歴史・時代小説作品一覧

  • 丹下左膳 乾雲坤竜の巻(上)
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    名刀乾雲丸と坤竜丸。離れれば互いに求めあい、持つ者を殺人鬼と化す宿命の妖刀だ。その一つが小野塚道場の俊才・諏訪栄三郎の手に、一つが二刀獲得に異様な執念を燃やす片眼片腕の怪剣士・丹下左膳に渡ったときから、大江戸の夜は血に染まる! 乱闘に次ぐ乱闘に恋のさやあてもからみ、急展開するスリル満点の物語の興奮。映画でもおなじみ、大衆小説屈指のスーパー・ヒーロー、いよいよ登場!
  • 大一揆
    4.0
    嘉永六年五月。圧政を強いる盛岡藩に抗して民百姓が立ち上がった。彼らを導いた首謀者の一人、三浦命助は、一揆に初めて参加したにもかかわらず数々の策を練って武士を翻弄。藩政への怒り、騒ぎに乗じた憂さ晴らし、取るものもとりあえず――膨れ上がる群衆をも巧みにまとめあげた。時を同じくして浦賀に異国船が渡来する。そのことが交渉の行方にも影響して……。果たして、一揆衆の要求は通るのか? 時代の流れに翻弄される百姓たちのドラマを描く、熱き歴史長編!
  • 大海軍を想う
    値引きあり
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    日本海軍の誇り高き威容。大いに興るものへの憧憬と哀惜、再び帰ることなき死者への鎮魂を清冽なる感動と共に伝える名著。 (※本書は1981-01-01に発売された書籍を電子化したものです)
  • 【大活字シリーズ】黒田如水
    -
    稀代の名軍師「黒田如水」を無頼派「坂口安吾」がリアルに描く! 【大活字シリーズ】黒田如水 豊臣秀吉の参謀として仕え、調略や他大名との交渉などに活躍し、後世では「両兵衛」「二兵衛」と並び称された竹中半兵衛と双璧をなす「黒田如水」。彼らなくして秀吉の天下統一はなかったかも知れない……。 その証拠に、秀吉は黒田官兵衛の才知を高く評価すると同時に、己の座をも脅かしかねないものとして恐れたとも言われています。 そんな稀代の軍師「黒田如水」を歴史小説、推理小説、文芸から時代風俗まで多岐にわたって活動した「無頼派」と呼ばれる作家の一人である坂口安吾が、歴史書を元に描いているのが本作です。 豊臣秀吉、徳川家康ら時の戦国武将たちと黒田如水が生き生きと描かれています。 【大活字シリーズ】は、通常の電子書籍よりも約200%拡大した大きな文字が初期設定されており、小さな文字を読むのが苦手な方、高齢者の方をはじめ、端末操作が苦手な方でも気軽に電子書籍を楽しめるような設定となっています。 タブレット型電子書籍リーダーでの読書に最適な設定となっています。
  • 【大活字シリーズ】黒田如水
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    【大活字シリーズ】黒田如水 不遇の天才軍師・黒田如水。 信長、秀吉に仕え、機を見るに敏な如水の前半生を描く。特に強靭な精神を持ち、凄惨な幽閉にも耐え続けた如水と竹中半兵衛との友情はお互いを高い次元で認め合ってこそのものであり、美しく、心動かされる。 【大活字シリーズ】は、通常の電子書籍よりも約200%拡大した大きな文字が初期設定されており、小さな文字を読むのが苦手な方、高齢者の方をはじめ、端末操作が苦手な方でも気軽に電子書籍を楽しめるような設定となっています。 タブレット型電子書籍リーダーでの読書に最適な設定となっています。
  • 【大活字シリーズ】源氏物語 <上>
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    1~3巻660円 (税込)
    【大活字シリーズ】源氏物語 <上> 日本が世界に誇る永遠のラブロマンス。平安の京を舞台に貴族たちの華やかな恋愛模様が咲き誇る! 平安時代の才女・紫式部が生み出し、1000年以上読み継がれてきた超ロングセラー恋愛小説の電子書籍版。 大人になった今だからこそ感じることのできる、日本文学の美しさに触れてみませんか? 与謝野晶子訳/ 桐壺/帚木/空蝉/夕顔/若紫/末摘花/紅葉賀/花宴/葵/榊/花散里/須磨/明石/澪標/蓬生/関屋/絵合/松風/薄雲/朝顔/乙女/玉鬘/初音/胡蝶/蛍/常夏/篝火/野分/行幸/藤袴/真木柱/梅が枝/藤のうら葉 【大活字シリーズ】は、通常の電子書籍よりも約250%拡大した大きな文字が初期設定されており、小さな文字を読むのが苦手な方、高齢者の方をはじめ、端末操作が苦手な方でも気軽に電子書籍を楽しめるような設定となっています。 タブレット型電子書籍リーダーでの読書に最適な設定となっています。
  • 【大活字シリーズ】三国志 1巻
    -
    1~10巻660~759円 (税込)
    【大活字シリーズ】三国志 1巻 吉川英治作品シリーズ第一弾として『三国志』を刊行! “稀代の碩学”渡部昇一氏(上智大学名誉教授)による豪華解説(書き下ろし)付き! 三国志 第一巻 桃園の巻 後漢末の3世紀、世はすでに朝廷の令は届かず、黄巾賊が人々への収奪を繰り返していた。 漢室の裔孫(えいそん)である劉備は、タク県楼桑村において母親と生活をともにしながら、「むしろ」を織り、売って暮らしていた。 そんな中、関羽、張飛は劉備の血筋を知り、その人格・識見に親しみ、劉備こそ盟主に万民を救わんとして、義兄弟の契りを交わす。 【大活字シリーズ】は、通常の電子書籍よりも約200%拡大した大きな文字が初期設定されており、小さな文字を読むのが苦手な方、高齢者の方をはじめ、端末操作が苦手な方でも気軽に電子書籍を楽しめるような設定となっています。 タブレット型電子書籍リーダーでの読書に最適な設定となっています。 【目次】 序 黄巾賊 流行る童歌 白芙蓉 張飛卒 桑の家 橋畔風談 童学草舎 三花一瓶 義盟 転戦 檻車 秋風陣 十常侍 打風乱柳 岳南の佳人 故園 乱兆 舞刀飛首 螢の彷徨い 呂布 赤兎馬 春園走獣 白面郎「曹操」
  • 【大活字シリーズ】山椒大夫
    -
    【大活字シリーズ】山椒大夫 時代を超えて支持される不朽の名作を味わおう 本作は、中世の芸能であった説経節の「五説経」と呼ばれた有名な演目の一つ「さんせう太夫」を原話として森鴎外が執筆した作品です。本作の舞台は平安時代。越後国で人買いに騙されてしまい幼い姉弟の安寿と厨子王が離ればなれになってしまう。その後、荘園領主の山椒大夫の奴隷となってしまう――。成長した二人に待ち受ける運命とは……。原話を脚色した鴎外ならではの名作小説をあじわいましょう。 【大活字シリーズ】は、通常の電子書籍よりも約200%拡大した大きな 文字が初期設定されており、小さな文字を読むのが苦手な方、高齢者の方をはじめ、端末操作が 苦手な方でも気軽に電子書籍を楽しめるような設定となっています。 タブレット型電子書籍リーダーでの読書に最適な設定となっています。
  • 【大活字シリーズ】新書 太閤記 一
    無料あり
    -
    1~4巻0~660円 (税込)
    【大活字シリーズ】新書 太閤記 一 秀吉の壮大な出世物語! 日本人の多くが親しみを持つ豊臣秀吉。戦乱の世を生きながら、やがて天下統一を果たすまでの秀吉の生涯を描いた物語。 天文5年、尾張で一人の赤ん坊が生まれる。日吉と名付けられた赤ん坊は、やがて母や姉を想い、楽をさせてやりたいと強く考えるようになる。何をしても芽が出ず、何も持たない日吉は村で厄介者扱いを受けながらも、自分の仕事に対しては一生懸命に忠実であり続ける。 人間・秀吉を真正面から描いた吉川英治の意欲作。 【大活字シリーズ】は、通常の電子書籍よりも約250%拡大した大きな文字が初期設定されており、小さな文字を読むのが苦手な方、高齢者の方をはじめ、端末操作が苦手な方でも気軽に電子書籍を楽しめるような設定となっています。 タブレット型電子書籍リーダーでの読書に最適な設定となっています。 【目次】 日 輪 ・ 月 輪 野 の 子 ど も こ の 一 軒 香  炉  変 大     鵬 群     盗 猫  の  飯 塩 卍 の 一 族 成     敗 矢  矧  川 蛍 天  高  し 稲 葉 山 城 十 兵 衛 光 秀 火の粉・風の子 松 下 屋 敷 今 川 往 来 信     長 狂  児  像 出     仕 じ ゃ じ ゃ 馬 孤 君 と 老 臣 茨 を 拓 い て 奉 公 一 心 米  饅  頭
  • 【大活字シリーズ】新・平家物語 一巻
    -
    1~11巻330~759円 (税込)
    【大活字シリーズ】新・平家物語 一巻 晩年の吉川英治が執筆に7年もの歳月を費やした超大作が遂に電子化! 12世紀初め、藤原政権が衰退を見せ始める。 保延3年(1137年)。 20歳の清盛は、父が誰なのか、思い悩みながらも、家を出た母(祇園女御=泰子)とも確執が生じる。 【大活字シリーズ】は、通常の電子書籍よりも約200%拡大した大きな文字が初期設定されており、小さな文字を読むのが苦手な方、高齢者の方をはじめ、端末操作が苦手な方でも気軽に電子書籍を楽しめるような設定となっています。 タブレット型電子書籍リーダーでの読書に最適な設定となっています。 【目次】 ちげぐさの巻 貧乏草 わんわん市場 胎 児 清 盛 祇園の女御 夜来風雨急 去りゆく母 競べ馬 袈裟御前 宿借の女御 好色法皇 祝杯 新妻月夜 栗鼠の夢 鬼影 貞操百花図 馬上吟 地下人さかもり 鳥獣戯画 鶏持ち小冠者 染め糸の記 篝り火談議 歌使い 源氏の父子・平家の父子 乳の人の恋 長恨宮 出離 女院と西行 六波羅開地 九重の巻 大比叡 神輿振り 人間到るところ人間あり 螢 あらしの前 案山子陣 一投石 石の雨 悪左府 美しき家族 野風 童女像 鞠 立后二花 煩悩ぐるま 霰御所 土用暦 摂政争奪 苦い菊酒 幼帝御一世 女の国 熊野巫女 釘 柳ノ水 茨 二つの門 如法闇夜 保元・地獄序曲 赤旗の下 零余子艸子 白旗の下 源太産衣 ほげんの巻 宇治の関 呉将と越将 鎧着騒ぎの事 為朝 加茂川濁水記 瀬瀬の水たま 兄・弟 陛下と麻鳥
  • 【大活字シリーズ】新編 忠臣蔵 上
    -
    【大活字シリーズ】新編 忠臣蔵 上 吉良上野介、斬られる! 元禄14年3月14日、江戸城松の廊下において、播磨赤穂藩主の浅野内匠頭は、指南役の高家筆頭であった吉良上野介から日頃受けていた屈辱に耐えかね、斬りつけてしまう。浅野内匠頭は、即日切腹、赤穂浅野藩は断絶を命じられ、数百名の武士、その家族が路頭を彷徨う。他方、武家の定法、喧嘩両成敗に反し、上野介についてはお咎め無し。これに強い不満を抱く赤穂藩士は……。 【大活字シリーズ】は、通常の電子書籍よりも約200%拡大した大きな文字が初期設定されており、小さな文字を読むのが苦手な方、高齢者の方をはじめ、端末操作が苦手な方でも気軽に電子書籍を楽しめるような設定となっています。 タブレット型電子書籍リーダーでの読書に最適な設定となっています。 【目次】 浅 野 内 匠 頭 赤 穂 早 打 帳 五日韋駄天記 亦 蓼 草 紙 立 つ 鳥 の 記 米 澤 後 詰 高 田 郡 兵 衛 山 科 普 請 水訓子夜船話
  • 【大活字シリーズ】銭形平次捕物控 金色の処女
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    【大活字シリーズ】銭形平次捕物控 金色の処女 鷹狩の際に三代将軍・徳川家光を目指し、どこからともなく飛んできた一本の矢。その矢尻には「トリカブト」が塗られていた――。 その曲者を召し捕らないうちに、家光はまたも鷹狩へ向かうことに。 ご老中たちは是が非でも、その鷹狩の日までには、暗殺を企む曲者を召し捕らねばならないと考え、朝倉石見守からその探索を命じられたのが、岡っ引きの銭形平次。 はたして平治は得意の投げ銭で、将軍暗殺を企む悪党を見事召し捕ることはできるのか? 【大活字シリーズ】は、通常の電子書籍よりも約200%拡大した大きな文字が初期設定されており、小さな文字を読むのが苦手な方、高齢者の方をはじめ、端末操作が苦手な方でも気軽に電子書籍を楽しめるような設定となっています。 タブレット型電子書籍リーダーでの読書に最適な設定となっています。
  • 【大活字シリーズ】銭形平次捕物控 復讐鬼の姿
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    【大活字シリーズ】銭形平次捕物控 復讐鬼の姿 卓越した推理力と正義の投げ銭が悪党を退治する痛快時代小説! 銭形平次がまだ独身だった若い頃―― とある日、平次の上役・八丁堀の与力、笹野新三郎が鈴ヶ森の磔に立ち会った。 その日を境に、新三郎の家族に次々と災難が降りかかる。 新三郎の息子、新太郎が誘拐されそうになったり、 その日死罪にした罪人の血だらけの生首が新三郎の屋敷に投げ込まれたり……。 そうとう新三郎に恨みを持つ者の仕業と思われるのだが、 心当たりのない新三郎の妻お國は平次に敵対心をもつ利助に相談してみるが――。 【大活字シリーズ】は、通常の電子書籍よりも約200%拡大した大きな文字が初期設定されており、小さな文字を読むのが苦手な方、高齢者の方をはじめ、端末操作が苦手な方でも気軽に電子書籍を楽しめるような設定となっています。 タブレット型電子書籍リーダーでの読書に最適な設定となっています。
  • 【大活字シリーズ】半七捕物帳 一 お文の魂
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    【大活字シリーズ】半七捕物帳 一 お文の魂 半七、初見参! 「ふみが来た、ふみが来た」 夜ごと、枕辺に現れる幽霊、おふみ。 「江戸時代の隠れたシャーロック・ホームズ』と呼ばれる、半七がその謎に迫る! 【大活字シリーズ】は、通常の電子書籍よりも約200%拡大した大きな文字が初期設定されており、小さな文字を読むのが苦手な方、高齢者の方をはじめ、端末操作が苦手な方でも気軽に電子書籍を楽しめるような設定となっています。 タブレット型電子書籍リーダーでの読書に最適な設定となっています。
  • 【大活字シリーズ】宮本武蔵 一巻
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    1~6巻660~759円 (税込)
    【大活字シリーズ】宮本武蔵 一巻 日本最強のサムライ「宮本武蔵」の生涯を吉川英治が国民的ロマンに昇華した名作を電子化! 功名を立てようと関ヶ原の合戦に臨んだ新免武蔵(しんめん・たけぞう)、十七歳――。同じく参戦した同郷・宮本村の又八と敗軍の兵として、戦場近くのお甲・朱美母子の元へ身を寄せることに。朱美の父の仇敵を討ち果たし、郷里の宮本村へ帰ることにした武蔵だが、又八は母子とどこぞへ消えてしまった。 村へ到着した武蔵は、又八の許嫁だったお通と再会。理由あって二人は村を出ることに。沢庵和尚に諭された武蔵は剣の道を極める決意を固め、修行の旅に出るのだった。 【大活字シリーズ】は、通常の電子書籍よりも約250%拡大した大きな文字が初期設定されており、小さな文字を読むのが苦手な方、高齢者の方をはじめ、端末操作が苦手な方でも気軽に電子書籍を楽しめるような設定となっています。 タブレット型電子書籍リーダーでの読書に最適な設定となっています。 【目次】 鈴 毒茸 おとし櫛 花御堂 野の人たち 茨 孫子 縛り笛 千年杉 樹石問答 三日月茶屋 弱い武蔵 光明蔵 花田橋 吉岡染 陽なた・陽かげ 優曇華 坂 河っ童 春風便 巡りぞ会わん 茶漬 奈良の宿 般若野 この一国 芍薬の使者 四高弟
  • 大漢風 項羽と劉邦
    3.0
    前漢時代に司馬遷によって書かれた世界的名著「史記」をもとに、中国中央電視台が総力を結集して製作した超大型歴史時代劇「大漢風」をノベライズ。項羽が、劉邦が、この1冊に躍動する。

