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Posted by ブクログ
推し活って、「今」幸せなだけじゃない。
好きな対象…アイドル、アニメ、ドラマなど、「今」生きる元気、少し先の未来まで頑張るためのものだと思っていた。
世の中は諸行無常で変わらないものはない、とよく言うけど、推し活や好きなものもまさにそう。相手の変化、自分の気持ちや環境に変化があった、理由や背景は様々でも「好きじゃなくなった(推しじゃなくなった)」そういう日は残念ながらいつか訪れる。
けれども、過去好きだった事実まで消えることはない。そんな時、しっかりと文章に残しておくことで、その時の気持ちや思い出を思い出すことができる。
好きを言葉で残しておくことは、過去の自分を語る上でも必要なことなんだと、印象に残った。
可愛い、面白い、勉強になる、そんな凡庸な言葉で終わらせずに、自分の気持ちや感じたことを、将来の自分のためにも記していこう。そんな気持ちになれる良書だった! -
Posted by ブクログ
[共感した/手が止まった文章]
・恥なしの青春、失敗なしの青春など、青春の名に値しない
・いずれも、自分の人生を大胆に選択して生きようとしている男たちである。〜だが少なくとも、自分自身の人生を生きているぞという実感は持っているにちがいない男たちである。
・ああ、オレの青春は終わったなと自覚した。それは自分の生き方に対する迷いからふっ切れたことを自覚した時だったと思う。〜自分の生き方を模索している間が青春なのである。
・はじめから老成してしまっていて、青春など全く持たない人も、必ずしも珍しくはない。どういうわけか、最近その手の若者が増えているような気がする。肉体は若く、精神は老いぼれた青年である。〜そう言う人の人生は、精神的には墓場まで一直線の人生である。
・孔子は「四十にして惑わず」といった。〜迷いと惑いが制すyんの特徴であり特権でもある。それだけに、恥も多く、失敗も多い。〜自分に忠実に、しかも大胆に生きようと思うほど、恥も失敗もより多くなるのが通例である。
・また、あらゆる失敗の可能性を忘れている人は、いかに大胆に生きようと、無謀に生きたいというだけである。あらゆる失敗の可能性を見すえつつ大胆に生きた人こそよく青春を生きたというべきだろう。
・〜このまま誰にも知られずに死んでしまうのではないかと思ったことも一度ならずある。しかし、不思議なことに、そんなときでも悔恨はなかった。人生がそこで終わったとして、それも仕方がないと、妙にさめたあきらめの気持ちがあった。それまで自分が好きなように生きてきて、ことここにいたったのだという思いがあったからだろう。人生における最大の悔恨は、自分が生きたいように自分の人生を生きなかったときに生じる。〜それが自分の思い通りの選択の結果として招来されたものであれば、満足はできないが、あきらめはつくものである。
・しかし、ほんとうの人生論は語るべき対象というよりは、実践すべき対象なのだ。自分の人生を語ることが、論を何も立てなくとも、そっくりそのまま人生論になるような人生
・人は変装したつもりでも変装したものになってしまう。それを逃れるためには、一切の変装を拒否しなければならない。ありのままの自分でありつづけなければならない。だが、それは言うは易く、行なうは難い。
・〜口先だけで社会を批判したって何も変わらない。それより、どんなに小さくてもよいから、自分たちの手で自分たちがほしいものを作っていく。こうしたいと思うことを自分たちの手で実現する。そういう実践の積み重ねこそが、社会をほんとに変えていくんだと思ったわけです。
・なにか、都会の中にいると、自分が追い詰められていくような気がした。〜熱い雑然とした街が冷たい整然とした街に変えられていく。その中で、あの時代の熱さをかかえたまま都会から脱出したいと思ったんです。
・「労働の外にユートピアを求めるな。労働の中にユートピアを求めよ」
・我慢してやる労働は疎外された労働で、もちろんその中にはユートピアはない。しかし、そうではなくて、遊びのような労働がある。誰かに強いられてするものではなくて、自由に自分の発意でする労働、何かしらの欲求を抑圧しながらする労働ではなく、欲求を満足させるための労働、自分の能力を発見できることに喜びを感じられる労働、そういう遊びか労働かわからないような自由な労働の中にユートピアがあるというんです。
・腕が上がれば上がるほど、自分の腕をきびしく見ることができるようになる。
・〜ほんの短期間だったが、古川の将来に決定的な影響を与えてしまっていた。
