cazumixさんのレビュー一覧
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軽〜ぅ。。
先日読んだ犬飼サンの「ブライトプリズン」が良かったので同列の仄暗いオカルティックな世界観を期待したのですが、設定の良さに反目して作風がコミカルすぎてちょっと残念だぁ。(ってラブコメなのか、もしかして?汗)ランは狼じゃなくただの朴訥なお犬様です(笑)暁斗はビッチ設定なわりにお股がユルイだけで性格はすこぶる可愛いしチワワなんかも出てきて作品のダークファンタジーさとは全くもって対局な長閑な印象。恋愛感情を知らない2人が抗えない宿命のもと惹かれ合い懊悩の末に禁を破って結ばれる、ってゆースリリングなお話のはずが、、ノンビリ食卓を囲むシーンが多く魔界の王様が箸使うとかビール飲むとか増してや温泉に浸かるとか
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もっかい刑事事件勃発ぅ?!
本当はミントより本作が先だったよーですがシリーズ6作目。飄々として訳あり風で面倒見の良いギャップ高間と少年期に負った一点の濡れ衣から荒れて腐ってたけど本当は真っ直ぐで案外心マトモな佐光、それぞれ人生投げちゃってよーなるところから変えよう変わろうとしていく魅力がある取り合わせでした。反比例して佐光幼馴染の存在と起こした事件は胸クソ悪いを通り越して薄ら寒く相当深刻なものでしたが。。いやマジこえ〜って。>>ここからちょっとネタバレ入りますが、佐光の高間のそれと対になるよーに入れた蝶のタトゥーは佐光自身の成長を象徴してる気がして妙に納得でした。にしてもエロいだろ〜、2人の下肢が絡んだ時に完
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バッサリ裏切られた!
シリーズ7作目(続きって出てるの??)前作の佐光の兄・清也が、ええ〜まさかの全然別人イメージで驚きまくり。だって佐光幼馴染並に病んで歪んじゃってる暗オタって印象だったので、、こんなエロ可愛いなんて反則じゃないか!!(笑)利憲とのスカイプ中コーフンしてカメラに近づきすぎて無防備な鎖骨以下しか相手に見えてないって図案に変にハマりました(笑)シリーズ通してオタクな方がゴッソリ出てきてかなり意味不明な用語が飛び交ってていちいちググったり、逸脱した病み具合の迷惑な方々に気分を害される程度に読みにくくすらありました。が、一連の描かれている事件がなまじっか全くの絵空事って訳でもないだろうところが空恐ろしくも
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かーわーい〜ぃ!
シリーズ5作目、昭生x伊勢CP一番お気にでしたが覆りそうなくらい超ド級に乙女で初心い桜哉のおぶおぶ具合に殺られそうです。共通の前カレ徳井宅で浮気現場を押さえ押さえられ血まみれの修羅場(主に徳井)を経て何故かお付き合いすることに、、ってゆー始まりがアレですが(シュールだ。。)予想に反して凄く面白かった。徳井に失恋し騙されてたことも発覚し項垂れる桜哉に邦海が即アプローチ、混乱してる間に甘やかしまくられるんだけどいちいち物慣れなかったり素直な反応の桜哉がかわいいったらない。初エッチ後の「おしりが邦海さんのかたちに〜」は明言(笑)今回はちょっと攻め様のS気と病的な執着っぷりが薄いけどベッドではエロく変
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甘くない短編集。。?
短編集とか番外編って本編でのすったもんだ後のCPを補足する為にド甘、って別に定石ではないんでしょうが期待より甘くなかったってゆーか「電波系」の人達に引っ掻き回される事件がちょっと気分悪かった。実生活で全く関わったことのない人種故に解せない人間性ばかりが強烈に印象に残ってしまい3CPそれぞれ甘い時間はあるんですがどーも霞んでしまったよーな。冲村と史鶴、栢野と朗はケンカした分、もっと甘々でも良かった気もします。昭生と伊勢はハルヒさん仰るとーり過去が過去だけに本作では揉めず終始良いムード、昭生が過去の自分を鑑みて精神的にずいぶん大人になって戸惑ってる伊勢が可愛いかったり(笑)この2人のお布団シーンの
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大人の恋のお話〜ぃ??
