あらすじ
同じ専門学校ながら、ファッション科とアニメ科はまるで異文化。アニメ科の北史鶴とファッション科の沖村功は、ある事件をきっかけに親しくなる。史鶴は、最初の恋が最悪の結果となり、次の恋も同棲までした恋人に裏切られ、恋愛に消極的になっていた。沖村に惹かれながらも三度目の恋に臆病になった史鶴は、あきらめようとするが…!?
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Posted by ブクログ
フォロワーさんに作家さんをおススメしてもらって初めて読んだBL小説。
結果、どハマり(*^_^*)
信号機シリーズの1作目で、学生カップルの話。
冲村×史鶴。
粗野かと思いきや根が真面目でまっすぐな冲村(攻)と大学からの入り直し学生なのでちょっと大人な史鶴(受)。
ただ、この史鶴が大人な理由は、過去の恋愛経験からくる自分への諦め、冷静にならざる得ない過去。
出会いは最悪、でもそこから二人の気持ちが徐々に変わっていく過程が良かった!
ツンツンとんがっていた冲村が、それでもまっすぐ人に向かい合う姿から懐いて素直に気持ちを表すのは読んでいても気持ちが良かった。
史鶴は鬱々とした過去への決別を付けられたし、内容的には少し重めかもしれないけど、文章の書き方かな、それを重苦しく思わせない絶妙さだったと思う。
ねこ田先生の絵も合ってて、より作品に広がりが出て良かった(*^_^*)
シリーズモノなので他も読みたい☆
かなりのボリューム!
ハルヒさん作品が入荷されたと通知を受けメールを開いたら一挙に14作とかでちょっと引きました(笑)本シリーズずっと読みたかったので四の五の言わず読み開始、美術系専学でのお話で私には馴染みのない専門的な事柄や用語の解説なんかが多くさらに前半は恋愛沙汰にも縁遠い分ハマれるか否か若干疑問でしたが、全く杞憂でしたぁ。過去のトラウマから勝手なイメージを自分に押し付け期待されることを厭い臆病になりこもりがちで自嘲癖があり多くを諦めちゃってる史鶴、作中で精神年齢中年(笑)と詰られてますが変に共感出来ちゃって過去に引きずられてる史鶴に切なくなりました。そんな史鶴を10代らしからぬ包容力と忍耐強さで徹底的に包んで甘やかす冲村がね〜めちゃくちゃイイ男です。出会い頭こそ怒鳴ってばっかりの印象でウザキャラか?と思いましたが自分に正直で素直で臆することなく明け透けにぶつかれる姿勢が眩しい〜、「若いっていいなぁ」としみじみ痛感(笑)「おんぶおばけ」冲村の史鶴へのべったりな愛情がツボでした。あと変態度と濃厚さはありませんがイヤに艶っぽい絡みあり、さすがハルヒさん(笑)
Posted by ブクログ
このシリーズの中で一番好きなお話です。
グレーゾーンのない意志のはっきりした沖村は、過去の恋愛に苦しむ史鶴にピッタリだと思います。崎谷はるひさんの小説の中でもお気に入りの1冊です。
Posted by ブクログ
年下強引攻め×ヘタレ年下受け。総合美術専門学校が舞台。
ファッション科とアニメーション科のカップルでした。今後もシリーズは続くようで、次回はどうなるのか楽しみです。
Posted by ブクログ
知り合いの方にお勧めされたのでまとめ買い!
