あらすじ
容疑者は、天久大鷲。
天医会、最大の危機!
鷹央の天敵にして、天医会総合病院の院長、天久大鷲。
彼が手術を執刀した都議会議員が「このままでは、自分は殺される!」と大鷲を告発し、警察に助けを求めた。
まさかの状況に混乱する小鳥遊たちだったが、やがて事態は殺人事件へと発展し、病院の存続がかかる最悪の事態に。
果たして、鷹央は叔父の容疑を晴らし、病院に平穏を取り戻せるのか。
現役医師が描く本格医療ミステリー!
感情タグBEST3
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鷹央のライバルが再登場し、それだけで少しワクワクした。残念ながら、今回も対決とはならなかったけど、彼女のキャラクターとか、鷹央たちとの関係性が好きな人物の1人。
話はトリック自体は、難しいことはなく、すんなりと納得のいく話だったので、天久鷹央シリーズを初めて読んでいる人におすすめの一つかもしれない。
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医療知識に乏しいので、どれだけ正しいのかはともかく、発想が秀逸であっという間に読み終わっていました。
ただ密室のトリックにはあまり期待しない方がよいかと。
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鷹央最大の敵でもある院長であり叔父でもある大鷲が、殺人容疑をかけられた。鷹央が、地域医療を支える天医会総合病院を守るため、そして、自分が院長になるのを防ぐため事件解決に挑む。
蓋を開けてみれば、代替医療の闇が事件の根幹だった。医師が倫理観を失い、その技術を私腹を肥やすために使うことは何よりも恐ろしいと感じた。また、こういうことが、フィクションではないということも意識した。
登場人物の考えもよく分かる1冊。大鷲の鷹央や統括診断部への気持ちの変化や桜井の刑事としての熱い想いも感じとれた。今後の鷹央たちの関係性も気になります!
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天敵の天久大鷲が事件の容疑者になる展開は個人的にキャラクターとして好きなのでツボでした。前は鷹央と小鳥遊コンビで動いていたのが徐々に鷹央の周りに人が集まって?きて成長を感じます。
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オーディブルで聴ける天久シリーズは、19のこれが最後となった。まだ、読み始め。もう、今から、寂しい!味わって読みたい!結局は、面白いから、先へ先へと進んで、時間があれば、急いで、読んでしまうのだけれど。天久先生のおじさん、院長が、からまって。ワクワク。コトリは院長の手術の助手をしたり。院長は、鷹央にとっては敵だから、ソワソワ。鷹央のやきもち?笑笑。それでも、院長の危機だ、トリオで助けよう!
読み終わってしまった!寂しい!知念さん、ありがとう。鷹央とコトリの出会いの「スフィアの死天使」を再読します。
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天医会総合病院の院長・天久大鷲が告発され、事態は殺人事件へと発展。病院の存続すら揺らぐ危機の中、天才診断医・天久鷹央が真相解明に挑む。
告発から殺人事件へ転がっていく流れが強烈で、冒頭から一気に引き込まれた。今回は「患者の謎を解く医療ミステリー」という枠を超えて、病院そのものが外部から揺さぶられる“外圧型”の展開になっていて、シリーズの中でも危機感の濃度が高い一冊だったと思う。
そして何より印象的だったのが、これまでどちらかというと悪役的に見えていた天久大鷲の描かれ方。追い詰められた立場の中で見えてくる、地域医療に対する信念や責任感が想像以上に重くて、読み終わる頃には自然と「この人にも守りたいものがあるんだな」と見方が変わっていた。
普段は対立しがちな鷹央と大鷲の関係性が、この事件を通して少しずつ変化していくのもシリーズファンとして胸熱ポイント。単なる勝ち負けじゃなくて、互いを“理解せざるを得ない状況”に追い込まれることで、関係が更新されていく感じがたまらなかった。こういう「キャラ配置が動く回」はシリーズの中でも重要な節目になるけど、本作はまさにその立ち位置にいると思う。
さらに今回は、自称霊能力者の杠阿麻音も大活躍。良い意味で秩序の外側から風穴を開けてくる存在感が増していて、立ち位置がだんだん“ルパンの峰不二子”的になってきたように感じた。キャラとして好きなので、このまま準レギュラー的に今後も出てきてほしい。
