檻作品一覧
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3.2「からかってないですよ。ただ――マジに欲情してきちゃっただけです」高谷くんは期待の新人。仕事はすっごくできるけど、それ以外がダラシなすぎる! 彼から目が離せなくて振り回されてばかりの私。そんな時、彼とエレベーターに閉じ込められてしまって!? こ、こら、くっつくな……ちょっと、どこ触ってるの!? 離しなさいってば! 「ヤです。あやねさんの実はカワイイとこ、全部俺だけのものにしたい。」……バカ。普段ヘラヘラしてるくせに、いきなりそんな顔するなんて反則でしょ……!
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4.3人類は、女性だけになりました。はるかな未来、女性のみとなった世界。純野小羽(すみの・こはね)は、美しい庭園があると噂される白咲耶学園に入学する。可憐に花が咲き乱れ、蝶が舞うこの庭園は、まるで楽園のよう。秘密の花園で出会った少女たち同士で繰り広げられる、愛憎渦巻く新時代のラブストーリー! 名門・白咲耶学園には「中庭にある二本の木の下で花を贈り合う二人は、永遠に結ばれる」という伝説があった。その言い伝えに憧れる新入生の小羽は、さっそく中庭を訪れる。園芸部の「部長代理」という花束烈火(はなつか・れっか)は小羽を歓迎し、花冠をかぶせてくれた。だが、そこが「伝説の二本の木の下」であったためか、二年生の藍宮葵(あいみや・あおい)は激高し、小羽への敵意を隠さない。「キレイなものが好き」と中庭へ通い続ける小羽だが、葵はそんな彼女に思わぬ行動に出て...? ここは本当に楽園なのか、それとも絶望の園(ディストピア)なのか?遠い過去、生殖細胞を破壊するウイルスが流行し、この世界ではもはや、男性が誕生することはない。そして舞台はその世界の、閉ざされた学園の中庭。この「檻の中の檻」で、少女たちが夢見る本当の願いとは?時に美しく咲き、時に無残に散る、少女たちの儚い想い。豪華絢爛、新世代の恋愛奇譚、華麗なる第1章!■収録:第1話-第7話/設定資料集/おまけ4コマ/あとがき他
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3.7猛烈なハリケーンがルイジアナを襲った。 嵐の翌朝、獣医のローナはミシシッピ川デルタ沖の離島で座礁したトロール船の調査に駆り出される。 現場に着くと、調査を指揮していたのはかつての恋人の兄、ジャックだった。 ふたりには暗い過去があった。しかし船倉にはさらに驚くべきものが待っていた。 檻に入れられた外来動物、しかもあり得ない進化を遂げ、並外れた身体と能力を獲得した動物たちだった。 そして船から逃げ出した動物の痕跡。これはいったい……? ふたりは真相究明へ乗り出す!
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3.6飲み友達兼同僚のイケメン営業マン・三条とエレベーターに閉じ込められてしまった! 真夏の灼熱地獄の中、脱水症状寸前のふたりはある行動に出て……ちょっと切なくスリリングなオフィスラブを含む厳選4作品を掲載した短編傑作集。
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5.0繊細で潔癖な美貌のライター・三春宏紀は、謎の作家・浅倉雅人の秘密を暴くため彼の秘書で弟・往彦の下で働くことに。一切姿を見せない雅人を訝しみながらも、野生の獣のような往彦が隠した、深い優しさに惹きつけられていく。そして往彦から向けられる欲望を剥き出しにした眼差しは、三春の身体に秘められていた淫らな欲望を暴き始め…。複雑に絡み合った兄弟の絆が、いつしか三春を禁断の檻にいざなっていく―妖しく美しいミステリアス・ラブ。※過去に発行された作品ですので、重複購入をご注意ください。
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4.0群雄割拠の戦国時代。武士たちは身命を賭して主君に仕え、家を守り、己の矜持のためにその生涯を生き抜いた。どんなに老いて体が衰えたとしても、その経験と智慧が輝きを失うことはない。 常に戦いの中に身を置き、死を傍らに感じる中で、武将たちはいかに考え、いかに生き残っていったのか。 最期の最期まで「侍」であることにこだわり続けた、六人の武将の生き様を描く作品集。 戦国時代に、「定年」はない――。 「意地の天寿」……龍造寺家兼(齢九十三) 「勝てば良かろう」……朝倉宗滴(齢八十二) 「不屈なれ」……長野業正(齢七十一) 「捨て身の思慕」……宇佐美定満(齢七十六) 「魂の檻」……武田信虎(齢八十一) 「過ぎたるもの」……島左近(齢六十一)
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4.3貞淑という悪徳、“不真面目な”ヒロインたち、 不条理にキラキラのポストモダン、 結婚というタフなビジネス…… 「男らしさ」「女らしさ」の檻を解き放て! 注目の批評家が贈る〈新しい視界がひらける〉本 ・ジュリエットがロミオにスピード婚を迫った訳とは? ・フェミニズムと優生思想が接近した危うい過去に学ぶ ・パク・チャヌク映画『お嬢さん』の一発逆転!〈翻案の効用〉とは ・『マッドマックス』の主人公がもつケアの力と癒やし ・「マンスプレイニング」という言葉はなぜ激烈な反応を引き起こすのか……etc. 閉塞する現代社会を解きほぐす、鮮烈な最新批評集!
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5.0世界の支配をたくらむ(自称)闇の皇子・守ヒロトと、覚醒の鍵を握る(あくまで彼曰く)聖天使・あんりが、ついに出逢ってしまった………近所の公園で!!??自らを闇の皇子と思い込む厨二病全開の男子高校生と、ちょっとポッチャリ純真無垢な女子高生の、ズレ気味!ほんわか?ラブコメディ!!
