高木徹の作品一覧
「高木徹」の「国際メディア情報戦」「大仏破壊 ビンラディン、9・11へのプレリュード」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
- 作者をフォローする
- フォローすると、この作者の新刊が配信された際に、お知らせします。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
「高木徹」の「国際メディア情報戦」「大仏破壊 ビンラディン、9・11へのプレリュード」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
戦争をするにあたって、PR会社の重要性を感じさせられた。
世論を突き動かしてアメリカやNATOという大国からの支援を得るため、ボスニアへルツェゴビナは、セルビアを悪とする情報をアメリカのPR会社へ依頼。
セルビアも対抗して、PR会社に依頼をしようとするが、既にイメージが悪すぎて、多くのPR会社が依頼を断る事態に。
本書は1990年代の出来事なのだが、ネット、snsが主流な現代ではpr会社はどのような役割を果たしているのかが気になりました。
また、中立側だったカナダの人気の軍人さんが、セルビアの強制収容所があるかないから分からない。といっただけで炎上して、退任まで追い込まれてしまう事件が印象
Posted by ブクログ
4.5 自分が知らない世界を知れた本
1992年からのボスニア紛争の裏で、いかに米国のPR会社が情報戦争で暗躍したかという話。
実際は被害者vs加害者という綺麗な整理ではない中、ボスニア=被害者、セルビア=加害者というイメージを国際的に定着させるために、PR会社がどのような施策を行なっていったか、時系列的に分かりやすくまとめられている。
一流のPR会社が議会、メディア、内閣の機微をみて各ステークホルダーに働きかけている点や、メディアの記者が伝えやすいように情報の出し方や価値の見せ方を工夫している点等が克明に書かれており、非常に勉強になった。
Posted by ブクログ
この本を7年前に読んでからずっと興味があり、この春実際にボスニアに行った。想像以上に酷い被害で30年経っても爪痕がしっかりと残っていた。何かと戦争に首を突っ込むアメリカだが、この時はアメリカがいなかったらボスニアという国は存在しなかったかもしれない。この本ではムスリム人のナラティブが紹介されているが、セルビア人のナラティブに触れることはなかった。一方的な歴史認識ではあるが、この戦争ばかりはアメリカのおかげで最悪の事態を避けることができたと思う。しかし、9.11の後にこの戦争が勃発していたら、そしてトランプ大統領が当時のアメリカの大統領だったとしたら、また違った歴史になっていたはずだ。