全体として「事件の面白さ」と「キャラの再評価・関係性の変化」が同時に味わえる、シリーズの中でも読み応えのある一冊だった。
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医療が絡んだミステリなのは毎度の事だし驚く事はないのだが、このトリックにはなかなか驚いた。自分の好み、と言ってしまえばそこまでだが、これがいいのだ。推理小説家としての矜恃を見せられた気がした。
推理に偏るとどうしても人間ドラマが描けない、という事はよくあるが、本作はそういったドラマにも光が当たっている。医療ミステリでありつつ、医療ドラマでもある。お気に入りのシリーズを追っているとこういう作品に巡り会えるから止められない。
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ドラマでも大鷲さんが疑われる事件があってそれを見てたからあれがこんな長編にどうなるのかと思ってたら、え!?と思う事件が起き、また新たな人物が出てきたりと…とても楽しめました。
事件の時の犯人の行動は何となく、あ〜そうよねと思うようなものでしたが、病気のこととかは凄い怖いと思った。
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今回の容疑者は、鷹央の叔父であり天敵でもある天久大鷲。
果たして鷹央は、大鷲と自分達の病院を救う事ができるのか?!
ようやく天久シリーズ最新刊まで追いつきました!
次作の発売が待ち遠しいです!
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時事ネタをふんだんに取り込んだ話で、めちゃくちゃ自分の好みだった。主人公の立場的なライバルの叔父が、元々良い感じでナイスミドルの気配をしていたが、真実ナイスミドルであったので、とてもとても嬉しい。
ミステリのトリックとしては、割と古典的ではあるけれども、なるほどと至極納得出来たし、実際にありそうなので怖いなあ……とも感じた。
主人公ふたりの関係も良い感じに熟成しているというよりは、どんどん外堀が埋められていく感じがあってなかなか楽しい。報われているかというと、不憫さはそのままなので……ちょっと難しいけれど、これからが楽しみではある。
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鷹央先生と小鳥遊先生の絆がさらに強くなった事件でした!鴻池先生も、さらに統括診断部に馴染んできているな〜と思います。今後もこの3人の活躍が楽しみです!
ギリギリのところで、小鳥遊先生の秘密兵器(ケーキ)が事件解決のカギになるところがおもしろかったです。解決までハラハラしましたが、トリックが明かされていくところは爽快でした。
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エリクサーって、ギターの弦のメーカー?そんなわけないか。では何だろう。
鷹央の兄は名前だけだが、大鷲、姉と一家揃う。刑事の桜井、成瀬も再登場する。なんか豪華キャストだ。「神秘のセラピスト」に出て来る杠阿麻音も出てきた。
鷹央の叔父の大鷲が容疑者になる。天医会総合病院に入院していた代議士の八千代が公園で首を切られて殺害された。鷹央は小鳥遊、舞と独自の調査を始める。真犯人は・・・。
鏡面のエリクサー、なぜこの題名かは半ばでわかった。相変わらず軽快で、構成や登場人物の個性で、楽しめた。インチキ医者と思われる水鏡は犯人なのか、それとも・・・。
医学と相入れない療法は緩和ケアには良いかもしれないが、悪徳な場合、高額な違法スレスレの代金を請求するのは腹立たしい。新興宗教に近いものがある。
天久鷹央たちは、この問題をどう解決していくのかが、医療エンタメとして興味深く読むことができた。
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やはり天久鷹央シリーズは最高である。相変わらず医学知識を元にしたトリックが冴えるとともに、登場人物(特にワトソン役の小鳥遊先生)もますます魅力的になってきた。今回のトリックは怪しげな代替医療。医学の専門家なら、私以上に楽しむことができるだろう。
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面白かった~!
今まで院長先生(大鷲)は少し苦手だったのですが、本作を読んで姪である鷹央先生のことを気にかけていることがすごく伝わってきて…気が付けば苦手から好きに変わっておりました!