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4.0檻の中で死を待つだけの醜い奴隷・クスターはある日、冷たく美しい領主の次男・ユリウスに護衛として買い取られる。ユリウスは妾腹の子であるがゆえに、家族と様々な確執を持ち、さらに定期的に“客”の男たちと体を重ねていた。初めはクスターに対し冷淡なユリウスだったが、純粋で献身的なクスターにその固く閉ざした心を開いていき――。耽美な主従BL、待望の書籍化。 ※【1周年記念版】には、巻末に描き下ろしページが4ページございます。
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-かわいい…ぼくのおとうと…。 不安な表情を見せる弟(一真)を慰める大志――義理の父の行方を尋ねに兄・大志の前に現れたのは、二人の刑事。 その執拗な態度に、弟の一真が激昂の如く刑事を追い返す。 一真を宥める大志――だが兄を心配する一方で、その熱い視線は……。 禁断の兄弟愛を描いた新連載スタート『檻と鎖【合冊版】1』には第1話~第3話までを収録!!
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-「檻の中で襲われてエロい涎ダラダラ垂らしやがって…発情した雌ライオンみてえ」―中堅出版社に勤めるアラサー女子・笠原めぐみは、取材のため人気の動物園を訪れる。めぐみの案内に現れた飼育員は、引き締まった筋肉をした身長180cm超えのガテン系男子・杉浦創吾。創吾の迫力にひるみつつも飼育員への密着取材を申し出るめぐみだったが、「遊び心でうろちょろされたら迷惑だ」と一蹴されてしまう。「何でもします!」と食い下がるめぐみを空いている檻の中へ連れ込んだ創吾は、めぐみの服を脱がしていき…。「いい具合にグチュグチュだな、すけべ女め」肉食系男子の逞しい筋肉に抵抗できず、乳首を摘ままれ、舐められ、トロトロのあそこを無遠慮にかき回されて…。「私の初体験…檻の中で奪われちゃうの!?」さらに密着取材のために、創吾と園内宿舎で同居生活をする羽目に…!アラサーOLとガテン系男子の過激にえっちな同棲生活、始まります!
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-αをも凌駕し、全ての性別の頂点に立つ「エンペラー」。 性別を偽り、訳あって転校してきたΩのミコト。 新しい学園生活に期待を抱いていたはずが、 学園ただ一人のエンペラーとして、 生徒たちを従える生徒会長・アキに目をつけられてしまう。 傍若無人なアキの態度に、関わらないよう距離を置こうとするミコト。 しかし、ある弱みを握られた末、保健室に連れ込まれ…。 自分の意志とは裏腹に、収まらない身体の熱。 ダメだと分かっているのに、なぜかアキを求めてしまい…!? 孤高の「エンペラー」と孤独な「Ω」が織りなすドラマチック・オメガバース、開幕。
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-声を出せない私に対して、彼はやり放題。くわえさせられ、イジられ、恥ずかしいポーズをとらされてまさぐられる。最初は屈辱と恥ずかしさしか感じなかったけど、彼の指と舌に身を委ねるうちにいつの間にかアソコがトロトロになってしまい、自分から腰を突きだして恥ずかしいおねだり。話せないのに「したい」事を伝えるのがこんなに恥ずかしいなんて……の「サイレント・コールド」をはじめ、檻に閉じ込めた男との鉄格子越えのHが刺激的な「I LOVE CAT2」など、キケンでアブないけど感じる作品を集めた短編集。
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4.18年間誰とも口をきかず、机の下で怯える15歳の少年ケヴィン。恐怖心が爆発すると、周囲も自分も傷つけ暴れまわる。トリイと机の下にもぐっての努力の末、ついにケヴィンは言葉を発した。だが、ある日彼が描いた世にもおぞましい絵は、何を表わすのか? 怒りと憎しみの塊となった少年の再生への道を描く問題作。/掲出の書影は底本のものです
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3.6元判事、ベストセラー『絶望の裁判所』著者による、 司法批判の集大成! 平成の司法制度改革は大失敗!? 政府と電力会社に追随した根拠なき「原発再稼働容認」、 カルロス・ゴーン事件で改めて露見した世界的に特異な「人質司法」、 参加者の人権をないがしろにした「裁判員裁判」、 国家が犯人1人に責任を押し付ける「死刑制度」…… 閉ざされ歪んだ司法の世界にメスを入れ、改善への道を示す! ● 出世コースに乗れば生涯収入7億超えも! 「天下り」もあり、国家に逆らえない。 ● 無罪判決や行政に不利な判決を出した判事たちは 人事や異動で報復を受けた。 ● 在野の法律家から判事を選任する「法曹一元制度」を 活用し、“市民のための司法”を取り戻せ! 〈目次〉 第1章 個人としての裁判官とその問題 第2章 官僚・公人としての裁判官 第3章 裁判官の仕事とその問題点 第4章 裁判官の本質と役割――儀礼と幻想の奥にあるもの 第5章 戦後裁判官史、裁判官と表現 第6章 法曹一元制度と裁判官システムの未来
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3.5「息子は自殺支援サイト『ミトラス』に殺されたんです」 サイバーセキュリティ・コンサルタントの君島のもとへ老夫婦が依頼にやってきた。自殺したとされる息子の死の真実を知りたいのだという。息子はミトラスに多額の金を振り込んでもいたらしい。 ミトラスは自殺志願者とその幇助者をネットを介在して結び付け、志願者が希望通り自殺出来た際に手数料が振り込まれるというシステムで、ミトラス自身はその仲介で多額の手数料をとるのだという。 さまざまな情報を集め、やがて君島が「真相」を解き明かし、老夫婦の依頼に応えたとき、これまで隠されてきたほんとうの真実【エピローグ】が見え始める──
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-中つ国の第一皇子である優美な容貌の青華。十年前、王の遺言で異母弟に譲られた王位を巡り反乱をおこすが、皇太后に捕らわれてしまう。以来果ての塔に幽閉され、牢番や囚人達に嬲られ続けていた。そんなある日、偶然果ての塔に異母弟の朱牙が現れる。「憐れむ気持ちが少しでもあるなら殺してくれ」と、青華は懇願するが、死んだと聞かされていた兄の存命を知った朱牙は怒りをあらわにした。自分を裏切り、殺そうとした罰だと、青華は蹂躙されるが…。 【おことわり】電子書籍版には、紙版に収録されている口絵・挿絵は収録されていません。イラストは表紙のみの収録となります。ご了承ください。
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2.0近親相姦の犠牲者である空弥と孤児院出身の信行。実の父親と兄から性的な虐待を受ける空弥を救おうと信行は駆けずり回る。だが望まれぬ子供である空弥にどれほど手を伸ばそうとも信行の手は空を掴むばかりで届かない。大人達に翻弄される二人の少年は果たして幸福に辿り着けるのか?