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  • 大逆説!西南戦争 西郷隆盛、九州王国を樹立す
    -
    1877年に起こった西南戦争。西郷軍は9月24日の明治政府軍の総攻撃で潰滅、隆盛も自刃して果てた……。だが、西郷は生きていた! 身代わりになった影武者のおかげで開聞岳(かいもんだけ)まで逃れた西郷は、残党を結集させ、鹿児島奪還を目指し、海と陸からの総攻撃で再び政府軍に挑んだ! 壮大なスケールで歴史のif(イフ)に挑戦した歴史スペクタクル小説、ついに文庫化!
  • 大逆転! 御前試合 酔いどれ指南 藤堂雄馬
    -
    常陸にある越貫藩一万石の藩主・曾根隆徳は、ある日の江戸城内で、些細なことからとんでもない試合の約束を交わしてしまう。それは、越貫藩と水戸藩が、たがいに腕自慢の藩士を五名ずつ選びだし、藩の名誉をかけて戦うといった剣術試合であった。相手は徳川御三家の大藩、かかえる剣士も猛者揃い。それにひきかえ越貫藩は、ようやく見つけた候補者も、剣を知らぬへっぽこ藩士ばかりというありさま。困り果てた江戸家老の梶原は、酒浸りでやる気のない藤堂雄馬という男に、なかば自棄で指南役を頼むのであったが……。この酒好き師範と駄目藩士たちが、誰もが予想しえなかった奇跡を起こしていく! 著者渾身の読み切り痛快長編!
  • 大黒屋光太夫(上)
    3.9
    天明2年(1782)、伊勢白子浦を出帆した回米船・神昌丸は遠州灘で暴風雨に遭遇、舵を失い、七カ月後にアリューシャンの小島に漂着した。沖船頭・光太夫ら十七人の一行は、飢えと寒さに次々と倒れる。ロシア政府の意向で呼び寄せられたシベリアのイルクーツクでは、生存者はわずかに五人。熱い望郷の思いと、帰国への不屈の意志を貫いて、女帝エカテリナに帰国を請願するが……。
  • だいこん
    3.6
    江戸・浅草で一膳飯屋「だいこん」を営むつばきとその家族の物語。腕のいい大工だが、博打好きの父・安治、貧しい暮らしのなかで夫を支える母・みのぶ、二人の妹さくらとかえで――。飯炊きの技と抜きん出た商才を持ったつばきが、温かな家族や周囲の情深い人々の助けを借りながら、困難を乗り越え店とともに成長していく。直木賞作家が贈る下町人情溢れる細腕繁盛記。
  • 第三の浪士(上)(電子復刻版)
    -
    慶応四(明治元)年、鳥羽伏見の戦いに参陣し、敗れた桑名藩は藩主が江戸滞在中に降伏してしまう。人間の節義に生きる吉村杏四郎、硬骨漢大谷大作、梅沢保介ら三人の藩士は降伏の藩論に抗して徹底抗戦を叫び江戸へ走った。その前夜、保介の許婚加代の父理兵衛が何者かに殺害され、骸のかたわらには杏四郎の印籠が残されていた。杏四郎を父の仇と狙う加代は、町娘お琴とともに江戸へ向った。時代小説巨篇。

