を語り尽くす珠玉の役者論。 ●「演じるほかに、道はなかった」――夏八木勲 ●「セリフは、魂の叫びだ」――蟹江敬三 ●「斬るときは、手首の力を抜け」――松方弘樹 ●「スターはベンツに乗れ、役者は電車に乗れ」――平泉成 ●「自己主張を消して、存在する」――平幹二朗 ●「演技とは、ホテルの鍵穴から覗かれているようなものだ」――前田吟 ●「日本のアクションを、変えてやる」――千葉真一 ●「死には、美学がある」――杉良太郎 ●「時代の妖怪で、あればいい」――近藤正臣  ●「印籠には、持ち方がある」――伊吹吾郎 ●「演技の間は、サッカーに似ている」――中村敦夫 ●「仕事のないときこそ、芸に差が付く」――林与一 ●「感情は、後払い」――綿引勝彦 ●「セリフにも、表情がある」――風間杜夫 などなど金言の連続!(2015年2月発表作品)
  • まんが「火の鳥」に学ぶネガティブな世界からの羽ばたき方
    3.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介】 「まんがの神様」手塚治虫に学ぶシリーズ第3弾! 『火の鳥』は、手塚治虫が晩年までライフワークとして描き続けた長編まんがです。その血を飲むと永遠の命が手に入るとされた火の鳥は、「死にたくない」「権力がほしい」「認められたい」など、さまざまな煩悩を抱く人々の前に時代を超えて現れ続けます。 この本では『火の鳥』の名シーンとともに、尽きることのない欲望や、心を惑わす怒り・憎しみとうまく向き合い、ネガティブな世界から羽ばたくためのヒントを紹介します。 【著者紹介】 [著]手塚 治虫(てづか・おさむ) 1928年に大阪府豊中市に生まれる。1946年に漫画家デビュー。以後、『鉄腕アトム』、『火の鳥』、『ブッダ』、『ブラック・ジャック』などヒット作を多数手がけ、「まんがの神様」とも評された。1989年、胃がんのため死去。 【目次抜粋】 「永遠」に執着すると、人生は辛い。 コラム1 権力者の憂鬱 幸せも不幸せも、自分の中から生まれる。 現状は、想像以上に悪くならない。 「いつもの毎日」は、いつも更新される。 考えることをやめると、人は不幸になる。 コラム2 ロボットと人間 「知らない世界がある」と知っておく。 「自分たち」の範囲を考える。 進化はない。変化しているだけ。 幸せは、人間関係の中にしかない。 「優越感」を抱くと、退化が始まる。 それでも人は、進化を求める。 「生きる」と「楽しく生きる」は別物。 どんな道を選んでも、後悔は必ずある。 コラム3 人生を振り返る 「ない」を見ない。「ある」を見つめる。 「なんで自分だけ」と、みんな思っている。 評価される喜びは、誰だって癖になる。 現実を、都合よく解釈しない。 過去より、未来より、今を生きる。 コラム4 輪廻 救うことで、救われる。 人生は、素晴らしくちっぽけで自由。 コラム5 なぜ人間は…… 幸せは、掴むものではなく、気づくもの。 こちらの常識は、あちらの非常識。 緩やかな退化が、一番怖い。 コラム6 人間らしさとは? 怠惰と憎悪は、比例する。 周りを気にし過ぎると、周りが見えなくなる。 生きている限り、人は希望を持っている。 「願えば叶う」わけではない。でも……。 イラッときたら、現状把握。 人はコンビになると強い。 正義だけでは、生きられない。 コラム7 肉親との対立 全ての争いは、「私は正しい」同士の衝突。 成功は、幸せを確約するものではない。 コラム8 過ちは繰り返される 人の数だけ、幸せがある。 信じる勇気が、相手を動かす。 組織の力を、自分の力と勘違いしない。 コラム9 人間はただの動物 「一人勝ち 」を狙っても、恨まれるだけ。 権力は、必ず覆される。 「普通」が、一番難しい。
  • ねこぢる大全 上
    完結
    4.7
    没後20年を記念して、夭逝した天才漫画家ねこぢるの全作品を電子化! 一目見たら決して忘れられないキュートなネコ姉弟「にゃーこ」と「にゃっ太」が帰ってきた。「しっこ、ちっこ、ぴゅー、しゅー♪ アホ、バカ、死ね!!」。可愛いのにザンコク、下品なのに深遠、淡々としながらも超エキセントリック。1990年にデビューし、98年に31歳で死去するまでに描いた全作品を、上下巻1600ページに収めた超永久保存版。ラルク・アン・シェルのhydeをはじめ松尾スズキや中川翔子など多くのクリエイターが熱狂的に支持した、珠玉の作品群が電子書籍として甦る。 上巻では、月刊「ガロ」でのデビュー作『ねこぢるうどん』、日常を猫目で「じぃーっ」と見つめたエッセイマンガ『ぢるぢる日記』、特殊漫画家・根本敬が「俗や日常の遠い彼方に魂が飛んだ」と絶賛する『つなみ』など約800ページを収録。 (上巻の内容) ねこぢるうどん/ぢるぢる日記/ねこぢるだんご/ねこぢるせんべい/ぢるぢるご近所日記/つなみ/半魚人/かちく/ねこちゃん/ぢるぢる恐怖体験/ぢるぢるばなし/ぢるぢる新入社員他
  • 専業主婦だから気づいた たおやかな経営
    -
    「5つの笑顔」(ご利用者、ご家族、地域、職員、法人の笑顔)を経営理念に掲げ、病院、進学塾、保育園、特別養護老人ホーム、ディサービスなど多角的経営で急成長したフジモトゆめグループ・藤本理事長の感動の半生と今後の展望を描く。銀行員だった夫が大阪大学医学部に再入学、眼科医として開業。さらにそのノウハウを活かして医学部専門の進学塾を開校して大人気になる。順風満帆だったが、突然、夫が癌になり44歳で死去。2人の子どもを残され、普通の専業主婦がその事業を引き継ぎ、保育園、特別養護老人ホームなど新しい事業を展開し、幾多の困難・試練を乗り越えスタッフ650名を超えるフジモトゆめグループの最高経営者(CEO)になるまでの感動の軌跡。

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  • ソニーとアップル 2大ブランドの次なるステージ
    3.3
    先鋭的かつ革新的なモノ作りをすることで世界中から支持を集めるデジタル家電メーカー「ソニー」と「アップル」。2012年に過去最大の赤字を計上したソニーだが、同年4月にCEOを交代、新体制のもとで再生と成長に意気込んでいる。一方アップルも、昨年スティーブ・ジョブズの死去によりCEOを交代し、このまま好調を維持できるかに注目が集まっている。比較されることの多い2社を徹底的に検証することで、「売れる企業」「売れるブランド」とは何かを明らかにする。

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  • 命の家 上林曉病妻小説集
    4.0
    これは愛なのか、苦悩なのか……。心を病んだ妻。発病から死に至る足かけ8年、妻を見つめながら書き続けた魂の文学。まさに上林曉を上林曉たらしめた、孤高の私小説集。文庫オリジナル。 ◆上林の妻・繁子は、1939年7月に精神に病を発し、46年5月に死去。8年におよぶ闘病中、3度の入退院を重ねた。この間、上林はひたすら自身と妻をモデルに、私小説を書き続けた。 ◆この8年は、日米戦争を挟む時期であった。3人の子どもたちを郷里の高知に疎開させ、一家は離散。食べるものにも困窮する日々であった。 ◆妻の病は徐々に、しかし確実に蝕まれていった。戦中の栄養失調、行き届かぬ医療、衛生状態の悪化から、視力も失われてゆく。「錠前と鉄格子」のある病院で、妻は孤独に死を待つこととなる。面会も間遠になり、上林が妻の最期を見届けることはできなかった。 ◆本文庫では、過去に刊行された「病妻もの」の収録作を軸としつつ、作品を増補し、発病から死去、そして埋葬に至るストーリーを、さながら長篇私小説としても読めるように構成した。 ◆収録作:林檎汁/夜霊/悲歌/明月記/命の家/風致区/聖ヨハネ病院にて/遅桜/嬬恋い/庭訓/弔い鳥/聖ヨハネ病院にて
