あらすじ
「俺はあんたを甘やかす、優しいペットだ。まるで恋人のような」『Pet Lovers』のオーナーである仁摩遥英は、仕事が恋人というワーカーホリックだ。そんな仁摩は、問題児のペットを躾け直すため自宅マンションで預かることに! カテゴリー爬虫類の蛇、竜巳杏二だ。命令しても動かず、呼んでも振り向かない扱いづらい蛇に、仁摩はうんざりする。だが、不遜なばかりではない杏二を知るうちに、まるで恋人のように惹かれ始めていくのだが、ある裏切りを知り……Pet Lovers至上の恋、登場!!
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エンタメ要素たっぷり
ネタバレは作品の楽しさを下げちゃうと思うので避けたく詳しくは書けませんが、、家族愛に縁遠く過去の男との出来事に傷ついたままの仁摩と謎の多い傲岸不遜で尊大で気ままな杏二(実はこちらも孤独な人生で本性は別物。。)この2人が私は本シリーズの中で一番好きかも。躾直しするはずの杏二との主従関係がおかしな方向へ向かい更には政権に絡む事情に仁摩が巻き込まれ裏切りや陰謀画策や拉致に陵辱(寸止め)すったもんだあって、、シリーズ他作に比べてもさすがオーナーのコイバナ、かなりスケールの大きい展開となっております(笑)仁摩と杏二共通しての孤独だった過去に対し「孤独とは人に持ってもらえない荷物、誰しもの心に棲むものかもしれない」の件に切なさを覚えると共に考えさせられました。「荷物」を持ってはもらえないけれど止まって凭れかかる支え合うこはできる、まさに『人という字は支え合っている』(金◯センセーか。笑)孤独を埋めるんではなく共に肩を並べ歩む人生に時に休ませてくれる支えとなる伴侶を仁摩は見つけられて私はこの2人上手くいくだろうと思います。んん〜杏二がヤバイとゆーか怠惰で危険な香りプンプンなのに、、実は案外一本気とゆーか蛇ってよりワンコ属性のよーで堪らなくタイプです(うっとり)。やっぱり榎田さんの筆力って偉大だわ。
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ペットラバーズの最後にふさわしかった。
このシリーズみんな良かったから終わるのもったいないな。ハラハラドキドキ大どんでん返しもありエロもエロエロで。
『秘書とシュレディンガーの猫』の見届け人の仁摩(気障でイケメンで雨宮を昔から知ってて下の名前で呼ぶからてっきり絡んでくるのかと思ってたら、ほんとに見届けただけだった)がここで出てくるとは。しかも受とは。
シリーズの犬、獅子、猫それぞれちょこっと出てきてラブラブなその後がうかがえてよかった。
最後の一文でこのペットラバーズシリーズの、孤独で愛を渇望し、だからこそ愛を知り人間を好きになるという主旨が一貫してたなぁと思った。
しかし、4作品とも違う動物、ストーリー、人物、と被らずにそれぞれ萌えや面白さで一気読みさせ更に読みたいと思わせる技量はさすが榎田先生ですね。
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ペットラヴァーズ社長が受(!)の、攻×攻好きにはたまらない作品です♥
問題の多い派遣ペットの蛇(もちろん人間)が、研修として社長宅で躾を受けるところから話がはじまります。
怠惰で傲慢で不遜な態度の蛇は、とある事件を境に主人を甘やかすペットとして振る舞いを変えていきます。
志水ゆきさんのエロくも凛とした挿絵も素晴らしく、作品を引き立てています。
実は最後の甘さは私好みではなかったのですが・・・でも、クオリティの高い作品であることには間違いあません。
オラオラ×傷心美人。
甘く囁く蛇の口説きに、うっとりしました♥
ペットラヴァーズシリーズ(全4巻)
1.「犬ほど素敵な商売はない」
2.「獅子は獲物に手懐けられる」
3.「秘書とシュレディンガーの猫」
4.「蛇とワルツ」
その後の番外編が載っています↓
「LOVEandEAT]
「犬ほど・・・」のCPがゲスト出演しています↓
「交渉人は休めない~榎田尤利100冊記念特別版~」別冊
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う、ウワァァァァァァァァァラストあっめェェェェェェェ砂吐くわ…
結局ペットシリーズ一気に全部読んじゃった。最後のこれが一番からくりがあってハラハラしたな。
ワーカホリック受け大好きだし、甘やかし上手攻めも好き。えろはこの作品が一番アレな気がする。獅子は痛いけど。もーぼろっぼろの仁摩さんよかったなー過労とか大好物…
まあちょっとねえ、蛇ができすぎで不自然な感はあるけど、それ言ったら全部そうだからなあ。