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-選ばれた御曹司たちだけが集う、エーゲ海の島『エリュシオン』。そのオーナー・美王唯杜は、日本屈指の名家の子息・中垣嘉仁と出逢う。他の御曹司たちを拒み続ける嘉仁の冷たい態度に、最初は唯杜もただ戸惑うばかりだったが、嘉仁の悲しみを湛えた深い青みがかった瞳にしだいに惹かれて―!?孤独な心と心がふれあう、真実の愛の物語。
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5.0処女であることを隠し、男娼館『牡丹』のトップを守り続けてきた遙は皮肉な再会をする。それは四年前に遙を裏切り、淫らな牢獄に堕とした男・凪原だった。「体も心も犯しがいがある、天性の淫乱だ」男は嫌がる遙の無垢な体に、破瓜の痛みと快感を刻みつけた。ふたりの間には憎しみしかない筈だったが、ある夜、客に媚薬を盛られた遙は凪原に助けられる。憎むべき相手なのに、触れてくる指先はなぜか優しくて、遙は戸惑ってしまい――。
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-さあ、四つん這いになって。 恥ずかしさはすぐに消えるよ。跡形もなく。 パリの古いアパルトマンに越してきたジェニファーは、鳥籠のようなアンティークのエレベーターで家主のアルマンと乗り合わせた。 「おはよう、“ラ・カージュ”――檻――に囚われた小鳥」 朝からそんな台詞を囁くゴージャスなフランス男に、ジェニファーはつい淡い期待を抱く。 だが週末、軽い近所づきあいのつもりでアルマンを訪ねたジェニファーは、部屋に閉じ込められ、彼の欲望の餌食となってしまう! 数時間後、彼女は羞恥をかなぐり捨てて悶えていた。 拘束された両手足をつき、すべてを晒した屈辱的な姿で。
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4.0「いまの自分はありのままの自分じゃない」「こんな人生はもう嫌だ……」。こういったマイナスの感情を抱くと、人はまるで四角い檻の中に閉じ込められたような八方ふさがりの状態に陥り、そこから抜け出そうと、もがき苦しんでしまいます。でも、心配はご無用。そんな、いまの自分の生き方に行き詰まりを感じたときこそ、人生をいい方向に変えるチャンスだからです。自分探しをする必要も、いまの環境を変える必要もありません。大切なのは、いまから「気づき」とともに生きるということ。そうすれば、過去でも、未来でもない「いまここ」から毎日がうまく回り出し、あなたを閉じ込めている檻から出て自由に生きることができるのです。
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3.5屈強な戦士たちが部屋になだれこんできたとき、グウェンは怯えてガラスの檻の奥に身を寄せた。伝説の生き物ハルピュイアを内に宿す彼女は実験のために監禁され、この一年、自由になる日を夢見てきた。わずかな希望を抱いて目を上げ、息を止める。戦闘の指揮を執るサビンという名の男が彼女を崇めるように見つめていたのだ。そして彼は解放すると約束して鍵を開けた。グウェンは安堵をおぼえ、彼の温もりに引き寄せられるように足を踏み出した。ところが、サビンはほかの戦士に向かって告げた。この女は利用できるから、おれの手元に残す、と。
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3.7わたしたちは、男のために造られた。 カスタムメイド・ガールたちは、コンクリートの島で造られる。 男たちの妄想と欲望が具現化された姿で。 箱に入れられ、ご主人のもとへと出荷されたカスタムメイド・ガールたちを待ち受けるのは、男による男のための世界の男たち……。 巨大な青い眼を持つジェイド。彼女は人肌を着てセックスさせられ、股間に伊勢海老を装着した醜悪な老人に迫られる。 六つの乳房があり、顎に乳首が付いているハナ。彼女が届けられた先は、ファック・イージー・バー。ウェイトレスとして働きつつ、コイン一枚でファックされる。 猫のような耳と毛皮を持つマリ。彼女のご主人は動物調教師。檻に入れられキャットフードを与えられ、鞭で獣として調教される。 乳房が引き出しになっている重役用娘のキャシィ。ボスの煙草入れとして、パーティで愛想を振りまきながら、乳房に詰められた葉巻を提供する。 人間(HUMAN)すなわち男(MAN)である世界で、苛烈な運命に翻弄され、心を失い、絶望の果てにカスタムメイド・ガールたちは手を握った。 いま、破壊する。 「ワトスンが活き活きと描写しているのは遠い未来であり、そこでは人間はある性的な仕様書に合わせて育てられている。(中略)われわれ読者は無垢を頽廃と戦わせる文学の偉大な伝統の一つへと接続されてゆく。闇の中を手探りで進んでゆくジェイドは、ポーリーヌ・レアジュの『O嬢の物語』で無名の愛具がたどる道をふたたびたどっているようでもある。そしてそのキャラクターを置く舞台を生出すにあたって、ワトスンはシュールレアリズムの家具を借り、カフカに比べても異常で信じられないものと私には感じられる未来の映像を作りだしている」 ――ウィル・セルフ
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3.5実家の工場を救うために、見知らぬ男と結婚を余儀なくされた美哉。しかし、処女を捨てることが条件。偶然見かけた年上の男性にお願いすると、蕩けるほどの快感を刻まれて――。その後、別口から融資の申し出があり、斡旋された寮に行くと、そこには年上の彼・亨がいて!? すべては御曹司である亨の作戦。甘い檻の中で激しく愛される日々が始まった……。
