【感想・ネタバレ】犬ほど素敵な商売はないのレビュー

あらすじ

悪い子だ。発情してしまったのか? 自覚のあるろくでなし・三浦倖生は、うだるように暑い夏のある日、会員制のデートクラブ『Pet Lovers』から『犬』として、寡黙で美しい男・轡田の屋敷に派遣される。そこで倖生を待っていたのは、厳格な主人・轡田の厳しい躾の日々だった。人でありながら犬扱いされることへの屈辱と羞恥。そして、身体の奥底に感じる正体不明の熱…… 次第に深みにはまっていくふたりだったが!? 究極のコンプレックス・ラブ登場!!

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

ネタバレ 購入済み

やっぱりさすがの榎田氏。

ペットに見たてた出張ホストだぁ?一体どんなもんよ?と、手を伸ばすのを悩んてたことを激しく後悔。プロットから話の展開に人の心情や機微、文章で伝えるレベルがなるほど、高い。本作では家族と縁薄く愛に飢えていた倖生と同じく寂しがり屋で偏愛傾向の轡田の依存し合ってるよーな主従関係がいつしか本気愛になっちゃうんですが、倖生は無条件の愛情が欲しくて欲しくて犬でもいいからそばにいたいと思ってたのに、(ちゃんと理由あってですが)轡田に突き放されたときは辛かったぁ。轡田が倖生を手中に収めることを躊躇してたってのは今ひとつ承伏しかねるところもありますが(笑)そのままならなさがまたお話に恋愛や立場のリアリティさを加味して結果「うーんイイ話だわぁ」です。轡田氏、くっついたらいきなり相当深く倖生を愛しちゃってるの大全開の独占所有欲も剥き出しでその病的さがいっそ可愛い(笑)お次は獅子です、楽しみ〜♫

1
2013年10月12日

Posted by ブクログ

切なくて二回泣いた!愛が重い寂しがりやなご主人様と愛情を知らないロクデナシの奇妙な関係。犬として派遣された主人公が躾を通して愛情を感じ愛される幸福を知るんだけど、一度?二度手放されるところが堪らなく号泣してしまいました。最後は幸せそうで良かった!何度も読み返したくなる本。

1
2012年10月07日

Posted by ブクログ

ネタバレ

祝、文庫化!

「さみしくてさみしくて気が狂いそうだったので、犬を飼うことにした。」

この冒頭の一文だけで、ぎゅ、と物語に引き込まれてしまいます。

ヒトを犬みたいに扱う、のではなく、犬として扱う。この関係性にぞくぞくしました。
持て余すほどの愛情を傾ける相手を探していた轡田と、注がれても注がれても足りないほど愛情が枯渇していた倖生と。
こんなにしっくり来る組み合わせある?ってくらいに出会うべくして出会ったふたり。
何度も読み返しているだいすきな作品です。

0
2022年06月08日

Posted by ブクログ

ネタバレ

今度加筆修正されて文庫化されるとのことでこちらを本棚から引っ張り出して復習?予習?で久しぶりに読んでみました。
ペットラバーズシリーズはみんな面白く毛色が違っててさすが榎田先生と思った記憶はあったのですが、やはり何年経ってもいいですね。きゅんとして読み終えてもずっと頭から離れません。ますます新しく発売される文庫が楽しみになりました。
倖生の母親については何一ついいこと書いてなくてほんとにろくでもない女なんだけどそういう生き方しかできない人で、この名前をつけたということは幸せを願っていた、母親なりには愛していたのかも…孤独でからっぽだった倖生、幸せ見つかってよかったと涙出そうになりました。(久しぶりに読み返して息子が倖生と同じ年頃になってたせいか、つい母目線に…)
次の獅子も読みたくなっちゃいましたが、交渉人の榎田尤利先生の100冊記念特別版にその後の轡田と倖生も出てきたはずと思い出してまた本棚探して読みました。ここでは倖生は30だけど、文庫ではさらにその後の加筆はあるのかな?永遠の昨日ほどの大幅な改稿はないとおっしゃってたのでないかもしませんが楽しみなことには変わりません。

0
2022年05月14日

Posted by ブクログ

「ちるちる不朽の名作BL小説100選ときめく恋」に選ばれた1冊。志水ゆき先生も大好きなので挿絵でもドキドキした。
ユキ視点で進むから轡田が何を考えてるのか分からず、ユキと一緒に不安だった。
最後まで読んでようやく深く激しく愛していたんだなとわかりました。
轡田の犬になることで、今まで受けたことのない愛情を感じたシーン。すごく心に刺さったな。
恋人になった後の2人の話も読みたいな。