途中から先は読めたけど、むしろこれをどうやってハッピーエンドに持ってくんだ?どうやって蛇を救いのある悪役にするんだ?とわくわくしたかも。でもなあ、お決まり展開でハイやっぱり蛇はスパイだけど仁摩のこと愛してて裏切りきれませんでした〜(いや裏切ったけどさ)っていうのより、個人的には本当に敵に回ってほしかった。そんな展開にしたら3巻ぐらいまでいきそうだけどさあ。
でも元彼絡んでのこのからくりには驚かされたな。
あと袴田の件も、ラストには「いい思い出」みたいに片付けられたのもちょっと…全部綺麗に片付きすぎちゃってエエエ…ってなったかなあ。蛇くんのこともそんな簡単に信じ直せるもんか?って思うけど、まあ、BLだしな。幸せを楽しんどけばいいよな。
仁摩さんは本当に甘やかされればいい。蛇くんほんといい男…このシリーズの中で一番完璧じゃん…
他のお話のカップルも幸せそうで何より。
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「俺はあんたを甘やかす、優しいペットだ。まるで恋人のような」『Pet Lovers』のオーナーである仁摩遙英は、仕事が恋人というワーカホリックだ。そんな仁摩は、問題児のペットを躾け直すため自宅マンションで預かることに!カテゴリー爬虫類の蛇、竜巳杏二だ。命令しても動かず、呼んでも振り向かない扱いづらい蛇に、仁摩はうんざりする。だが、不遜なばかりではない杏二を知るうちに、まるで恋人のように惹かれ始めていくのだが、ある裏切りを知り…Pet Lovers至上の恋、登場。
何度もその姿を変える蛇。
色を変える、というよりは脱ぎ捨てるといった感じで、蛇、魅力的でした。
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オーナーの孤独が切なかったです。
PET LOVERSシリーズ、私の中では獅子が1位でした。
2位が犬、3位が猫。
この蛇は…2位ですw以下、犬、猫。
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『Pet Lovers』のオーナーである仁摩遥英は、仕事が恋人というワーカーホリックだ。そんな仁摩は、問題児のペットを躾け直すため自宅マンションで預かることに…( エロアリ★★★★)
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PetLoversシリーズ初めて読んだけど、なんか私の好みそうなカップルを一番最初に読んじゃったんじゃないかってドキドキ。
オーナーと偽蛇の両思いになるまでの過程がもどかしい。べったべたに甘やかされてるところとか凄く可愛い!
番外編とかで休日の過ごし方〜みたいなの読んでみたいな。
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最後は蛇。『Pet Lovers』のオーナー自らペットを躾け直すことになり自宅マンションに杏二を預かるが・・・・。相変わらず細々考えてるなぁ~と読んでいて感心。過去の登場人物も出てくるので読んでいて楽しいです。
そしてこれで『Loversシリーズ』は終了とのこと。
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【あらすじ】
「俺はあんたを甘やかす、優しいペットだ。まるで恋人のような」『Pet Lovers』のオーナーである仁摩遙英は、仕事が恋人というワーカホリックだ。そんな仁摩は、問題児のペットを躾け直すため自宅マンションで預かることに!カテゴリー爬虫類の蛇、竜巳杏二だ。命令しても動かず、呼んでも振り向かない扱いづらい蛇に、仁摩はうんざりする。だが、不遜なばかりではない杏二を知るうちに、まるで恋人のように惹かれ始めていくのだが、ある裏切りを知り…Pet Lovers至上の恋、登場。
【感想】
シリーズのラストを飾ったペットは蛇でした。なぜ…
仁摩さんは左側だと思っていました。
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Pet Loversの最終巻。
オーナーの仁摩は、トラブルの多いペット(蛇)・杏二を躾け直すことになったのですが…というお話でした。
3巻目から仁摩は登場してるんだけど、そのときの大人っぽさはどこへ行ったの!?というくらい、天然っぽいしツメも甘いしでビックリ。
非合法の組織を運営してるのに、大丈夫!?と心配になりました。
最後の最後、経験豊富なオトナに戻ったけど、そこでか(笑)と思ってしまった。