  • 平成プロレス 30の事件簿 ~知られざる、30年の歴史を刻んだ言葉と、その真相~
    4.5
    プロレスにとって~平成~とは何だったのか? 新日本プロレス初の東京ドーム大会(1989)に始まり、UWF3派分裂(1991)、 新日本vsUWFインター全面戦争(1995)、髙田延彦vsヒクソン・グレイシー(1997)、 アントニオ猪木引退(1998)、小川直也vs橋本真也“1.4事変"(1999)、ジャイアント馬場死去(1999)、 NOAH旗揚げ(2002)、WJプロレス旗揚げ(2003)、「ハッスル」ブーム(2004)、 三沢光晴死去(2009)、「ALL TOGETHER」開催(2011)、天龍源一郎引退(2015)、 高山善廣頸髄損傷(2017)、中邑真輔WWEタイトル挑戦(2018)……。 30年間に渡る激動の平成プロレス史を、名ゼリフ、名シーンを手掛かりに、 『泣けるプロレス』シリーズの著者がその真実の姿を描き出す、渾身のノンフィクション。 【目次】 1989(平成元)年 [新日本プロレス、初の東京ドーム大会開催] 1989(平成元)年 [アントニオ猪木、参議院選挙当選] 1990(平成2)年 [新日本プロレス東京ドーム大会に全日本プロレス参戦] 1990(平成2)年 [三沢光晴、タイガーマスクを脱ぐ] 1990(平成2)年 [天龍源一郎、SWS参加] 1990(平成2)年 [大仁田厚、有刺鉄線電流爆破マッチ開始] 1991(平成3)年 [UWF、3派分裂] 1991(平成3)年 [新日本プロレス、「G1 CLIMAX」開催] 1994(平成6)年 [ジュニアヘビー・オールスター「SUPER J -CUP」スタート] 1995(平成7)年 [新日本プロレス対UWFインターナショナル全面戦争勃発] 1997(平成9)年 [nWo JAPAN活動開始] 1997(平成9)年 [『PRIDE1』髙田延彦vsヒクソン・グレイシー戦] 1998(平成10)年 [アントニオ猪木引退] 1999(平成11)年 [小川直也vs橋本真也“1・4事変"] 1999(平成11)年 [ジャイアント馬場死去] 1999(平成11)年 [前田日明引退] 2000(平成12)年 [ジャンボ鶴田死去] 2000(平成12)年 [三沢光晴、「NOAH」旗揚げ] 2002(平成14)年 [武藤敬司、全日本へ移籍] 2003(平成15)年 [長州力、「WJ」旗揚げ] 2004(平成16)年 [エンターテインメント・プロレス「ハッスル」誕生] 2005(平成17)年 [橋本真也死去] 2005(平成17)年 [新日本プロレス、ユークスの子会社に] 2009(平成21)年 [三沢光晴死去] 2011(平成23)年 [オールスター戦「ALL TOGETHER」開催] 2012(平成24)年 [新日本プロレス、ブシロードの子会社に] 2013(平成25)年 [小橋建太引退] 2015(平成27)年 [天龍源一郎引退] 2017(平成29)年 [高山善廣、頸髄完全損傷] 2018(平成30)年 [中邑真輔、レッスルマニアでWWE王座に挑戦] 瑞 佐富郎(みずき・さぶろう) 愛知県名古屋市生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。 シナリオライターとして故・田村孟氏に師事。 フジテレビ『カルトQ・プロレス大会』優勝を遠因に、プロレス取材等に従事する。 本名でのテレビ番組企画やプロ野球ものの執筆の傍ら、会場の隅でプロレス取材も敢行している。 著書に『新編 泣けるプロレス』(standards)、 執筆・構成に関わったものに『告白 平成プロレス10大事件 最後の真実』 『証言UWF 最後の真実』(ともに、宝島社)などがある。
  • 炎を越えて 新宿西口バス放火事件後三十四年の軌跡
    3.3
    「私はなぜこの運命を背負ってしまったのか。」 全身熱傷からの生還。生と死を見つめた魂の手記! 1980年夏、新宿西口バス放火事件。死者6人の無差別犯罪に日本中が騒然とした。 著者は全身80パーセントの大火傷で、瀕死となった。 事件の陰には信じられないようなドラマが秘められていた。 報道カメラマンの兄が、妹が乗っているとは知らず、炎上するバスを撮影。明暗をわけた一枚の写真が兄妹の仲に陰を落とす。いつまでも「被害者」として過剰に接する母からの自立。そして、不倫の恋をしていた19歳年上の仕事仲間と結婚するも、夫はのちにレビー小体型認知症となり死去。 なにより凄まじいのは、著者は、放火事件の加害者M青年の不幸な生い立ちを知るにつれ、「自分もまた彼を加害者の側に追いやった人間のひとりではないか」と考え、刑務所で面会、文通をし、赦そうと試みたのだ。それによって自分も「被害者」の冠を外して歩みだせるのではないか――しかしそれもMの獄中自殺によって絶たれてしまう。 いったい自分の人生とは何だったのか。かくも過酷な運命を生き、死ぬことの意味は何なのか。 事件当時の輸血がもとでC型肝炎になり、肝臓がんを発症して余命宣告を受けた今、著者は、この生と死を納得するための思索の旅をふたたび始めた。 NHKスペシャル「聞いてほしい 心の叫びを~バス放火事件 被害者の34年」(2014年2月放映)に感動の声、続々! 石原慎太郎氏からの手紙も収録。
  • 超約版 戦争論
    3.0
    ■「プーチンがいなくなれば戦争は終わる」はなぜ大間違いなのか? 露ウクライナ侵攻を機に読み直す軍事戦略の古典的教科書。 「争いの本質」を知り優位に立て! 『孫子』と並ぶ世界的戦略書の要諦。かつて『戦争論』を著わしたクラウゼヴィッツ。プロイセン軍人としてナポレオンに対抗することを命じられた。その際に編み出された戦略の要諦こそ『戦争論』である。時代の変遷を経て各国の為政者に愛読された『戦争論』は、戦争における人間の変わらない心理が描かれている。本書は膨大な原典から重要なエッセンスを抜き出し、激動の現代の視点から平易な現代語訳で読み直すもの。 [目次] 第1章 戦争とは何か 第2章 「戦術」と「戦略」 第3章 「防御」と「攻撃」 第4章 勝利に必要な「戦闘力」 第5章 部下を率いる資質 第6章 歴史に学ぶ勝利の本質 【原著者略歴】 クラウゼヴィッツ 1780年生まれ、1831年死去。プロイセン王国の軍人で軍事学者。ナポレオン戦争にプロイセン軍の将校として参加。戦後は研究と著述に専念したが、死後1832年に発表された『戦争論』で、戦略、戦闘、戦術の研究領域において重要な業績を示した。 【訳者略歴】 夏川賀央(なつかわ・がお) 1968年東京都生まれ。早稲田大学文学部卒業。数社の出版社で編集者として活躍したのち独立。会社経営の傍ら、ビジネス書を中心に執筆活動を行う。古典の現代語訳に『武士道』『茶の本』『風姿花伝』『啓発録』(いずれも致知出版社)、『今度こそ読み通せる名著スマイルズの「自助論」』『今度こそ読み通せる名著 マキャベリの「君主論」』、『超約版 貞観政要』(いずれも小社刊)、著書に『すごい会社のすごい考え方』(講談社プラスα文庫)、『仕事ができる人の「日本史」入門』『仕事ができる人の「アジア史」入門』(いずれもきずな出版)などがある。 ※この電子書籍は株式会社ウェッジが刊行した『超約版 戦争論』(2022年9月16日 第1刷)に基づいて制作されました。 ※この電子書籍の全部または一部を無断で複製、転載、改竄、公衆送信すること、および有償無償にかかわらず、本データを第三者に譲渡することを禁じます。
