すべての高評価レビュー
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Posted by ブクログ
ネタバレどっしり重いのにどこか軽妙。
ずっと気になっていたが、あらすじの重さ、表紙の圧迫感(笑)から読み時をうかがい続けていたが、映画化と聞いてもはやこれまでと手に取った。
米澤穂信の文章はとても気持ちがいい。文学してるぜぇーって気持ちになれる。声に出したい日本語が山ほどある。
荒木村重の苦悩、同じ才覚を持つ「城の地の下にいる者」、黒田官兵衛。二人の認め合う関係性が堪らない。
そして何よりも千代保が美しすぎる。「いつわりの奇瑞が人を救うのもまた、この世の習いではございますまいか」からの辞世の句までの美しさ。見事だ。
家を存続させるために、誉れ高く生きる。
宗門の教えを胸に極楽浄土を目指して生きる。 -
Posted by ブクログ
「僕には僕がいる」というフレーズがぶっ刺さった。「涙くん、今日もおはようっ」の歌詞にも登場したフレーズだ。
一人じゃない、みんながいるからという言葉が嫌いだ。自分が誰にも助けられず、ずっと一人だったなんて思わないけれど、大好きな人は確かにいるけれど、でも根本的に、人生は一人ではあるだろと思うから、その温い響きが嫌いだ。
でも、一人じゃない。何故なら僕には僕がいるから。聞いたこともない表現で、とにかくぶっ刺さった。これを書いたの子と、歌ったあのの化学反応も凄まじかった。
このフレーズを筆頭に、本のなかであの曲やこの曲を連想しながら読んだ。この人は本当に、タレントとしてもアーティ -
Posted by ブクログ
私も冴ちゃんや心晴ちゃんと同じように、制限の多い中学時代を過ごし、楽しみにしていた職場体験も修学旅行も行けませんでした。
ソフトテニス部だった私は先生にマスクをつけて活動しなさいと指導され、卒アルは皆マスク焼けで写りました笑
今でこそ笑い話にできますが、当時は不安なことやしんどいこともたくさんありました。
この本は、そんな当時の私にも寄り添ってくれるような温かくて優しいお話でした。
視点がコロコロ入れ替わるので最初は少し読みにくかったですが、多角的に描かれるからこそ伝わるものがあったなと感じ、読み終えた今はこの本に出会えて良かったと思っています。
個人的にオンライン授業はちょっと楽しかった
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