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3.6「君を手に入れるためなら、なんだってする」実家の工場に融資を得るため、見合い結婚をするはめになった美哉。しかし相手が言う結婚の条件は「非処女」であること。行きずりの年上の男性と一度きりの関係を結んだ美哉は、蕩けるような快感と忘れられない思い出を刻まれてしまう。その後別口から融資の申し出があり言いつけに従い上京すると、処女を捧げた男性・亨がいて……!?亨もまた美哉を忘れられずに、彼女を探し続けていたのだった。そして、甘い檻の中で激しく愛される日々が始まる――。
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-幸せにすると誓いあったはずの夫婦だけれど…結局しょせんは他人―― 自分本位の欲求で、気づけば家族は離散ー!?再起不可能で人生最底辺に―― 理想の子煩悩なダンナ様はただの演技!?ある日、彼の秘密を知ってしまい―…『真実の代償 ―あるサレ妻の告白』 不倫相手と8年越しの再会!!今は私も家族がいるのに…関係を再開しようとしてきて―…『隣人の夫~実は私の不倫相手でした』 浮気夫は悪びれることもなく堂々不倫!!心の支えはSNSの優しい男性で―…『見えない檻 ―モラハラ夫に支配された妻―』 カースト上位から堕ちないためにカラダを使って効率お仕事のつもりが…『高望み ~主婦売春にハマった偽セレブ~』 社宅は小さな社会の縮図…!?お隣さんの旦那がパパ活…斡旋はウチの夫!?…『妻の知らない夫の素顔』 離婚したDV夫が私を付け狙う!?カラダも心も好き勝手弄ばれて…『逃れられない呪縛~モラハラ夫の悪夢』 誰にでも起こりえる身近に潜む罠。あなたも無意識に禁断の域に足を踏み入れているかも―!? 瓜渡モモ先生の描くドロ沼人間ドラマ6作品!!
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3.6何かを追いかけているのか、 それとも何かから逃げているのか。 父のルーツの言葉、母語の檻、未知なる日本語 父と息子、故郷へのそれぞれの想いが静かに共振する 留学先の日本から、サウスカロライナに帰郷したラッセル。 葛の繁茂した庭、南部ならではの湿気、耳に届く哀切な音楽―― 青年は、遠くイランからこの地に根を下ろした父の来し方に想いを馳せる。 デビュー作『鴨川ランナー』で、言語と自己のはざまの揺らぎを描き、 京都文学賞を受賞。 越境文学の新たな領域をとらえる著者の、注目の最新刊。
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-「どうした?腰が止まらないじゃないか」私のナカをかき混ぜる指がたまらなく気持ちいい…こんなのおかしいのに…! 記者として働く紅葉(くれは)は、ある事件の取材中に襲われてしまう。「なぜここにいる?お前の身体、調べさせてもらうぞ…」目覚めた先に現れた謎の男から突然“ある薬”を飲まされて…。何コレ…身体中が溶けそう…。全身の感覚が、すべて快楽へと変わっていく。一番敏感なトコロを繰り返し上下に愛撫され、もう…イキ壊れそう…!この男はいったい誰?そして、どうして私をそんな瞳で見つめるの…?【この作品は「快楽漬けの檻-甘い毒を注がれて」話売り作品の合冊版です。】
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-「どうした?腰が止まらないじゃないか」私のナカをかき混ぜる指がたまらなく気持ちいい…こんなのおかしいのに…! 記者として働く紅葉(くれは)は、ある事件の取材中に襲われてしまう。「なぜここにいる?お前の身体、調べさせてもらうぞ…」目覚めた先に現れた謎の男から突然“ある薬”を飲まされて…。何コレ…身体中が溶けそう…。全身の感覚が、すべて快楽へと変わっていく。一番敏感なトコロを繰り返し上下に愛撫され、もう…イキ壊れそう…!この男はいったい誰?そして、どうして私をそんな瞳で見つめるの…?【※この作品は「快楽漬けの檻-甘い毒を注がれて」の第1話~4話を収録した合本版です。重複購入にご注意ください。】
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3.5※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 年間30万頭、1日約820頭――これは、日本で殺処分されている犬猫の数。純血種の犬、生まれたばかりの子猫、人間が大好きで従順な猟犬……。なかには一時流行になったチワワやプードルもいる。これは、人間の身勝手で施設に持ち込まれ、悲しい最期を迎えることになった動物たちのレポート。尊い命を簡単に捨ててしまう人たちがいること、そんな人間の犠牲になっている動物たちがたくさんいるという現実を訴えます。一方で、処分されてしまう動物たちを救おうと、精力的に活動している人たちの姿も。母親ときょうだいたちが感染症で死んでいく中、奇跡的に生き延びた2匹の子犬、骨折した足を治療されることなく多頭飼いされ、人間不信に陥っていた犬。行き場のなかった子が、里親の元で幸せを取り戻していく姿を感動的に描きます。施設の檻にしがみつき、訴える瞳、新しい家族に抱かれ、見つめる瞳……犬や猫たちの姿を見て、何かを感じて下さい。
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-ドSな暴君と恋をする――。メイドの珊瑚(さんご)が仕えるご主人様、桂木瑠璃(かつらぎるり)は常に不機嫌な暴君。何かというとあたり散らし、世話を焼くことさえ拒絶する。まるでお屋敷という檻に閉じ込められた野獣のよう。全身で不機嫌を訴えるその姿に委縮していた珊瑚だったが、彼の悲しい過去を知り、少しでも慰めになりたいと思うようになる。そんな嵐の夜、いつもは傲慢な暴君は、シーツにくるまり震えていた。同じような夜に起こった悲劇から、まだ立ち直れていないのだ。普段とは全く違ういたいけな姿に、何をしても慰めてあげたい…そう思った珊瑚は、ためらう瑠璃と体を重ねるが…。切ない二人の続編を描いた「いつか好きと言って」と、エイプリルフールのピュアな恋を描いた「恋するエイプリル」収録!