信号機シリーズ3作目(本当はここで完結予定だったよーですが続編もあり)拗れちゃった大人のコイバナ、伊勢の一度の浮気を許せなず10年も振り回した挙句(鬼!)やっぱりかけがえのない存在だと気づくまでのお話。事の起こりは伊勢の「逃げ」だったけどややこしく遠回りした要因の大部分は純粋というか狭量で自己中で意固地な故に引くに引けなくなった昭生の稚拙な思考、イラっとくるネガっぷりですが屈折した過去持ちだからこそ魅力があったりもします。複雑な家庭環境と滋への恋心を認識出来ていなかったことで伊勢とすれ違っていき「事件」があって荒んじゃうわけですが、実は自分こそが伊勢を傷つけていた許されたいとひかりに気づかされ
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かなりのボリューム!
ハルヒさん作品が入荷されたと通知を受けメールを開いたら一挙に14作とかでちょっと引きました(笑)本シリーズずっと読みたかったので四の五の言わず読み開始、美術系専学でのお話で私には馴染みのない専門的な事柄や用語の解説なんかが多くさらに前半は恋愛沙汰にも縁遠い分ハマれるか否か若干疑問でしたが、全く杞憂でしたぁ。過去のトラウマから勝手なイメージを自分に押し付け期待されることを厭い臆病になりこもりがちで自嘲癖があり多くを諦めちゃってる史鶴、作中で精神年齢中年(笑)と詰られてますが変に共感出来ちゃって過去に引きずられてる史鶴に切なくなりました。そんな史鶴を10代らしからぬ包容力と忍耐強さで徹底的に包んで
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いい奴だけどノリが軽っ、てな印象のロブでしたが本編ではユウトに玉砕。確かに「報われろー」と思いました。本作ではそのロブが過去に関わった猟奇殺人事件に対するサイコな模倣犯に振り回されつつ超美形王子ヨシュアと微妙な関係を築いていきます(笑)お調子者なロブと感情欠落しちゃってるヨシュア、良さそうな取り合わせですが残念ながらこの2人には萌えなしでしたぁ(個人比)。萌えなしですが全体像が良かった。ヨシュアの不遇さには同情しちゃいましたね。その後のユウトとディックはすっかり落ち着き払った熟年夫婦のよーで実に微笑ましい。そのディック、なぁんだ、リチャードってことは元々ディックだったんだね〜。前作では告げられ
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甘くないからイイんです(笑)
大変出来の良いサスペンスアクションものの映画みたい。英田さんはハードボイルドモノがお得意ですが本作は今まで読んだ中では一番「障害があって苦し〜ぃ萌え」でした(笑)それぞれの思惑があり獄中で出会い惹かれ合うユウトとディック、娑婆に出たらコルブスに絡んで対峙する相入れない立場になってしまう2人。ロミジュリですよ(笑)仕事や任務への責務を全うするという男としての矜持を持つが故に恋する心との間で激しく葛藤しちゃったりね〜。この甘くなささがいいんですよぉ!ムショに冤罪、FBIとCIAにテロだったり政治的陰謀だったりとスケールが半端ないですが、事実に基づいて構築されたフィクションの世界なのでなるほどお話の
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世知辛いス。
本作はBLカテに囚われず「仕事に生きる男の世界」がテーマですかね。「エス」から本作まで篠塚って感情の起伏が少なく鉄面皮でクール、という印象でしたが、、実際そうでした(笑)若さ故にまだ尖ってる江波が反発しつつもその人と成りに触れるにつれ篠塚に惹かれていきますが、いわゆる甘いシーンがなく防諜活動メインでお話が進むのでBL小説読んでることをうっかり忘れてしまうくらい巧みに展開します。このシリーズ、仕事ありきの色恋沙汰というスタンスかと思うのですが本作は「色」もなくガッツリお仕事でした(色を当たり前のように期待してたのでちょっぴりガッカリですが)。本作で篠塚の器用そうで不器用な融通の利かない頑なさの中
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レビューまとめられない。。
どこから書いていいのか困るくらい内容が濃くて良く練られててすっかり没頭、読み止められず圧倒されました。火野と那岐の生い立ち部分と爆破事件の全容を読みながらウーとかアーとか無意識に唸ってました(笑)安見は自分の置かれた立場や目的、過去に至るまで全てを掌握したにも関わらず本来「選んではいけない相手」である火野にどうしようもなく惹かれる。人として犯してはならないことを犯してしまい警察にも戻れない故に追い詰められ精神的にちょっとしたストックホルムシンドロームか?って気もしますが火野という得体の知れない闇に心身共に取り込まれてしまった、ということでしょうか。。一方、那岐は己の過去にケジメを着けようと個人
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出来の良いサスペンス!
