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Posted by ブクログ
今まで読んだことのないBL傑作
小説ばかり読んでいたので久々に漫画に戻ってみました。
前はゲイ欲が強く漫画もゲイ漫画で色欲強めな性描写ばかりのものが多かったのですが、今作はすごく落ち着いたおとなしい、控えめなテイストでした。
最近ではU-NEXTからヒーテッド・ライバルリーが流行りですが、まさにそれを踏まえてきたような異文化で異色コンビが描かれています。
読んでいて感じたのはすごく大人だなと、BLであれば青春とか社会性の反映であったり、やっぱり「拗らせる」そんな作風が多いように感じますが、今作は立場の違い、相手の寄り添い、向き合い方、そして今までに感じたことのないBL漫画の要素には珍しいバックグラウンドを巡ったその人の背景を知ると言うのが1番に強調されるなと思います。
私事で申し訳ない話なので、感想はここまで読んでいただく形でいいのですが、実は私は日本人で彼氏がアメリカ人と言った付き合いをさせてもらっています。私個人としてはその人の今を見ていきたいと思うのですが、彼氏はすごくバックグラウンドを語りたがるようで少し相手を見る重きが違っていたんですね。今ならバックグラウンド、具体的にはどう言った家族関係か、学校ではどんなことをしてきたのか、どんな風に遊んできたのか、どんな事を教わってきたのか、時には宗教・慣習にさえ触れることもありました。なんだか面接ぽいと言うかそこまでわざわざ聞く必要があるだろうかと付き合った当時は思っていましたが、相手と自分の間にあるズレを見て行くと、今だけを見て考えたらやっぱりこの人とは合わない、違うと思って心が別れてしまいそうになる。別れる頃にはなぜ別れたのか、そんな時に自分か相手に原因を求めてしまう。果たしてそんな恋愛は正しいのか?
私が彼と付き合って感謝しているのはそうした考えに気づかせてくれるのも魅力だと思います笑
話を戻して今作の大事なことを言わせていただき締めくくりにします。上巻では出会いから別れを描く悲しみのあるストーリーには映るかもしれませんが、実はもっとポジティブな別れにも思えます。それについては下巻に続くのでその際に語りますが、別れにも意味があると相手に気付かされるそんな素敵な大人な恋愛に是非浸ってください。 -
ネタバレ 購入済み
頑張った
レティシアが頑張ったなぁ。上のお姉様2人に加えてお兄様も味方に付け、お相手の大公殿下は見守りと影のフォローに徹し。その分出番少ない気もしたけど、2人になると甘々でした。
最初は姉(三女)に都合よく使われて、家から逃げ出すことしか考えてなかったヒロインが、長女次女姉の本当の姿を知り、大公殿下の好意を知り、自分の気持ちに気付き、社交界での悪評を自分の力で払拭するために奮闘する...ヒロインの成長物語でした。 -
匿名
購入済み涙無しには読めない…。
さかた先生で検索してたらたまたま見つけた作品です。
こんなこと言っては何ですが、作者さん買いだったので軽い気持ちで読んだのですが、もう本当に辛かったです。
このような作品はもっともっと全人類が読んで実態を知るべきだと痛感しました。
私みたいにノホホンと生きてたり見て見ぬふりを
してる人、この作品にも書かれてたお役所の人やニュースでも児童虐待や家庭内暴力に携わるお役所の人達の実態をもっと知るべきだと感じました。
特に最後の話で、低学年の男の子がアパートのドアに向かって「○○くん、あーそーぼ!」って毎日来るけど、隣に住む主婦は「出てこないわよ…」と。
その主婦も昔、自分の娘を虐待で亡くしてるから、隣の男の子が両親からどんな虐待をされてるか知ってるので「どうせ私もあなたも何も出来ないんだよ」と諦めてるけど、誘いに来る男の子は中から返事がなくても諦めずに毎日やって来てた。
そのうち男の子は先生や近所の大人に「あの子を助けて!」と訴えるけどみんな自分の楽しみを優先したり、面倒くさいから後回しにしたり、他人の家族問題だからと中に踏み込もうとは一切せずにいて、読みながら私も「あー、これが現実なのか…」としか考えれなくてホントに不甲斐ないな…と切なかったです。
その点、誘いに来てた幼い子どものおかげでなんとかヒロインにまで話しが届いたので無事に危うい一歩手前でなんとか救えたけど、虐待は負の連鎖だからしてしまう側は昔、自分もされていたから…ってのが多いのも事実なので本当に難しいですね。
ただ、法律の壁が厄介なんでしょうね。
もっと命に関わる事には本当にもっと踏み込んでもらいたいです。そうでないと負の連鎖はとまらないでしょう。 -
匿名
ネタバレ 購入済み完璧な女性と称えられる侯爵令嬢セーラ。
その婚約者は王太子マクシミリアンであった。
しかし、優秀なセーラと比較されることに耐えられなくなったマクシミリアンは、男爵令嬢サリーと浮気した挙げ句、セーラと婚約破棄を宣言する。
教育すらまともに受けられない王太子妃サリーと王女リリアナ。
サリーは愚かで傲慢な本性を露わにし、王女リリアナもまた、度を越して無知で我儘な少女へと成長する。
王太子夫妻とは距離を置く高位貴族たち…。
マクシミリアンは、なんとか娘を次代の王に据えようと足掻くが、リリアナが取り返しのつかない凄惨な事件を引き起こし…!?
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