cazumixさんのレビュー一覧
レビュアー
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ネタバレ 購入済み
5巻まで
わ〜妙子の人生バツ2から開花!みたいな。同世代として共感出来る部分が多くて、そうそう女捨てたくないよね〜とか惚れた腫れただけじゃやってけないのよね〜とか、でもトキメキはいくつになっても必要ですよねェとか(笑)気持ちもあってセックスの相性もいいのに障害の多い2人、このままならなさにハマるのか。ただ一樹が女性不信で女性はセフレとしてしか付き合わないって妙子の友人もセフレの一人で交流も続いてるってのは、、、自分の好きな男の他の女、、、いくら割り切った関係を納得したとしても私なら受け入れ難い。4巻までで一樹の態度が一変し積極的な攻めのおかげでなかなかラブい関係になりつつもまだ法律上結ばれていないまま5
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購入済み
欧風(笑)
小石川さんの最初のコミかな、今よりちょっと構図のバランスが微妙だけど、うんやっぱり西洋風で美しい。個人的にはビジュアル(現在のもの)だけでもオッケーってくらい絵柄が好みなので評価は甘いかも、悪しからず(笑)。表題作は人外モノですが直幸及びその親族にそれ独自のオカルティックな要素がないのでそっち萌えの方はがっかりしちゃうかも?他の短編もそれぞれ方向性が違ってて多様、終わり方が中途半端っぽく仕上げられてる(そーゆー意図ではないのかもしれませんが)のもアンニュイなフランス映画みたいで素敵です。お話の創作力が凄いとは残念ながら言えないかもしれませんが(すいません)、視覚による訴えが独特で力強い。R指定
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久々キタコレー
佐々木さんの過去数作にも同じ目にあいましたが(?)サラサラ〜と読み進めるウチに知らずグッサリと刺されてました。良い意味でですよ(笑)!皆さん仰る通り双子の思い合いが愛い〜、癒されます。2人共良い子でねぇ。航の思考の消極的さは普段ならウザっと思うくらいなのですがジメジメした性格じゃないおかげで一歩手前の「控え目でいい子」(笑)、あと初物の割りにやたら「感じやすい」のも平素であれば胡散臭ぁ〜と文句の一つも出るのですが航に限っては、寧ろ萌え(笑)。藤堂の寡黙だけど押し出しの強い個性、個人的にツボですね。何気に始めっから見分けてたあたりも航が特別って感じでイイです、キュンです。パステル調の優しく穏やか
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購入済み
突っ走ってるなぁ
出会ってから感情が露わに伝わってこないウチにあれよあれよと関係出来上がっちゃって、ハルヒさん作品の醍醐味でもあるどんだけ書き込むんだってくらいの葛藤や苦悩さらには見えない相手の気持ちへの考慮に考察部分(笑)が欠けてたので「ん?あれ?」と戸惑いましたが、、なるほど、同人誌時代の作品ですか。さすが!の濃ゆいエロさではありますが昨今の作品と比べると明らかに読みやすいですね(笑)今のところ片桐が謎だらけ、あり得るのかこの奔放ぶり、欲しかったから未成年だけどヤンキーだけどサクっと手出しちゃったって?軽っ!刑事設定故に大丈夫かよと不安(笑)。。ツネもヤンキー返上した方がいいくらい後半は設定丸無視でした。。
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ベタはベタでも
悪くなかった、割と早く展開は読めるんですがガッカリさせない。「俺と部長〜」でも思いましたが、心理描写が丁寧だしどこか共感出来る部分が見出せるので誤解と分かってる件でもキュっと胸が絞られるよーな切なさがあります。祐輝が物慣れないくせに芯がしっかりしてたり新妻が割と強引なのにどこか臆病だったりが良かった。しかし28にてDTの淡白な官能小説家てちょーっと無理ありますよね?面白いから良いんですが(笑)夏巳が残念だったな〜もっと本気で腐ってるとか無自覚に意地悪で他意はないとか突き抜けてた方がキャラが立ったよーな、、ハンパな嘘ついてハンパに伝言で謝罪で存在もハンパにフェードアウトってちょっとヒドイ?(笑)
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男娼に記憶喪失に遊郭に。。
キーワードだけ聞くと後ろ暗いよーな淫靡さにトキメキますが、、実際は昼メロ?(笑)不憫な設定嫌いじゃないですがこの環の扱いは百草並みに流されるだけで抵抗力がなさ過ぎて哀れとゆーか、、もお申し訳ない域(汗)苦痛からの現実逃避に記憶を捻じ曲げて記憶喪失にとゆーのも、うーんモリ過ぎでは?って気も。由緒ある生まれの秀美な見目に儚い風情がある日不幸に、、常に薄ぼんやりしてる言動のせいで儚いよりは単に印象が薄い(笑)。幹弥の自分がどうにか出来てたのでは?何故もっと早く救えなかった?とゆーちょっとお門違いな悔恨の件はちょっとクドかった気がしますね、かりに先見の明があったとしても「今の幹弥」でなければ経済的に環
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購入済み
まだ続編ある?