ただこれからも鷹央先生の天敵であることに変わりはないと思うので、これからの二人の絡みも楽しみにしていたいと思います。
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天久鷹央シリーズ。
鷹央が天敵の院長を助けることになるとは。
天医会総合病院に入院中の都議会議員が「殺される」と警察に電話した後、
病院を抜け出し公園で首元を切り裂かれた状態で発見される。
さらに、議員に代替医療を行っていた医師も殺され、
現場にいた院長が重要参考人となる。
院長が逮捕されまたは辞任し、自らが院長となる事態を避けるため、
真相を追うタカタカペア、いやタカノイケトリオ?
あらかじめ薬を与えておいて、
それを止めることによって奇跡的な治癒を偽装していたとは、
予想がつかなかった。
というか、毎日カフェに通わないと成立しない?
詐欺師の杠が再登場したのも面白かったし、
姉に加えて、院長の座という鷹央の弱点が増えたのも今後が楽しみ。
それにしてもかっぱが目撃され、
血を抜かれた死体や首を切り裂かれた死体が発見されるとは、
それは近所に人に怖がられるだろうよ、久留米池公園。
その危険率は米花町、杯戸町に続いて第三位か。
Posted by ブクログ
天久鷹央の推理カルテ第19弾。容疑者は鷹央の天敵にして、天医会総合病院の院長、叔父の天久大鷲。彼が手術を執刀した都議会議員が、自分は殺されると警察に電話をしたあと殺された。天久大鷲が犯人としか思えない状況で水鏡も殺害された。密室のトリックは鏡かなと思ったが、健康な人間に抗甲状腺薬を投与し、故意に疾患を作り出す。医者が?考えつかなかった。甲状腺ホルモン低下による心不全、肝障害、抑うつ、高コレステロール血症、汎血球減少症を起こさせ、薬をやめて健康を取り戻しただけの患者たちを鏡振水、ただの水の効果と錯覚させた。
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鏡面反響法という如何わしい治療法で、まるで魔法のように多くの患者を直しているカラクリは全く分からない。
その黒膜と思われた人物が殺され、その容疑者として鷹央の叔父であり、鷹央も勤める天医会総合病院の院長である天久大鷲がマークされる。
この病院存続の危機に直面し、叔父を救うため(本当はもっと個人的理由によるのだが)鷹央たちが真犯人を追い求める。
真犯人がどこにいるのかこれまたさっぱり分からなかったが、そこにいたのか!という結末だった。
それにしても、怪しい代替療法にすがる患者の気持ちはわからない。
Posted by ブクログ
短編ではなく一冊まるっとの長編で、怪しげな水で治療してる医者の治療法がずっと気になってたけど、わかればなるほどーな納得。
相変わらずなドタバタ一団だけど、叔父との関係が少し良くなっているのかな?
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好きなシリーズとはいえそろそろマンネリかしらと思ってたけどやっぱりおもしろいからすぐ読んでしまう。
今作は今までより犯人発覚後からエピローグまでが短いように感じた。
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好きな知念さん。医療の知識を駆使し、事件解決して行くさまがスッキリします。鷹央のキャラも好きだけど小鳥の優しくて天然なキャラも好き。それぞれの濃いキャラも魅力的なシリーズ。今回は医療詐欺を解決して行く。医療でも受けるために患者を作る!あるまじき行為。鷹央の推理が炸裂です。
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まさかの大鷲院長が容疑者、というインパクト大な展開でおもしろかったです。お医者様たちがインチキ医療や反ワクやら陰謀論やらで市民の健康が損なわれたり不幸になることを歯痒く思っているというのが、ヒシヒシと伝わってきました。鷹央先生の最後の言葉もかっこよかったです。医者のことを患者は全面的に信頼しているからこそ、その信頼を裏切る行為は悪辣以外のなにものでもない。鷹央先生は無茶苦茶なことをよくするけど、倫理観はまともで医者としてはほんとうに立派なので信頼です。こんな先生に診察してほしい。
おもしろかったのが、大鷲さんが小鳥遊先生と鷹央先生をくっつけようかなって目論んでたところ。もうタカタカコンビは結婚しちゃえばいいのに。いろんな意味で丸く収まる(笑)
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話が進むごとに鷹央と小鳥、舞の絆が深くなっていくのが心地よい。
久しぶりの杠(ゆずりは)の登場も嬉しかった
癌すら治る魔法の水、エリクサーを巡る話
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天久シリーズは大好きですべて読んでいます。
今回は、天久先生の天敵である叔父(大鷲)がピンチに。
殺人容疑にはめられてしまったが、天久先生たちがいつものように助け出す。
大鷲先生の地域病院を守るというスピリット
天久先生の真実追い求めるスピリット
登場人物が魅力的で強い意志を持っているところが好きです。
大鷲先生が分析しているように、小鳥先生がきて天久先生の社交性がアップして、すべてがうまくいきはじめている。
小鳥先生は影響力が絶大だとわかった一冊でした。
Posted by ブクログ
天久鷹央の事件カルテシリーズ 19作目
本作は長編!安定の面白さ。
今回は院長の大鷲に殺人容疑が..
