【感想・ネタバレ】コウノトリとんだのレビュー

あらすじ

『あしたの名医』著者、感涙の最新作

●「あしたの名医」シリーズが話題!
再注目の医師作家が放つ涙と希望の医療エンタメ

新人助産師のまゆは大学で優秀な成績を修めながら、
生い立ちに由来するトラウマが原因で出産介助ができない。
指導役の亜美とともに妊婦に寄り添い、
出産をめぐる様々なトラブルに立ち向かうまゆだったが、
妥協を許さぬ亜美には
「かつて新人を潰した」という噂が――。
現役産婦人科医が描く感動の医療エンターテインメント。

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Posted by ブクログ

生い立ちにトラウマがあって
助産師としての知識は十分あるのに
お産を一度も取れていないまゆ。

厳しくて近寄りがたい雰囲気の
まゆのプリセプターになった亜美。

この2人を中心に物語が進んでいく。

▷▷▷▷▷
まゆは実習でもお産を取れなくて
助産師に向いてないって評価されそうだし
実際亜美にも向いてないって言われてしまった。

それでもまゆには
助産師でないといけない理由があって
知識も技術も十分すぎるくらい身につけて
それでも助産師でいたいと踏ん張る。

私の看護学生や新人時代を思い出すと
同じような状況になっても
まゆのように頑張れないって思った。

そして亜美は
日本有数の産科病院で助産師をしていたのに
ある事故でプリセプティを護れなかったと後悔して
指導スキルを上げるためにと
転院してまゆのプリンターに立候補していた。

「完璧な助産師を育てたい」亜美は厳しいけど
まゆのトラウマと向き合い
一緒に乗り越えようとする熱心な助産師だった。

まゆと亜美が各々の過去と向き合って
前に進んでいく姿に感動したなぁ。

0
2026年03月28日

Posted by ブクログ

当時珍しい外科からの産婦人科ローテションで人生一度だけの
出生証明書記載の重みは思い出しました。
最後は自分が行き倒れになって教会で保護されたような気分だった。

0
2026年02月26日

Posted by ブクログ

トラウマが原因で出産介助ができない新人助産師の成長物語。
なかなか克服できないこと、意地っ張りなところ、周りに心配をかけているのに、一人で落ち込んでいるところなど主人公の言動にやきもきした。
むしろ、主人公の指導役の助産師が魅力的だった。
ただ、主人公の停滞は、その後の成長との対比を意識したものだろう。
活躍を期待して読み進めた。
出産の現場は何が起こるか分からない、分からないからこそ無事出産できることは奇跡なんだと考えると、赤ちゃんの誕生シーンは感動的だった。

0
2026年03月19日

Posted by ブクログ

産婦人科の話はいつもうるうるしてしまう。今回は助産師さんの話だったけどとってもよかった!赤ちゃんが産まれるのは奇跡だよね!自分の出産も思い出しました。

0
2026年02月24日

Posted by ブクログ

「あなたは助産師に向いていない!」
え~いきなり、その言葉はきつくない?
プリセプターの亜美さん、私だったら心が折れちゃうよ。
この妥協を許さない亜美には良からぬ噂も……。
そう、この物語は現役医師が描く新人助産師・まゆの成長物語。

さすが、現役産婦人科医師ならではのリアリティーな描写。
特に緊急カイザーのシーンは「蹄の音を聞いたらシマウマではなくウマが来たと思え」の格言通り、一分一秒を争う「時間との戦い」、モニターの音、スタッフの緊迫感がひしひしとと伝わってきて、母子の無事を祈りながらハラハラドキドキしながら夢中でページをめくった。

初めての夜勤で、まゆが直面した「中期中絶」「命の選択」という重い現実は、他に方法はなかったのか、正解のない問いに心がモヤモヤする。
熊本の「いのちのかご」でまゆの複雑な生い立ちに「生きていてありがとう」という言葉が胸に響いて思わずじーんとしてしまう。
また、やむを得ず子を手放す母親に「家族を作ってあげてください」という言葉に、私自身物心ついたときから母親がいなかったので胸に込み上げてくるものがあった。

かつては「泳げない魚」のようだったまゆが、厳しい亜美の指導のもと過去を乗り越え成長していく姿は『コウノトリ』が新しい希望に向かって羽ばたいていくように将来が頼もしくもあり、今後どんな助産師になっていくのか、その成長を見守り続けたくなるので是非シリーズ化してもらえると嬉しい。
あと亜美のスビンオフ作品とかも読みたいかも。

母親と新しい命に寄り添う助産師の物語は『コウノトリとんだ』という言葉通りあたたかい余韻が残る心地よい一冊だった。


0
2026年02月11日

Posted by ブクログ

現役産婦人科医が描くストーリーという帯に惹かれた。

生命が生まれる現場を、生々しく、リアルに描いている作品。
主人公の新人助産師まゆと、まゆのプリセプター(指導役)の亜美が中心となって、ストーリーが進んでいく。

生い立ちにトラウマがあるまゆと、完璧な助産師を育てたい亜美。
一見、厳しく、取り付く島もないように見える亜美だが、助産師への熱意と、現場の厳しさ、生命を預かる危険と喜びを知っているからこそ、指導にも熱が入り、厳しくなるのだなと思えた。
まゆのトラウマにも向き合い、プリセプターとして責任を持つ亜美を、私はカッコイイと思う。
その厳しさを自分の糧とするまゆも。

現場はなまなましく、日々健闘されている方々には感謝しかない。

夏に続編が出るらしい。

0
2026年03月20日

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