  • ヤマケイ文庫 アイヌと神々の物語~炉端で聞いたウウェペケレ~
    4.6
    アイヌ語研究の第一人者である著者が、 祖母や村のフチから聞き集めたアイヌと神々の38の物語を読みやすく情感豊かな文章で収録。 主人公が受ける苦難や試練、幸福なエンディングなど、ドラマチックな物語を選りすぐった名著、初の文庫化。 千葉大学文学部教授 「ゴールデンカムイ」アイヌ語監修 中川裕 「ウウェペケレには、カムイ(自然、環境)との関わり方や生活の知恵がちりばめられ、人としてのあり方、心構えといったようなものについての教訓も含まれている。 主人公の受ける苦難や試練、それを解決して幸福なエンディングにいたるドラマチックな展開に心躍らせ、長い冬の夜を心豊かに過ごせるような楽しみが詰まっている。」 (本文寄稿より) 心理学者 河合隼雄 「「ウウェペケレ」は「昔話」そして「お互いの心が洗われる」ことを意味する。アイヌ研究者、民俗学者などはもちろん、人間の生死について深く考えようとする人々に広く推薦したい。」 (推薦の言葉より) アイヌ語研究の第一人者である故・萱野茂氏(第32回菊池寛賞受賞)が残した 知られざる名著『カムイユカラと昔話』(1988年刊・小学館)から、昔話(ウウェペケレ)を初めて抄録・文庫化。 著者は、幼い頃から毎日、祖母のてかってさんにウウェペケレを聞いて育った。 本書は、祖母や村のフチ(おばあさん)から聞き集めたアイヌと神々の38の物語が、読みやすく情感豊かな文章で綴られる。 著者による冒頭解説「アイヌと神々の世界」では、著者の子どもの頃の記憶から当時のアイヌの生活をうかがい知ることができ、 ウウェペケレやカムイユカラといったアイヌの口承文芸についてもわかりやすく解説されている。 さらに、38の話すべてにわかりやすい解説が添えられ、アイヌの文化や習俗を知る意味でも面白く貴重な一冊。 文庫化にあたり、『ゴールデンカムイ』のアイヌ語監修を務める研究者・中川裕氏による寄稿を収録。 〔もくじ〕 アイヌと神々の世界 萱野茂 〈神々と人間の昔話〉身代わりの美女/怪鳥とくすり水/クマと狂ったサル/カラスと赤ん坊/子どもと遊んだ神/ 村おさは化け物/犬は聞こえた/鬼の岩屋/氷の井戸/ヘビの血/二羽のカラス/私は十三人兄弟の末っ子/羽毛の海/黒ギツネのイナウ/ 三本足の大グマ/私の名はイクレスイェ/狩小屋でクモ神が夢を/スズメの恩返し/人食いじいさんと私/クマ神の横恋慕/消えたちんちん/ 着物の片袖/カツラの木の女神/魔法の小袖/エゾマツの女神/からっぽやみの女/恋路のじゃま/淫乱の群れ/リスと平原の化け物/ 七人目の婿/四つ爪のクマ/キキンニの女/女のたしなみ/妻が私に筋子をかけた 〈川下の者と川上の者の昔話〉パナンペとペナンぺ/ パナンペと小鳥 〈和人の昔話〉打ち出の小づち 〈言伝え〉国造りの神とフクロウ ■著者紹介 萱野 茂(かやの しげる) 1926年、北海道沙流郡平取町二風谷に生まれる。小学校卒業と同時に造林・測量・炭焼き・木彫りなどの出稼ぎをして家計を助ける。 アイヌ語研究の第一人者でアイヌ語を母語とし、祖母の語る昔話・カムイユカラを子守唄替りに聞いて成長。 昭和35年からアイヌ語の伝承保存のため町内在住の古老を中心にアイヌの昔話・カムイユカラ・子守唄等の録音収集を始め、金田一京助のユカラ研究の助手も務めた。 昭和50年、『ウウェペケレ集大成』で菊池寛賞受賞。また昭和28年からアイヌ民具の収集・保存・復元・研究に取り組み、昭和47年「二風谷アイヌ文化資料館」を開設。2006年に死去。
  • 関ヶ原前夜 西軍大名たちの戦い
    4.0
    太閤秀吉の死去から、関ヶ原合戦にいたるまで、豊臣政権のなかでは何が起きていたのか? 凡庸な人物で、単なる被害者と評価されてきた毛利輝元をはじめ、上杉景勝・宇喜多秀家・島津義弘ら西軍に焦点を当てる。加藤清正・福島正則らの武功派と、石田三成ら吏僚派の対立という二項対立的観念から脱出。軍記などの二次的史料を排し、一次史料のみによる実証的な分析により、関ヶ原前夜の「権力闘争」の実像を明らかにする。
  • きずな 藤圭子と私
    1.0
    追悼・藤圭子。育ての親が綴った幻の名著、緊急復刊! 巻末解説/水道橋博士 2013年8月22日にこの世を去った怨歌の女・藤圭子。昭和40年代に「新宿の女」「圭子の夢は夜ひらく」などの大ヒットで時代を作った彼女を発掘し、育て上げたのが本書の著者であり、作詞家の石坂まさをである。親に連れられて来た藤圭子との衝撃的な出会いから、大ヒットの裏側、結婚と離婚、十数年を経ての再会と娘・宇多田ヒカルとの新たな出会いまで。藤圭子母娘三世代の壮絶な人生の軌跡が、赤裸々に綴られる! 著者は2013年3月9日、闘病の末、死去。藤圭子は「石坂まさをを偲ぶ会」の前日、この世を去った。時代を駆け抜けたふたりのきずなとは何だったのか? 衝撃の1冊
  • 空虚成分
    -
    1巻1,144円 (税込)
    洋一は、岳也のことをくしゃみさんと呼んでいる。 というのも、岳也が行く先々で人のくしゃみをこっそり録音しているからだ。        「くしゃみとルービックキューブ」 ドーナツの穴の空虚成分を発見した空間数理学者、飯野渉さん、老衰で死去、97歳。 あるとき新聞でそんな見出しを見つけたのだ。 今でも覚えている。見出しの横にはドーナツの写真があった。 ドーナツの真ん中の空洞部分に、細かい字で手書きらしいアルファベットの図式が書かれてあった。                        「空虚成分」

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  • 謎解きのスケッチ
    -
    『謎解きのスケッチ』(原題 Deed Without a Name)は、英国の女流作家ドロシー・ボワーズ(Dorothy Bowers)が残したわずか5作の長編のうちの1編です。鳥のスケッチが真犯人を暗示する、いわゆるダイイング・メッセージ物になっています。読み進んでいくと、多くの人物が登場し、さまざまな出来事が挿入されてきます。そのため、ややもすると本筋がわかりにくいという印象を持たれるかもしれません。しかし、読者の気を上手にそらしながらも、それでいて、論理的に理にかなった思考を進める。これこそまさにドロシー・ボワーズの真骨頂なのです。  次代のミステリー作家として期待されながら、46歳という若さで死去してしまった彼女の面目躍如たる本書を楽しんでいただけたら幸いです。
  • 毎日ムック Newsがわかる総集編 2024年版
    -