(・人間、三十歳を過ぎたら、人生の将来設計もたてられずに、職業をあれこれ変えてウロウロすべきではない。しかし三十歳までは人生の試行錯誤期間なのだから、少しウロウロしてみたほうがいいのではないか。
・「自分はどうなってもかまわないから、あなたがやりたいことをやってくださいといってくれたんです。男の人が好きなことに打ちこんでいるのを見るのが好きだ。」
・「安易にやる方法はいくらでもあるんですが、安易てのがきらいなんです。それに、安易てのは妥協を含むんです。妥協がきらいなんです。」妥協を排した人生は楽ではない。楽ではないが、楽しみは多いという。
・「結局、こりゃ、とにかく行かねば駄目だと。これというあてはないけど、行けばなんとかなるだろうと。とにかく行ってみて、行きあたりバッタリ試してみようと思ったわけです。当たってくだけろですね。ぼくはだいたい、人間というのは信念をもってやれば、まず不可能なことはないと思ってるんです。一旦不可能なことでも、一生懸命何か道はないか、どこかに道があるはずだと、信念を持って求めていけば、何でも何とかなるもんですよ。ぼくはいつもそう思って人生を切り抜けてきたんです」
・ここで生来の負けん気が頭をもたげた。自分もこの道で一流のプロになりたいと思ったのである。
・「石の上にも三年というから、三年だけは我慢してみよう。三年たったらやめよう。こんなところにいても料理なんか覚えられっこない」
・「人に教えるとなると、こちらも一生懸命勉強せざるをえませんから、それでずいぶんぼく自身が学びました。」「毎日が新しい発見の連続で、驚きと喜びの日々でした。」
・「〜やはり、自分が日本人であることから逃れきれないということではないかと思いますけどね」日本に帰ってきたものの、まだ、経済的には楽ではない。しかし、精神的には充実している。
・「〜そんなことをしたら、まだ二十代なのに守りの人生に入ってしまうと思って、思い切ってこれを全部使ってしまおうと決心したんです」
・〜通常のコースをフォローする能力に欠けていたから落ちこぼれたのではなく、そうしたくなかったから落ちこぼれたのである。落ちこぼれつつ、自分の情熱をかけるべき対象を追い求めていたのである。そして、それをいったん発見するや、彼らは落ちこぼれ人間から、とてつもない努力家に変身する。それまての彼が落ちこぼれであったとはとても信じられないくらい、精進を重ねて、一つの道をまっしぐらに進む。そしてただ自分と自分の意志と情熱のみを信じて、新しい人生を切り開くのである。
・「謎の空白時代」は、空海の青春である。〜「謎の空白時代」は、彼に、自分に対する自信を与えていた。自分に対する自信があったから、空海は自分に賭けた。自分の人生を自分に賭けたのである。未知の大海の中で自分が切り開いていくであろう状況に賭けたのである。
・自分の人生を自分に賭けられるようになるまでは、それにふさわしい自分を作るために、自分を鍛えぬくプロセスが必要なのだ。それは必ずしも将来の「船出」を前提としての、意識的な行為ではない。自分が求めるものをどこまで求めようとする強い意志が存在すれば、自然に自分で自分を鍛えていくものなのだ。そしてまた、その求めるとする意志が十分に強ければ、やがて「船出」を決意する日がやってくる。そのとき、その「船出」を無謀な冒険とするか、それとも果敢な冒険とするかは、「謎の空白時代」の蓄積だけが決めることなのだ。
・青春とは、やがて来るべき「船出」へ向けての準備がととのえられる「謎の空白時代」なのだ。そこにおいて最も大切なのは、何ものかを「求めんとする意志」である。〜彼を待っているのは、状況に流されていくだけの人生である。
[読書中の突発メモ]
・プロローグが良すぎるな、全部メモしたい。エピローグも同様。
・日本の伝統について大学生の頃から想いがあった、今思い出した
・マルクーゼ
・どこまで本気でやり切れるか。没頭できるか。悔しさを覚えられるか。その本気度とリアルに持ってくる力の強さ。現実になるまで止めない強さが何かしら必要。それを根性と呼ぶのか、負けず嫌いと呼ぶのかわからないが、そのような粘り強さと執念が共有点なのでは。周りなんぞ関係ない。
・仕事と生きる方向を揃えるとは何と素晴らしいか。
・私は何で負けず嫌いなのか。原動力になるくらいの悔しさを覚えられるのか。要origin回帰。
・「石の上にも三年」というが、これまで自分はそこまでの辛い環境にいたことはないな。ただ耐えるだけでも苦しいような。何かしら学びを獲得できる環境としてとても優良なものだった。まだまだ甘いと感じる。もう26歳になるというのに、こんな甘ちゃんで良いのだろうか。時間がない。もっと切り詰めて密度高く人として生き切る日々を送りたい。仕事というものにおいて、散々な苦労をまだ味わってない。感覚的に、学生までと社会人をフェーズとして切り分けすぎているのかもしれない。人生は連続しているのに。