崎谷さんの作品なので問題ないと思いましたが、
読んでみて、もっと早く読めば良かった!と良い意味で後悔しました。
冒頭は最悪の出会い、そこからの展開が王道だけれども、とても読んでいて切なかったしドキドキしたし、とても面白かったです。
最初はおい!って思われた冲水が、どんどん成長していく様がとても良かったし、彼自身が元々とても性格の良い子なので、ところどころ、良い男だな!ってなりました。
これなら史鶴も幸せになれるでしょ!という感じでした。
他シリーズと同じく、他に出てくるキャラクターも気になる形で、
こっちはどんなストーリーが?と広がる期待がとても心地よかったです。
Posted by ブクログ
信号機シリーズ1作目。専門学校に通うアニメ科の史鶴と、ファッション科の冲村が主人公で、等身大で身近に感じられる話です。
ただ、専門学校だけに専門的なワードが続出するので、面白いか面白くないかがずい分興味の違いで分かれる内容だと思いました。ものすごく踏み込んだ専門知識に、腐まみれの心が瞬間知的硬派に変質するかと思った。
史鶴が単なるオタクではないことはもちろん、崎谷センセもかなりこだわりがあって、描写に絶対妥協はしたくないんだな、ってことはよーく分かりました。
見た目もオタクっぽい史鶴は、アニメ科と反目するファッション科の冲村たちからバカにされたりしていて、互いの第一印象はサイアクです。でも、ある事件がきっかけで交流するようになってから、史鶴はド派手な外見よりも意外に真面目な冲村に好意を持つようになっていきます。
冲村も積極的に距離を縮めようとしてきますが、史鶴の過去の不幸な恋愛経験が、冲村との関係を進めることを躊躇させてしまいます。
史鶴は自分のことを初心で未経験だと思い込んでいる冲村に、本当のことを言う勇気がありません。嫌われたくない気持ちが切ないです。そのくせ、気丈に見せているところが素直じゃない。
冲村がとてもマトモでいい奴でほっとしました。かわいいところもあるし。そして、とても史鶴を大事にしているのが伝わってきて、読んでいて一番そこが気持ちよかった。
外見だけだと、ちぐはぐで上手くいきそうにもなかった二人が、結局すごくぴったりなcpになったのが読んでいて清々しかった。冲村すごく自然体で史鶴の気持ちを分かろうとしていたし、史鶴もドロドロの恋愛観を打ち砕いて前向きに考えることができるようになってほっとしました。
Hシーンは、一連の崎谷作品から見たらかわいいレベルですが、やっぱり上手い。とっても甘い絡みです。ラブラブな二人の会話に萌える。
あと、個人的にはギャップ萌えがかなりありました。冲村が派手な印象なのにお母さんにお泊りのメールしてるのは、意外だけどかわいくてアリだなと思ったし、オタクな史鶴がHは悪い男にエロエロに開発されてるってのはサプライズで萌える。
Posted by ブクログ
派手な野獣系攻めかと思ったら、情の深いワンコ攻めだった。攻めのオッキーの内面がわかるほどに可愛さが増していきます。冷静で気が強いのだけど、何か起きると自分の中に引きこもってしまう史鶴を溶かしていく感じがいいです。ねこ田さんのオッキーがイメージ通りでした♪
Posted by ブクログ
ちょっと冗長な感じ(崎谷はるひさんならでは??)は否めませんが、全体的には面白かったです。エロが少なかったことは意外でしたが、学生同士の恋愛の初々しさを描くには、かえって良かったです。おんぶおばけ呼ばわりされるほど受けを溺愛してる攻めに、相当萌えました。
続きがあと2作あるとのこと、ぜひ読んでみたいです。
Posted by ブクログ
とある専門学校のアニメ科に通う北史鶴は、過去の恋愛経験から、あまり多くの人と関わらないように、学校とアルバイト、それとアニメ製作のために時間を使ってきた。
そんな日々の中、とある事件をきっかけにファッション科の冲津と知り合う。
冲津の派手な外見とは違う、優しい内面に触れ、史鶴は徐々に冲津に惹かれていく――
という話でした。
本当は、付き合う前よりも、付き合いだした後の話がメインかな……
冲津に押される形で、出会ってすぐに付き合い出したので、お互いの過去をきちんと知らず、どうしていいのかわからないことも多々あって。
そのことから、冲津は史鶴に同性との経験がないと思い、そうではない史鶴はそのことが心の負担になっている……という感じでした。
意外なほどにあったかい冲津の人柄が徐々に頑なな史鶴の心をとかしていく優しい話でした。
分厚さに目をつぶれば、読んだら温かい気持ちになれると思います。
Posted by ブクログ
信号機シリーズ1
ネットの誹謗中傷って怖いなぁって、恋愛部分とは関係ないところに注意をひかれたりして…。
リアル社会でも、何かとありそう。
長くて、再読ができてないけれど、何度か読むと評価あがるかも。1回では、理解しきれてない感じがする。
Posted by ブクログ
専門学校生×専門学校生(大学中退)
派手な外見で、地味な服装をしているオタクを嫌っていた攻め。学食にて受けたちを見かけると「これだからオタクは……」と嫌煙していたのだが、とあることをきっかけに急接近します。
ホモが多すぎる。