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Posted by ブクログ 2024年02月12日
日本文学の古典として一応通らないといけないかなと思い読んでみました。
古い作品なので分かりにくい言い回しなどありますが、内容としては全体的に軽く、とても読みやすかったです。なかには声を出して笑ってしまうほどの滑稽さもありました。
ラストの方にとうとう漱石がイギリス留学以降に感じていた(と、思われる)...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年10月03日
ネット上に於いて繰り広げられるやり取りは得てして、物事を単純視し短絡的な考えで人を罵倒し、バカにしがちだ。しかし、その対象が自分の期待を裏切るとプライドが傷つくのか激怒し、余計に執着して過激化へと向かい、あら探しに終始するのを、私は嫌と言うほど見てきた。要はその対象の存在に呪われるているのである。
...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年04月09日
猫が人間のように人間を批判するのがおもしろい。実際に猫はこんなことを考えているんだろうかと思った。しっかりとオチがあって読後の感覚もよかった。題名は英語なら、I am a cat(吾輩は猫である)となる。人間が主人猫(動物だから主人公はおかしいかもしれない)と同じように語ったら、見下す感じになるかも...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年01月09日
「こころ」の次に読んだ漱石の小説。
とにかく、主人の「くしゃみ」を中心とした登場人物たちの会話が面白い。
長編小説としては、話の筋に一貫性がないが、これも一興というところか。
近代日本語?を操り、ち密に物語を構成していく文体は、日本語の美しさを大いに知れたし、各人物の滑稽話は笑いが絶えなかった。
そ...続きを読む
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