    2023年はどんな年だったでしょう? AIによるチャットGPTやメタバースなど、最新の科学や技術はすごい速度で発展し、私たちの可能性を広げてくれます。 環境に目を向ければ世界的な気温上昇、処理水の海洋放出など不安なことも様々……。でも一人ひとりが持続可能な社会、みんなにやさしい社会を目指していけば、困難はきっと乗り越えられるはず。 国内、海外のニュースも網羅し、巻頭には池上彰さんのインタビュー、学習塾の入試対策担当者による「時事問題の勉強法」も掲載しています。 巻頭インタビュー 池上彰さん、2023年はどんな年でしたか? TOMAS教務本副局長 松井誠さんが教えます! 時事問題は学校から受験生へのメッセージ 第1章 環境・SDGs エルニーニョ現象 4年ぶり プラごみ削減 待ったなし ほか 第2章 科学・技術 眠りが脳を育てる 脳のはなし ほか 第3章 日本のニュース 物価高 円安 どこまで? 日本銀行の仕事 ほか 第4章 海外のニュース ウクライナ侵攻から1年 独裁とたたかいノーベル平和賞 ほか はじめに 巻頭インタビュー 池上彰さん、2023年はどんな年でしたか? TOMAS教務本部 松井誠さんが教えます! 時事問題は学校から受験生へのメッセージ 目次 第1章 環境・SDGs エルニーニョ現象 4年ねんぶり プラごみ削減 待ったなし 福島第1原発の今 地球の未来はどうなるの 14年ぶり 宇宙飛行士候補 COP27 途上国の被害に基金 ブルーカーボンで地球温暖化を食い止めろ! バリアフリー みんなにやさしい社会に 大雨降らせる線状降水帯 2023年、注目トピックス3 第2章 科学・技術 眠りが脳を育てる 脳のはなし 利用者が急増「チャットGPT」 メタバースの世界 音楽家 坂本龍一さん死去 第3章 日本のニュース 物価高 円安 どこまで? 日本銀行の仕事 統一地方選って何だ? ニュースで知る憲法 新型コロナ「5類」でどうなる 袴田さんの裁判 やり直し 広島でG7サミット 関東大震災100年 性同一性障害でトイレ制限認めず 第4章 海外のニュース ウクライナ侵攻から1年 独裁とたたかいノーベル平和賞 バンクシー、ウクライナに現る NATOにスウェーデン加盟へ 世界人口どこまで増える? ワールドカップで盛り上がろう! 紛争のスーダン どんな国? イギリス チャールズ国王の戴冠式

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  • 大難産
    -
    1巻1,100円 (税込)
    50歳目前で双子を授かった元・鬼畜漫画家の、超大変&ドラマティックな出産・育児コミック。電子版はカラー&モノクロ構成。 元・鬼畜漫画家の“やすお”が50歳を目前にようやく授かった双子は、胎内でTTTS(双胎間輸血症候群)という一卵性双生児特有の病気にかかっていた。妻の“クチ子”は「特殊漫画家のお前がせっせと描いた鬼畜漫画のカルマ返りだ」と憤慨し、やすおは「二人の血液型は適合してるんでしょうか」とトンチンカンな疑問を呈する……。 病院をたらい回しされた末、ついに最先端医療設備と名医たちに出会う。クチ子は双子の命を救うべく、レーザー手術に臨む。胎児の心音を耳にしたやすおは、窓の外にみじんこが浮遊する光景を幻視する……。 手術は無事成功するが、クチ子は身体にチューブや介助器具が取り付けられた「スパゲティー状態」に。身動きも寝返りも許されず、一つ間違えば流産の危険が迫る「暗黒の4日間」が始まる。その枕元へ、死去したはずの伯父さんが神主姿で現われ、「なーんもすんぱいね。もーすぐ夜が明けっから」とのたまうのだった……。 いよいよ出産間近。再入院したクチ子は、予定日前に破水する。すぐにやすおに電話するが、泥酔していたやすおは起きる気配がない。翌朝、緊急の帝王切開手術が開始される。果たしてお腹の双子の運命やいかに……! 1998年に元妻のねこぢるが死去した後、再婚した山野一が、双子生誕までの超“こっぴどい”日々を克明に、かつ自虐と諧謔を交えて描く。 ※本書中の「大難産1~7」は、Kindle版『そせじ(2)~(4)』に所収されたものです。
  • 回想の織田信長 フロイス「日本史」より
    3.5
    厚い信任を受けたポルトガル人宣教師フロイスの見た織田信長の素顔。一五六八年の初めての謁見から安土築城、八二年の本能寺の変、直後の明智光秀の死まで。戦国日本の第一級史料「日本史」から信長に関する章を訳出し、詳解する。文庫化にあたり新たに人名索引を付す。 〈解説〉和田裕弘 (目次より) Ⅰ 回想の信長 第一章 信長の素性、およびその性格、権勢、富、ならびに彼が到達した顕位と公方様の複位について Ⅱ 信長とフロイス 第六章 ルイス・フロイス師が、信長の許で援助を求めるために美濃国に赴いた次第、ならびに彼(信長)が彼に示した寵愛について 第八章 公方様と信長の葛藤、ならびに上京焼失の際、教会に生じたこと Ⅳ 安土山にて 第一六章 信長がその富、権力、身分のために陥った大いなる慢心と狂気の沙汰について Ⅴ 本能寺の変・山崎合戦 第一七章 明智が謀叛により、信長、ならびに後継者の息子を殺害し、天下に叛起した次 第一九章 明智の不運と十一日後の死去について など
  • 必ず知っておきたい お金の貯め方・使い方 オールカラー
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ★★自分のお金事情を分析できる!★★ 本書は、「貯金」「保険、運用」「住宅ローン」「税金」「結婚」「介護」「親類の死去」「老後」…など、お金の『知りたい!』がばっちりわかる「お金の知識」が満載の1冊です! ファイナンシャルプランナー、税理士など、テーマごとに、専門家がよくあるケーススタディをもとに、具体的にレクチャーします。 さらに、資産状況確認シート、ライフプランシートなど、本当に役立つ・絶対得するチェックシート付けました。 【目次】 巻頭特集 1章 貯金の知識と貯めるコツ 2章 保険の種類と活用の仕方 3章 資産運用でお金を増やす 4章 住宅や車とローンのしくみ  5章 税金と上手に付き合う 6章 結婚と子育てにかかるお金 7章 身内の介護にかかるお金 8章 身近な人が亡くなったときのお金 9章 老後のお金と年金を知る <電子書籍について> ※本電子書籍は同じ書名の出版物を紙版とし電子書籍化したものです。 ※本電子書籍は固定型レイアウトタイプの電子書籍です。 ※本文に記載されている内容は、印刷出版当時の情報に基づき作成されたものです。 ※印刷出版を電子書籍化するにあたり、電子書籍としては不要な情報を含んでいる場合があります。また、印刷出版とは異なる表記・表現の場合があります。 株式会社西東社/seitosha
  • 平安の文豪 ユニークな名作を遺した異色の作家たち
    4.0
    約1000年以上も読まれた作品を執筆した異色な作家たちとは? 教養の高さを競った貴族社会の中で、抜きんでた才能を開花させ、読み継がれてきた作品を執筆した人物とは、どんな人生を送っていたのか……? 作家たちの代表作から、誕生、死去、現代に生きていたらどんな仕事についていたかの予想などのエピソードも紹介。
  • 樺美智子、安保闘争に斃れた東大生
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    60年安保闘争に斃れた東大生・ヒロインの死の真相は何だったのか。国会議事堂に突入し22歳で死去し、悲劇のヒロインとして伝説化していった彼女の実像に迫った渾身のノンフィクション。
  • アマの弱点を直す 次の一手170題 序盤・中盤の急所をチェック
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 あなたの弱点はここだ!本書は、序盤・中盤に絞った170問を収録した次の一手問題集です。問題はアマチュアの方の実戦を題材にしており、対局者が実際に打った手を失敗例として挙げ、なぜ失敗なのかを詳しく解説しています。「ヤキモチを焼くことなかれ」「作戦は一貫させよう」など、ハッとさせられるような指摘が満載です。なかなか上達せずに悩んでいる方は、自分の弱点に当てはまらないかをチェックしてみてください。きっと棋力アップの助けとなることでしょう。 ■CONTENTS 【第1章】序盤編100題/【第2章】中盤編50題/【第3章】勝負編20題 ■著者 宮本直毅(ミヤモトナオキ) 昭和9年12月9日生まれ。兵庫県出身。昭和25年入段、44年九段。昭和34年、第3期関西棋院第一位決定戦優勝。42年関西棋院選手権優勝。名人戦リーグ在籍2期。本因坊戦リーグ在籍2期。平成3年テレビ囲碁番組制作者会賞受賞。平成24年死去。※著者略歴は書籍刊行時のものを表示しています。
