cazumixさんのレビュー一覧
レビュアー
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シリーズ始まって初苦戦!
ISOなんて私の人生に直に接する機会もないのに本作読んでかなり色々勉強になちました(注:ただし既に記憶にございません。汗)。「ガッツリ仕事とドップリ恋」に生きる男たちを描いている本作、もちろん分かって読んでいますが、、今回のISOに関してはちょっと頭から湯気で正直キツかったな〜。読み飛ばして後々話が見えなくなるのもイヤなので頑張りましたが。。そしてその難関ISO取得に向けての見解の相違や突然の前原・父の登場で弘と前原がギクシャク。。が、仕事で方向性が食い違って距離を置いたり2人の関係がバレて思い悩む(弘だけだけど)、山や谷がありつつ離れている時間にお互いを想う気持ちが着々と募って愛がしっかり育
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勤務時間オーバーしすぎじゃ。。
前作に伏線のあった渇水問題勃発に喜美津科学は大わらわ、何とか凌いだら今度は大型大風直撃で皆さんオーバーワークと工場ライフってなかなか波乱万丈なんですねぇ。前原っていつも工場にいないか?(笑)全体的に仕事の比重が大きかった印象の本作ですが、そんな中で時間を縫っての2人の逢瀬はこれまたいい感じに濃くて、、前原お手製の「枷」に新たな官能の世界が広がる予感、イヤ期待?も(笑)しかしよく考えれば前原ってずいぶん横暴というか俺様でどエロいっすね〜、惚れてると言えど弘も大変だぁ、、(笑)。本作の重要笑いポイントは「篠瀬川のジュゴン」!いや〜実際に読んで是非とも声出して笑って頂きたい。あと、やたらポヤ〜ンとし
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なかなか落ち着きそうで着かない2人の関係と状態。仕事でバタバタしてる中で慰安旅行の淫行(笑)をうっかりサンの弘が社長に露呈しそうになったり研修にきた徳永を挟んで互いに見当違いな嫉妬してみたり(前原カワイイ)辻本に弘が襲われたり(このシリーズで初めて個人的に少しイヤ〜な気分になりましたが)忙しいです。さらに同居もどきの展開に。。確実に前原も弘もお互いにメロメロなんだけど惚れた腫れただけじゃなく「男」として譲れない意志や責任もって仕事もキチンとこなす姿勢が本当にイイな〜。自分の能力をフルで出し切って勢力的に働いて一方でお互いに激しく求め合って充電する、みたいな。これぞ「漢」って感じ〜。
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サンコンさん。。
弘の葛藤とプライドから前原と仲違いしちゃいます。まだお互い気持ちを確認していないため(自分自身でも?)一時疎遠に。実際は双方共に悶々としていたわけですが、その後のHがめちゃくちゃ萌え〜(照)工場で発生したトラブルの解決に向けて皆で懸命に取り組む姿勢がこれまた恰好良く「興味ない職場設定」だったはずが自分でも驚くほど熱心に読み飛ばしなしに読みました。作家さんのお話の作り込みが上手いんでしょう、バッチリ乗せられてま〜す(笑)この続編では弘と前原の心と体の関係がグッと深まります。エロい弘(きゃー)と前原の「お前が好きだー」にうっかり倒れてしまいました(笑)さて前作でも弘の個人的な「心の愛称」(ジロウさ
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解禁〜。
解禁といっても至極個人的に、です(笑)。長らく気になってた本シリーズ、セールに便乗して読み始めました。もおしっかりハマっております。もっと早く読めば良かった〜!弘のド天然純粋培養な発言や反応が面白すぎです。おかげでか興味あるとは言えない製造業の云々が詳しく描かれてますが不思議と飽きません。前原は弘との関係に関してちょっと傍若無人(というかメチャ強引で勝手)なところもあるけれど弘の仕事ぶりを認めていたり責任感が強くいつも全力で働いてる「ザ・仕事人」って感じが恰好イイ。これってガテン系に入るのかな〜、でも泥臭くもムサ苦しくもない。それなりに艶っぽいシーンもあり。表紙絵が好みでなく躊躇いがありました
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好きだなぁ。
数作読んで麻生さんの作品ってほっこりする感じで好きです。本作も違わず、です。林にはトラウマになりそうな苦い経験とちょっと爛れた性生活がありながらも不思議と和やかで重くない。鈴木がいつから林に心惹かれてたのかはわからないけど、再会して付き合いが深まってく展開は極自然。林の不器用なツンデレぶりはやたら可愛いし、鈴木もナリはデカイのに従順ワンコのよーで可愛らしく2人のやり取りとかいちいちイイ感じなんですよ。どエロくない、これまた可愛らしいHも作風にピッタリ(笑)脇キャラも良かったなぁ。このお話凄く好きです。ただし終盤突如とあいて鈴木が林を「あんた」呼ばわり始めたのには違和感が残りましたが。。。