陳腐な表現しか出来ませんが、読み手の心を簡単に掴んじゃう英田さんてやっぱ凄いかも。本作は「エス」のスピンアウト、になるのかな?椎葉と宗近に椎葉義兄の篠塚もちょっとだけ出演。読み出しは誰が何なんだか明確にさせない書き方がされているだけに焦燥感を簡単に煽られ早く事実と関係性が知りたくて知りたくて一気読み。2方向からの視点がCPではなくある事件を軸に絡む全くの他人ってのもちょっと目新しい気がします。安見と火野、那岐と加賀谷、後編があるので全容が朧げに見えてきたところで本前編は終わってますが一つの事件に複雑に絡み合った人生と失われた記憶に葬りたい忌まわしい過去、明かされようとされる事実、怪しげな雰囲気
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これはコメントに困るくらい
月並みな言い方ですが秀逸です!いや〜凄く面白かった。本シリーズ読み出しでハードボイルド系は苦手、などとレビューに残しましたが早くも前言撤回?!英田さんの描く世界観がかなり好みってことでしょうか。この最終章で姉の無念を晴らすためと宗近を守るためにあえて精神的苦痛を伴う五堂の元へ警察を辞して行くことを決意した椎葉。結果的には敵討ちならず、しかも宗近弟にまでいたぶられちゃうんですが(笑)本作で椎葉が翻弄されていた銃密売事件も収束を迎え諸々解決しやっと言葉で椎葉と宗近はお互いの気持ちを伝え確認することが出来た瞬間はもお「ギャー!」って感じでした(笑)これからの人生を宗近と共に生きるために刑事を辞める決
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切ないねぇ。。
エンディングに向け凄く盛り上がってしまう本作、かなりグイグイ引き込まれちゃいました。宗近の弟に拉致られた椎葉の保身のため蛇のような男・五堂(結構キチクそう。笑)の前で椎葉を抱いたはいいが椎葉に拒絶されたショックと椎葉の身を案じるが故に決別を選択しようとする宗近に椎葉が「おまえは俺のものだ」と愛情を晒せずも吐き捨てる件は、、きゅ〜ぅんでした。明らかに互いに愛を感じてる間柄なのに一蓮托生の利害ある以上の関係になることは許されず苦しむ2人、切ないねぇ。。椎葉姉殺しの真犯人に近づいてきたこと、椎葉を警察から締め出し排除しようとする闇の圧力、宗近との先の見えない関係性。。「エス」自体は次で最終章、ええ〜
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ちょっとやるせない気分
宗近とさらに近い関係になった椎葉、でもあくまでも刑事とエスとして。同僚のヘルプに入り大きな事件に巻き込まれるうちに自分の宗近へ向かう気持ちに葛藤し強く不安を抱いちゃう椎葉。扱ってる案件諸々に翻弄されることも含め及び腰になり宗近とちょっと距離あけよーとしたら宗近の逆鱗に触れ散々辱められボコられちゃう(!)、この件は私からすれば「え〜っ宗近、やりすぎじゃねぇ?」でしたが、、結果的に腹を括った椎葉と再度受け入れた(覚悟を決めさせた)宗近の関係は強くなったってことでしょうか。立場も関係なく人として惹かれる気持ちがあるはずなのに営利目的と割り切る決意を椎葉はしたようですが。。本作なかなか痛そーな描写があ
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衛と福田
★は藍・父の衛と一之宮3代にやたら執着していた福田のお話に、です。このお話がこのシリーズで一番グッときて後半は涙なくして読めませんでした。純粋無垢で欲求に貪欲な少年期の衛が大人オーラ全開の福田の毒牙にかかっちゃうって内容ですが、傲慢な福田との閉ざされた環境での歪みまくってる愛に翻弄されつつも全てを捧げてなお最後には拒絶され絶望の淵にあった衛がめぐみに注がれる愛によって残り少ない人生が救われるとゆー、、あー素人の言葉で綴ると何だか陳腐で申し訳ないですね(汗)壮絶で苛烈な青春期を経た衛が最後には優しく愛で満たされて藍を愛でながら穏やかに旅立つ、、福田宛ての手紙が誰の目にも触れず破棄されてしまったの
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脳内妄想炸裂〜(笑)
牧山節(?)とも言える脳内妄想がいい具合にハジケてて笑えます。ギャグっぽい心理描写が巧みなんですがたまに突飛すぎて分かりにくかったりもするんですけどね(笑)礼人1号(動揺担当)2号(嫉妬担当)も大活躍(←読めば分かります)。こんな人いたらマジ迷惑だし困るねぇ(笑)とツッコミ入れたくなるよーなド鈍天然色男の一真に10年も片恋しちゃってた一途で健気な礼人の想いは報われますが、元々一真にとって礼人は何を置いてでも「特別」だったわけで気持ちに気づくの遅すぎ?だっただけ、何だかな〜です(笑)某サイトで高評価だったので気になってました、期待程ではなかったですがストーリー的には軽いものの(すいません)気負わ
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この扉絵一番イイ!