  • ヤマケイ文庫 北海の狩猟者 羆撃ちと山釣りに明け暮れたある開拓者の記録
    -
    大正5(1916)年に養老牛温泉(北海道中標津町)を踏破し、旅館養老園を開いたことでも知られる開拓者・西村武重。 彼は道東の山野を跋渉して狩猟、渓流釣り、登山、植物採集、鉱石発掘などに明け暮れた。 本書は、飼牛を襲って牧場を荒らす羆狩りや痕跡を追って何日も山野を彷徨する単独羆猟の話、山女魚釣りの極意、アイヌ民族との交流、人跡疎らだった時代の知床半島探検など、壮年期の西村が体験した貴重な記録。 ■内容 羆との闘い  ・原始林の王者  ・牧場荒らしの大羆を倒す  ・標津岳の羆狩り  ・親子羆を追う  ・羆狩りと猟犬  ・恐怖の大羆 ◆北海の狩猟者  ・根室原野の昔ばなし  ・山小屋の一夜  ・密林の住人たち  ・北辺を釣る ◆知床半島の大自然  ・未開の別天地 ◆解説 久保俊治(猟人) ■著者について 西村 武重(にしむら・たけしげ) 1892(明治25)年2月、香川県綾歌郡造田村(現まんのう町)生まれ。 1896(明治29)年、4歳で北海道札幌市篠路に父と移住。1916(大正5)年、養老牛温泉踏破。 永年ヒグマ撃ちを経験してきた。1972(昭和47)年、勲六等単光旭日章授与。 1983(昭和58)年、死去。 著書に『ヒグマとの戦い』『北海の狩猟者』(いずれも山と溪谷社)、『原野とヤマベ――秘境知床』(釣の友社/1969年)、『養老牛の今昔』などがある。
  • 夏目漱石
    3.0
    初の漱石論、ついに学術文庫に登場。漱石の死去翌年に書き上げられた本書は、その後の漱石像に深い影響を与え続けた。その後、評論家から政治家に転身し、戦争に加担したとして戦後はA級戦犯に指定・収監されたため、戦後は復刻されることも、大きく取り上げられることもなかった本書は、漱石文学を愛するすべての人が避けて通れない書物であることに変わりはない。戦後70年、漱石没後100年を迎え、本書を読むべき時が来た。(講談社学術文庫)
  • モンゴル力士はなぜ嫌われるのか ─日本人のためのモンゴル学
    3.5
    1巻1,012円 (税込)
    遊牧文化のモンゴルに先輩・後輩の序列はなく、“力”がすべての社会! トップは法をつくる人であって、守る人ではない! 白鵬が我がもの顔で振る舞う理由 まえがき 第1章 モンゴル力士は、なぜ強いのか? 遊牧騎馬民の、男子たるものの必要条件 モンゴル相撲に求められるのは、平衡感覚と敏捷性 モンゴル力士は君主のボディガードだった 『日本書紀』に見られる相撲の起源 宮中の「三度節」とナーダムの三種の競技は起源が同じ 厳密にいえば、相撲は国技ではない 日本のマスコミは、異文化に対する想像力に欠ける 「いじめ」が成立するのは日本文化の特徴 日本の「隣百姓」とはまったく正反対の生き方 「まわりに合わせる」という考え方のないモンゴル文化 モンゴルには「長幼の序」はない 世代を厳しく区別する「輩行」という考え方 モンゴルでは末子が親の面倒を見る 第2章 モンゴル女性秘話 朝青龍と白鵬の母親は、モンゴル国立大学卒のインテリ モンゴル人にとってのいい男、いい女 遊牧生活を維持するため、男と女の役割分担は明確だった 夫婦喧嘩をすると、「出て行け」ではなく「オレは出て行く」 モンゴル草原東端の遊牧民「烏丸と鮮卑」 「男は女の家の労役に服し、その後、女の家から財産の分与を受ける」 二千年前でも二十世紀の内モンゴルでも、女に財産権があった チンギス・ハーンの賢母、ホエルン ホエルンは自分の部下と軍隊を持っていた 征服戦争に従軍したチンギス・ハーンの娘 中華思想は、遊牧民に敗北したことから始まった「負け惜しみの思想」 孫娘を第三夫人にしたアルタン・ハーン 夫、義理の息子、その息子、その孫と四度結婚して権勢をふるった女 女をほめないイスラム教徒の知識人が絶賛したソルコクタニ妃 フビライ・ハーンの正皇后チャブイ・ハトン チャブイこそが、元朝皇帝と帝国の政治機構の接点だった 中央アジアとインド洋を旅して二十五歳で死去したコカチン姫 遊牧民の族外婚は、安全保障のため チンギス・ハーンの五百人の妃妾は本当か? チンギス・ハーンのすべての財産を管理していた四人の后妃 第3章 モンゴル帝国を知っていますか? 明朝は、モンゴル帝国の宗主国・元朝の唯一の継承者か 「韃靼」とは、漢人のモンゴル人への“侮辱語”だ 征服された側の人たちが書いた歴史 遊牧騎馬民が世界史を変えた時代の終焉 なぜ、遊牧帝国と呼ぶのか? モンゴル帝国時代のモンゴル人とは 姿や名前は変わったが、世界各地でふたたび支配者となって生き残った 元朝の「行中書省」が、現在の中国の省の起源 明朝も清朝も元朝の継承国家だった 四百年かけてモンゴル帝国の西半分と北方すべてを獲得したロシア 満洲国・興安省の境界が、そのまま中国内蒙古自治区の境界となった 清朝に課せられた莫大な賠償金が、モンゴル人に劇的な変化を与えた 戦前、日本人はなぜ「満蒙」といったのか 内モンゴルも外モンゴルも、同じことばを話す同じモンゴル人だった 中国に留まったのが「内モンゴル」、離れたのが「外モンゴル」 「玉子はぜったい食べないでね、中国人が作っているから」 北の遊牧民は南の農耕民をばかにしていた モンゴル人が中国人を嫌いな最大の理由 モンゴルとチベットは同盟関係にあった 「ダライ・ラマ」の誕生 チベット仏教徒になった遊牧民が、モンゴル民族と呼ばれている カザフ人もモンゴル人と同じモンゴル帝国の子孫たち モンゴルとカザフスタンはもはや違う文化の国 第4章 日本にとってモンゴルは大切な国 蒙古襲来と日本の幸運 「義経は死なずに北方に逃げた」 末松謙澄こそが“義経伝説”の生みの親 チンギス・ハーンが源義経であったことを証明しようとした男 日本人はなぜ“義経伝説”が好きなのか 伊藤博文に見込まれた末松謙澄 「チンギス・ハーンは源義経だった」の英語論文は愛国心から 「モンゴロイド」ということば 「蒙古斑」は日本の赤ん坊で初めて発見された 「民族」とは、十九世紀末から二十世紀初めに誕生した政治的な呼び方 「人種」の区分も「言語」の区分も、政治的動機から生まれた 民族も人種も言語もみなフィクションか これだけ違う日本人の美意識とモンゴル人の美意識 モンゴルを知れば、生きるのが楽になる 二大国の狭間で、今日まで独立を保ってきたモンゴル外交の巧みさ 中露との等距離・中立外交、アメリカとの積極的な協調外交 上海協力機構には加盟せず、オブザーバーを選択する 国連を舞台に、一銭も使わず大きな貸しを日本につくったモンゴル外交 日本の「文化」から、世界の「文明」になった相撲 横綱の品格を問うマスコミに品格はあるのか モンゴル国は、日本にとって大切な国になる
  • 池田大作と創価学会 カリスマ亡き後の巨大宗教のゆくえ
    -