絵柄は言わずもがなですが、志水さんの描く杏二がカッコよかったです。
しかも怒ってる顔&不機嫌な顔がいいんですよ。
表紙も好きですが。
でも時間が経つにつれて、犬っぽくなってっちゃうのが惜しいようなそうでもないような。
最初は蛇っぽかったんですけどね。
1巻の倖生&轡田も登場してます。
2巻のシン&千昭と3巻の雨宮&舘も、ちらーーーーっと描写があるのだけど、幸せそうでよかった。
最終巻なのは残念だけど、仁摩が出ちゃった以上
続きも難しいのかなーと思いますので、完結がいいのかもしれないですね。
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まぁ面白かった。
斜め読みとはいえ、結末をチラリとでも見てしまったことは自分で失敗したなぁと思ったけれど(苦笑)展開はこんなものでしょう、です。
不可ではないけど、強烈にインパクトがあって面白かったかと問われれば、さほど…。
でもキライではない。
遥英が可愛い…オッサンが可愛いってのはどうかと思うが、可愛い。
ペットラヴァーズシリーズはどういうわけかどれも『どうしても早く読みたい』とは思わなかった。そのうち読もう、で、読むと不満足だったかというとそうではないのだ。
やはり『まぁこんなものでしょ』です。
結局『ペットラヴァーズ』という特殊な設定が、どうにもこうにも惹かれないものなのかもしれないなぁと。
ネタ的にはいいのだけれど、ネタ色が強すぎて…(^_^;)な感じで。
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PETLOVERSシリーズ第四弾で完結。
ということでオーナー編。ヘビ×オーナーです。
お話の展開がハラハラさせられました。
もーあんたいったい何なの!?って。笑。
3Pもあったりしますよ。
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シリーズものと知らず最終巻を最初に読む大失態
でもストーリーがそれぞれ独立しているようなので、全く気にせず読めました。 なんなら一作品でチラッと出てきた2人が次回の主人公っていう、スピンオフ?アナザーストーリーが何故かとても苦手なのでよかったかも知らん...他のはまたの機会に読むとします。
何故なんだ...わからない...
話は変わりますが榎田先生の文章は本当にするする読める...BL初心者でも熟練の腐姐様もみんな大好きよね榎田先生の作品
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★3.5。攻めが前半と後半で印象違くなっちゃって残念。最後まで蛇のイメージを貫いて欲しかったな…ワンコになっちゃった。
というのもニヒルな年下に甘やかされ翻弄される年上受けが良かったから~。受けの前でHの訓練のために他のペットとするサンピー萌えました。床上手な攻め最高。
Posted by ブクログ
ペットラバーズシリーズ完結 4作目
4作目は、ペットラバーズのオーナーの話。
攻め:杏二
受け:仁摩
派遣してきたペットたちが幸せになって行くのをほほえましく見守るオーナー仁摩。だが自分にそんなものは必要ないと思っている。
別のオーナーから躾直しとして回されてきた蛇・杏二を預かることになり自宅で一緒に生活をするが、ペットらしからぬ不遜さで仁摩を振り回す。
そんな中会員でSM趣味の議員を退会させた恨みで拉致され、、。
4作通して、このシリーズはどうしようもない孤独を抱えた男たちの話だった。
とりわけ仁摩はその孤独を見ないふりしていたのに、暴かれてそれをそれでも付き合って行って、でも誰かと一緒にいることを選べるようになった。
成長物語なんですね、榎田さんの作品は。
自分の抱えてるトラウマと上手に付き合ったり、隠したりして生きてきてるのに、ひょんなことからそれに正面から向き合わざるを得ない事態に巻き込まれる。
過去と同じようにそこをひょいとかわして、また何事も無かったかのように生きて行こうとするけれど、そこで出逢った人のお蔭で向き合う勇気をもらって、または自分が変わって、そしてそれに対峙していく。
全部を乗り越えられたわけじゃないけど、少しだけは乗り越えられたような、そんな成長物語。
重いんだけどねぇ、過去が、、、。
こういう話を読むと、すごく考えさせられる。
たかだかBLなのに、とは言えなくなるような、そんな作家さんです。
Posted by ブクログ
仁摩さんって、こういう人だったんだ。なにか抱えてあんな感じなんだとは思ってたんだけれど、うん。
猫しか読んでなかったんだけどね、うんwww シリーズ全部読んでみようかな、と思ってみた。