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-幕末に開港論を主張した高野長英と、攘夷の非を鳴らした渡辺崋山が、ともに幕府の忌諱にふれ、鳥居耀蔵の奸計で囚われの身となり非命に死んだ、いわゆる蛮社の獄の経緯を描いた名作。一章「獄中記」は長英の投獄を、二章「檻送記」では崋山の白洲での戦いを、三章「蟄居記」は幽閉された故郷での自害まで。野間文芸奨励賞受賞作品。
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-口うるさい親元を飛び出し、麻生が恋人の敦彦と同棲し始めてはや2年。おおざっぱな麻生と細かいことまで気がきく優しい敦彦。お互い持っていない部分に惹かれ合い付き合い始めたはずの2人だが、いつしか些細なことでケンカばかりして、すれ違いの日々を送るようになっていた。そんな2人をいつも中和してくれたのは、飼っていたハムスターのテン。2人ともテンがいるから、この家に帰って来くると言っても過言ではなかった。ところがある日、麻生が仕事から帰宅すると、テンが見当たらない。檻から脱走していなくなってしまった! 倦怠期の2人を唯一、繋ぎとめていた存在のテンがいなくなり、麻生と敦彦の同棲生活は、もはや風前の灯火…。さらに、追い討ちをかけるかのように、敦彦の留守中に見知らぬ女が訪ねてきて…!? 麻生と敦彦の「晩餐シリーズ」2編の他、「男と女」「ガラス壜の中の真珠」の全4編を収録した恋愛短編集!
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4.0<『神檻』が看守、四堂迦音と申します。人に害為す『罪神』を『収監』に参りました。お覚悟を――…。> 人に害為す『罪神』を収監する役目を持つ神檻。その看守である迦音と補佐である黒峰は、公園の池の埋め立て工事を妨害し、人に怪我を負わせた水蛇神を収監する仕事に赴くが――。『CLAY・LORD―土の王―』の鈴本純が描く、人と神の物語――開幕。
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4.0目を覚ますと手錠に足枷。長い指でクチュクチュと弄られ、卑猥な音をたてて奥まで舐めあげられる私のカラダ。「お嬢様、もうこんなに濡れているじゃないですか」全てはかつての使用人・時田との再会がはじまりだった。――家ナシ借金アリ。キャバ嬢をしながらその日暮らしをする元お嬢様・みお。企業家として成功した時田と偶然にも10年ぶりに再会し、彼を騙して利用するつもりが…気づいたときには逆に囚われてしまい――!?イってもイっても終わらない愛撫は中毒のように繰り返されて…。甘くて痛い愛玩監獄、この歪んだ恋の檻からは逃げられない…。
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3.5【この作品は話売り『ラブイズブラインド αの本能、Ωの運命』、『深夜のオフィスで3P!?~三十路ダメリーマンのHな残業~』を収録した単行本版です。】「貴方のものにしてなんて言わないから、一度だけ抱いて。」『一緒に生きよう』と『僕を殺して』が交差する切ない愛。出世確実エリートコースを歩む冷徹研究者の奥上(α)は“運命の番い”という言葉が大嫌い。ある日、バース性の実験を行う研究所に配属になったが、そこでは一人のΩに対し違法な実験が行われていた。その実験体になっていたΩと出会った瞬間、何かとてつもない感情が沸き上がって来て「運命」が頭をよぎる。認めたくないのに「このΩを救い出したい」という衝動に駆られた奥上。認めたくない理性と、忘れられない感情が複雑に絡み合い―――。
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2.0「いつでも私だけを受け入れる奴隷でいなさい──。」1ヶ月の臨時担任として赴任した新人教師のみゆは、同じ教師として中学時代の恩師・結城孝臣と再会する。みゆのクラスは騒いでいうことをきかない、いわゆる「学級崩壊」状態。しかし結城には生徒たちはおとなしく従う。その日の放課後、結城の待っている教室に向かうみゆ。結城がみゆを助ける条件、それは1ヶ月間、結城の奴隷となることだった。以前は教室で結城にイカされてしまったみゆ。教室に着くと、結城に服を脱ぐよう命令されたみゆは、抵抗したいが、結城に「イイコ」といわれると抗えない…。みられながら服を脱いでいくはずかしさを感じながら、みゆは自ら教室で全裸になってしまう…。
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5.0ピエール・ルメートルが放つ傑作ミステリ、カミーユ警部シリーズの三部作を合本に! あなたの予想を全て裏切る究極のサスペンス! 「悲しみのイレーヌ」 異様な手口で惨殺された二人の女。カミーユ・ヴェルーヴェン警部は部下たちと捜査を開始するが、やがて第二の事件が発生。カミーユは事件の恐るべき共通点を発見する……。ミステリ賞4冠に輝く衝撃作。あまりに悪意に満ちた犯罪計画――あなたも犯人の悪意から逃れられない。解説・杉江松恋 「その女アレックス」 おまえが死ぬのを見たい――男はそう言ってアレックスを監禁した。檻に幽閉され、衰弱した彼女は、死を目前に脱出を図るが……しかし、ここまでは序章にすぎない。孤独な女アレックスの壮絶なる秘密が明かされるや、物語は大逆転を繰り返し、最後に待ち受ける慟哭と驚愕へと突進するのだ。イギリス推理作家協会賞受賞作。 「傷だらけのカミーユ」 カミーユ警部の恋人が強盗に襲われ、瀕死の重傷を負った。一命をとりとめた彼女を執拗に狙う犯人。もう二度と愛する者を失いたくない。カミーユは彼女との関係を隠し、残忍な強盗の正体を追う。イギリス推理作家協会賞受賞、痛みと悲しみの傑作ミステリ。解説・池上冬樹
