【感想・ネタバレ】アドリアン・イングリッシュ(1) 天使の影のレビュー

あらすじ

LAでミステリ専門の書店を営みながら小説を書くアドリアン・イングリッシュの元をふたりの刑事が訪れる。
従業員であり友人のロバートが惨殺されたのだ。
前日レストランで口論して別れたアドリアンに、殺人課の刑事・リオーダンは疑いの眼差しを向ける。
調査に乗り出したアドリアンだったが、犯人の深い憎悪と狂気はやがてアドリアンに向かう。
彼の危機に飛び込んで来たのは !?
それぞれの運命と向き合う男たちを描き上げたM/Mロマンスの金字塔、ついに刊行。

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Posted by ブクログ

 もうとにかく買って読んで欲しい。
 

⚫️まだ読まれていない方へ
 BL✖️ミステリー。アメリカが舞台の小説。世界観とキャラクターがいい。とても読みやすい。挿絵も最高。とりあえず、一巻だけでも、読んでください… 一巻は恋愛要素薄めだけど、巻を重ねるごとに、どんどん悶えていくことになるので、早く読んで欲しい。アドリアンが最高。

⚫️再読中の方へ
最新作出てるみたいです!!

作品名
『A Funny Thing Happened..』
An Adrien English
Christmas Story
Josh Lanyon

1
2024年07月26日

購入済み

まだ続編ある?

3巻現在⭐️5です。BL/ML要素よりも見事なミステリー仕立ての構成が読み応えあって(一般的に言うミステリーカテの書籍と比べてではありませんBL/MLカテにおいて、と言う意味で。)筆力ある作家さんプラス翻訳家の方の言葉選びのセンスの良さもあり面白くてグイグイ引っ張られます。フェアゲームよりさらに複雑な事件性と謎解きの面白さを教えてくれる本作、もおカテゴリーはこの際問題ではないかも。さて何だかリオーダンはいやらしそうな気がしてなりません(←1巻時点)アドリアンの妄想の件での彼のピタッとボンテージの描写に萌え(笑)学生時代からの因縁による猟奇殺人が一応の解決を見せたところでリオーダンの意味深つ発言で1巻は幕を下ろし「さあどーやってこの接着面なさそうな2人が甘い関係になるのか?」と続いた2巻、のっけから不穏な様子でのスタート。プラトニックな恋人になったようないないよーな、リオーダン改めジェイクが歪み過ぎてて、はぁ一筋縄ではいかなそう、、なところへ事件呼び込み体質(笑)とでも言うべきアドリアン一見怪奇にもみえる事件に巻き込まれます。ここでジェイク!良い働きを見せます、事件の真相を追う事は言わずもがなアドリアンとの関係にも大きな前進あり、GJ!頭の回転が良く鼻の良い警察犬(笑)大胆でありつつも不器用で全く甘みのないチョコみたいなキャラですが愛着が湧いてきました。。と2巻終了時に思ったのに続く3巻でいけすかない奴に逆戻り(笑)いやいや、ジェイクには「我輩は異性愛者である」とゆー確固たる大義名分があって、いくらアドリアンに惹かれても認める訳にはいかないゼ!的な事らしいですが、簡単に信念(?)を変えられないのは分かるにしても本作での仕打ちは如何なものかと思うのですよ。。個人的に好きな分野?のオカルティックな要素にワクワクしたのでジェイクへのムカッ腹は帳消しですが(笑)4巻までは半年以上ある模様。。(涙)

1
2014年10月15日

匿名

購入済み

ミステリーとして読み始めたら少し物足りないと思いますが面白かったです。でも外国のだからリバっぽいのかと期待したら違いそうですね。続きを買うか迷います。

0
2025年05月07日

匿名

ネタバレ 購入済み

ゲイノベルの傑作

他店で購入済みですが、こちらの店のアプリが読みやすかったので再購入。大好きな作品です。
シリーズ通して一つの物語であり、全貌が見えてはじめて大きな感動があります。
主人公アドリアンは身体が弱いながらも、ゲイとして堂々と生きている強い人物。対するジェイクはゲイであることを受け入れられない弱い存在と言えます。彼らが物語の中で紆余曲折をへて成長していく姿が丁寧に描かれています。
アドリアンに感情移入してしまうので、どうしても「クソ野郎」になってしまうジェイクですが、シリーズを通して一番変化するのはジェイクであり、生き迷う子どものようで嫌いにはなれません。むしろいざという時には戦闘能力が高いのでかっこいいです。
ちなみにアドリアンのママが強烈なのですが、かなり大好きです。
今日からまた何十回目ではありますが、読み返してみようと思います。