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心理分析力全開(笑)
やっぱり火崎さん、と思える心理分析・描写と伴う葛藤がハンパじゃない作品です。過去読んだ数十作のほぼ共通してですが主人公に好感あるない関係なくその人物を肌で感じられるくらいリアルに想像出来るというか。。本作は若干堅物なマジメくん園田が梶沢の要は着色が過ぎる「話」に敏感に「嘘」だと潜在的に嫌悪感を示して疑り深くなり「真実だけが何より重要」ということに囚われて梶沢がまた嘘をついているんじゃないかとグルグル悩んじゃう、そんな園田を大事に思い柔らかくも力強く引っ張り込んで包んであげる梶沢の再会して成就するお話。ずっと好きだったのに梶沢は相当に「疑われてて」若干気の毒ですが(笑)が、「好きな相手のことは丸
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ハズした、かな。。
前作「優しくない波」で微妙な関係だった三波と有田のスピンオフ。本作はあんまり面白かったとは言えないかな。でも火崎さんて心理分析力がハンパねぇ!(笑)と感じる一作。その反面、心理描写だけで展開していく部分が長く読んでてちょっと飽きてしまいましたが。三波が無感動タイプの人間でいちいち理屈っぽい描写が多いせいもあって余計に。あとこの2人がお互いに好きだという感覚がイマイチ感じ取れなかった、特に有田が飄々としすぎててなんか
薄い。で後半までイマイチ感を引きずりつつとりあえずで読んでたところ、三波が自分の感情ブチまけるシーンでは思わず涙ぐんでしまいました(ビックリ)。火崎さんの文章力もハンパねぇ!です -
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甘くはないけど
作家買いです。火崎さんてスレ違いや感情の起伏だけでお話を巧く展開しますよねぇ。。ネタバレになるので詳しく書けませんが、兄・渡(攻)は高羽(受)に笑っていることを求め穏やかに愛し一方の弟・航平(攻)は泣き顔つまりは悲しみを晒し出すこと(過去を受け入れ消化し乗り越える)を求め激しく愛する。悲しい事故後に頑なに閉ざされた高羽の心がやがて開かれていき新しい恋に生きようとスタートを切るまで、ってお話。だけど攻め目線。あんまりラブラブ感はないのですが期待感ある今後を色々想像させてくれる楽しさがあります。でもやっぱり「甘いその後」もオマケにあったらもっと良かったなぁ。
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爽やかな復讐モノ。。?!
他で見た評価もなかなか良くドロリーとあいたもの読みたくてこのptバック期間に便乗です(笑)始めは和義(受)目線の「自ら引き起こしたの過去の事件」の久保への負い目があり逆被害意識のある描写のため心身共に追い込まれるような流れが良かったんですが、、久保目線になり実際そんなに悪どくなく何というかドロッとしそーなとこで若干ヘタレちゃった印象が(だってねー優しんだもん。。)。ネタバレになりますが、久保には初めから過度の復讐心あった訳ではなく無自覚に心惹かれていた和義に触れて己の感情を自覚し杉浦家との因縁ともいえる繋がりと事実が明らかになり和義と妹を精神的に追い込んでしまったことを後悔する。。うーん、15
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火崎さんらしーと言うか攻め目線のやたら現実的で淡々とした書き方が冷めてさえ感じるのに読むのが止められない。鉄輪はちょっと冷徹で捻くれてるかなぁ、職業柄か甘さもない俺様。なのに拾った志摩に子供染みた独占欲を見せたり翻弄されたりしてるのはおかしかった。志摩は掴めないキャラのベスト3(個人調べ。笑)って感じ、綺麗な容貌のわりに「無表情で無欲」妙にストイックそーだからこそ鉄輪は半ば意固地に執着したのかな〜。潔癖っぽいから穢してみたい、、大なり小なりの嗜虐性と征服欲はやっぱ男の性なんですかねぇ?(笑)個人的には甘さと絡みが足りませんでしたが、何も持たない生きる意味と指針が必要な志摩に鉄輪が与えた上から目
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続編のレビュ。
前作と基本キャラの設定(生活管理が必要な庇護欲を掻き立てる受けを長年想いながら甲斐甲斐しくお世話する攻め。。)が被ってるよーな。。生活能力の低い一見ひ弱い淑実と遊び人なわりに律儀で一途な克幸、惹かれ合うには十分な材料があるのにどこといって山がなかった気がします。あと当て馬の類ではありませんが回想的に克幸の肉体関係の描写がありますが個人的には要らなかったと。。来るもの拒まず節操なしの遊び人(何度も繰り返し記載あり)そのイメージが克幸の良さを下げちゃってると思うんですが。な割にHはあっさりしてます。あ、気になってた凱風と明石は有耶無耶んのまま、更なる続編あり??
