すべての高評価レビュー
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Posted by ブクログ
タイトルから想像すると、これは文章を書きたい人向けの本だと限定されそうだけど、全くもって違う。
これは「生き方」について書かれた本だと思う。
私のなかで再読したいトップ3に入っている本のなかに、土門蘭さんの「死ぬまで生きる日記」が入っている。
当時、こんなにも自分自身の痛みを深掘り、他者に差し出し、そして最後にその痛みを大切に抱きしめながら生きていっている人がいるのか、と衝撃を受けたことを覚えている。
なんでこんなにも心を鷲掴みにされるのだろうと、当時の自分は疑問に思っていたけれど、今作を読んで腑に落ちた。
土門蘭さんは、「ほんとうのこと」を書いているからだ。
まだ未読の方は、ぜひ、2作合わ -
Posted by ブクログ
著者・柚木麻子さんの作品は初めて読みました。どの作品も先が読めないエンターテイメント感溢れるものばかり!寓話として良くできているなと感じた感じた「BAKFRSHOP MIREY'S」「スター誕生」はNHKの単発ドラマの原作として使ってもらいたいと思わせる心に刺さる作品でした。奥田英朗作品、伊坂幸太郎作品が好きなかたは、特に刺さるのではないでしょうか
過去のブログ記事が炎上中のラーメン評論家、夢を語るだけで行動には移せないフリーター、もどり悪阻とコロナ禍で孤独に苦しむ妊婦、番組の降板がささやかれている落ち目の元アイドル……いまは手詰まりに思えても、自分を取り戻した先につながる道はきっ -
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九龍城砦シリーズの二冊目を読んだ。
本作は一冊目からの前日譚で、主人公は九龍城砦を統括する〈龍城幇(ロンシンボン)〉の頭目、龍捲風(ロンギュンフォン)の若き日の物語。一冊目がトンチキで少年漫画っぽい痛快さだったのに対し、二冊目は戦闘描写がぐっとスマートになり、ノワールな雰囲気になっている。
舞台は1950年代の英国統治下の香港。中国本土から大量の難民が押し寄せ、社会は混沌としていた。その中で幅を利かせていたのが<青天會(チンティンウイ)>という組織。力で物を言わせる<青天會>に抗うため、龍捲風は仲間を集め、〈龍城幇〉を立ち上げた。
「龍頭」とは組織のリーダーのこと。<青天會>の龍頭はゴリ -
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Posted by ブクログ
『貝殻航路』久栖博季
私は生まれも育ちも札幌だけれど、
釧路や根室には子どもの頃から何度も足を運んできた。
同じ北海道とはいえ、
札幌から6時間、7時間とかかる遠い場所。
大人になってからは自分で車を運転して、
なぜだか引き寄せられるように道東へ向かった。
重く垂れ込める霧。
夏でも肌寒いほどの冷たい空気。
潮の匂い。
そして、どこか哀しみをまとった異国めいた気配と、
不思議な拒絶感。
納沙布岬にも幾度となく足を運んでは、
海の向こうの異国の輪郭が見えないかと、
ずっと目を凝らしていた。
そんな馴染みのある空気感が、本作では
とても静かな時間の流れのなかで描かれていて、
何度も記憶を -
Posted by ブクログ
正直、全ビジネスマンが読むべき。
これを読めば、中身のない「お仕事ごっこ」を撲滅できると思う。
要点はシンプル。頑張ってるのに結果が出ないのは、やり方以前に「解く順番」を間違えているから。
大事なのは Where(どこが問題か)→ What(何が原因か)→ How(どう解決するか) の順。
特に納得感があったのは、問題には「発生型」と「設定型」の2種類があるという話。
起きてしまったトラブル(発生型)ならこの順で解けばいいけど、難しいのは自ら目標を立てる「設定型」。こっちは「あるべき姿」をちゃんと定義しないと、どこを攻めるべきか(Where)すら見えてこない。
上司に言われて、脊髄反射で
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