しかし、正直、小鳥遊、鴻ノ池、鷹央のやり取りがうっとうしくなってきた(笑)
もう十分です。
大鷲が手術した都議会議員が、大鷲に殺される!と告発。
病院をぬけ出したところで、遺体として発見されます。
大鷲が犯人なのか?
3人は病院の存続をかけて、(鷹央が病院長に代わらないために)その事件の真相に挑みます。
徐々に明らかになる詐欺医療の闇。
飲めば治るといわれる液体。
その真相は?
しかし、このトリック?真相は衝撃でした。
確かにそんなことありえるかもって思ってしまいます。
そして、そんなこと許されない!
詐欺医療はとても恐ろしい
さて、本作では、鷹央の天敵である大鷲の存在が大きい。
二人の掛け合い(駆け引き)も楽しめましたが、大鷲の真の想いが分かる物語でした。
いい人じゃん(笑)
もう一つ、本作を読んで気が付いたこと
小鳥遊が鷹央のもとに異動してから、まだ1年強なんですね。
それなのに、こんなに事件が起きていたのね(笑)
エンターテイメントとして楽しめました。
お勧めです!
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万能薬などないことは周知の事実。だが、副作用にことが念頭にない人たちが多いのも事実。医師の倫理感が薄れた時の結果の恐ろしさを感じる。2026.5.23
Posted by ブクログ
「天久鷹央の推理カルテ」シリーズ19
小鳥遊が赴任して約2年。
今回ももちろん、タカノイケトリオが躍動する。
小鳥遊と大鷲が緊急手術を行なった患者の術後に狂乱し、失踪した挙句に遺体となって発見される…
遺体の首には大きな傷があり、それが死因とも思われたが、死後の損傷であることが判明する。警察とは別のアプローチで事件と向き合う中、因縁の詐欺師と手を組み、患者の足取りを追っていく。
手がかりが少しずつ集まる中、事件のキーマンとなる鏡を使った代替医療の医師が殺害されてしまう。しかも容疑者は天久大鷲…!
タイトルにあるようにエリクサーは存在するのか、
なぜ遺体は死後に傷つけられたのか、
大鷲の容疑を晴らすことができるのか、
病院の存続危機にまで発展したこの謎をタカノイケトリオが解決へ導く!
Posted by ブクログ
今までの巻での大鷲の印象がガラリと変わる話だった。確かに大鷲院長が警察沙汰になり逮捕されると、副院長である鷹央が院長になる可能性が大きい。鷹央に事務作業やら会合なんか絶対無理だろう。今回は事件の内容より、鷹央と大鷲の駆け引きや、大鷲と小鳥遊のやり取りの方に気を取られてしまった。大鷲にとって鷹央は姪であり、なんだかんだ言っても診断能力に信頼を置いている。そして鷹央を支えている小鳥遊にも。だからこその「私の姪をよろしくたのむ」と言う言葉。今後、鷹央と小鳥遊の関係はどうなるのだろう。