すべての高評価レビュー
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Posted by ブクログ
すごく長い旅をして帰ってきたような気分になる本だった。言語は深い海のようだと思う。深く見えないものをいろいろな方法を使いながら、どうにか見てみようとしているそう感じさせる本だった。
言語が分かれていることに対して、今まで私はマイナスの感情しか持っていなかった。人類もそうだと思う。だから、バベルの塔のような話が生まれ、言語が違うから争いが起きるとまで言われてきたのだと思う。ただこの言語学の本を読んでいると、違うからこそ比較ができ、比較の中から、自分たちの言語だけではわからなかった根本的な何かを見つけ出すことができる。そう感じた。
言語が思想の形を作ると言う、確信に近い感覚を、まだ誰も立証はで -
Posted by ブクログ
お盆明けのこの時期に読めて、本当に良かったと思える一冊だった。
読む前は、正直「直木賞を狙うために、いつもの不思議なテイストは封印して真っ当な青春小説に徹したのかな?」なんて邪推をしていた。
しかし、それは良い意味で完全に裏切られた。
「万城目節(ファンタジー・日常に潜む奇妙な世界)」を絶対に捨てず、それでいて選考委員ウケの良さそうな「歴史・戦争」という重いテーマを、市井の青年たちの目線から自然に融合させているバランスが絶妙だった。
本書を語る上で、同時収録の『十二月の都大路上下ル』の存在は外せない。
こちらは不思議度が控えめで、自分を鼓舞し、仲間への葛藤を抱えながら一心に都大路を走り抜 -
Posted by ブクログ
『「あの戦争」は何だったのか』
本書は、太平洋戦争を時系列に沿って説明する通史ではない。日中戦争から太平洋戦争の終結に至るまでの「あの戦争」を、私たちはどのように見て、どのように解釈すればよいのか。その視点を考えるきっかけを与えてくれる本である。
「あの戦争」の始まりをどこに置くのか。
太平洋戦争の開戦だけを見れば1941年12月8日となる。しかし、その原因を辿っていけば日中戦争、さらに満州事変へと遡ることができる。そして視野をさらに広げれば、幕末のペリー来航まで遡って考えることさえ可能である。
ここで私が考えたのは、日本という一つの国家だけに戦争の原因を求めるのではなく、その背景に存 -
Posted by ブクログ
ネタバレずっと読みたかった本やっと読めた!
全身政治家って短編読んだ時にこの人の文章ええわあってなってたから、ついに読んだけどもめっちゃええですね。
泣いてんじゃねぇよの途中からあまりの逃げ道の無さになぜか希死念慮が湧いてくる恐ろしさ。子供時代どうやってやり過ごしてきたか思い出しそうになってしまうパワーがありますね。
読んでいて作中と距離感が近いなと感じる文章で、さち自身になったかのような感覚に陥る。
そのくらい没入度が高い。
作中良かったのは「もともと問題のある人だった。病気のあいだは忘れられていたそのことを、思い出した。」
「なんでそがんがんばいよると?」
どっちもお父さん関連でした。
カバ -
Posted by ブクログ
お、お、お、面白かったーーーー!!!!
後半一気に読んでしまった。こんなに面白いBL小説を書けるなんて、凪良ゆうは天才なのでは??
1-2巻から続いてきた平良と清居の関係。
ふたりがそれぞれ悩み苦しみながら成長することで物語がより深まり、素晴らしいスパイスとなっている。
ただのBL小説ではなく、これはキャラクターの成長譚だ。それぞれをドン底まで叩き落とすのも、凪良ゆうの作品の良いところ。底からしっかり這い上がってくれるので、こちらも読みながら力を込めて応援してしまう。
平良と清居は距離が離れていても互いに惚れ込んでいて、再会したときの嬉しさもひとしおでした。
平良の写真を見た時の野口の -
Posted by ブクログ
ネタバレ死んで欲しいと思っていた上司が失踪した。
自分が殺されたとしたら、これらの部下に殺されたとしてもおかしくありません、とのメールをばら撒いて。上司、前川は死んだのか?
パワハラ上司から解放された、と思ったら、一転容疑者扱い。周囲から鼻つまみ者にされ、疑いを晴らすには犯人もしくは上司を見つけ出すしかない。
大手企業の「総務経理統括本部」という部署は、前川部長のパワハラが蔓延する絶対王政。
主人公の青瀬は、日々彼から耐え難いパワハラを受け、明らかに身体症状が現れるレベル。
のちに出てくるが、残業は月80時間どころではなく、200時間とか。泊まり込むか、始発で帰ってまた出社するか、みたいな状態で -
購入済み
仄暗い時代の中に灯るあたたかさ
戦争とか軍人とか男と女の役割とか、制限の多い時代のイメージの中で、日常の当たり前の幸せというのが価値あるものなんだなーと感じさせられる。
日常の出来事がメインのお話だけど、
戦地での過酷な経験が色々ありそうなのにそれを出さない誉さん。
戦時中のお話だから、またいつ誉さんが戦地へ赴くかわからない、という現実を出来るだけ悲観しないようにする花ちゃん。
今の時代が平和すぎて無くしてたものを、しみじみと思い起こさせてくれるお話。
それと、大人向けマンガみたいなので、ちょいちょいふたりの営みシーンが!(そういう絵面はほぼ出ないが)
それがなんかリアルでドキドキします♡
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Posted by ブクログ
アベノミクスからほぼ14年。開始当初は歓迎する向きも多かったと思うが、三本の矢のうちの成長戦略がうまく機能しないまま、そのマイナス面である副作用が強くなり、コロナを契機にインフレと超円安が進行して、今現在停めるのに四苦八苦している。最も高市総理は円安に関してはそんなに気にしてないのかも知れないが。
本書はその日本の経済的現状を的確に分かりやすく分析解説している。日本は生活必需品を自給自足できないのだから通貨は強くあるべきだという主張は単純にして分かりやすい。
残念ながら高市総理の「責任ある積極財政」は今のインフレに喘ぐこの状況を好転させるとは思え ない。バラマキ(消費税減税)で目先の人気取り -
Posted by ブクログ
ネタバレ素晴らしい本、仏教はやっぱり最高の自己啓発である。
質問の魔力はマーケティングの要素、影響力の武器の要素、そして自己啓発の要素が絡まり合ってる良書です。
・問い続ける事、考える事とは問う事
・何かお探しですか?⇒そのバッグ可愛いですね
まずは関係を作る
・正しい答えではなく良い質問
・成功してる時ほど課題を探す
・うまく行くためには何を調べ、誰に聞くのか?
・仕事ができる人はどうやってうまくやるか?
・自分にとって仕事って何だろう?⇒僕は生きがい
・視点を狭めると決めやすくなる
⇒どっちが良いですか?いつやりますか?
・まず何をしようか?
・困りごとではなく日常の負担を質問する
・幸せな人は
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