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  • 大士の譜 —天平の僧 ⽞賓僧都—
    -
    奈良時代の最盛期。南都六宗のひとつ「法相宗」六祖の一人に数えられる、実在した気高き僧の生涯。 万葉集など貴族的文化が花開く中、若くして法相学や医方明を学び頭角を現していく玄賓(げんぴん)。尼僧の妙華に出会い恋心を抱くも、ストイックなまでにその感情を抑え込み興福寺での修行に励むが、同じく修行をしていた宝源(ほうげん)の妬みによって女犯の禁を犯しているという誹謗中傷にあい、更なる修行を積むため北国へ乞食行に出るのだった。鎮護国家思想が強くなり、国家による庇護を受けた寺院の勢力や規模の拡大で私利私欲に走る僧が出てくる時代にありながら、高僧にのぼり詰めてもなお民のために身を賭し続けた八十五年を描いた、心震える歴史小説。 <著者紹介> 村上茂之(むらかみ・しげゆき) 1947年 愛媛県に生まれる 1971年 佛教大学卒業 豊中市役所に奉職 2008年 豊中市役所 定年退職 2011~2021年 戸世山蓮明寺法務に従事 著書に「蘇る天平の浪漫―伊賀四国八十八ヶ所霊場第二十八番札所蓮明寺の伝説より」2017年/文芸社

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  • 大修院長ジュスティーヌ
    3.0
    「童貞を守る必要はないと思います。私は、性行為を不浄だとは思いません。それは、人間らしいことです。もっと言えば聖職者にも、人間として性を楽しむ権利があると思います」(本文より)。性愛を肯定する異端の女子修道院長は、聖女か淫蕩の魔女か? フランス革命下に生きた3人の豪胆な女たち…大修院長ジュスティーヌ、侯爵夫人ドニッサン、娼婦ティティーヌ。美貌を駆使し、熱狂と快楽と陶酔の波をどう切り抜けてゆくのか。エロティシズム溢れる歴史ロマン官能3篇!
  • 大助勇戦記 逆転!道明寺合戦
    3.0
    大坂冬の陣の講和が成立。すぐに徳川方の諜略の魔の手が、真田大助の父・幸村に迫った!幸村は徳川方に降るというか!?人質として江戸入りを要求された真田大助の命運はいかに?気鋭の著者が渾身を込めて書き下ろした一冊!

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  • 大脱出 浮田秀丸行状記
    -
    関ヶ原の戦いで敗れ、八丈島に流された西軍の将・宇喜多秀家。秀丸は、その庶子として生まれた。立派な若武者に成長した彼は、ある日、島の洞窟で異人の残した宝を見つける。秀丸は、父の仇を討つため、その宝を持って、島抜けを決意する!
  • 大脱走 裏切りの姫
    -
    長篠の合戦から七年、滅亡の淵に立つ武田家。主君勝頼に忠誠を誓う馬廻り・前島平蔵は、親族衆筆頭である穴山信君の徳川方への寝返りを察知し、甲府の穴山屋敷を取り囲む。屋敷のなかでは、信君の妻・千鶴、嫡男・勝千代らが、脱出の機会を窺っていた。実力派作家がスケール豊かに描く、戦国小説の新境地。
  • 大盗禅師
    値引きあり
    3.4
    大坂落城から三十年。摂津住吉の浦で独自の兵法を磨く浦安仙八の前に、ひとりの僧が現れる。妖しの力をあやつる怪僧と、公儀に虐げられる浪人の集団が、徳川幕府の転覆と明帝国の再興を策して闇に暗躍する。これは夢か現か―全集未収録の幻想歴史小説が、三十年ぶりに文庫で復活。
  • 大盗賊・日本左衛門(上)
    -
    八代将軍吉宗の頃、全身黒装束の異形の日本左衛門が率いる一味が、東海道筋を荒らし回っていた。ある日、左衛門は御油の豪農・長右衛門の娘・佐和を凌辱せんと画策、襲撃する。だが、佐和を妹のように可愛がる柳生流の達人・高田賛四郎に阻まれた。やがて佐和は婚約し、その祝言の夜、ふたたび左衛門が襲い、彼女を凌辱して逃亡した……。長編時代ロマン。
  • 大盗賊・日本左衛門(上・下合冊版)
    1.0
    八代将軍吉宗の頃、日本左衛門率いる一味が、東海道筋を荒らしていた。ある日、豪農の娘・佐和を凌辱しようとするが、柳生流の達人・高田賛四郎に阻まれた。老中は火付盗賊改に左衛門一味の探索を命ずる。一方、賛四郎は独自の捜索を開始、ついに京に潜伏する左衛門を見つけだした。最後の決闘は如何。手に汗にぎる痛快時代巨編。
  • 梨の花咲く 代筆屋おいち
    完結
    3.7
    わが願ひ、君が幸ひのみにて候ふ―― 一通の文だけを残し姿を消した許嫁・颯太との再会を願い、下総の小さな村からひとり江戸に出たおいちは、ひょんな縁から、本郷丸山の歌占師・戸田露寒軒宅で世話になることになった。そのほんの数日後、露寒軒宅の女中おさめと、その生き別れになっていた息子の縁を、一通の手紙によって再び繋いでみせたおいち。おいちに人の心を汲む才を認めた露寒軒は、颯太と会える日まで「代筆屋」を営んでみるよう勧めて……。真心を込めた手紙が人と人との縁を紡いでいく、連作時代小説、期待の新シリーズ誕生!(解説・細谷正充)
  • 大福帳の狩人 帳合屋音次郎 取引始末
    -
    「帳合屋」は、大店などの依頼主に新規取引の道筋をつけて斡旋料を受け取る商売。今でいうブローカーだ。彼らに持ち込まれるのは、成功すれば大儲けになる「うまい話」や、犯罪のにおいがするような「ウラの話」も数多い。音羽の音次郎は、元能役者の色男で、腕も立つし、機転もきく。帳合屋宿の津国屋に属し、相棒の笛彦兵衛や手下の松坊主、壺ふりの女・弁天の小万らとともに、津国屋に持ち込まれるさまざまな案件に対処していくのだ。津国屋に大量の大福帳が持ち込まれた。商家の売買の金額が記された大福帳はその店の命綱。高く売れることは間違いないが、なぜこれほどの数が流出したのか!?――表題作「大福帳の狩人」をはじめ、「呂宋の壺」「危ない読売」「落とし文」の4篇を収録。「江戸時代を舞台にビジネス小説を書く」というコンセプトのもと、新境地に挑んだ著者の会心作。

