あらすじ
唯一無二の不良高校、王森高校。その頂点を目指しケンカに明け暮れる1年生レオの前に2年の頭・ケニーが立ちふさがる。彼の武器は拳ではなく、弁当!? 電子書籍版では、くらげバンチ配信時と同様に一部ページをカラーぺージで収録!
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Posted by ブクログ
待望の二年生編!!奥嶋先生、私、お腹を空かせて待ってましたよ、この新シリーズを!!
いや、しかし、不思議って言い方は失礼だろうが、私、正直なとこ、相当にバズってる、『ババンババンバンバンパイア』は、てんで、グッと来ないんだよなぁ。
吸血鬼キャラは割と好きだし、同性愛にも嫌悪感を抱いている訳でもなく、奥嶋先生の濃い絵柄とストーリーが苦手になった訳でもないんだけど、どうにも、面白さを感じられなかった。
まぁ、こればっかりは、しゃあない。好きな漫画家が描く漫画全てが刺さるってのは、実際、珍しい話だ。大当たりもあれば、当たらない事があるのも、当然だろう。
私にとって大事で、なおかつ、奥嶋先生に言いたいのは、この『大盛り!成り上がり飯』は面白かったです、だけだ。
ケニーが二年生になったって事は、当然、一年生も入ってくる訳で、そのルーキーたちが、これまた、個性ツヨツヨに決まっている。
特に、一年生の頭を狙って、喧嘩三昧の日常に飛び込んだレオが、これまた、良い味を出してくれているのが、実に推せるのだ。
生い立ちゆえか、食への興味が薄いレオは、ケニーの作る美味しい料理を筆頭に、初めて食べるモノを口にする度に、良いリアク食ンを魅せてくれるのである。
確かに、こんなレオの純粋な一面を見たら、元々、ママ感が強いケニーだけじゃなく、同じ一年生たちにも母性に近しい感情も芽生えてしまうわな。
二年生になった事で、ますます、調理スキルに磨きがかかり、ママ力も向上しているケニーの料理で、レオがどこまで強くなれるのか、実に楽しみだ。
この台詞を引用に選んだのは、ケニーは不良としての格も、確実に上げてるな、と感じるものだったので。
毎日、料理に心血を注いでいるケニーも、バリバリの不良で、なおかつ、実質的に、二年のママを張っている訳だから、他校の不良から喧嘩を売られているはずだ。
その喧嘩に勝って、着実に、不良としての格を上げていなけりゃ、この台詞には、相応の説得力は宿らない。
やはり、強くなるには、栄養をしっかりと考えた食事と、程よい運動が良いんだな。
「お前は、たんぱく質が筋肉の素だから、それだけを摂取しようとしてるんだろうけど、それだけで成り上がれるほど、不良の道は甘くねぇっ!!不良に大切なのは、筋肉じゃない。『気合いと根性と度胸』だ!!そして―――気合いと根性と度胸の素になるのが、三大栄養素であるたんぱく質、炭水化物、脂質だっ!!」(byケニーママ)
もう一つ、レオがもう一人の主人公である、この(1)を読んでグッと来た台詞を挙げたい。
上にも書いたが、やはり、レオは応援したくなる「何か」を持っているようだ。
どこまで窮地に追い込まれようとも、負けて楽になる道は選ばず、ギリギリの体に喝を入れて踏ん張り、魂の乗った攻撃を繰り出して、一発逆転を決められてこそ、一端の不良だ。
ケニーの言う通り、「何か」を持っているレオが、一年を纏められたら、結構な嵐を起こすかもな。
(俺にはなにもない・・・だからこそ、負けるわけにはいかないんだっ!!)(byレオ)