    平和の使者か、俗物か? 誰よりも人の心をつかんだ男の魅力に迫る 日本最大の新宗教、創価学会の池田大作名誉会長が2023年11月15日に95歳で死去した。 創価学会内で「永遠の師匠」とされる池田は、さまざまな毀誉褒貶に彩られた人物だった。 「貧乏の横綱」と自嘲するほど赤貧の出身ではあったが、1960年に32歳の若さで第3代創価学会会長に就任。以降、親しみやすい人柄と巧みな弁舌を武器に組織拡大に邁進し、会員世帯数827万(公称)もの信者を獲得するに至る。さらには公明党を創設し、念願の政界進出を果たした。 一方で、強引な折伏によって各地でトラブルが発生した。また、政教一致と受け取られかねない創価学会の主張は世論の大きな反発を招いた。ついには政教一致路線を公式に撤回せざるを得なくなる。以降、創価学会は「世界平和」を掲げ、池田は「平和の使者」としての顔を前面に打ち出すようになった。 組織内の権力闘争も波紋を呼んだ。創価学会はもともと日蓮正宗の信徒団体から生まれたにもかかわらず、日蓮正宗とは泥沼の争いを繰り広げ、最終的に創価学会は破門されてしまう。 それでも創価学会は、池田のカリスマ性によって求心力を保ち、創価学会は次第に「池田ファンクラブ」の様相を呈して行く。 しかし2010年以降、高齢の池田は表舞台から姿を消し、創価学会は「集団指導体制」に移行。池田の直接指導なしでも運営できる態勢になった。 池田を軽んじ醒めた目で創価学会を見る宗教2世3世の増加、選挙活動における集票力の低下、さらには会員の高齢化……池田大作とはいったい何だったのか? そして、ポスト池田の創価学会はどうなるのか――?
  • 妖精の墓標
    3.0
    山間の町、古くから鷺沼で製材業を営む新羽家の先代、新羽堂市が、療養していた自宅で死去。司法からは自殺と判断された堂市の死因に、新羽家に訪れた親戚の医師、桂木雄二は疑念を抱く。不穏な空気が新羽家に渦巻く中、こんどは新羽家の当主に嫁いだ佳織が失踪、そして佳織の妹の夫、滝見が死亡する。桂木は、アメリカに暮らす研究者トーマ・セラに事態の真相究明を依頼する。
  • 王太后様は君臨したい【完全版】1
    完結
    4.0
    高齢な国王の王妃だったアレクサンドラ(28歳豊乳)は、国王の死去により、未亡人に。これでもう女としての人生は終わったと思い込んでいたのだが……なぜか護衛騎士から性欲解消のためにあれこれされたり、他国の皇族王族から求婚されて困惑する羽目に。 「な、なんでこうなっておるのじゃ!?」 夫の死別後に始まったモテ期を自覚しない、自称「黒衣の王太后」様の奮闘が、今始まる! いわゆる不遇ヒロインが最終的にその不遇な環境を跳ねのけ幸せになるお話です。 <作者より> 主人公アレクサンドラは無自覚人たらしなヒロインなので、その辺りを楽しんでいただけたら嬉しいです。 「王太后様は君臨したい【完全版】1」には「王太后様のお仕事」~「王太后様と結婚祝い」までを収録。
  • ラルゴ・ウィンチ 完全版 (1)
    -
    ラルゴ・ウィンチは、26歳で100億ドルの資産を誇る企業グループ・Wグループを相続した。型破りで、女好き、喧嘩っ早い彼を人々は“ブルージーンズの大富豪”と呼ぶ。いつも信念を貫き、忠実な友に助けられ、この魅力的な主人公は多くの危機的状況の中で美しい女性たちに出会い、マフィアや詐欺師、億万長者たちと対峙して行く。ラルゴは恋の冒険と同じ数ほど敵を作ってしまうが、決して慎重であることを忘れない。不安定な世界の中で、正しい価値観を持ち続けることが大切であると承知しているから。壮大な景色の中で繰り広げられるアクション。陰謀や詐欺が織り成す金融トリック。世界中の大都市を舞台としたチェイス。毎回繰り出される斬新な筋書き。フランス語版だけでも1千万部突破。1990年から20巻刊行。10篇の独立した物語を展開。毎回新たなストーリーを発表。2度の映画化で300万人以上の動員を記録。【内容】財界の世界的な大物、ネリオ・ウィンチが死んだ。その死は自殺と判断されたが、実はネリオが自分で演出しようとした最後だった。癌に侵され、余命いくばくかしか残っていなかったネリオは、企業内で不正を働いていた一人の社長に自分を殺害させ、劇的な死を遂げようと試みた。しかし、彼をビルの最上階から突き落とした犯人は、ネリオの操り人形であることを最後に拒絶し、グループを乗っ取ろうと企てるのであった…。ネリオが一代で築いた巨大企業グループ・Wグループの存続が危ぶまれるなか、彼が密かに養子をとっていたことが明らかになる。しかし、唯一の相続人であるその男、ラルゴ・ウィンチがネリオ死去の知らせを受ける前に、彼を始末しようとする何者かの罠が動き出す。グループの力により一度は難を逃れ、取締役社長に就任したラルゴだが、自分を嵌めようとした犯人をあぶり出すため、今度はラルゴが罠を仕掛ける。※本商品は『ラルゴ・ウィンチ』(1)と(2)を合本し、オリジナル特典ページをいれた再編集版です。ご購入の際はご注意ください。
  • 習近平の終身独裁で始まる中国の大暗黒時代
    5.0
    1巻990円 (税込)
    北朝鮮問題でアメリカの突き上げを食らう中国・習近平。5年に1度の共産党大会で、はたして権力を完全掌握できるのか。そして、ポスト習近平の行方は? アメリカの制裁で中国経済崩落の可能性、劉暁波死去の静かな影響の広がり、北朝鮮、インドとの緊張拡大など、中国の未来を読む。
  • 王室と不敬罪 プミポン国王とタイの混迷
    5.0
    穏やかな国民性で日本人に人気のタイ。だが、そんな明るいイメージの裏に、想像を絶するタブーがある。それは「王室」だ。 ごく一般の人が、SNSに投稿した何気ないひと言によって「不敬罪」に問われ、30年近い懲役を科せられることもある。 現在のタイの発展の最大の功労者は、2016年に死去したプミポン国王である。プミポン国王は第二次大戦後、王制の下でのタイ式民主主義を推し進め、数々の政治危機から国を救った。タイを繁栄と安定に導いた王室は、次第に絶対的な存在と目されるようになった。 だが、1990年代以降、そんな王室に“対抗”する勢力が台頭してきた。タクシン元首相である。タクシンは地方農村への援助や公共投資によって貧しい人々の心を掴んだ。王室周辺は、そんなタクシンに警戒感を強めてゆく。結局、2006年にクーデターによってタクシンは国を追われた。 しかしタクシン追放後、王室の権威はますます権力闘争に利用されるようになった。 政治家、軍部、司法の重鎮たちが、政敵を追い落とすために「反王室」のレッテル貼り争いに興じる。経済格差が進行し、国民も分断の度合いを深めている。 だが、不敬罪は海外メディアにも適用されるため、そんなタイの情勢は抑制的にしか伝えられてこなかった。タイに関する報道は核心に触れられず、読者に理解しづらいものだった。 本書は、不敬罪で投獄された人の肉声やクーデターを実行した軍部関係者のインタビューなど、深い取材によって得られた貴重な情報が豊富に盛り込まれている。 タイにおける王室とは何なのか? このテーマは、皇室を戴く日本人にとっても無関心ではありえない。
  • 【電子限定おまけ付き】 溺愛陛下と身代わり王子の初恋 【イラスト付き】
    3.8
    【イラスト付き】18歳で俳優志望、天涯孤独の桑原大和は、希望のない日々に鬱屈としていたところ、突然異世界に召喚されてしまう。夜になると空中にふたつの月が輝く世界――そこで出会ったのは、西の大国レイヴァース王国の王アリソン・レイヴァース。二年前、父王の死去にともない30歳で王位を継いだという優しそうな彼に、大和は国の危機を救うため、行方不明の「王子」の身代わりになってくれと頼まれる。夢である俳優になるため、王子という役になりきってみるという形で協力することになった大和。アリソンにすぐそばで守ってもらいながら、共に過ごすうち、二人の距離は徐々に縮まり――?召喚された青年と、王様、癒しの小動物が織りなす、異世界トリップファンタジー!電子限定おまけ付き!!