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-「俺は猛獣の檻だ 不用意に覗きに来てくれるな 食われるのは…お前なんだぞ」『ホラー作家に愛され過ぎて眠れない』に続く、一千秋視点の物語。はじまりは18年前、父が一人の女性を連れてきたあの日から…。訳あり家族のもとに生まれてきた二千夏。 ピュアな弟の放つ圧倒的な「かがやき」は、一千秋の心をも少しずつ変えてゆき…?父、純夏、依子、小柴、そして枸櫞(くえん)。舞台裏で二人を見守っていた人々の姿も明らかに。そして辿り着くのは、兄のみぞ知る驚愕の真実…!!愛し愛され過ぎて眠れない兄弟の物語は、ついに最終章へ!※こちらには【第1話~第2話】が収録されています。
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-新人秘書の彩香の秘密――それは、六本木のキャバクラでバイトをしていること。会社では禁止だが、養父の事業が失敗して仕送りをするためにやめられない。そんなある日、バイトの件を女社長リサに知られ、彼女の同性愛の相手をさせられる。処女なのに、女同士の関係に溺れてしまう彩香…。しかし、彩香には好きな男性がいた。店の指名客の一条だ。イケメンでエリートの彼と深い関係になり、プロポーズされる。美しい女社長と、エリート男性。二人の間で揺れ動く彩香は、誰と歩む未来を選ぶのか? そして、彼女のとざされた記憶にはおぞましい事実が…。(本作は2016年6月~2017年2月幻創文庫連載の同名小説を加筆修正したものです)
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4.0「ここに指輪がある限り、その人は必ず……来ます」 知る人ぞ知る帝都一の高級男娼館・紅楼夢。そこを訪れた天才株屋の幹弥は、心が壊れ記憶をなくした男娼・環を指名する。ある事実を隠し「一緒にここを出よう」と提案した幹弥に、環はただ一つ覚えていることを伝える。それは、自分と同じ指輪を持つ人と交わした約束だった。捨てた自分の過去に絶望する幹弥は、環をただ抱きしめ…。官能と秘密が織りなす大人の愛。
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1.0さっと読めるミニ書籍です(文章量13,000文字以上 14,000文字未満(10分で読めるシリーズ)=紙の書籍の26ページ程度) 【書籍説明】 昔も今も、私たちの人生に深く関係している「働き方」。多様な価値観が共生する昨今の社会においては、それぞれの幸せを実現すると同時に「会社という組織」に隷属するのではなく「チームの成功」も意識することが必要になってくる。そのために鍵となるのが、「会社と自分」の位置関係を今一度問い直し、バランス感覚を身につける訓練だ。起業・廃業から会社員としての再出発を経てたどり着いた、組織論・仕事術・仕事観・コミュニケーションスキルの合わせ技「梓川流チームビルディング」。それは、チームの中から湧き起こる自発的な変化を呼び起こし、本当に「強いチーム」を育てる動力源であると同時に、母体である組織の新陳代謝を活性化する強力かつ未完の『持続型組織マネジメント』だった。 【目次】 これからの標準装備。チームビルディング。 あらためて考えて損はない。組織とチームの関係性。 脆い生きもの「人間」のサバイバル戦略、それがチームワーク。 チームビルディングが組織の命運をも左右する。 チームビルディングの天敵は「ガラスの檻」。 チームビルディングは、オールレベル・マネジメント。 協働精神と当事者意識。 チームリーダーとして、チームメンバーとして。 チームビルディング方程式を解く鍵。 チームビルダー型マネジャーのリーダー像。 【著者紹介】 梓川葉(アズサガワヨウ) 外資系金融企業でエグゼクティブ・セクレタリー、個人事業主(海外と日本のビジネスコーディネート・交渉、輸入卸小売業)としての起業・廃業を経て輸入ラグジュアリー消費材ブランドに再就職。「起業家精神を持った会社員」として、品質改善やカスタマーサービス、国際ロジスティックに関する交渉ごと、戦略へのアドバイス、社員トレーニングの仕組みづくりに注力。様々なビジネスシーンを渡り歩いてきた著者ならではの視点で「新しい働き方」を模索。会社員のほか、執筆家・プロジェクトコーディネーターの顔を持ち、より充実した人生を実現するための新しい働き方を構築・実践する不惑の現役:起業家型会社員。
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4.5あぶない会社は組織図でわかる? コンプライアンスを連呼する会社ほど不正が拡大する? 日本を代表する名門企業で大規模な不正事件が相次いで発覚しています。 不正の構図はさまざまで、経営の圧力によって現場が不正に走った場合もあれば、経営陣そのものが不正に手を染めていた場合もあります。 問題が発覚した会社は、どこも立派な企業ばかりで、リスクマネジメントには取り組んでいたはずです。 それが機能しないのはなぜでしょうか。 本書はこのような問題意識に立ち、内部不正から会社を守ることを主題にしたリスクマネジメントの入門書です。 第1部では、実際に起きた企業不正事件をリスクマネジメントの視点で分析します。 実際に起きた事例はリスクマネジメントの限界や盲点を知る上でも生きた素材になります。 第2部では、リスクマネジメントの基本をクイズ形式で解説します。 Q 経理係をどこにおきますか? Q 動物園の檻と内部統制の関係を説明してください Q 経営者の不正に気づいたら、どう行動すればいいですか? Q 経営者がリスクの意味を理解できていないときには、どう対処しますか? Q リスク分類の効果は何ですか? 本書をお読みいただくと、これまで常識だと思っていたことが、実は間違いだったと気づくことがあるかもしれません。
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-刑務所内でのゲイ術指南、医療刑務所で死亡した囚人たち、戦慄の刑務官列伝…!?…特濃漫画ルポ『実録!体験談 刑務所の中 常人ではのぞけない異端の園』を単話でお届け!!