#感動する #ドキドキハラハラ #深い

0
2022年12月15日

購入済み

濃い

初めて海外BL小説を読みましたが、ミステリー部分がしっかり描かれていて驚きました。
地の文がアドリアンの一人称で進み、彼の不安や恐怖がしっかり伝わりました。
最後はとても怖くてヒヤヒヤしました。
結びはあっさりだったのですが、二人の今後の関係が気になります。

0
2021年08月28日

購入済み

凄く良かったです!!

ミステリ-はあまり得意じゃないんで読むのを少し躊躇しましたが、本当没頭して読みました。迷った自分がバカみたいです。
とても、メッチャ、凄く、良かったです!!なにより、ユニックでユーモラスな文章が気に入りました。

0
2020年10月05日

Posted by ブクログ

アドリアン・イングリッシュシリーズ一作目。
M/Mのミステリー。

面白かったー!
こういう翻訳の文体好き。
お洒落な雰囲気も良い。

ミステリー部分はそんなに深い物じゃないんだけど、面白かった。
そして、何よりアドリアンとリオーダンの関係がどうなっていくのか気になる!!!
1巻なので、ホントに序章
続きも読むの楽しみだなー!

0
2020年08月19日

mm

購入済み

探偵もの?

探偵ものとして読んでも、先が読めない面白さがあるし、恋愛ものとして読んでも、人物の気持ちの動きにリアリティーがあります。
事件としては、3冊目の海賊王の死が特におもしろいと思いました。ここからストーリーも劇的に進むので、先が気になって、続刊を読み終えるまで眠れず、徹夜しました。

0
2018年01月26日

Posted by ブクログ

深く優しく甘いのに残酷な、ゲイ文学独特な香りがありながらも、どこまでもエンターテイメントで、読む者をワクワクさせてくれ、更に楽しく切ない小説です。
主人公のアドリアンが経験する世界は、ゲイでなければ経験しない世界であり、それは、単純にマイノリティーという枠には収まらない、複雑なこの世界を美しくも陰鬱に切りとって描いています。それでいて、米国のハリウッド映画のような、明るさもあります。

0
2014年06月04日

Posted by ブクログ

〈著者紹介〉
ジョシュ・ラニヨン
ゲイ・ミステリ作家。複数の受賞歴を持ち、十年以上もジャンルの先端を走り続けている。ゲイ小説ジャンルからスタートし、M/Mジャンルを牽引して流れを作ってきた作家の一人。ミステリからアクションまで幅広く執筆

海外物、初ラニヨンです。
読みやすい翻訳、魅力的な主人公、殺人事件が絡むなかなかのサスペンス物でした。
差別、同族嫌悪、家族との確執…孤独な主人公でちょっと悲しい作品ですがとても魅力的でした。
まだまだ続くシリーズなので嬉しい♪



0
2023年10月10日

購入済み

ちゃんとミステリー

海外ものなので、ちょっと日本人には理解し難い表現などはありますが、面白いです。
BLに事件が絡む程度かと思いましたが、事件にBLが絡む程度です。
少し釈然としないところもありますが、全体の雰囲気が素敵なので満足です。
続きも読みます。

0
2021年08月05日

Posted by ブクログ

LA警察×書店員。
ミステリ要素が多いので犯人が気になりするする読めた。
M/Mは日本のBLと違った雰囲気があっていいな。わたしは愛だの恋だのだけに悩んでるものよりかこっちのほうが好みだった(もちろんBLは大好き)

主人公がおそらく攻めになるであろう男とは違う人と体の関係を持ったりするので、そういう点が気になる人は注意したほうがいいかもしれない。
ふたりの関係性は全然始まったばかりなのでこれからが楽しみ。

