作品一覧

  • 大仏破壊 ビンラディン、9・11へのプレリュード
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    世界中の人々に衝撃を与えた、タリバンによるバーミアン遺跡の大仏破壊。 そのウラには、国際テロ組織アルカイダを率いる、オサマ・ビンラディンの策略があった。 2001年3月、アフガニスタンのバーミアン大仏がタリバン政権によって爆破された。 その半年後、の9月11日、悪夢のニューヨーク同時多発テロが起きる。 テロ戦争へ突き進むビンラディンとアルカイダの策謀がうごめいていた! 『戦争広告代理店』の著者が、 綿密な取材を積み重ね、かつてない壮大なスケールで切り込む。 「9・11」の前奏曲(プレリュード)ともいうべき「大仏破壊」の真実が明らかにされる。 第36回大宅壮一ノンフィクション賞受賞作。
  • ドキュメント 戦争広告代理店 情報操作とボスニア紛争
    4.4
    「情報を制する国が勝つ」とはどういうことか――。世界中に衝撃を与え、セルビア非難に向かわせた「民族浄化」報道は、実はアメリカの凄腕PRマンの情報操作によるものだった。国際世論をつくり、誘導する情報戦の実態を圧倒的迫力で描き、講談社ノンフィクション賞・新潮ドキュメント賞をW受賞した傑作! (講談社文庫)
  • マンガでわかる トヨタ流の生産方式とマネジメント
    5.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 常勝トヨタ流の生産方式から、強い組織を作るマネジメント法までが、マンガでやさしくわかる! 日本が世界に誇るトヨタグループ独自のメソッドである「トヨタ生産方式(TPS:Toyota Production System)」と、そこからマネジメントの基本的な考え方を抽出した「マネジメント法(TMS:Total Management System)」が、マンガで学べる実用書籍です。おもちゃメーカーを舞台に中堅社員の奮闘を描きます。ドラマチックなストーリーを楽しみながら、「5S」「カイゼン」「問題解決」などに代表される『トヨタ流』の考え方や具体的な管理手法、実践方法が容易に学べます
  • 国際メディア情報戦
    4.1
    中国・北朝鮮・イラン・アルカイダ……いまや大国も小国もテロリストも続々参戦している「国際メディア情報戦」。それは「どれだけ多くの人に、自分に有利な情報を到達させ、その心を揺り動かすか」をめぐる戦いである。急拡大する戦いの現場でいま何が起きているのか? 日本はどう戦うのか? 稀代のメディアスター、ビンラディンの驚愕のメディア操縦法から、オバマの逆襲まで、世界各地で起きている新しい「戦場」を読み解く。(講談社現代新書)

ユーザーレビュー

  • ドキュメント 戦争広告代理店 情報操作とボスニア紛争

    Posted by ブクログ

    いやー面白かった
    政治はいかにメディア戦略が大事か
    大衆にどう見えるかによって世論は大きく変わり、それにより政策が決まっていく
    戦争でさえも。

    どう立ち回るかってのは政治に限らず全ての仕事で効いてくるわけだよなぁ
    私はド下手ですが

    0
    2025年11月19日
  • ドキュメント 戦争広告代理店 情報操作とボスニア紛争

    Posted by ブクログ

    本書は2025年からの視点で見れば新しい古典になりつつあると思う。当時(1990年代)は一方向性のメディアの活用がPR戦略において重要であったが現在はSNSを活用した戦略が不可欠だ。その点が古典であると言えるだろう。

    また本書で述べられているような手法は、その後のあらゆる場面で応用されある種、使い古された手段となっているだろう。そして受け手の大衆からしたら彼らの手法に辟易としているのではないだろうか?この陳腐性が古典であると考える2つ目の理由だ。

    話は飛ぶ。あまりない例だがプロの手が入った情報戦略よりも素人がだす切迫した情報の発信の方が多くの方から共感を浴び窮地から逃れるという点に置いて、

    0
    2025年05月03日
  • ドキュメント 戦争広告代理店 情報操作とボスニア紛争

    Posted by ブクログ

    NHKディレクターの筆者が遠いバルカン半島での紛争マネジメントの逐一を丁寧な取材で描き出した良作。ユーゴスラビア連邦(セルビア共和国)と積年の紛争を抱えるボスニア・ヘルツェゴヴィナ共和国が、国際広告代理店であるルーダー・フィン社のジム・ハーフのサポートを得て、如何に国際社会のサポートを得て、国際的な外交交渉で取るに足らないボスニア・ヘルツェゴヴィナ共和国を檜舞台に立たせたか、メディア対策と演者の振り付け、場合によっては共和国軍事顧問や関係者の更迭など手段を選ばない緻密な戦略によりPR業務を遂行した様が描かれる。外交とは如何に砂上の楼閣であるか、一部のスキルをもった人間の技で多国間関係が築かれて

    0
    2025年04月13日
  • ドキュメント 戦争広告代理店 情報操作とボスニア紛争

    Posted by ブクログ

    ボスニアヘルツェゴビナ紛争における影の律役者、アメリカのPRカンパニーに焦点を当てたドキュメント。ユーゴから独立したばかりの一小国がいかにして国際社会の支持を勝ち取ったのか。戦争においては軍事力だけでなく情報戦を制することが重要であるということがよくわかる本である。一民間企業であるアメリカのPRカンパニーがアメリカのメディアを動かし、ついには国連の支持まで取り付けた一方、動き出しの遅かったセルビアは孤立を深めていく一方であった。戦争に限らずビジネスにおいてもいかに情報戦を制し、指示をとりつけていくのが大切かを学べた本であった。

    0
    2024年08月31日
  • ドキュメント 戦争広告代理店 情報操作とボスニア紛争

    Posted by ブクログ

     昨今の戦争において、武器以上に恐ろしい力を持つものがある。それは情報である。PR(public relations)とは、CM政界、官界などが、公共において価値のあるものを大衆に伝えて、信頼や協力を得られるように広告活動をすることである。本書は、あるアメリカの広告代理店が、セルビア共和国の紛争に対して、情報によってどんな力を発揮するのか、その過程について注目していく。
     チトーが亡くなった後、ユーゴスラビア連邦内は分裂して次々に独立する。ユーゴスラビア連邦政府は依然として残っているが、政権は実質セルビア共和国の大統領ミロシェビッチが掌握した。そんな複雑怪奇な旧ユーゴスラビア諸国であるが、なか

    0
    2024年07月05日

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