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  • 大菩薩峠
    -
    中里介山の代表作にして未完の超大作『大菩薩峠』を41巻全巻セットで合本・電子化。読みやすい新字新仮名・ルビ・目次付きで原稿用紙1万5000枚に及ぶ世界最長の長編小説をお楽しみいただけます。幕末ファン、剣豪・時代小説ファン必読。 ■目次 甲源一刀流の巻 鈴鹿山の巻 壬生と島原の巻 三輪の神杉の巻 竜神の巻 間の山の巻 東海道の巻 白根山の巻 女子と小人の巻 市中騒動の巻 駒井能登守の巻 駒井能登守の巻 伯耆の安綱の巻 如法闇夜の巻 お銀様の巻 慢心和尚の巻 道庵と鰡八の巻 黒業白業の巻 安房の国の巻 小名路の巻 禹門三級の巻 無明の巻 白骨の巻 他生の巻 流転の巻 みちりやの巻 めいろの巻 鈴慕の巻 Oceanの巻 年魚市の巻 畜生谷の巻 勿来の巻 弁信の巻 不破の関の巻 白雲の巻 胆吹の巻 新月の巻 恐山の巻 農奴の巻 京の夢おう坂の夢の巻 山科の巻 椰子林の巻
  • 大菩薩峠 一
    -
    中里介山の長編大衆小説。幕末の日本。甲州大菩薩峠から始まるお話。冷酷無比なダークヒーロー机竜之助は「音無しの構え」の使い手。放浪する主人公。入り乱れ交錯する登場人物たち。それぞれの人生を生き生きと描く。時代小説で、大衆小説の先駆けとされる不朽の傑作。過去何度も映画化されている。一巻は「甲源一刀流の巻」と「鈴鹿山の巻」を収録。※読みやすくするため現代の言葉に近づけていますが、作品の性質上、そのままの表現を使用している場合があります。
  • 大菩薩峠(1)
    -
    原稿枚数一万五千枚に及ぶ世界最大の大河小説。魔剣「音無しの構え」に翻弄され無明の闇を遍歴する机竜之助を核に、多彩な人物が入り組み、展開される時代小説の最高峰。大菩薩峠の頂上で老巡礼を一刀のもとに斬り棄てた机竜之助の無双の剣は、魔剣と化した……。本巻には、一代巨篇の発端から江戸、京都、大和へと流転果てない運命をさすらう「甲源一刀流の巻」「鈴鹿山の巻」「壬生と島原の巻」「三輪の神杉の巻」を収める。
  • 大菩薩峠 全巻セット
    -
    中里介山の長編大衆小説。全巻セットで値段もお得。一気に読める。幕末の日本。甲州大菩薩峠から始まるお話。冷酷無比なダークヒーロー机竜之助は「音無しの構え」の使い手。放浪する主人公。入り乱れ交錯する登場人物たち。それぞれの人生を生き生きと描く。時代小説で、大衆小説の先駆けとされる不朽の傑作。過去何度も映画化されている。※読みやすくするため現代の言葉に近づけていますが、作品の性質上、そのままの表現を使用している場合があります。

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  • 大名やくざ
    値引きあり
    4.0
    有馬虎之助は大身旗本の次期当主。ところが屋敷を一歩出れば着流しを大きくはだけて目つき鋭く、「若親分!」と方々から声が飛ぶ。じつはこの虎之助、侠客の大親分を祖父に持つ根っからのやくざだった――。敵との縄張り争い、主筋の藩の跡目騒動、次々と舞い込む難題に稀代の暴れん坊がはったりと剣戟で対峙する!  痛快時代小説シリーズ第一弾。
  • 大名やくざ 完結八巻セット 【電子版限定】
    5.0
    風野真知雄の痛快時代小説『大名やくざ』シリーズ8タイトルが電子版限定で、合本になって登場! ※本書は、『大名やくざ』シリーズ一巻~八巻を1冊にまとめた電子書籍限定の合本版です。 有馬虎之助は大身旗本の次期当主。ところが屋敷を一歩出れば着流しを大きくはだけて目つき鋭く、「若親分!」と方々から声が飛ぶ。じつはこの虎之助、侠客の大親分を祖父に持つ根っからのやくざだった――。敵との縄張り争い、主筋の藩の跡目騒動、次々と舞い込む難題に稀代の暴れん坊がはったりと剣戟で対峙する!
  • 大名やくざ 虎の母は泣かない 【電子版限定スピンオフ】
    1.8
    大人気時代小説シリーズ「大名やくざ」、初のスピンオフ! やくざの若親分と二十一万石の大名、二つの顔を持つ有馬虎之助の破天荒な暴れぶりが人気の「大名やくざ」シリーズから、スピンオフ短編が登場。 今回の主役は虎之助の母・辰。丑蔵一家の女親分として、その豪胆さと喧嘩っ早さ、相手の気持ちをズタズタにする口の悪さで恐れられている辰だが、なにも生まれたときからグレていたわけではない。辰は子分と花火をしながら、先代親分だった父、早くに亡くなった母との思い出が立ち上ってくるのにまかせていた。そこへ、最近できた居酒屋の女将がみかじめ料を払わないという話が届き、辰は自ら足を運んでみることに。 一方その頃江戸湾では、奇妙な黄色い打ち上げ花火の目撃が相次ぐ。虎之助は将軍綱吉から命を受け、この件の探索を加賀藩と競わねばならなくなり……。 本編ではなかなか語られることのない、辰の若き日の思い出が明らかになるひと味違った「大名やくざ」。
  • 第六天の魔王なり
    3.8
    荒れ狂う時代を怒涛のごとく駆け抜け、夢半ばで業火の中にその役割を終えた稀代の武将・織田信長。果たして彼は、反抗するものを根絶やしに追い込んだ魔性の権化だったのか、それとも、民のため、理想の世を切り拓くために命を賭した名将だったのか。没後四百年を経た今、日本史上最も謎多き男の内面的核心に、気鋭の歴史作家が横溢する気迫で挑んだ傑作長篇書き下ろし。
  • 第六天魔王 信長
    -
    誰もが知る戦国武将・織田信長だが、その生涯のすべてがわかっているというわけではない。歴史の陰に隠れ、謎に包まれた部分も少なからずある。もちろん事績のかなりの部分は明らかになっているが、それは政策や合戦などに関するもので、「人間信長」についてはまだ知られざる面があるのである。ところが、純然たる歴史学はいろいろな史料を集め、見えない部分に対して仮説を提起することはできるが、断言することはできない。本書はそこに風穴をあけようとした。歴史家の考えがおよばない想像力が、これまで謎とされてきた信長の人生に新たな光をあて明らかにしようとしているわけで、ここに本書の魅力があるといってよい。そしてもうひとつ。著者は経済人としての自らの考えを盛りこんでおり、これも歴史家の描く信長像とはちがう信長像を浮き彫りにする一員となっている。これもたいへん魅力的なのではないか。序文・小和田哲男(静岡大学名誉教授)