0
2021年01月29日

Posted by ブクログ

ネタバレ

主と犬の役割から発展した、恋のお話。倖生がはじめはやんちゃでスレてる今時の男の子だったのに、どんどん健気で主人に従順なワンちゃんになっていく過程がドキドキしました。犬になっていくことに陶酔してて、それがまたいい意味でいやらしい。きれいな男の子に言うことを聞かせて、それを幸せだと思わせるってどんなテクニックだ、轡田さん…。とにかく、どんどん素直に轡田さんの犬になりたくて仕方ない倖生が愛しくてかわいかったです。

0
2020年06月28日

Posted by ブクログ

大好きな作品です♥♥♥
ソフトSMのなのか・・・な?
ペットの犬として派遣された主人公(受)。
飼い主は年上のモデル事務所社長(攻)。
これ・・・飼われたい・・・とか思っちゃうよ。
最初は反発しているものの、飼い主の無償の愛情に次第に従順になっていく受。
犬として躾られ(もちろん肉体関係はありません)、飼い主の庇護のもと、ささくれていた人生観を抱いていた受は犬としてこの飼い主に飼われ生きる事に喜びを見出してしまう。
本当に大切にされているからこそ、このままではいられなくなっていく二人が、ドキドキきゅんきゅんさせてくれます。
榎田さんの100冊記念でのアンケートで全作品中2位になったCPだけあって、ほんと素敵なお話しです。
榎田さん初心者さまにもお勧めいたします。

ペットラヴァーズシリーズ(全4巻)
1.「犬ほど素敵な商売はない」
2.「獅子は獲物に手懐けられる」
3.「秘書とシュレディンガーの猫」
4.「蛇とワルツ」

その後の番外編が載っています↓
「LOVEandEAT]

「犬ほど・・・」のCPがゲスト出演しています↓
「交渉人は休めない~榎田尤利100冊記念特別版~」別冊

0
2013年12月17日

Posted by ブクログ

SMではないし、ファンタジーでもないけど。
犬本。

倒錯的な部分ばかりだけどクライマックスの盛り上がりが何とも言えず好き。
根本的には純愛ものと言ってもよい気がするのですが大きな声では言えません。

ペットものだと思ってためらっているなら読むべき1冊かと。

0
2013年05月28日

Posted by ブクログ

ワンコ属性とかいう話ではなくて、本当に犬。
犬として、主人に服従することに喜びを感じ、さらに忠犬たろうとするあたりが愛おしくてたまらない。犬は主人のものだし、主人は犬を所有し愛情を注ぐ。
依存も独占も、互いに支え合うものなら幸せになれるのかな。
SMに見せかけた甘々。

0
2013年04月29日

Posted by ブクログ

BLで一番好きな本。とりあえずBL読みたいって人にはこれをすすめてる。
これを読むまでは榎田尤利作品は魚住くんシリーズが一番好きだったのだけれど、これを読んでから完全にこれが一番になった&BLで一番好きな作品になった。
とにかく、最後を読んだ後に「いい話だったからもう一度読もうかしら」と最初のページを開いた時に泣いたのは初めて。攻キャラの方の飢えや乾きがそこにあって、最初に読んだときはフーン、なんだけど、最後の幸せそうな二人を読んでから読むとすごく重い。文章もこの作者だけあってスムーズに読めるし、この本は本当におすすめ。どこか欠けた二人の話が好きな人は絶対ハマる。

0
2013年03月11日

Posted by ブクログ

ネタバレ

pet lover's シリーズの中でもダントツで好き!
最初、犬?首輪?SM?とかって思ったら、全然違いました!
もっと精神的な主従関係、そして純愛でした。
愛する者を失った轡田と愛されたことの無い倖生…ご主人様と犬という関係で、二人の孤独は埋められていきます。一見歪んだ関係に見えますが、そこにお互いの存在価値を見出していました。でもその関係性を超えてお互いを求めるようになってしまい…愛に臆病な轡田と愛に飢えている倖生が葛藤しながら真実の愛を知る、ストーリーです。
題材の割りに、後半までいたしているシーンはありません。
なのに、今時の若者の倖生が犬として従順に躾けられていく様子にすっごい萌えますvv

