【感想・ネタバレ】10年間飲みかけの午後の紅茶に別れを告げたい 部屋をめぐる空想譚のレビュー

あらすじ

10年共に暮らしたペットボトルの意外な正体、トリセツ554冊から浮かび上がる衝撃の真実……記事累計800万PVの人気ライターが「部屋だけ」で繰り広げる日常エンターテインメント。

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携帯電話の取扱説明書を554冊読む、きかんしゃトーマスを490話見る...
側から見ると「暇なのか?」と言いたくなることばかりやっているが、作者の文章力でなぜか最後には「ほう...なるほど」となってしまう。

#笑える

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2025年09月21日

Posted by ブクログ

平たく感想をいうと「なにこの人、超ウケる」
もっと短くいうと「やばっ」なんだけど、それで言い済ませてしまうともったいない。
この「どうでもいいこと」を考察(というかもはや研究)してしまうあたり、超ウケるし、やろうと思ってしまうあたり、ヤバイ。

『1歳の君とバナナへ』で知り、めちゃくちゃおもしろいので『0メートルの旅』も、この本も、わりと短期間で続けて読んだ(感想を読書メモに入れていて、更新していなかった)

子どもの自由研究の延長がどこまでも、何歳になっても、ずっと続いている感じが素晴らしい。
イグノーベル賞やタモリ倶楽部が好きな人は、きっとこの本を楽しめるだろう。

飲みかけのまま放置していた午後の紅茶、ミルクティー味との日々と別れ方。
ドコモ太郎の「人とナリ」の研究。
トーマス合計490話の事故分析。
「色彩ヘルパー」という色の名前がわかるアプリで、部屋の中にあるモノの色の名前を片っ端から調べ、269色全てを家中から探し出してみたり。

いやはや…
自分の子どもが将来、空想を巡らせながら何かに興味を持ったとき、どうしようか。「そんなくだらないことを」と言うかわりに「あなたのアタマの中だけではもったいない、ブログかなにかに書いてみたら?」と言える大人でありたい。

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2024年04月18日

Posted by ブクログ

作者の家の中にある物に対する執着と観察力。そこから始まる妄想ロマンス。
自分の想像を超えてくる展開に目が離せなくなるし、結末が気になって仕方がない。
一度引き込まれたら読み終えるまで抜け出せない、異世界の様な物語。

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2024年02月04日

Posted by ブクログ

著者の観察力と空想力と色々な物に対する偏愛がすごい。時間をかけて分析してデータ化する能力もすごい。無意味なことに全力で時間を費やすのって幸せな行為だなと思った。ニコルソンベーカーの中二階を彷彿とさせた。

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2022年06月03日

Posted by ブクログ

ネタバレ

【台所】
【リビング】
【トイレ】
【寝室】
【風呂】
【書斎】
【部屋】からなるオムニバス形式の本。

【リビング】がめちゃくちゃ面白くて、腹がよじれそうになりながら、肩を振るわせ笑った。
docomoの取扱説明書にでてくる、ドコモ太郎の人生が、めちゃくちゃ面白い。サイドストーリーの最後のオチが秀逸。
【寝室】の2つの花の定期便サービスからなる、花言葉から恋愛リアリティーショーを、考えてしまうストーリーが、めちゃくちゃ面白い。サイドストーリーが、マジですごい。最後、怖ーって展開でした。
他のストーリーも良かったですが、この二つは特に良かったです。

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2022年04月16日

Posted by ブクログ

面白すぎっ!!
結構マニアックやけど笑える。
トーマスの事故原因の分析とか
バブの癒し効果とその要素とか
そういう日常のことを解明していく、
無意識を意識にあげてくれる新発見✩.*˚
もっと読みたい。
物理系の理系かと思いきや、
カウンセリングの場面もあったりで、
著者に興味も抱く。

再読〜
っぱり面白い。
もっとこういうくだらん事
研究してほしい

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2022年03月12日

Posted by ブクログ

なんて充実したステイホームの本だろうか。
私にとって家はただ帰る場所だが、著者にとって家とは宇宙なのかもしれない。
2クールのアニメを見きったような達成感。
最終回に今まで出たのキャラクターが大集合する展開が好きな人にはたまらない構成。
最高でした。
子々孫々に伝えていきたい本です。

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2022年01月24日

Posted by ブクログ

岡田悠さんの狂気とも思える観察力や洞察力が垣間見られる本。文章も面白く、とくにトイレの章(『地球の歩き方』100冊の詩的な一節で旅に出る)、寝室の章(122の花言葉からなる花瓶たちのロマンス)、部屋の章(269色を探して部屋をめぐる)は、なんだか読んでいて日常の中の非日常を味わえたのが不思議だったし面白かった。

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2021年12月26日

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実験的エッセイ?なんだけど
作者どうかしてる、そんなことができる発想も根気も才能
10年前からある午後の紅茶に意味を見出す
docomoの説明書を読破しドコモ太郎の痕跡を追う
どうかしてる、んだけどこのシュールさがたまらない
最後の妄想小説?は作者は書きたかったんだろうけどちょっといらなかった

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2025年11月01日

Posted by ブクログ

ネタバレ

フィクション?ノンフィクション?