2人の関係を良く表してる絵図と雰囲気もあるので一番気に入ってます。前作からの流れで執拗な執着を見せる福田が相変わらずキモいですが一応の終着を迎えてめでたしめでたしです(でも何かスッキリしないんですけどねー)。藍は変わらずもの知らずだったり一人無謀な行動に出たり危なっかしいんですが、ベッドの上では着実に成長しております(笑)稚拙なおねだりも素だったり恥じらいながらも快感を素直に口走ったりと、モロタイだってこと差っ引いても志澤知靖そりゃ溺れちゃうよねぇ〜です(笑)家庭というものに不遇だった2人が一生を預けあうまでに深く愛し合い生きていく上で互いが必要不可欠だとゆー関係性が眩しいです。一歩間違うと(
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ちょっと重苦しい
序盤は前作の粗筋を追うよーな記述が多くちょっとお腹いっぱい〜読み飛ばしがちになっちゃいました(汗)本作で志澤と家族の間の淀んだ確執と藍の亡き父親(この事実はちょっと、、気分悪かったなぁ。。)について茫洋とではありますが明かされて双方共に仄暗く重いものを含んでいるので若干気が滅入りました。。藍は藍で志澤との関係に不安ばかりだし後半まで結構どんよりしてたんですが志澤祖父が藍のハタチの誕生日会を開いてくれる件で一気に盛り返し、藍が日付指定で受け取った藍父親からの手紙と絵に込められた思いにはドッと泣かされました。育ての親の祖父も亡くし天涯孤独の藍に記憶になくとも確かに血縁者として父として存在し愛されて
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テーマは「ドライ」??(笑)
前短編集も然りですが、ドライオーガズムってやつがハルヒさんの流行りだったようですね(笑)それって男の人にとってはやっぱり希少な絶頂なんだよね?といつも気になりますが。。さて本作には朝倉xケネスも登場、「チョコレート密度」の風見が朝倉と関係合ったらしく友情出演(笑)してますが、そちらももう一回読み返してみようかな。前作に負けず全編各CP甘々のデレデレ〜、読んでてニヤついちゃうので外で読むことはお勧めしません(笑)甘やかし対決の決勝戦はケネスと山下でしょうか。。健気な乙女対決は全受け様イーブンってとこかな。個人的にイチオシCPの笙惟x和輝がオマケ程度しか出てないのがヒジョー残念ではありますが、シリ
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ああ〜好きだわぁ。
ブルサン第5作目(続き早く入荷して下さい!)にして私のモロタイな受け様登場。騙され蔑まれ利用し利用され自暴自棄に自己破壊的な自傷行為を繰り返す朝倉の不器用さを超えた自虐的なおバカっぷりにキュっと切なくなります。自分の弱さを認められない傷つきたくないからと周りに吠えて噛み付くことによって逆に自分が傷ついちゃってるタイプが「その人」に出会って精神面で成長してく、セックスの場数だけ踏んでる恋愛経験値が低い相手をデロデロに甘やかす、って展開が大好きなので本作どストライクです。個人的にリアルでも白人さん(笑)好きだしミスターパーフェクトの敬語攻めケネスに撃沈〜、言葉も行動もいちいち甘ったるいのが極々普通
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危うく、ざ、挫折?!