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  • 駄犬道中おかげ参り
    3.8
    日本アカデミー賞作家が描く愉快痛快珍道中。 時は文政十三年(天保元年)、おかげ年。民衆は六十年に一度の「おかげ参り」に熱狂していた。 博徒である辰五郎は、深川の賭場で多額の借金を背負った夜、お伊勢講のくじに当たり長屋代表として伊勢参りの旅へと出発する。 途中で出会った代参犬の翁丸、奉公先を抜け出してきた子供の三吉、訳ありな美女・沙夜と家族のふりをしながら旅を続けるなか、ダメ男・辰五郎の心にも変化があらわれて……。 借金を回収しようと追いかけてくる殺し屋・菊佐から逃げ回り、ひしゃくとガマの油で路銀を稼ぎ、地元の名産品には舌鼓。笑いあり、涙あり、美味(グルメ)ありの愉快痛快珍道中。 『超高速!参勤交代』『引っ越し大名!』の著者による傑作時代長編! ※この作品は過去に単行本として配信されていた『駄犬道中おかげ参り』 の文庫版となります。
  • 泣くな道真 大宰府の詩
    4.2
    右大臣だった菅原道真が大宰府へ左遷された。悲憤慷慨する彼にお相手役の保積もお手上げ。そこへ美貌の歌人恬子(しずこ)が現れ、博多津の唐物商へ誘う。道真は、書画骨董の目利きの才を発揮し、生気を取り戻す。その頃、朝廷に出す書類に不正が発覚し、府庁は窮地に。事態を知った道真は、自ら奇策を……。朝廷を欺き、意趣返しなるか! 日本史上最も有名な左遷された男の活躍をユーモアのなかに描く歴史小説。
  • 蛇足屋勢四郎~困りごと、骨折りいたす~
    -
    島帰りの牢人、松波勢四郎は、下女のお菅と二人、内職と便利屋稼業で暮らしをたてている。ある時、持ち込まれた頼み事の裏に、自身が島送りになった事件の黒幕、鳶沢又八郎がいるらしいという話を聞かされた。用心棒を頼まれた別件にも、その一味が絡んでいるらしい。幼馴染みの与力、内藤藤十郎にも力を借り、因縁の相手の正体を暴こうとするが……。
  • 獺祭―軍鶏侍
    3.7
    逆恨みから闇討ちを受け、果たし合いまで申し込まれた岩倉源太夫。秘剣・蹴殺しで敵を倒し、その技を弟子たちに見せたのだが……。緑美しき南国・園瀬を舞台に、剣の師として峻烈に生きる源太夫の姿を描く傑作時代小説、大好評「軍鶏侍」シリーズ第2弾!

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  • 韃靼疾風録 (上)
    3.9
    なぜか九州平戸島に漂着した韃靼公主を送って、謎多いその故国に赴く平戸武士桂庄助の前途になにが待ちかまえていたか。「十七世紀の歴史が裂けてゆく時期」に出会った二人の愛の行方を軸に、東アジアの海陸に展開される雄大なロマン。第十五回大佛次郎賞受賞作。
  • 韃靼疾風録(上下合本)
    -
    上下合本で名作一気読み! 九州平戸島に漂着した韃靼公主アビア。謎多いアビアの故国へ赴く平戸武士桂庄助。二人の前に衰退した明と女真との闘いが待ち受ける。「十七世紀の歴史が裂けてゆく時期」に出会った二人の愛の行方は。様々な人間の織りなす、東アジアの海陸に繰り広げられる壮大な歴史ロマン。第十五回大佛次郎賞受賞作。
  • 韃靼の馬 上
    5.0
    【第15回司馬遼太郎賞受賞作】正徳元年(1711)、徳川幕府は29年ぶりに朝鮮通信使を迎える運びとなった。対馬藩士、阿比留克人(あびるかつんど)は通信使の警固を務める傍ら、ある極秘任務を請け負う。監察御史の柳成一(ユソンイル)、旅芸人のリョンハンらを含む通信使一行は、対馬上陸から大坂、名古屋を経て江戸へ。道中、柳は克人の行動を不審に思い監視を始めるが……。世界を股にかけて活躍した男たちを描く歴史巨編。
  • 脱藩さむらい
    3.5
    『付添い屋・六平太』に続く新シリーズ!  香坂又十郎は、石見国、浜岡藩城下に妻の万寿栄と暮らしている。お役目は、市中警護、犯罪の取り締まりや犯人の逮捕に奔走する奉行所の町廻り同心頭である。田宮神剣流の使い手であり、御前試合で十人抜きを果たした剣の腕を買われ、斬首刑の執行も行っていた。  浜岡藩は、海に恵まれた土地でもある。漁師の勘吉と釣りに出かけた又十郎は、外海の岩場で脇腹に切り傷のある水主の死体を見つける。浜で検分を行っていたところ、大目付の下知により、死体は持ち去られてしまった。又十郎の義弟兵藤数馬は、水主の死について不信を抱いていた。数馬によれば、水主の正体は、公儀の密偵ではないかというのだ。後日、当然城内に呼ばれた又十郎は、謀反を企んで出奔した藩士を討ち取るよう命じられる。追うべき藩士の名は、兵藤数馬であった――。追討をしくじれば、罪は縁戚にも及ぶという。又十郎の重く孤独な追跡行が始まる!
  • 伊達三代記 晴宗・輝宗・政宗、奥州王への道
    -
    伊達家の実権を握るや、二十三歳の若さで東北一の戦国大名にのし上がった独眼竜政宗。「もう二十年早く生まれていれば、天下も狙えた」と恐れられた政宗の破天荒ぶりと覇業の陰には、祖父・晴宗と父・輝宗から連綿と受け継がれた志があった! ――まず伊達晴宗である。お家を真っ二つに割った「天文の大乱」を乗り越えて伊達氏の基礎を磐石とし、奥州探題の地位を勝ち取った名君であった。その跡を継いだ伊達輝宗は、周辺国との戦いに明け暮れるも多くの家臣の人望を集め、片倉小十郎や伊達成実など有望な若手を育成して次代に備えた。優れた先見の明で家督争いに終止符を打つが、最期は人質として悲劇的な最期を迎える。亡き父の遺志を胸に秘めた政宗は、瞬く間に奥州の大半を平らげ、天下人の秀吉や家康とも互角に渡り合った。一族の宿願である“奥州王への道”を夢みて、ひたすらに戦い続けた伊達三代の男達の激闘を描いた長編力作!
  • 伊達成実 秀吉、家康、景勝が欲した奥羽の猛将
    3.5
    戦場で“不退転”の覚悟を示す「毛虫の前立」の兜を身につけ、人取橋合戦、摺上原合戦などで数多の武功をあげた伊達成実――。独眼龍政宗の「切り札」となったその勇猛ぶりは、天下人の秀吉、家康も配下に欲した。奥州制覇を目指す政宗とは主従を超えた友情で結ばれ、『智』の片倉小十郎と共に『武』で伊達家の双璧を担う。生涯を“伊達の先陣”に捧げた闘将を描く力作小説!

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  • 伊達の企て
    4.5
    独眼龍の野望。東北魂を見ろ! 陸奥・出羽(東北)連合軍を仕立て、日本全国を切り取ってやる! 一度目〈天正十八年(一五九〇)〉の夏は時間が足りなかった。二度目〈天正十八年(一五九〇)〉の冬に行った謀は失敗した。三度目〈慶長五年(一六〇〇)〉の正直。四度目〈慶長二十年(一六一五)〉の再挑戦は……。秀吉死後、関ヶ原前夜、政宗は家康に呼応し、山形の最上義光とともに会津の上杉謙信を攻め、上杉領の白石城を攻め落とした。しかし中央での東軍と西軍の争いは長期化するとみて、上杉と講和し、南の相馬、北の南部を攻める機会をうかがっていた。しかし、政宗の予想ははずれ、関ヶ原の戦いは一日で決してしまう。石田・徳川の思惑、上杉・最上との複雑な外交戦。秀吉、家康、時の政権を翻弄しながら、戦国の世をしたたかに生き抜いた伊達政宗の新たな人物像を巧緻な筆致で描く。書き下ろし歴史小説。 ※こちらの作品は過去に他出版社より配信していた内容と同様となります。重複購入にはお気を付けください
  • 伊達の企て【毎日文庫】
    3.5
    〝北の関ヶ原〟を制し、奥羽連合軍は江戸を突く! 独眼龍伊達政宗、天下取りの野望、再び! 秀吉の没後、奥羽の地では伊達、上杉、最上の思惑が複雑に絡み、敵味方の区別すら判然としない状況となった。〝北の関ケ原〟を勝ち抜く者は誰か? 家康との同盟とは別に、政宗は心中に壮大な企てを秘めていた。天下人への夢を生涯追い続けた、最後の戦国大名を新視点で描く歴史小説。
  • 伊達藩黒脛巾組 独眼竜の忍び 上
    3.0
    天正十八年、豊臣秀吉から減封処分を受けた伊達政宗を陥れようと、徳川家康は伊賀忍者を奥州へと差し向けた。家康の動きを察知した政宗は、精鋭忍者部隊・黒脛巾組に企ての阻止を命じる。奥州忍者戦争、ここに開幕!
  • 伊達政宗
    値引きあり
    3.8
    東北の名門に生れた伊達政宗。疱瘡で片目を失うも、若くして家督を譲られ、抜群の戦勘と実行力で東北を制圧すると、すぐに天下に狙いを定める。秀吉・家康二人の天下人から生涯その野望を警戒されながらも、軽やかに乱世を生き抜いた最後の戦国武将を描く。