  • イーロン・マスクはスティーブ・ジョブズを超えたのか
    4.0
    今、世界一の経営者は誰かと聞かれたら、誰もが「イーロン・マスク」の名前を挙げるだろう。スペースXで史上初のロケット再利用を成功させ、テスラで電気自動車(EV)を爆発的に普及させ、時価総額世界一の自動車メーカーとなった。一方、2000年代最初の10年はまさに、スティーブ・ジョブズの時代だった。iPodで音楽の世界を変え、iPhoneでスマホブームを巻き起こした。2011年に惜しまれながら死去した後も、カリスマとして絶大な人気を誇る。本書はそんな二人の歩みを解説しつつ、その共通点と「決定的な違い」を説くもの。 ・どちらもモノ作りの天才だが、ジョブズは「プロダクト・ピッカー」であり、マスクは「テクノキング」である ・ジョブズは言葉で人を動かし、マスクは現場に入り込む ……など、二人の経営観、人生観を比較しつつ浮き彫りにしていく。ジョブズやマスクの入門書としても最適な一冊。
  • 新装版 石田三成 「義」に生きた智将
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    豊臣家の安寧のため、己の胸に秘めたる想いのため――。若年より豊臣政権で辣腕をふるい、天下人の秀吉から“絶大な信頼”を寄せられ、「才器の、われに異ならないものは、三成だけじゃ」とまで言わしめた石田三成。だが、そんな大恩ある秀吉の死後、豊臣の世は大きく揺らぎ始める。元凶は、五大老筆頭という地位からあらゆる権謀術数を尽くして天下を奪わんとする徳川家康。その野望を正面から打ち砕く意志をもつ者は、もはや“秀吉の遺命”を託された三成しかいなかったのである。日の本を真っ二つに割る天下分け目の決戦をしかけ、西軍を率いて“関ヶ原”へと突き進んだ義将の魅力とその生涯を描いた長編小説。“関ヶ原の戦い”とは何だったのか。【本書の構成】寵臣/聚楽第/佐和山城主/関白秀次/殺生関白/首切り奉行/秀吉の死/前田利家の死去/佐和山隠退/密謀/宣戦布告/籠城戦/真田一族/緒戦/関ヶ原/敗残(目次より)

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  • 沖縄の民間信仰―中国からみた―
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    沖縄県発・おきなわ文庫シリーズ第9弾。 「著者は道教研究の第一人者であり、二十数年にわたる?沖縄における中国文化の受容・変容″を研究し続けている。沖縄の民俗文化は、大和文化だけに求められるものではなく複合文化だといわれる。とくに、中国文化からの影響は多大である。たとえば、清民祭、爬龍舟、石敢当、ヒンブンなどが代表的なものである。この他に沖縄で受容された中国の神々としては、本書で紹介されている墓のヒジャイヌカミ(后土神)、土帝君、関聖帝君などが挙げられる。日頃、私達が何気なく祈りの対象としている神々やその祭祀用具には、意外に中国から招来されたものが多い。本書には中国での神々の祀りや供え物などが詳細に紹介されており、中国的な習俗を知る格好の書である。―1989年の紹介文より」 著者は東京大学名誉教授で宗教民俗学者である窪徳忠氏。道教の研究を中心に、庚申信仰、「石敢當」等の沖縄の民俗など幅広く研究してきた。沖縄国際大学南島文化研究所では、琉球・中国の関係などを研究する沖縄在住の研究者に対し、窪の名前を冠した「窪徳忠琉中関係奨励賞」を1997年より設けている。2010年心不全のため死去(97歳)。20数年の時をへて、あらたに窪明子氏による電子版あとがきを追記した電子復刻版。
  • 西表島に生きる―おばあちゃんの自然生活誌―
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    沖縄県発・おきなわ文庫シリーズ第7弾。 本書は編集者である安渓遊地(京都大学理学博士)、貴子(広島大学理学博士)夫妻が1974年から18年かけて、問わず語りの形で聞くことができた山田雪子さんという、西表島のひとりの女性の暮しの記録である。 雪子さんは1999年1月25日老衰のため死去。92歳であった。雪子さんの語りには、大自然の中で暮してきた人たちのシマへの愛着と、子孫の代のことを考えながら生きていくという教えがこめられている。地域に根を降ろして生きてきた人のなにげない語りに、私たちは未来につなげるべき多くのことを学ぶことができる。 本書は明治の末に網取村に生まれた山田雪子さんの生い立ち、そして西表島での暮しの智恵と生活の技術の記録で構成されている。イリオモテヤマネコで有名になった西表島は、どの季節に訪れても緑あふれる島。その自然に注目して「最後の秘境・原始の島」ともてはやされることも多い。しかしそこには、独自の文化と言語をはぐくんできた人々の暮しがあり、山の幸・海の幸・川の幸を活かし、その自然のめぐみに生かされてきた島びとの長い歴史がある。その歴史の中から、神がみにささげる歌と踊りをもつ多くの祭りが生まれ、何度も通うほどに、人と自然と神がみの共存が実感されてくる不思議な魅力をもった島である。  南の島の自然のただ中に生きてきた人々の暮しはどんなものか。西表島の西南部の網取(あみとり)村での、自然にとけこんだ生活の中からうみだされた暮しの智恵と生活の技術を、山田雪子さんが語る。自然のめぐみを大切にする生活の教科書となる1冊が電子書籍として復刻。 「四季を通して緑あふれる西表島に生きる人びとは、昔からその豊かな大自然と共に生きて行く暮らしの知恵を伝えてきました。つつましい祈りに満ちたその世界を、一人の女が食と料理を中心に語りつくします。生き物の暮らしと人間の暮らしに魅せられた編者夫妻の『わが故郷』シリーズ第3弾。「いま自然と共に生きるため」の知恵と技術を満載した手引書(1992年当時の作品紹介文より)。」
  • 黒田官兵衛の逆襲 我に秘策あり
    5.0
    天正十年、信長死すの報を聞いた秀吉は中国大返しを敢行。山崎で明智軍と対決するが、思わぬ長曾我部軍の出現で大敗。大怪我を負った秀吉は羽柴家の行く末を黒田官兵衛に託し死去する。官兵衛は秀次を擁立して光秀と和睦。そこには壮大な軍略が潜んでいた!