ブルサン第4作目にして途中放棄?!しそーなくらい中盤まで色恋沙汰に結びつきそうな事がなく日常的な記録のよーな淡白さ。山下の家庭環境や仕事の描写が多くその山下の主要キャラっぽい個性のなささといい一葡の薄さといい、イマイチ入り込めないな〜とボヤキそうでした(焦らされすぎ〜につき★マイナス1す)。が、中盤入って一葡が報われないの覚悟で「一回だけ」と切り出してからの展開が「坂を転がり落ちる石」状態でいきなり面白くなったんですよ。事なかれ主義で何事にも冷め気味な山下の「自分でも知らなかった本当の自分」が一葡と深く関わるようになって出てくるんですが、案外熱血タイプだったり言葉攻めや噛み癖などの性癖を冷静に
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喧嘩ップル〜。
ブルサンシリーズ第3作。かなり気持ちいい応酬を繰り広げる和輝と笙惟、結構乱暴な会話なのに笑えるし可愛く思えちゃう虚勢張り意地っ張りな2人です。それぞれがかなりクセある分なかなか先の見えない展開がいい。シリーズ3作まででエロさトップ、至ってノーマルですが、ね。前作で和輝うぜえーと思っていましたが本作読んで目から鱗、視点が違えばこーも違うのかと感心(笑)兄の瀬理とは違う形で圧迫された少年期を過ごし過度に秀でた頭脳と身体能力や容姿故に人から逆恨まれる理不尽なコンプレックスを持っていて特に瀬理には辛く当たってしまっていたんだと分かったら瀬理に続いて同情してしまいました。また笙惟は初めての男が悪く軽い付
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焦れ焦れーっ。
ブルサン第2作。大らかで面倒見の良い大智と自信がなく引っ込み思案な瀬理、何となくこの2人がくっつくイメージが湧かなかったけどジリジリとなっかなか近づかない感じがもどかしいのに短気な私が嬉しいよーな気恥ずかしいよーな気分になりました。Hも奇抜なものは一切なく然して濃くもないのですが、これがやけに艶っぽい。あっぱれ、はるひマジック(笑)奔放だけど根は誠実で包み込むよーな優しさを持つ大智に純粋培養でド天然な瀬理が捕まって甘やかされまくります。前作で瀬理の印象が神経質で下向きって感じでその原因が本作で綴られていますが、ちょっと泣けますよ。瀬理目線なので被害者意識もやや強めに描写されているのは否めません
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読み出して正解!
いつ始めようか迷ってましたが読み出してたばかりですが「ザ正解」でした。想いがあるのにすれ違って10年経っても忘れられず再会から新たな関係を築く、目新しい素材ではないけど演出がねロマンティックなんですよ。ハルヒさんの「毒なし」モノ(傲岸不遜な俺様や変態チックな要素皆無って意味ですが。笑)。もおーね、藤木の気持ちが切ないんです、一途に初恋に囚われてて。偶然再会した嘉悦に再び言い寄られる件での「会っちゃったらもお離れられない、俺の10年無駄にしやがって」にジーンです、嘉悦を思うが故に自ら別れて10年ずっと押さえ込んでた何かがプチっといっちゃった瞬間がすごい伝わって。で付き合いだしたはいいけど嘉悦の左
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めちゃくちゃです(笑)
何がって、出会いから沸き起こる事件までが。裏稼業ものですがチャカだ戦争だ的な暴力的な描写はなく怜が横溝絡みで「性的」暴力の餌食に毎度巻き込まれ絶妙なタイミングで横溝が助けにくるとゆーご都合主義ぶり、イヤそこが面白いんですよ!(笑)借金の形として抱かれるうちに気持ちが持ってかれて実は横溝は前から狙ってたゼってゆー失礼ながらありきたりな設定ではありますが。横溝のいちいち怒鳴る口調やガキ大将のような振る舞いと傲岸不遜さ丸出しな俺様具合がねぇ、可愛くて憎めないんです。怜はポヤポヤしすぎでしっかり躾けられてナヨいペット感は拭えませんが芯が割りとあるので許せる範囲。ってか横溝とヤってから異常に男寄せすぎじ
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安心して読めます。