3巻現在⭐️5です。BL/ML要素よりも見事なミステリー仕立ての構成が読み応えあって(一般的に言うミステリーカテの書籍と比べてではありませんBL/MLカテにおいて、と言う意味で。)筆力ある作家さんプラス翻訳家の方の言葉選びのセンスの良さもあり面白くてグイグイ引っ張られます。フェアゲームよりさらに複雑な事件性と謎解きの面白さを教えてくれる本作、もおカテゴリーはこの際問題ではないかも。さて何だかリオーダンはいやらしそうな気がしてなりません(←1巻時点)アドリアンの妄想の件での彼のピタッとボンテージの描写に萌え(笑)学生時代からの因縁による猟奇殺人が一応の解決を見せたところでリオーダンの意味深つ発言
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購入済み
恐怖、鉄面皮(笑)
龍居キミのは凄いよ、ポーカーフェースってのではなくその素で無感動無表情な感じ(笑)僭越ながら、おおやさん作品にして初めて良かったと思えました。絵は綺麗なのに何か物足りない印象の他作ですが本作の龍居の突き抜け具合がヒジョーに良かった。ともするとイラっとくるほどウザい男ですが(笑)おおやさんの健気尽くし受けにはピッタリな相方でしたねぇ。ただその受けクン、本作のホクト然り通常ややナヨッちいのが玉に瑕かなぁ、世話焼き個性がワンパターンだし。しかしながらエロ度も低くBLとゆー括りにありながらも何方でも安心して楽しめる一作。個人的にはもっと盛りモリっとあってくれた方が良いんですけどね。。(笑)
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購入済み
なんつーか
むちゃくちゃ自然だな!何がって恋に落ちる過程がさ(笑)バツイチ仕事第一オヤジ新聞記者の西口と国会速記者の恋愛経験値ゼロ以下で何か体温低めな碧、、おいおい一体どんな組み合わせだよぉ〜と始めは不安でした(笑)。2人が気持ちを確認し合う件、そこに行き着くまではかなりの道程を要しますが、あまりに当然の如くサラっと吐露しちゃってアレ?って思う間もないくらいです。続いてアレ?って思う間もなく体も疎通しちゃうわけですがね(笑)。一穂さんの考察力と心理描写の丁重さにスっと話に夢中になれて、更にバツグンの構成力と表現力で舞台が小難しい内容を伴うにも関わらずスラスラ読み進められました。この記者シリーズ、業務内容も
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購入済み
初読み作家さんチーム。少年コミ的な絵柄になかなか手が伸びずにいましたがさすが映像化されるだけあって面白い。龍馬の少年時代の一目惚れ(?)から10年思い続けてたってのに うわースゲぇとかイズミのトラウマや元ヲタぶりを考えても芸能界で活躍って無理あんだろ〜とツッコミ入ったり軽いノリで展開も都合く早い気もしますが、、が独特なコミカルさとのバランスが良くグイグイ引っ張られる間に(現在までの)4巻読み終えちゃいました。Hもありますがまあオマケ程度、切なさも少々ありーの楽しくカラッと読ませる作品。イズミが確かにかわゆい〜し一見イケメンその実残念なヘタメンの龍馬も知れば知るほど可愛らしい(笑)続編が楽しみ。
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購入済み
予想の斜め上いく
予想外すぎでした、、いい意味でも悪い意味でも純然たるギャグ漫画です(笑)王道なの予想してたので始めはそのいちいち過激なネタにやや引き気味?でしたがあれよあれよとゆー間にそのぶっ飛び具合がクセになりました(笑)明日のジョーとか一世風靡セピアとかキャッツアイ?どーも作家さんと同世代らしくツボりまくりで声だして笑いました、HAHAHAってやつです。ゆにがめちゃくちゃ愛い!天然で純粋で有り得ないほどお子ちゃま高校生なんだけど峰藤センセーの気持ちがウンウン分かるわぁ(笑)ただ読んでくにつれ櫻井のブレブレキャラにかなりイラつきましたね、カッコイーこと言うけどさ〜おやヘタメン?みたいな。あっさり惚れて禁忌を
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購入済み
9巻まで、ですがこれはアカンやろーオバちゃんもめっちゃ「きゅうぅん」です(笑)白っぽいポヤっと幼げな絵柄(好みでないので)にしばらく様子見だったんですが50%Pバックに便乗!くはーっ大当たり。純度の高い少女コミックの清純なノリ(もはや眩しい域。笑)に物足りなさは、、皆無、イヤむしろその純粋さで胸いっぱい。七世がただのぽややんお嬢様の真面目っ子じゃなくてちゃんと教育された心ある子でかなりイイ、ボケっとしてそで芯があるところも然り。花はやや温度低めで案外あっさり七世に絆されたなぁ〜なんて思ってましたが9巻後半、ノー!なかなか熱い奴だってことが判明して嬉しくなりましたよ。お互い気持ちがあるのに踏み込