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4.1獄中で男たちが出会った。ひとりは連続銀行強盗犯、ひとりは終身刑の殺人者。共通点は“兄”であること、そして市警のヨン・ブロンクス警部を心の底から憎んでいること――時を経て、檻の中で育まれた復讐計画は史上最大の略奪作戦としてついに始動する。暴力で繋がれた“家族”の結末とは。ミステリ・ランキング第1位の北欧犯罪小説『熊と踊れ』、待望の続篇開幕。
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-「道に迷い、辿り着いた屋敷の中には、檻に入れられた何人もの女たちがいた。ここは遊郭だと屋敷の主人に告げられる。気に入った娘を選べと言われて戸惑っている俺に、もっと特別な女を見せてあげると、地下に案内される。そこにいる女たちは普通ではなく、様々な姿形をしていた。けれど、そこで一人の美しい顔をした少女に出会い……!?」「私はモデルなので、常に美しくいなければならない。その為にはどんなにお腹が空いても、食事を微量で我慢しなくてはいけないのだ。そんなある日、行き過ぎたダイエットが引き起こした恐ろしい事件が起こり……」他、全5編を収録した月森雅子のちょっぴり淫靡なホラー傑作短編集!!
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3.0「そんなことを言うかわいい子は、僕に犯されてしまいなさい」恋人がいる姉の代わりとなることを自ら申し出て《ウィルネリア侯爵家の娘》を望む王太子ロイの花嫁となったリヴェット。完璧な王子に毎夜、甘く愛されながらも自分は美しい姉の身代わりだという気持ちがぬぐえない。けれどロイは次第に彼女に対する独占欲を露わにするようになってきて!? (麻生ミカリ『契約花嫁~王太子の甘い罠~』) 「答えろ。お前を抱いているのは誰だ?」亡国イーリーンの王子レオンハルトによって、制圧されたエウリア王国。大神殿の巫女姫であるシグリットは、彼から夜伽を命じられ、民を守るために純潔を捧げる。冷たい言葉とは裏腹に、激しく、そして甘く束縛される日々。ふと、レオンハルトの面差しに、かつて想いを寄せた少年の面影が重なって──!? (水瀬もも『蜜檻~騎士王のいきすぎた純情~』) 魔女の呪いにより古城で永い眠りについていたアウロラ姫は、眠り姫の噂を確かめにやってきた国王グレイシャーの訪いで目覚めた。しかし呪いは生きており、左薬指にはめられた茨の指輪により、愛の営みを行うと茨で身体を縛められてしまう。「我慢せずに思うがままイきたまえ」姫に魅せられた国王は呪いを解く方法を探るべく、日夜姫と愛し合い…。 (みかづき紅月『いばら姫と縛めの指輪』) 公爵令嬢のベルは18歳の誕生日までに婚約者を見つけなければ、両親の遺産を相続できない。期日まで残り三カ月になったある日、ベルは思い出の庭で王子・ステファンと再会した。「月光の妖精」と呼ばれ、甘美な指技で心と身体を優しく激しく開かれ、恋心は高まるばかり。しかし、相続問題とステファンの他の婚約者のことが頭から離れず……。 (高月まつり『王子様と秘蜜の戯れ』)
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5.0新芥川賞作家の傑作小説集! 「しんせかい」で第156回芥川賞を受賞。鮮烈なスタイルで現れた山下澄人の初期傑作集を待望の文庫化! 『ギッちょん』『コルバトントリ』二冊の単行本を一冊に。 〇収録作 ・ギッちょん 四十過ぎてホームレスになった男。目の前を往き来するのは幼馴染み“ギッちょん ”とひとりぼっちの父。(第147回芥川賞候補) ・水の音しかしない 毎朝同じ電車になる男が鬱陶しくて、時間をはやめてみたら、やはり男といっしょになった。適当に話を合わせているうちに「わたし」は窮地に陥る。 ・トゥンブクトゥ 第一部 街でゆきかう老若男女の様々な思惑、殺意。第二部 海辺のサバイバル。 ・コルバトントリ わしは死なへん。お前も死なへんねん。誰も死なへん。生者も死者も人間も動物も永遠を往還する――(第150回芥川賞候補) 〇小川洋子さんによる解説を収録。 「山下澄人さんの小説を読むと、語り手も登場人物たちも皆、魂だけになってしまった人々のようだ、と思う。魂というと普通、肉体の檻から解放された、純度の高い存在の源、のようなイメージがあるが、山下さんの場合は少し違う。」 「山下さんの小説に現れるのも、この“ 在り間”に近いものたちだと思われる。存在する、と明確に断言するだけの自信もなく、かと言って、存在しないのだな、と問われるといや、待ってくれと言いたくなる。どっちつかずの隙間、空洞、落とし穴、のような何か。ないけれどある。あるけれどない。」 「語り手たちは皆、迷ってばかりで、自信がなく、肝心なことをすぐに忘れる。生かされている世界に圧倒され、その前でちっぽけな自分を持て余している。そんな小さな人々にしか見えない真実の風景が、ここには描かれている」
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-妖力を奪われ眠りについた相棒の玉妖を目覚めさせる方法を知る唯一の人物、難波俊之の行方を捜し“はざま”をめぐっていた彩音は、ある“はざま”で奇妙な光景を目にする。男たちが異界妖を檻に追い込み、こちらの世界に連れ込んでいたのだ。妖は人間界では実体をもたず、檻をすり抜けてしまうのに、なぜ? 折しも都では“はざま”や異界妖の出現が増え、その存在を隠そうとする政府を悩ませていた。俊之捜しを続ける彩音は、いつの間にか遷都をめぐる陰謀に巻き込まれる羽目に……。石に宿る精霊、玉妖と驅妖師の絆を描く、シリーズ第3弾。
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3.8「俺を一生憎め。お前のために死んでやる」銀の髪、グレーの瞳…ぞっとするほど美しく、若きマフィアのアレクセイは、兄を殺された復讐に刑事・氷上を金で買い上げ、屈辱に堕としめる。アレクを抱き、奉仕する為だけの存在にされた氷上。しかし自分の熱棒に穿たれ、悶え喘ぐアレクに、頭の奥が焼きつくような快感が育つ。その美しい顔に口付け、淫らな腰に濡れた欲望を激しく叩きつけ、思うさま蹂躙したい…! 愛憎を引きずったまま身体を重ねる二人だが…?