英田さんの作品としては全ハードボイルド要素皆無の安心爽やかなお話(笑)兄弟モノではありますが訳あって禁忌臭はないですが兄である静一が一人で気にしてるって印象。長く離れて暮らしていた弟・亮一との間に割と早い段階で恋愛感情が生まれますが静一が一人でぐるぐるして一人で波風立てちゃって亮一にキレられて後悔しまくってスッタモンダで元サヤってゆー王道っちゃー王道な感じです。しっかし大して付き合いのない武井に恋人役をさせるって発想は浅慮だわぁ(好きだった親友のが当て馬に自然だった気もするけど)、それ信じて暴走しちゃった亮一も大概どーかと思うけどさ。でもそんな亮一の気持ちが子供ぽいながらも強く深くてそれに翻弄
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熱い裏モノ(笑)
前作で「ヌルい裏モノ」なんてレビュー残してバチが当たりましたぁ。ちょっとイタイことが起こります。詳細な描写はありませんが天海の弟の絡んだトラブルに天海うを守るために制裁代わりの暴行を受ける陣内、そのおかげで逆に精神的に痛かった天海。また天海の根底にある歪んだ感性を成す起源ともいうべき母親との確執、12年の疎遠の後の病の床で聞く残酷な言葉にも最期まで心も素直にならず歩み寄れないままの自分を持て余し、、自らを痛めつけることを選ぶ件は、行為そのものよりその心情が更に痛ましく悲しくなちゃいました。でもそれを責めるのではなく全て受け止めるつもりで最終的な決断を天海に任せてジッと待つ陣内には大人の男を感じ
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ヌルい裏モノ
DEADLOCKとかエスは過分にエグすぎであろうことから読めないヘタレな私ですが本作や夜シリーズのようにソフトめな裏モノのお話は大好き。単に英田さんの構成力と文章力の賜物ではありますが(笑)さて本作もまたまた10ン年の年月を跨いでの「大人の純愛」ものです。個人的には10年以上も成就しない恋情ってどーなのよぉ?と些か疑念はあるものの、やっぱり設定としては萌えー(笑)陣内はヘタレだけどめちゃくちゃ人間臭いイイ男、天海は鬼畜ツンデレだけど実は過去の弱い自分を許せず強くあらねばと一人で頑張ってきたカワイコちゃん(魔性だ。。)。淡い想いを互いに抱きつつも付かず離れずのくされ縁が、あるキッカケで呆気なく暴
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天然受けと天然攻め??
ん〜正確には3•5って感じです。セクハラエロおやじ藤沢(すっとぼけた天然?)と想いを秘めてオカンのよーに甲斐甲斐しく世話を焼く幸久(ぽやぽやの天然?)のトンチンカンな掛け合いが楽しいです。ライトめのラブコメ、グルグル思い悩んだりキュンとくるとこもありお布団シーンもなかなかで挿絵も綺麗でいい感じ。なのに、この評価なのは、、後半で明らかになる藤沢の誤解と解釈が「はぁ〜ぁ?」とあり得ないレベルのもので思いっきり興ざめしてあいまったせい。そこまでは本当面白かったのに思わず項垂れちゃいました。だいたいね〜セクハラだけでHなしで2年くらい付き合ってるって、どんな涸れてる関係だよ!(笑)まあそこだけスルーし
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可もなく不可もなし、かなぁ。
当て馬として矢崎狙いのモデル理名が小さい火種を放って理名の男友達に真弥がちょっぴり襲われそーになるのと大輝が真弥にアプローチしてくる(って、まだ下も生え揃ってなさそな小学生だから(笑)せめて高校生設定なら良かったのにねぇ)以外に事件もなく、ガッツリ甘やかしたい矢崎と自信なさすぎで一人で思い悩んでる真弥の構図。一歩間違うと真弥のネガっぷりはウザいんですが、真っ直ぐな健気さがとても可愛らしーのでギリギリ許せるかな?体も虚弱で思考共に乙女モード全開ではありますが(笑)んん〜これ女の子でもイケちゃうお話だしねぇ。。ま、そこは置いといて(笑)本作も全般楽しめました。相変わらずのなかなか上品で適度に濃密な
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王道です。が、やられた〜!
