あらすじ
秦軍の歩兵となった信は、戦場へと到達。後手後手に回る戦局の中、待ち受けるのは魏国が中華随一を誇る戦車隊だった――!!
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舞台は中国・春秋戦国時代。戦乱の世を終わらせ、中国を統一するという目的を掲げる政(後の始皇帝)と、低い身分でありながらも、大将軍になるという野望を胸に邁進する信の物語。
主人公が己の才覚のみを駆使し、底辺からのし上がっていくという、成長ドラマ的な面白さはもちろん、本作の一番の魅力は、個性的すぎる登場人物にあります。まず、どの人物もみんな「濃い」! 勧善懲悪などありえない戦乱の世だからこそ、誰もが己の信じる道を目指そうとします。熱い魂を秘めているという意味では、敵も味方もみな同じ。徹底して「人間」を描いているからこそ、彼らの生や死がリアルな実感を伴って胸に迫ります。
また、迫力ある戦闘シーンや、ピンチからの逆転劇など、単純にわくわくするシーンも盛りだくさん。テレビ番組「アメトーーク!」の「キングダム芸人」でも取り上げられ、ますます熱い盛り上がりを見せる。
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キングダム 6
信の初陣がいよいよ始まる!
どんな風に武功を挙げて、大将軍への道のりのスタート。
次が楽しみすぎて、益々、目が離せなくなりました。
Posted by ブクログ
隣国の魏に侵攻する作戦をとる政。そして信は歩兵として従軍。
縛虎申って「貴様らは上官の命令さえ聞いときゃいい」なんて言って歩兵に戦況の説明さえしないという、イマイチな上司のイメージでこの巻を読み進めていましたが、実はなかなかかっこいい一面ももっていたのねと驚き。
イメージが変わったといえば伍長の澤さんもそうです。
「最弱の伍長」ってバカにされていたけれど、これまで自分の伍では誰も死んでないってすごいことやんか!実は誰よりもできる伍長だったりして?
Posted by ブクログ
攻城戦と聞いていた第4軍だったが、向かった先は既に魏軍に陣取られた丘を奪還するための野戦だった。
信は突撃癖のある千人将縛虎申(ばくこしん)の歩兵となり、魏将呉慶(ごけい)の副将宮元(きゅうげん)の率いる大軍と戦う。対歩兵、対戦車戦で獅子奮迅の戦いを繰り広げる信は、死地で雑兵たちの信頼を得る。
魏軍の戦車隊により蹂躙される戦線に騎兵を送らなかった秦将麃公(ひょうこう)だったが、第4軍に戦の突破口があると判断し、全兵力を投入する。
縛虎申は隊を連れて宮元の陣取る丘を目指す!
ますます面白くなる
中国随一の部隊の戦車を相手にして、ここでも信の成長が見られます。
戦場の中で、確実に強くなり、成長していく様は見ていてとてもきもちがいいですね。
Posted by ブクログ
6巻。
キングダムを読んでいて、一度や二度剣で切れてただけでは結構死なない。まあ、バカボンドでもそうだったか。
そういえば、ローマ人の物語を読んでいて、全滅ってあまりなかったような。この時代の中国はどうだったのだろう。
Posted by ブクログ
最弱と周りから言われようとも、
一人も死なせたことがない伍長というのは大きい事実だ。
現代の戦いよりもより一層生身で戦う感が強く
描写を見ているだけで恐ろしいが
臆しない信が切り開いていく様子が面白い。
これまでの鍛錬の成果に加え、政たちとの戦いの経験も大きいと思うし
生来の性格もあるだろう。
ここから頭角を現していくのだろう。
匿名
キングダム
信は最初からすごい。素質もあり自信に満ち溢れ、羨ましいかぎりです。ひょうこうに信頼をおくばっこしんだが、なんかこわいです。