すべての高評価レビュー
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Posted by ブクログ
『黄金(こがね)の時代』。俗にいう最も輝かしく充実した時代。
源吾、勘九郎など、火消たちの中で群を抜く才能を持つ彼らが果敢に事件に挑む物語を描いている。
きっと、今までの物語(どんな命であろうと、助ける力)の『ベース』になっている。
どんな火事でも善良な人でも悪人でも火消の人たちは『命を救う』ことを生業としている。
源吾たちが重内や謙八にいった一言が憧れることも理解できる。
重大事件を目の前にして、自分の命と引き換えにも聞こえてしまう部分になってしまうし
殉職してから代わりとなる人は、なかなか出てくることが難しい。
葛藤の中にあるものの中には選択肢がある。その選択に苦しいのは重内や謙八にい -
Posted by ブクログ
浜松駅のリアル書店にて。
本書では、テキストを無料でいくらでも読める、という価値観が社会に蔓延してしまっていることを過大視し、執筆・出版・書店業界の観点から考察している。
さらに、長い文章を読むこと自体は特殊能力になりつつあり、書店で本を選ぶことは時間的経済的余裕のある一部の人にのみ許された特権階級の趣味という考え方が紹介されていた。
実際、私個人の感覚としても、英語などの言語学習やプログラミング同様、情報を収集する目的においてはもっと効率的な方法が多数あるなかで、読書(本)にこだわるのは違和感があるし、本が読める時期・書店巡りできる時期は間違いなく余裕がある時期だ。
その意味で、市場規模とし -
Posted by ブクログ
化学物質過敏症を発症してから、改めて日本の公害の歴史についてあれこれ本を読むようになった。この本は児童書で一人の医師の伝記でありながら、非常に幅広い分野を網羅している。戦争や公害などによって苦しめられるのは、いつも弱い立場の人々で、その人たちは貧困から脱するために働き、働く中で体を蝕まれ病に苦しむ。そして差し伸べられる手がないまま苦しむうちに一生を終える人もいる。
人生の晩年に発された言葉を引用する「ほとんどの人間は公害病と付き合っていくしかないと思っとるところもあるんです。みんな何らかの形で、文明ー便利なものを使い、便利な体験をしとるからね。でも胎児性水俣病の子たちだけは、何も文明のいいこ -
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Posted by ブクログ
これよ、これ。こういう骨太な警察ミステリーが読みたかったのよ。
地味なのに超かっこいい、ハードボイルドな警察小説。情熱と執念で、未解決の殺人事件の真相を、昭和、平成、令和と時代をまたいで追い続ける刑事さんたちが、とにかくかっこよかった。
この物語はフィクションだけれど、昭和から平成にかけて実際に起こった戦争や大事件、経済の変化、暴力団勢力の弱体化、公訴時効の廃止、そして時代ごとの文化の流れまでが物語の背景として描かれていて、ミステリーを読みながら近代史を勉強しているような面白さもあった。
それにしても、よくもこんな壮大な物語を書けたなと、作者にはただただ驚かされる。雰囲気としては、松本清 -
購入済み
試し読みから
まず、試し読みの時点で夫ユーシスのキレ方に惚れ惚れ。怒ってるんだけど、かわいいなこのヒト。色々爆発させちゃう危うさはありつつ。
喧嘩というより行き違い。十年以上こじらせてた年季モノだったりして。夫婦と子と両親と義両親と。そこかしこにあった行き違いを、お互いがお互いを思って解きほぐしていくお話。
夫婦の営みもこれでもか、っていう描写がありますので、そのおつもりで。 -
Posted by ブクログ
今までバレエに興味が無かったがこれを読んでちゃんと動画を観てバレエの理解を深めたいと思った。
日本のバレエの歴史も知らなかったが、勿論どんな分野のものも、歴史を語るには戦争という存在は否が応でも存在する。
過去を語る振付師の語りと、同時に描かれる戦時中の描写。とても痛ましく苦しい現実である。どんな人にも戦争の傷が生々しく残っている。
90年代の設定の作品だが、それが戦争体験を聞ける最後の年代だったのだと思う。
聞き手(狂言回し)の主人公がやけに軽い(チャラい)のは戦争を体験した人との乖離を描くためか(読者の代弁者という役割もあるかもしれない)
体験した人々は語りたくないかもしれない人も多かろう -
購入済み
VRMMORPGの世界で遊ぶ主人公トウノ。異世界転移ではなくあくまでゲームの中なのですが、元の世界のトウノも電子な世界の住人でちょっとSFぽくもあり。話としては序盤の部分なので続きが出て欲しい。
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Posted by ブクログ
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