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  • 伊達政宗(一)
    3.7
    戦乱の嵐が吹きすさぶ永禄十年、名流伊達家に奥羽の歴史を変える男児が誕生した。名を“梵天丸”。後年、“独眼竜”の異名で恐れられた乱世の英雄、正宗の青春と天下取りへの野望を描いた長編歴史小説全六巻!
  • 伊達政宗(五)
    3.3
    大いなる野望を託して支倉常長をローマへ派遣した政宗。だが、頼みとするエスパニヤ艦隊の来援は遂に幻と消えた。焦燥にかられる政宗の目前で、難攻不落を誇った大坂城は崩れ落ち、戦火の中に豊臣家は滅ぶ!
  • 伊達政宗(三)
    3.7
    太閤秀吉の死後、次期政権の座をめぐって天下はふたたび動乱の様相を呈し、ついに石田三成と徳川家康が関ケ原で激突した。遠く奥羽の地にあって上杉勢と対峙しながら、その勝敗の帰趨を隻眼で睨む政宗!
  • 伊達政宗 全8巻合本版
    -
    奥羽米沢城に、伊達政宗が呱々の声をあげた永禄十年(一五六七)。一代の英雄織田信長によって、戦国も終熄に向かい始めていた。しかし、奥羽はこの時期こぞ、まさに戦国動乱のさなかだった。政宗を万海上人の生まれかわりとする期待が大きいほど、反動もまた大きい。生家と伊達家の滅亡をおそれ、政宗殺害を企てる実の母と実の弟。肉親ゆえに激しく渦巻く愛憎。ついに政宗は、涙をのんで弟を斬る。血がたぎるほどの叛骨魂を秘めながら、豊臣秀吉という悍馬を操って、さまざまな危機を脱していく政宗、だが関白秀次と結んで企てたという謀反の嫌疑がかかる。関ヶ原、大阪冬の陣、夏の陣、そして徳川の世。天下制覇の野心を秘めて激動の時代を生きた英傑独眼竜政宗の生涯をえがく長編。
  • <伊達政宗と戦国時代>あがる鉄砲装備率/片倉小十郎景綱
    -
    独立的領主たちが侍大将となって戦う家臣団構成。他の大名を圧倒する、鉄砲装備率。「最上陣覚書」や「大坂夏の陣陣立書」を仔細に検討することで分かった、伊達軍団の強さの秘密。また、政宗の名参謀、片倉小十郎景綱にせまる一編を合わせて収録。
  • <伊達政宗と戦国時代>動き出した東北ロワイアル
    -
    砂金と馬の一大産出地、奥羽。中央から離れたこの地では、古くからその広大な土地を巡って争いが続いてきた。大崎氏の支配から、伊達氏の時代へ。そして遂に秀吉がその手を伸ばす。この地で一体だれが勝ち残るのか。語られることの少ない東北・風雲戦国史。
  • <伊達政宗と戦国時代>奥羽を震わす精強! 独眼竜を支えた伊達家臣団
    -
    その若さと野心故、たびたび激情に駆られた行動をとる政宗に対し、ある時は勇猛果敢、またある時は冷静沈着な態度で応えた忠臣たち。彼らに支えられながら、政宗は名君へと成長を遂げた。政宗の手足となって勢力拡大に尽力した伊達家臣団の猛者たちを紹介!
  • <伊達政宗と戦国時代>新参者政宗の閨閥戦略
    -
    新参の外様大名でありながら、豊臣、徳川両政権において確固たる地位を築いた伊達政宗。その繁栄を支えた積極的閨閥戦略を徹底解説! 政局の節目を見極めた政宗の炯眼ぶりを堪能する。政宗独特の養生法に関する記事も同時収録。
  • <伊達政宗と戦国時代>時代を見極めた眼力 奥羽の独眼竜伊達政宗
    -
    烈火のごとき勢いで奥羽を席巻し、独眼竜と恐れられた伊達政宗。戦国の世から太平の世へと変化する時代の潮目を見極め、仙台藩の礎を築いた男の生涯とは? 母との確執、若き日の激しい抗争、天下人たちとの対峙――豪胆にして繊細な政宗の人物像に迫る!
  • <伊達政宗と戦国時代>実力伯仲! 伊達政宗の政敵たち
    -
    伊達政宗の野望を阻んだ手強き政敵たちを紹介! 奥州の覇権を争った最上義光、佐竹義重・義宣親子。野心燻る政宗の監視者として派遣された蒲生氏郷、上杉景勝・直江兼続主従。智謀、豪勇ともに互角のライバルたちに政宗はどのように対抗したのか?
  • <伊達政宗と戦国時代>伊達家隠密軍団 黒脛巾組の謎
    -
    伊達家隠密集団、黒脛巾組――反伊達連合との激戦となった人取橋合戦では、連合を瓦解へと導く流言工作で活躍するなど、舞台裏から政宗を支えた影の軍団の謎に迫る! 黒脛巾組も勝利に貢献した摺上原合戦についても同時収録。
  • <伊達政宗と戦国時代>伊達氏四代の連合構想
    -
    「奥州五十四郡、伊達探題」。伊達政宗の行動原理の根底には、伊達家こそが「奥州の覇者」であるという強烈な自負心があった。政宗の曾祖父稙宗の婚姻外交策、晴宗の「伊達・田村同盟」、政宗の「伊達・北条同盟」。政宗を中心に、伊達家四代の連合構想にせまる。
  • <伊達政宗と戦国時代>天下を夢見た独眼竜 伊達政宗と関東進出の野望
    -
    当主就任からわずか五年のうちに奥羽の半分を手中に収めた伊達政宗。その視線は既に関東へと向けられていた。野望に胸を膨らませる政宗であったが、その眼前に天下人・豊臣秀吉が立ちはだかるのだった。政宗の戦いの日々と、野望の行末を活写する!
  • <伊達政宗と戦国時代>独眼竜の懐刀 伊達政宗と三人の宿将
    -
    弱冠一八歳での家督相続、奥州での激しい抗争、秀吉と家康という二人の天下人との対峙。幾度もの危機に襲われた政宗を支えたのは智勇に優れた忠臣たちであった。今回は、特に活躍の目覚ましかった片倉景綱・重長父子、伊達成実の三人の宿将を紹介する!
  • <伊達政宗と戦国時代>万事に通じた教養人・政宗
    -
    独眼竜伊達政宗のもうひとつの顔――和歌、茶道、能楽などあらゆる知識を身につけた教養人としての側面を紹介! その見識の広さは豊臣・徳川政権下での処世に大いに役立ち、将軍の饗応も難なくこなすほどであったという。政宗の新たな魅力に迫る!
  • <伊達政宗と戦国時代>秀吉も舌をまく豪胆さ
    -
    関白として天下統一の触手を、東北まで延ばしてきた豊臣秀吉。伊達政宗は、奥州探題として秀吉の論理を突っぱねた。その後も巧みに秀吉の攻勢をかわし続ける。時に、押し。時に、引く。しなやかな竹のように「天下人」秀吉と互角に渡り合った独眼竜のプライド。
  • <伊達政宗と戦国時代>政宗が煽動? 大崎・葛西一揆
    -
    旧大崎・葛西氏領における一揆の鎮圧にあたった政宗だが、逆に蜂起煽動の嫌疑をかけられてしまう! 事件の真相を一揆勃発の背景から考察する。政宗と共に一揆を平定した「蒲生氏郷」、政宗の成功の源である「長命の秘訣」に関する記事も同時収録!
  • <伊達政宗と戦国時代>野心は消えず 関ヶ原合戦
    -
    豊臣秀吉亡き後、伊達政宗は徳川家康に急接近した。しかし、その野心はいまだ消えず、関ヶ原合戦勃発を期に、領土拡大へと動き出す。奥羽勢力の変化のなかで、多岐にわたって複雑な動きをみせた政宗の真の狙いと、誤算。
  • 伊達政宗(二)
    4.0
    関白秀吉が天下統一の野望に燃え、小田原城攻めを開始した天正十八年。正宗は憤懣を胸中に秘め、遅れて参陣した。激怒する秀吉を相手に、無類の勝ち気な性格と型破りの言行で真っ向から挑む独眼竜の叛骨魂!
  • 伊達政宗(四)
    4.0
    切支丹禁止令の噂が広まるなか、越後少将忠輝の執政大久保長安が企んだ大陰謀。ついに最後の荒療治・大坂城攻めを決意する大御所家康。〃天下取り〃の好機到来とみた政宗は、江戸の伊達屋敷にあって策をこらす。
  • 伊達政宗(六)
    3.0
    家康が礎を築いた徳川政権は秀忠・家光と引き継がれて確固不動、遂に外様大名取潰しに着手する。巧智に長けた政宗は、稀代の“臍曲がり論法”で伊達六十二万石を安泰に導き、生涯を閉じた。全六巻完結!
  • 騙された! おやこ相談屋雑記帳
    4.0
    妻・波乃、娘・七五三、愛犬・波の上の信吾一家に、新たな家族が加わる!?――将棋客の老人が、傷ついた烏を世話しているという。動物と話ができる信吾は興味を惹かれ、会いに行く。嫌われることの多い烏だが、そのカア助は・・・・・・(「烏がやって来た」)。岡っ引の権六親分とその息子・吾一の心温まるお話や、ある日突然一家ごと姿を消した幼馴染との逸話など全四話。落語的な話芸を楽しみながら、やがてじんわり、ホロリとさせられる人情もの。なぜ本書が「騙された!」と題されているのかは、全て読み終えてのお楽しみ!!
  • だましゑ歌麿
    4.2
    江戸の町を高波が襲った夜、当代の人気絵師・喜多川歌麿の恋女房が惨殺された。歌麿の幕府風刺を憎む上からの圧力に抗いつつ、事件の真相を追う南町奉行所の同心・仙波。仙波の前に、やがて明らかとなる黒幕の正体と、歌麿のもう一つの顔とは!? 時代はまさに「鬼平」こと長谷川平蔵が火附盗賊改(ひつけとうぞくあらため)の重職を担っていた当時で、鬼平もたっぷり登場します。浮世絵を愛する著者が、江戸の町が見えるように生き生きと語る、恋あり仁義ありの傑作時代ミステリー!
  • 騙し花 草同心江戸鏡
    -
    行方知れずの娘を救い出せ! 免許皆伝の隠密草同心が下町の闇を斬る! 痛快! 一気読み!! 新・時代人情サスペンス 娘たちが江戸から消えた! 草同心を翻弄する悪党とは!? 浅草・浅草寺に近い蛇骨長屋に住む秋月半九郎は素浪人姿だが、実は街中に潜む悪を奉行所に報告する役目の草同心だ。同じ長屋の末吉と同郷の娘が、下谷の旗本屋敷に奉公に出た後、行方がわからなくなっているという。相次ぐ娘の失踪に悪行の匂いを感じとる半九郎は、娘たちの奉公先で門前払いを受けて…人情熱き草同心が江戸の闇に戦いを挑む!
  • 誰に似たのか 筆墨問屋白井屋の人々
    3.8
    隠居した老母の恋に振り回される兄妹、跡取り息子の教育に悩む大店の主人、実家の隠し子騒動に苛立つ嫁……。女の幸せは、男次第、金次第なのか? 江戸の商家を舞台に、一筋縄ではいかぬ家族の絆と情愛を描いた痛快時代小説。
  • 誰も描けなかった信長
    -
    誰しも一度は耳にしたことのある有名な武将・織田信長。 これまで数多くの学者が信長についての研究、解明を行ってきたことで 当時の状況や出来事などが明らかとなり、現在では信長にまつわる様々な作品を目にすることができる。 そんな中、桶狭間の戦いから本能寺の変まで、定説として描かれている事柄に対して 理数家の著者が独自の目線で感じた疑問を読み解いた、異色の信長作品が誕生した。