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3.8【目次】 はじめに--日本人は特殊か 序章 「空気」が原発を止めた 首相からの突然の「お願い」/玄海原発の失敗/「空気」が法律より重い国 第一章 日本人論の系譜 罪の文化と恥の文化/講座派と労農派/敗戦と悔恨共同体/文明の生態史観 唯物史観と「水利社会」/タテ社会とヨコ社会/人と人の間/安心社会と信頼社会 「水社会」の同調圧力/灌漑農業のボトムアップ構造 日本人の肖像--福沢諭吉 第二章 「空気」の支配 「日本教」の特殊性/自転する組織/日本軍を動かした「空気」/公害反対運動と臨在感 アニミズムから一神教へ/一揆と下克上/動機の純粋性 日本人の肖像--北一輝 第三章 日本人の「古層」 超国家主義の構造/無責任の体系/国体という空気/フィクションとしての制度 つぎつぎになりゆくいきほひ/永遠の今と「世間」/キヨキココロの倫理 「まつりごと」の構造/天皇制というデモクラシー/全員一致とアンチコモンズ ボトムアップの意思決定/「古層」とポストモダン/近代化なき成長の終わり 日本人の肖像--南方熊楠 第四章 武士のエートス 日本のコモンロー/徳川の平和/自然から作為へ/尊王攘夷の起源/開国のインパクト 惑溺と自尊 日本人の肖像--岸信介 第五章 日本軍の「失敗の本質」 目的なき組織/曖昧な戦略/短期決戦と補給の軽視/縦割りで属人的な組織 心情が戦略に先立つ/心やさしき独裁者/両論併記と非決定/大日本帝国の密教と顕教 日本人の肖像--石原莞爾 第六章 日本的経営の神話 外国人の見た日本企業/日本的経営の黄金時代/勤勉革命の伝統/日本的労使関係の起源 日本企業は町工場の集合体/協力と長期的関係/共有知識としての「空気」/村から会社へ 日本的雇用がデフレを生んだ/年功序列の終焉/グローバル資本主義の試練 日本人の肖像--中内功 第七章 平和のテクノロジー 殺し合う人間/集団淘汰と平等主義/偏狭な利他主義/戦争が国家を生んだ 「無縁」とノマド/飛礫の暴力性/古層と最古層/なぜ「古層」は変わらないのか 日本人の肖像--昭和天皇 第八章 日本型デモクラシーの終わり 空虚な中心/多頭一身の怪物/霞が関のスパゲティ/「政治主導」の幻想 日本型経営者資本主義の挫折/約束を破るメカニズム/セーフティ・ネットが檻になるとき 閉じた社会から開かれた社会へ 注 人名索引
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-美男探偵3人組?いいえ実は○×△□です! 見たところ20代後半の爽やかな青年・座木(くらき・通称ザギ)、茶髪のハイティーン超美形少年・秋、元気一杯な赤毛の男の子リベザル。不思議な組み合わせの3人が営む深山木(ふかやまぎ)薬店は探偵稼業が裏の顔。だが、もっと驚くべきことに、彼らの正体は○×△□だった!?謎解きはあくまで本格派をいく第11回メフィスト賞受賞作。 たっぷり雪が積もった小学校の校庭に、一夜にして全長100メートルものミステリーサークルが現れた。雪の妖精あるいは蝶の標本のような輪郭はくっきりと美しく、内側にも外側にも足跡などはいっさい残っていない。だが、雪が溶けたとき、その中央には他殺死体があった!薬屋でもあり○×△□でもある美男探偵トリオが、初めての難事件に挑む! 「銀の檻を溶かして 薬屋探偵妖綺談」「黄色い目をした猫の幸せ 薬屋探偵妖綺談」「悪魔と詐欺師 薬屋探偵妖綺談」「金糸雀が啼く夜 薬屋探偵妖綺談」「緑陰の雨 灼けた月 薬屋探偵妖綺談」「白兎が歌った蜃気楼 薬屋探偵妖綺談」「本当は知らない 薬屋探偵妖綺談」「蒼い千鳥 花霞に泳ぐ 薬屋探偵妖綺談」「双樹に赤 鴉の暗 薬屋探偵妖綺談」「蝉の羽 薬屋探偵妖綺談」「ユルユルカ 薬屋探偵妖綺談」「雪下に咲いた日輪と 薬屋探偵妖綺談」「海紡ぐ螺旋 空の回廊 薬屋探偵妖綺談」「深山木薬店説話集 薬屋探偵妖綺談」 薬屋探偵妖綺談シリーズ合本版
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