随分前からキープリストに入れてはいたんですが他サイトでのレビューに「御都合主義、昼メロ的」とゆー声がチラホラあったので、王道でしょーまぁそのうち読めばイイかな〜、と思ってたんですがこれが案外面白かった。真弥が恐ろしく他力本願なところ以外は、ね(笑)出会ったばかりの矢崎に金銭絡みの救いを求める件もビックリですが、2年も音信不通でまたも窮地を助けてもらうあたりは、う〜ん確かに都合良すぎです(問題の真弥の従兄弟がね〜ちょっとサイコ、もお登場して欲しくないです)。矢崎も一目惚れたからってこと?だろーけど、お主そりゃーちっと甘いだろ?みたいな。と言いつつも「訳ありで結ばれ離れてからも想い合っていた」って
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ぬるま湯っぽい。
何となく釈然としない読後感。大学時代に好きだった後輩・倉島が2年くらい交流もなかったのに突如現れ連れ出される覚。明確な意図の説明なく数日連れ回され体まで繋げても曖昧なまま何考えてるんだー?状態の倉島にイラッ。さらにあることで自分の感情を持て余し豹変して無体な事を覚にしちゃうんですが、、事情があるとはいえねぇ君、それはブブーNGだろって感じですよ。はぐらかすばっかで覚に愛情も感じられなかったし随分とお子様で自己中のマザコン、、あ、個人的に倉島が気に入らなかったっんですね(笑)対峙するべきことから逃げてる理由もねー、何か幼稚な発想だし。幼稚と言えば倉島のお父さんもね、社長ってあり得ない。締めも都合
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終わってしまい、しばし放心。。
今回も要らぬ詮索と軽率な行動から誠が被害に合います。一回は安里に襲われもう一回はディルドと八尋(!)、しかも父親に見られちゃうという。。本作もお楽しみプレイ満載で放尿に乳首攻めにオモチャ入れっぱの放置プレイに学生服コスプレとゆー充実ぶり。あ、個人的に至ってノーマルな趣向ですが本作のは良かった。前作で登場した「思わぬ人物」によりついに秘密を父親に知られるところとなってしまい追い詰められた尚吾を選び縁切りを父親に申し出る件はじんときました。また一件落着後に尚吾が抱いていた気持ちを改めて告げる件での「生まれたときから好きだった」にはバキュンと撃ち抜かれてしまいました(笑)本シリーズ、良く良く練られた
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は、半端ない濃厚さ。。
父親の腑に落ちない衝突事故に始まり誠が拉致られ水攻めされ尚吾はロケ中のバイクで整備不良があり危うく大惨事に、挙句ホテルに刺客?(笑)が現れ乱闘、、と、スリリングな事件が盛り沢山な本作。誠と尚吾の距離は隙がないくらい近くなる反面、尚吾の異常なまでの誠への執着と欲情が暴走し始め尚吾自身すらその下半身を持て余し(笑)感情の起伏に戸惑う始末。まあ単純に度を超えたスケベで溺愛しまくり、とも言えますが。そんな本作では女装に青姦やオモチャといったプレイ的なお楽しみもあり「マジどエロい」の一言に尽き個人的にエロ重視の私もこの特濃のエロスには舌巻いちゃいました!うん、一作目と違って脳休憩が必要でしたね、ははは(
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ついに解禁してしまいました。。
夜光さんはダークファンタジーとか重めのサスペンス要素が取り入れられた作品が多いのでヘタレな私は普段チョイスしない作家さんなのですが、どうにもこうにもこのシリーズ気にかかっててついに手を伸ばしてしまいました。が、うう〜ん!と唸る面白さですっかりハマっちゃいました。ちょっと薄気味悪い設定なので夜中読めませんでしたが(笑)義兄弟故に欲情を孕む想いへの葛藤だったり故郷の村に纏わる隠蔽された暗い真実だったり、文章力あって見せ場が上手い作家さんだけにどこが休憩場所か分からず一気読みしちゃいました(笑)日の高い早い時間に読んだのですが憚られるくらいみっちりとエロいです(←ここ大事。笑)描写がね、もお秀逸。今
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とろっとろに甘いー。
弓月さんって格好良い富豪の攻めが苦境にも健気に生きる綺麗な年下受けを溺愛する系が多い気がしますが、本作も然りです。幼少期に母を亡くし出会った金髪王子(ウィリアムと名乗る)との思い出に支えられて純粋に育った薔。一方で双子の影武者的に虐げられ閉ざされた生活を送るジュリアンに惹かれる。オチは簡単に予想出来て薔が女の子でもイケちゃうこのお話(弓月さんそーゆー設定も割と多い気がしますが)、大変失礼ながら深みはありませんがもおメロッメロに甘い。細かいこと差っ引いて読めるなら幸せ気分に浸れます(笑)キュンで甘いの読みたかったので良かったんですが、最後のジュリアン目線のショートがもっと猛烈に独占欲むき出しとか