・無理矢理にでもアウトプットを出す、場を設定することをしなければ言語化や伝わる形への翻訳など不可。周囲に止められるくらいの狂気性や寝食忘れる夢中を爆発させたい。
・快感を覚えること、というのは、向いてることなのかもしれない。今まで理由なく好きなものが本気で好きであるもの、としてコトを探してきたが、追加。情熱をかけられること、も。キーワードは、感激・驚き・発見・喜びとする。
・自信を持てる、自分ならなんとか出来るやれる、と思えるコトを見つけたい。もしくは獲得する。
・おそらく自分は、学歴社会で、一般的な社会で、どう評価されるかが重要であるという思想が価値観として髄まで叩き込まれている。が、これは必要十分の観点からすると間違っている。あくまでも人生を豊かに生きるための一つの手段であり目的化されるものではない。取捨選択の一部として当たり前に扱われて良いもののはずだ。前提にすべきでない。
・この本に登場する方々の人選はどう行ったのだろうか、どうやって見つけたのか。過程が気になる。
・人生で自信を持って行動した瞬間などあったか。自分を信じられるまで、これ以上できることはなかったから結果がどうであれ受け止められる。と思えたのは、恐らく高校入試と宝塚受験と記憶障害後の大学受験だけ。あとは人の船に乗ってなあなあに来てしまったように思える。ただ、せっかく記憶を無くして人生が0になったのだから、あの時日本から飛び出して終えばよかったかもしれない。
・この本は人生における、特に40になるまでの間のバイブルになるものだと思う。出会えてよかった。とても。
[徒然草] -
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人と人が繋がっていく、その関係を持続させて愛されキャラに定着させるのがとてもお得意な作家様ですよね。お料理が美味しそうなのはもちろんなのですが、人との出会いを大事にしているところが大好きです。本作なら花村女史と旦那様とのドラマチックな出会い。繋ぐのは食(お煎餅)。さすがです。
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ホントどうしようもないな
自分を捨てたウィルに復縁を迫られたターナ。
ターナにとってウィルはすでに過去の人なのに、それを理解せず諦められないウィル。
そこに王弟ゼトとの婚約を目論むアメリアの吹聴。
この二人、ホント自己中で人としてどうしようもない。 -
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今では普通にお馴染みのあの人やこの人の初登場シーン見るのが好き(笑)山岡さんといると世界が広がりそうだ。顔広いの分かる。正直に人の懐に入っていくもんね、たまにハラハラするけど(笑)この人といると退屈しないだろうな。
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絵が全然違うけど、皆表情がいきいきしていて、この頃の方が人物たちに好感もてるな!今は目が冷静過ぎて。大人になったってことなんでしょうが、入社したての栗田さんの短いスカートとか、跳ねるように花持って駆けてるところとかすごく可愛い(笑)
豆腐と水、ここから全て始まったんですよね。最初から真面目に取り組む栗田さん好きだし、ミステリアスな山岡さんもよい。久しぶりに順に読み返していこう。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ「暁闇」では、暁の宗教2世の苦しみや怒りを、事件後の時間軸をベースに語られている。「金星」は星賀の宗教2世として活動する事になった経緯や葛藤、逃げることができない苦しみが、時系列で語られている。暁の出会い、一葉や高橋、清水との出会い、永瀬暁良の小説との出会い等、絡まった糸が一本に繋がっていくような気持ちよさがあった。暁の母も星賀の母も初めは身内の健康や幸せを祈りたく藁にも縋る思いで入信したのに、どんどんのめり込んでいく様子がリアルで恐ろしい。悪い奴は善人の顔をして近づいてくると改めて実感。湊かなえさんなので、後味悪いのかと思ったが、最後まで純愛な物語だった。
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