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  • 弾正の蜘蛛
    3.0
    室町将軍・足利義輝を暗殺、織田信長に仕え後に離反。乱世を謀略と裏切りで生き「戦国一の梟雄」と呼ばれた男、その想いとは――
  • 弾正の鷹
    3.4
    死する定めの刺客たち、最後の愛とは―― 直木賞作家の原点を収録した傑作時代小説集! 信長の首を獲る。 それは堺の商人だった父を殺された 桔梗の悲願。 信貴山に籠もり信長への叛旗を企む松永弾正の側女となり仇討ちの機会をうかがっていた。弾正から鷹を使った暗殺法を知らされた桔梗は、韃靼人の鷹匠頭と契り秘術を体得。ついに信長との謁見の場を得るが……。(「弾正の鷹」)
  • 弾正星
    4.5
    心蕩かす悪の爽快感! 花村時代小説の至宝。 時は戦国、下剋上の世。京都・相国寺近くある三好家の屋敷に、その男松永久秀はいた。得体の知れぬ出自でありながら、茶の湯に通じ、右筆として仕える野心家である。気に食わぬ者は容赦なく首を刎ね、殺害した女を姦通し、権謀術数を駆使して戦国大名へと成り上がっていく。さらには将軍足利義輝を斃し、東大寺大仏殿を焼き討ちにしてしまう。信長ですら畏れた稀代の怪人・松永弾正を突き動かすものは、野望かそれとも……!?  戦国時代を彗星のように駆け抜けた武将の生きざま・死にざまを、「弟」として仕えた丹野蘭十郎の眼を通して活写する。 芥川賞作家・花村萬月氏が戦国時代を舞台に「悪とは何か」を問う新感覚時代小説。皮膚感覚を狂わせる暴力に戦慄を覚え、匂い立つようなエロスに耽溺する物語世界はますます磨かれ、かつまた、悪業の限りを尽くす主人公を愛嬌たっぷりに描き、読了後に寂寥感すら抱かせる筆運びは圧巻です。「突き抜ける悪の爽快感」はまさに花村時代小説の至宝といえます。 単行本が発売された2014年には、「この時代小説がすごい! 2015年版」で4位に、また、週刊朝日の「決定! 歴史・時代小説ベスト10」で3位にランクインしました。 カバーイラストは人気イラストレーター・寺田克也氏です。
  • だんぶり長者の遺産:北東北の古代伝承を追って
    -
    だんぶり(トンボ)に導かれた若者が東北一の長者に!?長者の娘は、やがて継体天皇の妃になった・・・。主婦探偵?遙菜が、東北の古代史の謎を楽しく、やさしく誘う。東北人ならぜひ知って欲しい歴史ロマン。古代東北に継体天皇の妃になった女性がいた!「日本書記」に見える継体天皇の妃・広媛はだんぶり長者の娘?北東北を横切る米代川に散らばる「だんぶり長者伝説」の真実とは?だんぶり(トンボ)が貧しい若者を東北一の長者にしたわけは?だんぶり長者の娘・桂子が吉祥姫といわれるようになったわけは?だんぶり長者の出身地は本当に根の国、東北か?

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  • 小さい予言者
    -
    歴史時代作家クラブ賞受賞作『鳳凰の船』、第二作『楡の墓』に続く、北海道開拓期を背景に描いた第三作。ゴールド・ラッシュに翻弄された人間の悲哀/「ウタ・ヌプリ」。新天地・樺太への玄関口が静かに見守る親子の情愛/「稚内港北防波堤」。戦争に躍らされた炭鉱の末路とささやかな希望/「小さい予言者」。道内在住の著者がかつてない視点で浮き彫りにした、まったく新しい北海道の歴史の横顔。深い余韻を残す五編を収録。
  • ちいさこべ
    3.9
    江戸の大火ですべてを失いながら、みなしご達の面倒まで引き受けて再建に奮闘してゆく大工の若棟梁の心意気がさわやかな感動を呼ぶ表題作、藩政改革に奔走する夫のために藩からの弾圧を受けつつも、真実の人間性に目を見ひらいてゆく健気な女の生き方を描く『花筵』、人間はどこまで人間を宥しうるかの限界に真正面から挑んだ野心作『ちくしょう谷』など、中編の傑作4編を収録する。