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  • 「昭和天皇実録」を読む
    3.6
    昭和天皇の生誕から死去までを年代順に記述した「昭和天皇実録」。その細部を丁寧に読みこむと、これまで見えてこなかった「お濠の内側」における天皇の生活様態が明らかになってくる。祭祀への姿勢、母との確執、戦争責任と退位問題、キリスト教への接近……天皇と「神」との関係に注目し昭和史・昭和天皇像を刷新する。

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  • 開戦前夜
    3.0
    昭和十五年十一月二十五日朝、元老西園寺公望死去を報じる新聞には、野村吉三郎海軍大将の「超大型」駐米大使就任の記事が載った。その朝、引き揚げ日本人客を乗せアメリカから横浜に帰港した新田丸から、二人の米国人神父が上陸する。出迎えたのは予備役海軍少将山本信次郎だった……。対日輸出禁止、渡航制限など、最悪の時期を迎えた日米関係を打開すべく水面下ではさまざまな動きが進むが、現実に進行したのは、相互理解の拒否、善意の拒絶、強圧と屈服要求だった。
  • エリザベス~英国に捧げた生涯~【電子単行本版】限定特典付
    -
    父親ジョージ6世の死去に伴い若くして即位したエリザベス2世。イギリス君主として70年という長きにわたり在位してきたその人生にはいくつもの困難と葛藤があった――。妹マーガレットと過ごした子ども時代からフィリップとの出会いと結婚、そして25歳での王位継承。さまざまな問題や葛藤を抱えながらも強く誠実に歩んできたエリザベス。女王としてまた国民の母として、最後まで献身的に国民に寄り添い続けた偉大なる女王・エリザベス2世――その生涯を描くロマンス・ヒューマンドラマ。全12話収録の【描き下ろし特典付き単行本版】。
  • ヤマケイ文庫 山の朝霧 里の湯煙
    5.0
    自然と旅を愛したドイツ文学者が、心おもむくままに楽しんだ山旅といで湯紀行 山旅と温泉を愛したドイツ文学者・池内紀の紀行集。 足の向くまま山歩き、いで湯に浸かれば忘我の境地……。 山に移ろう霧と、いで湯の煙に包まれ、観照と夢想、 仙境と俗界を往き来する“池内ワールド”が展開。 東北、関東周辺を中心に、北海道、北アルプス、西は四国の山、 楽しくて味わい深い作品27篇の名作紀行集を文庫化。 ■著者紹介 池内 紀(イケウチ オサム) 1940年、兵庫県姫路市生まれ。東京外国語大学卒業後、東京大学修士課程修了。 神戸大助教授、東京都立大教授、東京大教授を歴任し、55歳から文筆業に専念。 フランツ・カフカをはじめとするドイツ文学の翻訳のほか、文学論、文化論、エッセー、詩集、小説など幅広い分野で数多くの著作がある。 ゲーテ「ファウスト」(1999~2000)で毎日出版文化賞。「カフカ小説全集」(2000~02)で日本翻訳文化賞、「ゲーテさんこんばんは」(2001)で桑原武夫学芸賞、「恩地孝四郎 一つの伝記」(2012)で読売文学賞。 2019年死去。
  • 遊王 徳川家斉
    -
    在位50年、子どもは50人以上! 泰平の世のはまり役、「オットセイ将軍」の治世は、賄賂と庶民文化の花盛り。 「種馬公方」と揶揄されがちな家斉。映画やドラマでは常に脇役扱いで、評伝などもほとんど見当たらない。しかし、明治期に「古きよき時代」と懐かしがられたのは彼が50年にわたって治めた文化文政の世だった。華やかで、のびやかな権力者生活を謳歌した十一代将軍とその時代を詳らかにする。 【目次より】 はじめに 家斉のススメ 第一章 将軍家奪取 一橋家の野望 第二章 十一代将軍への道 第三章 「性」と「生」への執念 第四章 「政」はお任せで、仕事はぜいたく 第五章 相撲も歌舞伎も浮世絵も 第六章 赤門の溶姫様と悪名高き「三侫人」 第七章 家斉の死去と幕府の落日  エピローグ 浜御殿の川路聖謨
  • 川柳作家ベストコレクション 熱田熊四郎
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    1巻880円 (税込)
    (輪廻転生) 八年前から自分の雅号に、四代上の先祖の名前を語ることにした。 このインパクトが強い『熊四郎』の名に恥じないよう川柳道を全うしよう。喜んでもらえたら、自然と私の守護神として見守ってくれると信じている。 先代「熊四郎」は明治25年死去、私は昭和25年に誕生した。 この25年という年号にも(輪廻転生)を感じています。(柳言より)    短詩型文芸界に燦然と輝く、ベスト・オブ・ベスト川柳! 47都道府県から川柳界を代表する最精鋭の第一線作家による柳言と秀句集、圧巻の川柳作家ベストコレクションシリーズ200。 島根を代表する川柳作家・熱田熊四郎の渾身の作品群! 本書のサブタイトルになっている作品は著者の代表作「柱になれるか試し斬りをされる」。    柱になれるか試し斬りをされる 草臥れたオッサンぐっと缶コーヒー サンバのリズムで不燃物を燃やす 神ってた羚羊の足なでてやる 忘れずに精霊達もバトン持つ ときめいて許容範囲を越えている 毛も毛穴も戦う意志を見せておく
  • 五代目三遊亭圓楽 特選飛切まくら集
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    『笑点』の名司会者にして、孤高の噺家。世相、社会風刺、落語史、楽屋噺をユーモラスに、時には舌鋒鋭く語った珠玉のまくら集。 「星の王子様」のキャッチフレーズで人気が爆発し、落語四天王の一人として活躍。落語協会分裂騒動を経て、『笑点』の名司会者として記憶される。晩年も、引退を決めた『芝浜』、『圓楽』の名跡を生前に譲る決断など、激動の時代を生きた五代目圓楽の「まくら」を一挙収録! 本書に収録されている「まくら」は、「にっかん飛切落語会」の音源から採取されています。 著者について 五代目三遊亭圓楽 1932(昭和7)年、東京都に生まれる。 1955(昭和30)年、六代目三遊亭圓生に入門。前座名を「三遊亭全生」。 1958年(昭和30年)3月に、二つ目に昇進。 1962年(昭和37年)10月に真打に昇進して、「五代目三遊亭圓楽」を襲名。 1966年(昭和41年)『笑点』の放送が開始され、大喜利回答者として出演。 1978年(昭和53年)落語協会分裂騒動。師匠・六代目圓生と一緒に協会を脱退。 1983(昭和58年)司会者として『笑点』に復帰。 2005年(平成17年)『笑点』放送開始40周年特番で司会を桂歌丸に交代。勇退する。 2009年(平成21年)10月29日、転移性肺癌のため長男宅で死去。

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