0
2019年02月16日

Posted by ブクログ

面白かった。恋愛要素は薄めだけど(というか本命とは始まってもいない)それがよい。
犯人については伏線が結構あるので、わりと万人向け。少しずつ真相に近づいていく物語に、じれじれしながら読み進めていけました。
タイトルが犯人を示唆しているので、わりと早く某台詞でああこれ!って思う。そして、その流れで読んでいったので、なんだか犯人が可哀想になってしまうことに。そのせいか、ジェイク×アドリアンの関係性にあまり萌えられず。まあ、まだシリーズ一作目だから気長に待つ構え。次巻が楽しみ。

0
2016年07月02日

Posted by ブクログ

ネタバレ

[ネタバレ注意]
おもしろーい♪本格ミステリ。ゲイミステリーなるジャンルらしいですが、なるほどゲイが重要な要素で、そのせいで糸が絡まりまくってます。言葉選びも洗練されてて洒落てます。アメリカドラマにはまってたから、想像しやすかった。

クロード、良いキャラだったのに…ちょっと受けの心情軽くないかな?日本の作品だったらそこを掘り下げて自責の念をズラーと並べ立てそうだけど。立ち直りの早さ…。


犯人ですが…
もと教師の言葉で犯人が判ってしまった…。それまでものすごーく考察してて、ドキドキワクワクしてたのに…そんな形容詞ひとつであっさり読者バレ…(;o;)

0
2015年11月25日

Posted by ブクログ

サスペンス寄りのミステリ調で全体として読みやすいのはそうですが、出てくるのがホモフォビア丸出しか利己的・性格の激しいキャラがほとんどであまり好感を持てる人物がおらず読み進めるのが若干辛い。メインカプの出会い編といった趣であまり交流はなく恋愛ぽい描写はほとんどが受と他の人とのものになるので注意。著者の作品はわりと受攻はっきりしてる(とはいえ他作品では海外BLらしくリバ匂わせというか所謂アリバイリバはある)のでそういうオーソドックスなBLカップルが好きな人には向いてるかも。

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2025年10月08日

Posted by ブクログ

書店主アドリアンとLA市警刑事リオーダンのなれそめ編。お互いの気持ちに気づいた、ぐらいのところまでです。
ミステリとしては山場の盛り上がりに不足を感じないでもありませんが(注意深く読んでいくと、「この人はもしかして…」って察しがついちゃう)、構成が緻密で読み進めていく楽しみはありました。
カリフォルニア州ってLGBTQフレンドリーな地域だと思うんだけれど、個人的な偏見はやっぱりあるんだろうなと思わされるシビアなシーンも。自分のセクシャリティを頑なに秘密にしているキャラもいますし……もしかすると、それが一番のどんでん返しだったかも⁈

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2025年09月18日

Posted by ブクログ

最初は読みにくくて最後まで読めるか心配だったけど途中からはすらすら読めた。相手に惹かれているところで終わってるので今後どうなるのか謎も多くて楽しみ。

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2020年08月19日

Posted by ブクログ

ネタバレ

アドリアンとリオーダンがくっつくのだろうな~と冒頭から察しがついていたけれど、「これから恋愛が始まるかも…?」といったラストで、ラブシーンは一切なく、それどころか犯人と関係を持つシーンがいくつかある。これは日本のBLにはない…。事件自体は犯人はすぐ察しがついて段々わかっていくといった感じで、あっと驚く展開は特にないが堅実に話が進んでいく。この作者の他作品でも言えることだが、作中に出てくるゲイのキャラクターは自らのセクシャリティにわりと堂々としていることは多いものの、周囲のキャラクターからのゲイバッシングや差別がキツイのはお国柄かな。

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2019年11月07日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ミステリーとしてはイマイチ…かといってbl としても…???アメリカのアクションものみたいな派手さとかは全くない。
そして割と中盤になるまで、誰がアドリアンとくっつく予定の相手なのか全く分からなかった笑
普通に読みやすいラノベ的なノリで読む分には良いと思う。

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2019年07月23日

Posted by ブクログ

ミステリーとしてはもう1捻り欲しい。
リオーダンの設定もストーリーが進むごとにブレてくるようで、著者もまだ決めかねていたのだろうか?
次巻以降では設定も落ち着き、話の展開も面白くなるといいのだが。

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2016年11月10日

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