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出た!史上最高?!
あり得ないレベルの宗佑の澄音への執着愛情っぷりに閉口です、否、あっぱれ(笑)2歳の澄音を「自分のもの」と感じ甲斐甲斐しく10年かけてお世話しつつ(表向き?笑)しっかり自分好みに育てあげ交友関係は宗佑の監視可能で有能な駒を配置し病弱でもある澄音を保護しつつガッチリ囲い入れて逃さない。ってどんだけ壮大な計画よ(笑)でH(さすが、の濃さです。)も当然の手管で澄音を自分専用に仕上げてっちゃう。。宗佑は過去読んだハルヒさんの作品のキャラの中でもベスト3に入る勢いの何かが大幅に間違っちゃってる素敵な攻めですねー!あと月花がイイ、宗佑の少女バージョン。続編はちょい出の白坂のお話ですが、凱風と明石って、、伏線
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甘〜い。でもちょっと微妙。。
「愛しい王子様」が予期なくめちゃツボり本作もシリーズだったので期待しましたがちょっと残念な結果になりました(個人比です)。基本甘々な王道モノ大好きですが本作は征也と雅孝の想いが通じて(確認して)ない状態にも関わらずいきなりラブすぎと言うか何か微妙で馴染めなかった。ちなみに雅孝は元ショタコン?(笑)敬語攻めなのに一人称が「俺」なのも違和感あり、やっぱ「私」でしょ?冒頭から愛情だだ漏れさせて甘やかしまくりで征也と離れることなんて考えられなそうだった割に伏せていた秘密が露呈し別れることになった際、随分アッサリだったよーな。もっと食い下がらないか?2年ぶりの再会で晴れて身も心も結ばれるものの、雅孝が怪
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わぁ〜きゃーステキ〜!(笑)
初作家さん、表紙絵が気に入ったのとサンプルのオシャレな香りに誘われてみました(笑)そんな動機でしたがビックリです、めちゃくちゃツボりました。薫の冷静沈着かつ計算づくだと言う様に修司を攻めてくる感じがイイ。で、そんな執着愛というか執念?のわりに空白の3年間について言及がなかったのはちょっと消化不良ではありますが。修司も薫のために良かれと苦渋の決別を遂行したのに、何だか結婚なしでもお家の跡目問題もなさそうで、、身を引く前に薫とトコトン腹割って話し合えば良かったんじゃないのかー?(笑)あと、絶妙な描写のエロとは言い難い色っぽい濡れ場(その言い方がエロい?:笑)がクる!個人的に大絶賛です。さて、本作が
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設定はいいんですがねぇ。。
身寄りがなくやたらストイックで純粋培養な暁彗と可愛い好きのオトメンで愛情深い晃逸、受けと攻めの性格が逆って感じです(笑)設定のわりに重くはなくぽやんと温かいお話、兄弟になった時から互いの心が繋がっていたよーな。ただ晃逸が4年姿を消していたことに関してがイマイチ腑に落ちない。暁彗が親に捨てられたトラウマがあること承知だが想うが故に手を出してはいけないと身を引いた、なのにその後すぐ付き合った相手と避妊したのに子どもが出来てたー?お店も暁彗の通学路、姿を消していた意味あったのか?で、当然のよーに思わず暁彗と再会するしやっぱり自らを律することが出来ず欲しくなってプチ暴走しちゃう晃逸。。。う〜ん浅いだろ
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初作家さん
「ときどき世界は美しい」とゆー作品のスピンオフ、て知らずにいきなりこちらを読みましたがまあ問題なし。新米教師の行哉と弟に劣等感を抱く夏那、惹かれあってるのに行哉は立場上と夏那を想うが故に葛藤し遠ざけよーとする。夏那は自信がなく行哉は従兄弟の悠馬が好きだと思い込んでいてすれ違う。設定は好きだけど展開(特に行哉の言動)が微妙に私の期待とズレてたかな、。。時差のある三角関係?行哉は悠馬にも夏那にもだけど、自制心が不安定ってか欲求に弱すぎだろー、自分を簡単に見失って気づいたらキスしちゃってて俺何やってるの?ってどーなのよ。。Hはオマケ程度でエロくもないのでサクッと読めます。