これドラマCDになってないと思うのですが、志水ゆきさんの絵柄からして轡田が森川さんの声に聞こえて仕方ないです…CD化しないかな。

0
2012年02月09日

Posted by ブクログ

Web小説で購入。
いつか、絶対書籍で買いたいほど好き(*´д`*)
正直、タイトルからSMを期待しておりましたが、がっつりSMではなかった。
だがしかし、独占欲とか甘えとか依存大好きなわたし的にドストライクなお話でした☆
大満足な濡れ場もありましてvvv
こういうふうに愛されたい←

0
2011年01月27日

Posted by ブクログ

当時、タイトルにどん引きして買い控えていた1冊です。しかし、今となってはお気に入りの1冊に。

大人が犬を飼いたくなる理由って何だろう?愛玩するものが欲しいとか、癒されたいとか。
轡田のように淋しかったから、というのも当然ありでしょうね。
自分だけに懐いてくれる愛しいものって、ペットの方がシンプルで恋人みたいに重すぎず、よかったんだろうな。
ふつうにSMものかと思ったら、本当に轡田が倖生に犬のしつけしているんでびっくり。ある意味意表を突かれて、一気に読み通しちゃいました。そこのところのストーリー運びは、さすがだなと。
しかも品は損なわず、でも淫らなテイストがむんむんなんです。

前半は、飼い犬として調教されて困惑や反発する倖生の揺れる胸中が痛いほど伝わってきます。まさに、躾のなっていない野良犬が賢い飼い犬に変貌していくかんじ。そして飼い犬というものは、ご主人様命!だから、捨てられると混乱してどうすればいいのかわからなくなってしまう。倖生が次第にただ甘やかされていることに浸かりきっているだけではなく、轡田の存在なくして生きていけないことに気づくところは心打たれます。

後半、轡田の素性が明らかになってからは、室内から屋外へと、舞台も広がって話も大きく展開。
ストイックそうに見えていた轡田が、実はすごい独占欲の塊だっていうギャップ、いいです。
Hシーンに関しては、最後にすごくいいのがありますが…
でも、それよりももっとよかったのは、轡田のすご過ぎる独占欲を感じさせた「お仕置き」シーンです。ストイックそうな男の抑えたドS感は凄味があってセクシー。調教とか、男同士とか、そういうことに無縁そうだった倖生が鞭でしつけられて感じてしまってる場面は、もう最高にエロチックでした。

0
2010年12月23日

Posted by ブクログ

「犬」である必然性が感じられて、切ないお話でした。すっかり犬であるユキに感情移入してしまった。
そして轡田の躾けっぷりと、倖生の懐きっぷりにとっても萌えてしまった・・・。

0
2010年10月30日

Posted by ブクログ

雨の中に置き去りにされるユキが切なくて泣きそうでした。犬ってこんな気持ちなのかなあ。切なくてよかったです。

0
2010年08月05日

Posted by ブクログ

好きな作家さんに、好きな絵。
そりゃ買いますよ!

Pet Loversの1冊目。

割のいいバイトとしてPet Loversに登録した倖生。
「男娼」だと思って轡田に派遣されていったが実は、という始まり。

SMとかじゃなく、人が「犬」として過ごすので読み始めは少々困惑。
ただ、轡田(飼い主)と犬(倖生)が、本当に飼い主とペットそのまま体現!という感じで、一瞬、微笑ましくなったのですが…いや、冷静になればやっぱ変ですねぇ。
ダメな人は読んでて不快になる設定かも。

私は「独占欲が強いのに、相手にベタボレでひどいことできない人」が大好きなので、轡田の束縛はアリですw
極限まで落ち込んでる時に読んだら、「飼われたいわー」思いそう。
どっぷり甘やかして逃げられなくする、ちょっと狂気的なところがイイです。

でも、倖生の方も愛情不足が行き過ぎて、捨てられかけてヤキモチ妬いて暴れるわ、発狂しかかるわで、どっちも極限スレスレだし。
いい組み合わせだと思う。

倖生の盲目的に愛情を欲するところが切なくて、やっと恋人同士になった後のベッドシーンは一安心でした。濃厚な描写なのに(笑)
しかし、眼球なめられるのって痛くないのかなぁ…。

