透明なルール

透明なルール

1,650円 (税込)

8pt

中学受験国語で出題多数の小説、
『キャプテンマークと銭湯と』『ソノリティ はじまりのうた』の佐藤いつ子氏最新作!
ーーー
平凡な中学生・優希は、クラス替えでたまたま「1軍」のグループに入れたものの、本当の自分を隠して生きている。
成績が悪いフリをするし、オタクなところは絶対にバレたくない。クラスメイトの投稿に「いいね」をつけるかどうかも悩む。
そして家でも、生理用品を買ってと親に言えない・・・・・・。

「周りからどう思われるか」を気にするあまり、生きづらさを感じる優希が、不登校ぎみの転校生やマイペースなクラス委員との心の交流を通じて、
自分を縛る<透明なルール>に気づき、立ち向かっていく。
教室の雰囲気やSNSの同調圧力に息苦しさを感じる全ての人に、勇気をもたらす爽やかな物語。
ーーー
★10代から共感の声続々★
「僕自身も、小学校の頃に同調圧力や連帯責任に疑問を感じたことから徐々に学校へといけなくなり、
悩み続けていた経験があるので本作の主人公の姿にとても親近感を覚えました。
自分自身の軸が決まらず、迷っている人にこの作品をぜひおすすめしたいと思いました!」
「ずっとわからなかった<自分のもやもやとした経験、思い、感情>の名前。
それにぴったりな言葉を知ることができました。
読み終わった時に前を向こうと思えるような、素敵な物語でした。」

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透明なルール のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    最後に思わず涙が。「透明なルール」には私が想像した意味合いと、もう一つの意味があった。学生だけじゃなく、大人にも読んでもらいたい。

    0
    2025年10月01日

    Posted by ブクログ

    読みながら小中学の重苦しい空気を思い出してしまった。髪の色、見た目、勉強の出来不出来、運動のできるできない…細かな違いですぐに嘲笑されたり友達ができるかどうかの差になったりするが、きっとその上に立ってた人たちも完璧ではないわけで、妬み僻み、色々な若さゆえの思いでお互いを苦しめたり、自分を縛ったりして

    0
    2025年08月30日

    Posted by ブクログ

    みんな違ってみんないい、と言いながら見えない同調圧力に縛られている、いや自分で縛っている自分たち。ハッとさせられました。とても考えさせられる物語でした。多くの人に読んでほしいと思います。

    0
    2024年12月10日

    Posted by ブクログ

    今思えば自分の学生時代も透明なルールあったなー。
    いい事も悪い事も思い出した。
    大人になっても透明なルールに悩んでる人はいると思う。

    こけし好きな中2とか好感持てるよね。

    今の学生さん達がどんな学生生活かはわからないけど、自分の子供が学生になった時は読んで欲しいと思うし、子供と関わる人(ほぼ全て

    0
    2024年09月26日

    Posted by ブクログ

    中学生の主人公が、学校に漂う同調圧力に思い悩み、そして解決に向けて一歩を踏み出すという物語。クラスメイトの1人がギフテッドで、この悩みを考えるきっかけになるキーパーソン。
    同調圧力については、大人になればある程度、割り切って考えるので、悩まなくなる問題だと思うが、現代だとそうはいかないのかもしれない

    0
    2024年07月19日

    Posted by ブクログ

    確実に中学受験にでる感動作品。同調するだけがいいことじゃない。人の評価は色んな方向から見て決まる。いろんな意見があっていいんですよね。重要なのは自分の意見を持っていてそれを発言するってこと。発言しないよ相手にはわからないよね。これはSUGARさんがほかの著作でも書いてることだと思います。

    0
    2024年04月29日

    Posted by ブクログ

    ・テーマ/世界観 ★★★★★
    ・背景描写    ★★★★★
    ・キャラクター  ★★★★
    ・インパクト   ★★★★
    ・オリジナリティ ★★★★
    ・テンポ/構成  ★★★★
    ・文章/語彙   ★★★
    ・芸術性     ★★★
    ・感動/共感   ★★★★★
    ・余韻      ★★★★

    0
    2025年10月15日

    Posted by ブクログ

    部活に入らない生徒は生徒会所属という設定にややびっくり。今後、部活動のあり方が大きく変わっていくと、部活が出てくる小説は、みんな古い…となるんだろうか。

    P207辛島先生のセリフ「ところが、先生になったら、学校現場はむしろわたしが学生だったころよりも、窮屈になっているように感じました。わたしの赤毛

    0
    2025年09月08日

    Posted by ブクログ

    自分がどうしたらいいのかわからない。
    自分の言動は、クラスメイトの目を気にしてのもので、自分本来の気持ちとは別の者なのかもしれない。
    「相手はきっとこう考えているに違いない」「こんなことをして周りから浮いてしまったらどうしよう」

    傍から見れば些細なことに拘っているように思えたとしても、当の本人にし

    0
    2025年08月28日

    Posted by ブクログ

    他人からどう思われるか、周囲の友達に馴染めるか、孤立しないか。
    多くの中学生が、内心ドキドキしているんじゃないかと思う。
    自分もそうだったなぁ。
    そんな中学生たちが、成長していく児童文学。

    学生の頃、テニス部の女の子たちはキラキラしてて、いつもテニス部で固まってて、でもいつも誰か1人がローテーショ

    0
    2025年08月20日

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