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結構な重〜いお話でした。「監禁」が好みの範疇ではないので引っかかりましたがこの作家さんの他作品がまあ良かったのと「復讐」のワードにちょっとドロドロなドラマを求めて購入(笑)期待より複雑な展開で面白かった。冴未は雨に打たれる白いユリのように頼りなさげで柔らかそうなのに以外と一本気で健気で晃貴への揺るがない想いに心を打たれました。後半、続く監禁生活と両親の自分を駒と踏まえての思惑を目の当たりにしてしまい廃人のようになってしまった件は切なすぎて涙ぐんでしまいました。晃貴の恨みつらみ理解できますが、結果自身の要求のために大切で守りたかったはずの冴未を精神的に徹底的に打ちのめすよーな真似が出来たことは解
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もっとドロドロを。。
医者一家で持病もあることから家族から過保護すぎるくらい大事に扱われる裕孝、堅物な長男からは歪んだ愛情を向けられいつもビクビク警戒してやたら自信がない様子はちょっといたたまれなかった(この背景設定にドロッドロ展開を小さく懇願しつつもあっさり裏切られました。)(笑)そんなすこぶるネガな裕孝をやんわり包んで気持ちを緩ませてあげる三条は、根気と包容力あってイケてるな〜と感心(笑)純粋培養でいろいろ無自覚な裕孝が一人グルグルやってるけど三条がしっかり手綱握ってて愛でまくってるって感じが微笑ましい。性的描写はかなりライトでサラリと読めます。ところで長男の裕孝に対する気持ちは折り合いついたのか有耶無耶だけど
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「ベクトル」とゆーシリーズもののスピンオフだと知りませんでしたが単体で問題なく楽しめます。続編も読んでの感想です。御家絡みで受けた嫌がらせで心身共に疲弊してしまった侑登が元従兄弟でカテキョを引き受けた優しくも強い総に惹かれて誤解やすれ違いもありつつ互いの想いが通じて恋人に。侑登は強情なほど強がりだけど妙に甘ったれで正直、そこが可愛いんだろ〜なと総が手放しで愛でたい気持ち(実際はあんまりデロデロしないけど凄い独占欲が強い)も分かるかな(笑)かなり聡明な総のおかげで(多少ご都合主義も含みますが)嫌がらせを仕掛けてきた京介からも間一髪(それも2回も!笑)守ってもらえて、侑登羨ましいくらい思いっきり大
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超高校級?
シリーズ通しての感想です。まず矢野がわかりづらすぎて読んでてしばらくイラっとしました。続編の後半部の「マシュマロ」が矢野目線でやっと心情読めましたが、堅物ってより単純に純朴で超〜不器用で言葉足らず。剣道と勉学共に超高校級のようですがストイックっぽく童貞だったわりにアッチもその様です(笑)宇佐見は別の意味で適当に遊んで爛れて超高校級?(笑)その宇佐見目線で展開していきますが、いつも一人でグルグル悩んで一人で暴走して一人で弾けて、ちょっと忙しいけどオトメン具合が可愛い。BL読むにあたりあまり登場して欲しくない女子(個人的に)、でも本作ではひょんなことから仲良くなった百合ちゃんはいい味出してて重要で
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こちらが先です。
シリーズのこちらが前編。ゲーム制作のカリスマ、オタクでニブチン美少年の桃木とどんだけイケメンな割に結構なエロ王子っぷりの栗生、いいコンビっちゃーそうですね(笑)微妙に2人ともズレてる。栗生は入れ食い人生送ってたはずなのに桃木の気持ち無視してヤッちゃうはセクハラ要求で仕事請け負うは、よく考えればイタイ人です(笑)あと両思ってるのに桃木が別れを選んでややあって復縁(?)するくだりに「へ?」って違和感あり。。どんな流れで共だって帰って一緒にお風呂になるわけ?イベント後に話あるって栗生が言ってたのに話さずに、だ。まあ深く惚れあってるよーで結果良かったんだけど(笑)
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