エッセイっぽい表紙だったので、普通にエッセイと思って読んでいたのですが、

フィクションも挟み込まれている、という感じなのでしょうか。

よく考えると、すべてのフィクションと呼ばれるものも、著者の頭の実際に想像されたという点ではノンフィクションなんだなーと感じる機会になりました。

午後ティーの話からとても感激しました。…

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2025年06月07日

Posted by ブクログ

作者は研究者に向いていると思う。docomoの説明書やトーマス、部屋中の色など、常人ではここまで観察できない。発想力もある。

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2024年04月04日

Posted by ブクログ

面白かった。トーマスの話は声に出して笑った。
着眼点と発想と行動力、それを楽しく読ませる文章力、すべてがよかった。

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2023年11月25日

Posted by ブクログ

わたしは、いったい、何を読んでいたんだっけ?
読んでる間、何度も首をひねった。
おかしい。たしか午後ティー偏愛を語られている気がしていたけど、倦怠期のお相手との話だっけ?

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2022年03月26日

Posted by ブクログ

10年共に暮らしたペットボトルの意外な正体、トリセツ554冊から浮かび上がる衝撃の真実・・・記事累計800万PVの人気ライターが「部屋だけ」で繰り広げる日常エンターテインメント。ペットボトル・トリセツ・入浴剤・・・部屋にあるモノたちへの狂気の執念が導き出す、まさかの結末――。
前作では世界へ旅立ち、部屋で終わっていた岡田さんの本ですが、今回は部屋の中をめぐる"旅"。今回もめちゃくちゃ面白かった!普通じゃない(褒め言葉です)感性と発想に驚いてばかりでした。紅茶の行方がまた素敵なんだなあ~。部屋の中という一見閉ざされた世界に、小さな煌めきがこんなにたくさんあるんだ!と新鮮な気持ちでいっぱい。自分の部屋は元々愛着があるけれど、視点や考え方次第でもっと楽しくなるんだなと。退屈な毎日を一瞬で照らす魔法みたいだ。

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2021年12月27日

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4に近い3。思わずクスッと笑ってしまうストーリーもあったが、対して面白くないものもあった。この著者は、旅行系のお話の方が面白いと思う。

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2025年09月15日

Posted by ブクログ

『0メートルの旅』同様、正直にいうとWEBで読んだときの方が面白かった。やはり写真やイラストで笑いを取れるのは大きい。別々の記事を一つのテーマ(今回でいうと部屋)でまとめているのも若干無理があるし。
ただ本には本の良さももちろんあって、間の掌編はとても面白かった。

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2025年06月19日

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ネタバレ

腐った午後の紅茶を後生大事に保管する衛生観念に全く共感できませんでした
そもそも飲みかけのペットボトルが部屋から発掘される生活環境が受け入れられません

鬱っぽかったんですかね

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2025年03月16日

Posted by ブクログ

ネタバレ

2023/11/22
積読してたけどやっと読んだ。
ほとんどがwebで読んだことあるんだけど改めておもしろい。二度目だろうと「なにやってんのw」って笑っちゃう。
むしろ本用に書かれた小説部分に「そんなんえーから」ってなってしまうほどに。
でも最後の書下ろしの章は美しく纏めたなと思った。
バブも書下ろしかな。
似たようなので回転ずしのクーポンもめっちゃ笑った。
初めて読んだバンジージャンプの話が面白すぎて、ネット上のコラムを探して読みました。
何冊も本を出す人になったのだよ。そうでしょうそうでしょうと私も勝手に誇らしい。

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2023年12月05日

Posted by ブクログ

日常のある物事に焦点をあてて、とことん調べ倒す姿勢に、読みながら、思わず「すごいな。この人、、、」とつぶやいてしまいました。
0メートルの旅を先に読んでいたので、全然違う印象を受けました。
この探究心の源は何なんだろう。。?

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2023年02月05日

Posted by ブクログ

筆者は暇なのか、、、?笑
ほんまにどうでもいいことの考察を全力でやってる。トーマスの事故報告書の章が良かった。

ただ、オモコロとnoteで読む原作の方が純粋に「無駄」を極めてる感があり面白い。
わざわざ本のテーマをこじつけたように加筆されているような印象。

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2022年11月19日

Posted by ブクログ

いいですねー。こういうわけの分からない考察に力を入れている人は大好きです。機関車トーマスの事故集計とその分析とかわけ判らなさ過ぎて大好き。

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2022年10月08日

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