0
2009年12月22日

購入済み

ここまで徹底的に飼い主と犬になりきるのも凄い。
目を引く二人が並んで歩いているとさぞかし迫力があるんだろうなぁ。

0
2022年09月29日

ネタバレ 購入済み

作家さん買い

榎田先生の話が好きなので読了

いつも、親の愛には飢えてきた主人公多数ですが、実にバラエティに富んだ話をお書きになるので、飽きません。
一人ぼっちの美形で仕事もロクにないユキオが紹介された犬になる仕事。男娼かと思いきや本当な犬としての躾だ。ただ、その愛は深い。愛が何かも知らずにきたユキオには、四つん這いになりながらも、犬として轡田に愛されたかった。犬の愛でもほしかった。
初めて大事にされるユキオは ある日轡田に捨てられたが…

0
2019年12月20日

Posted by ブクログ

ネタバレ

★3.5。モデル事務所社長×元ホスト。
攻めに犬になることを強要され、最初は反発しつつ次第に人間よりもペットとしての幸せを感じるようになる受け。受けは愛されない子供時代を振り返り、攻めは異常な束縛から自分だけを愛する存在を求め、共依存な関係に陥りつつあった。
しかし闇落ちになることもなくバカップルにて地固まる(笑)

0
2018年10月22日

Posted by ブクログ

ペットラヴァーズシリーズ

子供のころから愛された記憶が無い倖生はその日暮らしに適当に生きてきていて、今回は人間をペットとして派遣するという会社に登録。どうせ身体目当てだろうと思っていたらホントに犬のように動き、しつけられるという飼い主で?


偏狂的な執着愛。
攻めの独占欲も受けの縛られたいという願望も。
偏っているけど愛は愛。
二人が幸せならそれでいいよ、という終わり方でした。
二人とも幸せそうなので何も言えません(笑)
破れ鍋に綴蓋的なカップルですwww

志水さんの絵がまた華を添えていました。
倖生はアフガンハウンドらしいですが美しかったです。

0
2014年08月11日

Posted by ブクログ

Petシリーズ1作目。
痛くない調教モノ。
どちらかといえば心の調教?
そうきたか!と思わせるのはさすが榎田先生ならでは。

0
2012年10月22日

Posted by ブクログ

三浦倖生は、会員制のデートクラブから『犬』として、寡黙で美しい男・轡田の屋敷に派遣され…(エロアリ★☆)

0
2012年09月27日

Posted by ブクログ

ネタバレ

タイトルからは意外な内容で面白かった。
独占欲の強い男と愛に飢えた男の組み合わせはいいんじゃないかと。
二人とも背が高くてビッグカップルだな、おおう…。
ところどころに作者のフェティズムを感じた。

0
2012年06月14日

Posted by ブクログ

ネタバレ

榎田先生にかかるとペットものまでもが高尚な話になるんだなぁ、と手練手管に関心した一作。

だんだんと従順になっていく受と同じように、読んでいるこちらもそのことが普通であるかのように思えてくる巧みな構成には舌を巻きます。

躾けると言ってもそこまで(肉体的)痛さはなく、入りでは性的関係もないのが徹底して「ペットの犬」っぽさになっていました。
エンドも後味が良かったです。

0
2012年06月05日

Posted by ブクログ

【あらすじより】
悪い子だ。発情してしまったのか?自覚のあるろくでなし・三浦倖生は、うだるように暑い夏のある日、会員制のデートクラブ『Pet Lovers』から『犬』として、寡黙で美しい男・轡田の屋敷に派遣される。そこで倖生を待っていたのは厳格な主人・轡田の厳しい躾の日々だった。人でありながら犬扱いされることへの屈辱と羞恥。そして、身体の奥底に感じる正体不明の熱…。次第に深みにはまっていくふたりだったが!?究極のコンプレックス・ラブ。


【感想】
話が進むにつれ終盤に近づくにつれ「愛」が形になっていくんだけどこれがもうどっちもすごい。何度も読み返しそうな一冊です♪

0
2012年03月03日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ペット派遣シリーズの1冊目(全4冊)。
ペット派遣の依頼をした飼い主の攻めと,犬として派遣された受けの話。
最後の間際まで,ペット調教の話で進行し,エロなし。
最後は,王道で,人間として恋愛関係になり,ハッピーエンド。
引き込まれる。
なかなか傑作。
作家買いだったが,買って良かった。

0
2012年01月31日

Posted by ブクログ

飼い慣らす、と言ったら言葉が悪いけど、エロに重点をおかずここまで精神的に染めていくって凄い話だよなぁと思う。
あまり馴らされそうにないタイプに見えたからこそ、染まっていく過程が凄い。
雨の中外に放置されてもじっとしていたり、外で四つん這いになりたいと思ったり。自分を完璧に管理してくれて、見返りなく大切にしてくれる存在がいたらああやって生きたくなる人も案外多いのかもしれない。