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購入済み
や〜またまたイイです。
is in youもんの凄く良かったですが本作も負けず劣らずの仕上がり。BLに夢と現実逃避を求める私としてはオッサン設定は正直キッツイ、肌の衰えとか体毛とかさ〜(笑)でもそんな御託も吹っ飛ぶくらい良かった。少年期の出会いはそれこそ印象悪いとこから入り、妹も共に複雑に絡み合いそれぞれが互いに寄せる愛情が大きすぎて拗れて翻弄され遠回りしつつも結局運命のように結ばれるべくして結ばれる良時と密。十和子は体は虚弱でも人を思いやる強い気持ちの持ち主で、学業は全うしてないのに洞察力が鋭くて、うーん、切ないです。なんでしょうね、思いっきり三角関係なのに不思議に淀んでないとゆーかこんな清い三角関係知らない。お互
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購入済み
コレキター。
本作(大変失礼ながらも)珍しくのっけから食い付ける勢いがありました(笑)。大抵の一穂さん作品はデンと構えて読み進めないとなんと言うか盛り上がりに辿り着けない印象なんですが、本作は「結」に繋がる小さな手がかりが最初から散りばめられてて推理するまでには至らないものの先を予想しつつ「おぉそお〜くるか」と意外な裏切りに良い意味でヤキモキさせられて休む間もなく気づけば読み終えてました。縁のおそらくは稀であろう病気のせいで「人を好きになる」という人として自然な成り行きもすら自ら否定してしまう件にはやり切れない憐憫と切なさを感じましたが数真のお日様のよーな呑気な温かさに本当に救われる思いでした。辛い経験を経
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購入済み
こっこれは。。
何つ〜甘さでしょうか、個人史上確実に5位入りしそうです(笑)初読み作家さんでしたが文体が美しいですね、華族時代とゆーノスタルジックな背景なんかも手伝って作品自体とっても上品な印象。不憫な出自の稀とミチルですが事はまあまあ都合良く進んでオチは分かってましたよ、でもね〜読みたかった(笑)生まれ落ちた時より罪の子だと精神的に虐げられてきた稀のたった一つの希望のように無垢なミチル、どんだけ健気なんだよーこんにゃろうってツッコミもしましたが(笑)この「この世界に2人だけ」的な空気感も、ウン、たまにはイイなぁって思います。さて、実際はショタではないし私もその趣味ありませんが、ミチルのショタっぽさにイケナイ
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あれあれあれ〜?
「5人の王」が劇的な秀作!で恵庭さんラブになり本作にも過剰な期待をもって挑んでみたら、おや?と拍子抜けするほど超ドタバタなコメディ。こちらもある意味でファンタジックです。。いるか、こんな大学生(笑)天然超えの鈍さのピヨ(若干イラっとくる)とルックスはイケてるのに恋するヘタレな乙メンの荒瀬、個人の趣向と被らず萌えどころ探しましたが残念ながらピントが合わないまま終わってしまいました。何だろう、コメディじゃなく単にバカっぽい?(すいません!)「5人の王」みたいな壮大な世界観ではないので仕方ないにしてもハラハラ感がなく、あちらはあんなにキラッキラとした魅力的なメンズ揃いだったのに本作は人物像も個々に凡
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購入済み
地味にやられました(笑)
「街の灯」より断然良かった!(あっちの小難しい名前がどーもねェ、、って感じだったけど本作のは馴染みある名前で良かった。笑)「発展性のない」蚕の飼育と体の「欠け」を修復する仕事の同性愛との対比みたいのが世知辛くも面白く、全く恋になんて発展しそーになかった築と新だったのにスルスルっと恋愛に落ちちゃう展開に、さすが一穂さんっと毎度同じ科白吐かされました(笑)無機質通り越して乾き物みたいな築ですが温度低いヤツだな〜と思ってたら中盤の新のための凄一大猿芝居(?)には胸が痛熱くなりました、恋しい誰かの本当の幸せのために出来る最善。。ほんと地味に泣かされますよ、本作。良い意味で新の気の抜けた大らかさと築の物