「昭和天皇実録」を読む

「昭和天皇実録」を読む

924円 (税込)

4pt

昭和天皇の生誕から死去までを年代順に記述した「昭和天皇実録」。その細部を丁寧に読みこむと、これまで見えてこなかった「お濠の内側」における天皇の生活様態が明らかになってくる。祭祀への姿勢、母との確執、戦争責任と退位問題、キリスト教への接近……天皇と「神」との関係に注目し昭和史・昭和天皇像を刷新する。

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「昭和天皇実録」を読む のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    昭和史という一見身近な世界にも既に謎がある。

    「昭和天皇実録」の圧倒的な分量、通読するものではないか歴史的に貴重な資料。そんな資料の見どころを解説する、元々は公演の内容。

    皇太后との確執やローマ法王との交流、終戦後の退位やカトリックへの改宗の可能性など意外な事実が浮かび上がってくる。

    昭和史に

    0
    2021年03月08日

    Posted by ブクログ

    講演禄ということで、著者の語りの雰囲気が伝わってくる。趣味の鉄道にかかわることはほんとうに楽しそうだ。が、1冊の著作としてはまとまりのな雑駁な感じをぬぐえない。実録への関心を高めるための入門書なのだろうけど。

    0
    2019年08月27日

    Posted by ブクログ

    原武史 「 昭和天皇実録 を読む 」

    昭和天皇実録のポイント、読み方、背景がわかる本。皇太后との関係、キリスト教改宗など 驚きの内容だった


    昭和天皇実録をどう読むか
    *天皇に戦争責任はない→天皇は退位を考えたことがない というスタンス
    *祭祀に注目→アマテラスと国民の間にいる天皇
    *宗教、家族

    0
    2018年08月23日

    Posted by ブクログ

    長大な「昭和天皇実録」を読む際のポイントがわかりやすくまとめられており、面白かった。とくに「神」ー天皇ー臣民の関係、天皇の宗教観、家族関係と実母との確執などが興味深い。ほかにも昭和天皇の政治への積極的関与のあり方など論点は尽きないが、この新書だけでもかなりのことがわかる。

    0
    2016年04月07日

    Posted by ブクログ

    興味深く読めた一冊。
    「神ー天皇ー国民」の図式を上手に説明している。それにしても太平洋戦争末期、天皇が一撃講和論に執着していたのにはちょっと驚いた。東京裁判を受け入れることでサンフランシスコ講和条約が成立したことを理解し、靖国に対する態度を明確にしていた人なのに。やっぱり国よりも天皇家が大切だったの

    0
    2015年11月12日

    Posted by ブクログ

    昭和天皇実録とは、昭和天皇崩御後の1990年より宮内庁により編纂が開始された、昭和天皇の伝記である。編纂期間は2014年までの25年間であり、全61冊1万2,137ページ(うち一冊は目次・凡例のみ)に及ぶ膨大な量の書籍となっている。考えてみれば、昭和という時代が1926年から1989年迄の63年以上

    0
    2025年08月17日

    Posted by ブクログ

    公にされていない事柄が多く驚く。特に実母との確執は最大級の驚きだ。昭和天皇の退位も可能性があったくらいだから。

    0
    2016年04月29日

    Posted by ブクログ

     『昭和天皇実録』の講義録。著者がこれまで研究してきた「巡幸・行幸啓」や宮中祭祀をはじめとする宗教との関係に重きを置いており、政治史・軍事史的な観点は薄い。目新しいところでは、戦後占領期に昭和天皇がカトリックに接近を図り、改宗の可能性すらあったという指摘が興味深い。旧著『昭和天皇』(岩波新書)と同様

    0
    2015年12月26日

    Posted by ブクログ

    著者の『皇后考』を読んでいたのが参考になりました。やはり昭和天皇は母貞明皇后(後、皇太后)を恐れていたことが、判然と示されています。それと、私が特に気になるのは、天皇がカトリックに接近する背景には、神道に対する悔悟に加えて、A級戦犯にすべての罪をかぶせることに対する精神的な葛藤があったと思われること

    0
    2015年11月24日

    Posted by ブクログ

    「皇太后」
    これが一番の歴史だったんですね。
    それと皇太后に仕えた女官。
    それに影響された皇后。
    とにかく・・・・、歴史の裏に「オンナあり」ということでしょうか。
    恐ろしい。

    0
    2015年10月07日

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