あらすじ
知る人ぞ知る玄人筋のジャズバー『3.14(パイ)』を取り仕切る、怜悧な美貌のマネージャー・雪下玲二。最愛の甥・希とその恋人・高遠の関係に釈然としない思いを抱きつつも、それ以上に彼を悩ませているのは、かつての恋人であり『3.14』のオーナーでもある東埜義一と、彼らのもうひとつの顔(裏稼業)『L・C(壊し屋)』の存在だった。だが、気まぐれな彼の言動に疲れ、限界を感じはじめた玲二に、義一はただ不可解な笑みを浮かべるばかりで──。悪辣なオトコの手管に、なす術もなく絡め取られていく──その、至福の快楽(エゴイスティック・ラブ)。 ※こちらの電子書籍については、口絵や挿絵は収録しておりません。ご了承ください。
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ミルクラの前にこちらを先に買ってしまい、途中で「やぱ、ミルクラを先に読まないと…勿体ない!(なにが;)」と気付いて一旦読むのを止めて、その後、一気に読み終えました。個人的には高遠×希カプのが好きですが、こちらは大人ゆえの面倒くささが溢れてて、面白かったです^^ 義一視点のお話も読みたいです♪
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ミルクラシリーズ5作目、というかスピンオフ作品。
今回はこれまでの主人公・希の叔父・玲二が主人公。
残念ながらこの作品だけ高久先生の挿絵がなく、表紙とピンナップだけだったのだが、作品的にあまり問題なかったかなと。挿絵なくてもはるひんの文章だけでお腹いっぱいになりました^^
高校生だった希が大学生になっていている。玲ちゃんと希の関係の変化には思わず涙した。
最後の最後にくるお約束シーンでの玲ちゃんの乱れっぷりは鼻血ものですね。グダグダになるオトナ大好き。
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ミルクラシリーズの保護者バージョン。
個人的にはこっちのカップルのが好みでした。
これだけ長い間、本音をさらけ出さず、お互いを失わずにいられるのも凄いな…(笑)
義一さんの、玲二さんのためなら何でもする激愛っぷりと、最後の甘えまくりの玲二さんが可愛くて…面白かったです。
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あらすじ:玄人筋が密かに通いつめるジャズバー「3.14(パイ)」。店を取り仕切る若きマネージャー・雪下玲二と、「3.14」のオーナー・東埜(ひがしの)義一の、挑発と駆け引きに満ちたオトナの恋!! 高遠&希も、もちろん登場!
知る人ぞ知る玄人筋のジャズバー『3.14』を取り仕切る、怜悧な美貌のマネージャー・雪下玲二。最愛の甥・希とその恋人・高遠の関係に釈然としない思いを抱きつつも、それ以上に彼を悩ませているのは、かつての恋人であり『3.14』のオーナーでもある東埜義一と、彼らのもうひとつの顔『L.C』の存在だった。だが、気まぐれな彼の言動に疲れ、限界を感じはじめた玲二に、義一はただ不可解な笑みを浮かべるばかりで―。悪辣なオトコの手管に、なす術もなく絡め取られていく―その、至福の快楽。
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これを買った当時、ちょっとBLから遠のいていたんです、私。で、ちょいちょいネットで読んでみたり戻りはじめてたころ
たまたま本屋で見つけたんだった気がします。あらすじ読んで義一と玲二って名前で勝手に兄弟設定だと思いこんでた(笑)
そしたらまぁ、がつんとエロくて読み応え有りでプロと素人ってちがうなぁと実感させられた本です。
で、ここから崎谷作品に傾倒していきます。
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ミルククラウンシリーズの番外編
ジャズバーオーナーと、店長の
ちょっとヒリヒリするような切なさと
素直になれないツンデレと
とびっきりスイートな物語。
付き合いが長いだけに。。
「ミルククラウン」スピンオフ。大層な資産家の息子ゆえか何事へも執着心のない義一と別れた時期も含めて14年付き合ってきて今更ながら自分は義一にとって何なんだろうかと不安や疑問を抱える怜ニ。見放される形になった家族に起因するところも大きい怜ニの執着心とは対局であり長期に渡る気持ちの齟齬が埋められず煩悶する。そのクセ「今更怖くて」わざわざ話し合うとゆー選択をしないあたりが話を余計面倒にしていく訳です。義一の核心に触れさせなかったり飄々とした態度が怜ニの不信感を煽ったよーですが、逆に義一は常に怜ニを念頭に置いて自分たちの世界を回していたことを怜ニが知ってそれまで頑なだった、否、トゥーマッチなくらいのツンデレな怜ニが義一の「好きだ愛してる」をちゃんと心を開いて聞き取ってからの豹変っぷりが見もの(笑)それこそ義一に「いつか飽きて放り出される」と決めつけて傷つかないよー自分を守るためにあえて素っ気なくし入れ込まないように虚勢を張っていたのに身も心もスパンと綺麗に義一に預けらちゃって態度を軟化させ不器用に甘えた様子で素直に気持ちを語る件と確認後のH(定石ですが)でのとてつもない妖艶さ発揮には私でも目を瞠ったくらいで(笑)好きです付き合いましょう、で始まってない関係は時間が経つにつれややこしく縺れて双方の認識に違いが生じてくればで大きくズレちゃうところでした。本シリーズでは富に「とにかく伝えよう、コミュニケーションは大事だよ」と再認識させられます(笑)
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ミルクラシリーズのスピンオフ。
希の叔父・玲二とジャズバーオーナー・義一の話し。
希と高遠が付き合い出して2年、自分が守って慈しんできた希が自分の腕から抜け出ていく感触と離してあげなくては、の狭間で逡巡する玲二。
そんな玲二と義一は14年の間3年のブランクを経て2年前希の恋愛絡みの時にヨリを戻してる。
玲二は義一の事が好きでたまらないけれど、義一の玲二に対する態度はいつも一定で、なので自分のそんな重い気持ちを義一に伝えるつもりはなく…。
玲二は究極のツンデレ?いやデレはほとんどないからツンツン?
また義一も玲二にとっては分かりにくい。こんな繊細な相手に冗談めかして愛を囁いても信じませんって!
という訳で作者言うところの“義一の一念岩をも通す”とか“玲二の上にも14年”とか訳わからない格言が出来上がって;
まあ、最後はお互いをさらけ出したからいいですが。
玲二もちょっとは素直になったっぽいし。
Hシーンはまずまずエロい(笑)
ツンな玲二が崩れるとベタ甘になるらしい(笑)
挿し絵が1枚も無かったのは原稿をあげる期日がギリギリだったからなのか?口絵だけってかなり寂しい。
Posted by ブクログ
ミルククラウンシリーズのスピンオフで、店長×叔父さんのストーリーです。
まぁ、素敵なツンデレです。
デレたら、重過ぎてヒカレちゃう!
って思ってたらしいんですけどね、デレたあとのふっきれ感がよかったです。