0
2011年08月04日

Posted by ブクログ

『ねえ、俺の、俺のマットレスがないよ。俺の寝場所がない・・・。』

飼い主・轡田×犬・倖生
犬として轡田さんに愛されようと頑張るユキが可愛すぎてきゅんときます。このまま犬として幸せになるのもありかと思う程に笑。最後は王道ですが、王道だからこそ良かったのかも!満足です。

0
2010年12月19日

Posted by ブクログ

榎田さん初読。
感想はマニアック、だが好み。

人間を文字通り「犬として飼う」という…調教ものなんですが、求めているのが四つ足で這い、喋らず、平皿から水を飲む完全な「犬」としてだけの役割です。
あくまで飼主と犬として進むのが、恐らくマニアックだろうなと思う。
犬になった主人公が健気で健気で可愛い。
まあ最後はお決まりの展開になるんですが、この作品の真価はあくまでストイックな「飼主と犬」にあると思うんだ!

犯人に恋心を抱く被害者の症例を連想しました。
倒錯的で病んでますが、幸せそうです。
正直エロはいらなかったなー…。

0
2010年03月25日

Posted by ブクログ

PetLoversシリーズ初作にして最高作。
これが調教というもの。痛くはないですが、ナチュラルに愛玩動物として
可愛がってます。

0
2010年03月13日

Posted by ブクログ

【あらすじ】
悪い子だ。発情してしまったのか?自覚のあるろくでなし・三浦倖生は、うだるように暑い夏のある日、会員制のデートクラブ『Pet Lovers』から『犬』として、寡黙で美しい男・轡田の屋敷に派遣される。そこで倖生を待っていたのは厳格な主人・轡田の厳しい躾の日々だった。人でありながら犬扱いされることへの屈辱と羞恥。そして、身体の奥底に感じる正体不明の熱…。次第に深みにはまっていくふたりだったが!?究極のコンプレックス・ラブ。

【感想】
シリーズ第一弾。
ユキがちょっとやんでれ。

0
2010年01月06日

Posted by ブクログ

暑い夏の日、倖生は会員制のデートクラブで轡田という客から指名を受ける。彼は倖生を美しく賢い犬に躾けようとするが・・・。私が榎田さんにハマッタ品。精神的にキツイがそのキツさが癖になる。

0
2010年01月17日

Posted by ブクログ

いやーあんまり高評価だったんで勢いに任せて電子書籍買って勢いに任せて一気に読んじゃった。
榎田さんのお話は魚住くんシリーズと交渉人シリーズだけで、正直そこまでツボな文体でも、キャラでもないんだけど、何故か読んじゃうんだよなあ、ストライクってことはないのに。
受けの抱えた闇みたいなものの描き方がとても上手だなあと思う。そういうの大好きだから惹かれちゃう。あと、攻めの男前っぷり。素敵。
わんこプレイなんて甘いもんじゃないってのはレビューで確認済みだし、かわいい受けが好きなのでこの受けは綺麗とは言ってもあんま好みじゃないし、そもそも犬だのなんだのってそういうの好かないし、後悔するかなーなんて思いながら買ったけど、あー、なんだろう見事に読み切っちゃったよ。
現実味(いやBLはファンタジーと思ってますけどね)のあるBLが好きで、甘々なのとかいや有り得ねえだろっていう展開、設定のお話は正直嫌いなんですよねえ。
これなんて大の大人ふたりが本気で犬と飼い主ごっこして、あらすじだけ書いたら狂気すら感じるんだけど、読んでる間はするっと読めちゃう不思議。榎田さん恐るべし。読んでる途中で何度かふと我に帰り「いやいやいやこれおかしいよね!?」ってなったけど、すぐに呑み込まれる。
はっずかしいセリフとかも嫌いなんだけど、許せちゃうんだよなあ。
榎田さんが痛々しい描写をぼかさず痛々しく描かれることはわかってたので覚悟はしてたけど、振られて自室で頭打ち付けるシーンはああ…ああ…とつらくなった。でもあの場面は重要だよなあ。
一番好きなのはもちろん嵐の中外で入れてもらうの待つシーンだな。狂気感じたけど。感じたけど。
あっまあまなラストにほっとした。いいねえ未来も明るい。榎田さんすげえわー。

0
2012年11月30日

「BL小説」ランキング