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  • 小さな藩の奇跡 伊予小松藩会所日記を読む
    5.0
    城もなく武士はわずか数十人。人口一万人余りの伊予小松藩には、江戸時代で唯一、150年以上も書き継がれた日記がある。互いに顔の見える小藩だからこそ、代々の幹部たちは私利を計らず誠実に藩政に取り組んできた。不作の兆しを把握し、大飢饉には一人の餓死者も出さなかった。領民の命を守ることが優先された、類をみない善政が日記から読み取れる。天災、幕府の圧政を乗り越えたもう一つの江戸時代がわかる貴重な記録。 ※本書は二〇〇一年七月、集英社から刊行された『伊予小松藩会所日記』を改題し、加筆・修正して文庫化したものが底本です。 【目次】 第一部 武士の暮らし   小松藩のなりたち   小松藩の概略   会所日記   小松藩の財政状況   古証文   座頭への対応(一)   座頭への対応(二)   武士の減俸   藩士の食卓   藩札の発行   殿様在国   公儀測量役人   参勤交代  第二部 領民の暮らし   駆け落ち   不倫と情死   不思議の記述   女性と子供   領 民   娯 楽   目明し   盗品と暮らし   他領との交渉   善 政   泥 酔   海 防   越後従軍
  • ちえもん
    -
    歴史小説の新鋭による驚くべき書き下ろし! 単行本発売時、各紙誌が大絶賛した傑作歴史長編! 寛政十年(1798)十月、長崎湾の沖合で巨大オランダ船が座礁した。 船は底部を大きく 損壊して浸水。 浜近くへ曳航したが再び座礁、沈船となった。 オランダ商館は長崎奉行所に積み荷の陸揚げを要請。 奉行所は町方村方にまで浮かし方の工夫を募った。 そこへ名乗りを上げたのは、周防の小村で生まれ、友とともに「自由」を追い求めたかつての少年の一人だった。 「浜でのささやかな幸せなど、浦から離れられん跡取りたちに呉れてやれ。俺たちげな食み出し者は、この浦でろくな生き方ができんぞ。もっと欲張れ! 和主を誘うたのは、跡取りでなかったからじゃ。浦のくびきから自由じゃけ誘うた。いずれ、漁場を得る。櫛ヶ浜よりもっと大きな漁場じゃ。もっともっと稼げる浦の網元になれ」 歴史作家・飯嶋和一氏は、本書に特別に寄せた推薦文でこう語った。 「中心人物はいずれも海村の次三男である。家を継ぐ長男以外は『余計者』であり、穀潰しでしかない。‥‥既存の頑迷な社会システムに屈従して生きるのか。あるいはそれをくつがえすのか。‥‥くつがえそうとすれば、かなりの圧力が社会から加えられることになる。が、必要なのは勇気と知力だとこの小説家は語る。はかなく脆い夢や希望ではない、と」 そしてまた、 「この小説家は初めて過去の歴史的な素材を描くに当たって、あえて無名の、しかも地方の庶民を選択した。‥‥むろん負荷も、また力負けする危険も高い」 日本初、巨大沈船引き揚げに成功した男の生涯! 歴史小説の新鋭による驚くべき書き下ろし! ※この作品は単行本版として配信されていた『ちえもん』の文庫本版です。
  • 契り桜~風太郎江戸事件帖~
    4.0
    本所深川へやって来て一年。風魔一族の跡取り・風太郎も、下っ引きの仕事が板についてきた。お互い憎からず思う綾乃という娘もいる。そんなある日、風魔の抜け忍がなじみの飯屋で働き始めたのを知る。近ごろ江戸を騒がせる数々の事件は、奴の仕業なのか? 忍術を封印した風太郎におそろしい罠が迫る――。いくつもの恋が咲き、時に散る、心に沁みる江戸人情捕物帖。
  • ちくしょう谷
    -
    武士や市井の人々の喜怒哀楽、義理や人情を通して限りない人間愛を描いた時代小説、人情小説の名手・山本周五郎の長編全集。第11巻は「罪」や「許し」、「懺悔」「更生」といった重いテーマを扱った問題作「ちくしょう谷」。
  • 築城秘話
    2.0
    信長の安土城、秀吉の大坂城、家康の江戸城…。武将たちはそれぞれの城にどのような夢と野望を賭けたのか。それらの城は、いかなる計算と技術と努力のうえに築かれたのだろうか。荘厳華麗な数々の名城の裏に秘められた生々しい人間ドラマを掘り起こし、近世日本人の雄大なロマンを現代に蘇らせる、渾心の力作。

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  • 血汐笛
    3.0
    尊皇攘夷の声、漸く高まる花のお江戸。麗しい双子の将軍家息女をめぐり、公卿と幕閣の間に、陰謀が企てられていた――暗躍する刺客団に立ち向うは、滅法強い謎の剣士・笛ふき天狗、そして孤独の影やどす美丈夫・きらら主水(もんど)。運命の糸に操られ、快刀乱麻を断つ大活躍……痛快無比、胸のすくような一大ロマン。
  • 地上の星
    3.5
    葉室麟、絶賛! 「島原の乱」開戦前夜 天草を守った武将・麟泉。民に愛された姫・お京。異国との架け橋になった少女・おせん。かなしみの秘史に、はじめて光を当てる! ※この電子書籍は2016年9月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
  • ちっちゃなかみさん 新装版
    3.7
    向島で三代続く料理屋・笹屋の一人娘、お京もこの正月で20歳になった。しっかり者の看板娘として店をきりもりし、今や親が手を出すすきもない。舞い込む縁談を断り、親の反対を押し切って選んだ相手はかつぎ豆腐売りの信吉だったが、あっさり断られてしまう…。しっかり者の女たち、それゆえに悲しくもおかしい。平岩作品の醍醐味、豊かな江戸人情を描いた珠玉と呼ぶにふさわしい10編を収録。
  • ちとせ
    4.4
    【第3回京都文学賞〈中高生部門〉最優秀賞受賞作】 京の街は、夢の見方を教えてくれる―― 明治五年、博覧会の開催に沸く京。故郷丹後で天然痘にかかり失明の不安を抱えた少女ちとせは、鴨川でひとり三味線を弾いていた。 素朴な調べに声をかけてきた俥屋の跡取り藤之助に誘われ、見知らぬ街をめぐるちとせ。閉じてゆく視界の中で懸命に焼き付ける、折々の風景、都の人々。 一心に弾く三味の音は、やがて新たな光となり……。 揺れ動く少女の葛藤と成長を、17歳の新星がみずみずしく繊細な筆致で描く。
  • 血と炎の京 私本・応仁の乱
    3.8
    行間から血の匂いが立ち上ってくるかのような迫力。 応仁の乱を描いた小説中の最高峰だ。――田中芳樹 応仁の乱――それは地獄の戦さだった。 かつて栄華を誇った都は燃え落ち、縦横に走る塹壕に切り刻まれ、泥と屍に覆いつくされた。 連なる屋敷は高い土壁に守られて砦と化して、中枢は地下の壕内に設けられた。 日が沈めば夜襲が行なわれ、矢が飛び交い、兵どもは無造作に殺されてゆく。 そこにあったのはあたかも近代戦争のごとき総力戦、終わりの見えぬ中で人間がひたすら消費されてゆく戦だった。 行軍中に東軍・細川勝元が拾った瀕死の男。 額に「犬」の文字の刻まれた男は、西軍の山名宗全に虐殺された集落の生き残りだった。 男は宗全への憎悪を胸に、地獄の戦場に血路を切り開く。 しかし敵方には中国渡りの最新兵器たる投石器を駆使する軍師がおり、苦戦を強いられる。 一方、この大戦さの中にあって、これを収拾しようという姿勢もみせぬ将軍・足利義政の妻・日野富子は、 渇いた心の救いを希い、戦火のなかを蓮如に面会すべく動き出そうとしていた。 京を灰燼に帰した応仁の乱とはいかなる戦争であったのか。 その血みどろの風景を壮絶に描きつくす書き下ろし歴史伝奇小説。
  • 千鳥舞う
    4.1
    女絵師・春香(しゅんこう)は博多織を江戸ではやらせた豪商・亀屋藤兵衛から「博多八景」の屏風絵を描く依頼を受けた。三年前、春香は妻子ある狩野(かのう)門の絵師・杉岡外記(げき)との不義密通が公になり、師の衣笠春崖から破門されていた。外記は三年後に迎えにくると約束し、江戸に戻った。「博多八景」を描く春香の人生と、八景にまつわる女性たちの人生が交錯する。清冽に待ち続ける春香の佇まいが感動を呼ぶ!
  • 地に巣くう
    3.8
    北町奉行所定町廻り同心、木暮信次郎が腹を刺された。信次郎から手札を預かる岡っ引の伊佐治、信次郎と旧知の小間物問屋・遠野屋清之介に衝撃が走る。襲った男は遺体で大川に上がる。背後で糸を引く黒幕は何者なのか。深まる謎のなかで見えてきたのは、信次郎の父親・右衛門の衝撃の「過去」だった――。あさのあつこの代表時代小説シリーズ、衝撃の第六弾!
  • 知の巨人 荻生徂徠伝
    -
    江戸時代中期、儒学の世界を根底から覆した学者、荻生徂徠。幼い頃から書物に親しみ、父の江戸追放で上総に逼塞するも、独学で学問を身につける。その才と学識の深さから柳沢吉保に取り立てられ、徳川吉宗の政治にも影響を与えた。貧困、学者らからの無視、妬み交じりの反撥……どんな苦境にも学問への情熱を絶やさず、近代思想の礎を築いた不屈の天才。彼が追い求めた思想と、その生き様を描いた歴史小説の金字塔。解説・宇野重規
  • 血の城
    4.0
    天正八年初冬。遠州武田方の高天神城では、徐々に包囲を狭めつつある徳川方を狙う野伏りが跋扈していた。頭領は、家康が濡衣を着せて殺害した嫡子信康に似ているという。一方、近くの沢木村では、多くの百姓が神隠しに遭っていた……。長篇戦国巨編!

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