ブックライブの高評価レビュー

すべての高評価レビュー

  • はじめての日本国債

    Posted by ブクログ

    日経新聞の連載が分かりやすくて本書を手に取りした!より深く学べてよかったです。
    為替介入も読んでみたい。

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    2026年09月27日
  • 星の王子さま

    Posted by ブクログ

    何度でも読みたい!
    挿絵も美しくて、寓話的で、読解というよりも味わって読み進められた。
    王子様が旅の途中で出会う人々は、人間の愚かな側面を映し出していた。権威にしがみつく王様、称賛に酔う大物きどり、所有に執念を燃やす実業家、そして手段と目的の逆転を象徴する酒浸りの男。どの姿も、人間が陥りやすい愚かさを描いていて、滑稽ながら愛おしくも感じた。
    作中に出てくるバラは、見栄っ張りで高飛車で嘘つきで、でも、王子様を愛していた。王子様はそのことを見抜くべきだったと後悔する。バラは矛盾を体現していた。矛盾を抱えたまま愛することが、生きていくうえで大切なのだと気づかされた。
    キツネが王子様に「秘密」を教えてくれるシーンはとても印象深い。
    「ものごとはね、心で見なくてはよく見えない。いちばんたいせつなことは、目に見えない」
    大人になっていく中で私たちが忘れてしまう大切なことを思い出させてくれた。心に刻む

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    2026年09月27日
  • いい音がする文章 あなたの感性が爆発する書き方

    Posted by ブクログ

    作者の知識の豊富さに魅了された。
    いい文章を書くためのHOW to的な内容にとどまらない、多方面からの内容が満載の本だった。
    読み終えた後、良い音がする文章を書くには、良い音がする生き方をしていくことが鍵だと思った。
    『人は文字が生まれる前は声、音でコミュニケーションをとっていた。動物も声を持ち声で会話している』と歴史的な観点から始まる。言葉が分かりやすいのでどんどん頭の中に入ってくる。

    例えば、
    親から「夏休みの宿題をやっていないなら遊びに行っちゃだめよ」と言われたとしよう。
    優しい声色や笑っている場合などは、まあ少しならいいかと思ってしまうし、大声でまくしたてるような口調のときはこりゃ本気で怒っているなと分かる。
    「『夏休みの宿題をやっていないなら遊びに行っちゃ駄目よ』と母は玄関に仁王立ちで待ち構えていた」
    相当頭に来ているのが分かる。
    「『夏休みの宿題をやっていないなら遊びに行っちゃ駄目よ」と母は玄関で深くため息をついた」
    こうなると怒っているより呆れている様子が浮かぶ。
    文章にするとここまで説明しないと感情が伝わらない。

    日本独特の古典音楽である雅楽やお囃子についても触れている。
    『西洋音楽が入る以前の日本のビートは日常生活からほとんど消えてしまっている。日本独特のビートが消えている』にはうなずいた。

    『人は意味や内容を知る前に、音としての言葉に左右されながら生活している。
    政治家は政治家っぽい話し方になるし、先生は先生の、噺家は噺家の話し方になる。話し方は性格のもっとも反映されるところだ。そのリズムこそが、ごまかしようのない自己紹介である。』これにもうなずいた。

    坂本龍一さんの逸話は印象に残った。
    『坂本龍一さんが生前、朝日新聞の取材で「音楽の力」という言葉が一番嫌いだと答えていた。坂本さん自身もお音楽に癒された経験はあるけれど、「音楽を使ってとか、音楽にメッセージを込めてとか、音楽の社会利用、政治利用が僕は本当に嫌いです」と言っている。
    「感動するかしないかは、勝手なこと。ある時にある音楽と出会って気持ちが和んでも、おなじ曲を別のときに聞いても気持ちがうごかないことはある。音楽に何か力があるのではない。音楽を作る側がそういう力を及ぼしてやろうと思って作るのは言語道断でおこがましい」
    震災や戦争が起こると必ず「音楽の力」は登場してきた。音の一部だったはずの「歌詞」から、メッセージという名の「意味」だけが抽出されていく。
    坂本さんは最後に「音楽は好きだからやっているだけ」』とこれには深くうなずいた。
    「音楽は好きだからやっているだけ」は素敵な言葉で、さすが世界の坂本龍一さんと心に深く刻み込まれた。

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    2026年09月27日
  • 夫婦が両思いになる方法 1

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    経験上、ちょっと胸がキュッとなるとこもあるけど、これから家族みんなで初めてのようにドキドキしながら楽しくやり直ししていってほしいです!

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    2026年09月27日
  • マザーアウトロウ

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    自分の好きなことを、やりたいことを、自分の意思に赴くままやり通す、義理母張子が、かっこいい!
    結婚、出産、仕事…女性のターニングポイントを、これが正解!と押し付けないところがとてもいい。
    自分の人生楽しく、人に責任押し付けない、頼らない…こんな生き方は理想かも。

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    2026年09月27日
  • PAYBACK【タテヨミ】(40)【1部 完】

    さいこう、、、、、

    キスだけでもご馳走様でした、、、

    #胸キュン

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    2026年09月27日
  • コンビニ兄弟3―テンダネス門司港こがね村店―(新潮文庫nex)

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    恋を知った瞬間の描き方が良かった
    それぞれのドラマに惹き込まれていくうえで人間の醜さとか意地悪さも描かれてるけど、最後は優しさとか頼りなさにたどりつくのが良い

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    2026年09月27日
  • 死にたくないので英雄様を育てる事にします 1【電子限定かきおろし付】

    串

    購入済み

    すき

    続きが気になる展開で、なおかつ絵が綺麗で引き込まれます。個人的にあからさまな表現が多すぎなのは苦手なのですが程よくて良かったです。

    #胸キュン

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    2026年09月27日
  • 十角館の殺人〈新装改訂版〉

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    今だから読んで良かった!ミステリーは好きだけどなんとなく敬遠してきた方にこそおすすめしたい。古臭さ、皆無です。

    日本クローズドミステリーの始祖になるのでしょうか。無謀な若者、連絡のとれない孤島、1人2人と死にゆく者。そして最後の種明かし。

    あらゆる、は言い過ぎですが、多くのミステリーを読んできてトリッキーな仕掛けやそれはないでしょの解決編も嗜み、いざ挑んだ本書。正統派かつさらりと意外性もあり、20年以上も人気があることに納得。
    なぜ早く読まなかったのか、という気持ちよりも、これから館シリーズを攻略できる喜びに震えています。

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    2026年09月27日
  • 道は生きている (新装版)

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    人が歩く並木道や石の道、絹や塩を運ぶ道、米や木材を運ぶ川の道や海の道、おまいりの道、橋、そして道と道が出会う交差点…。

    さまざまな「道」のはたらきや、その歴史を通して、人々の暮らしや文化が浮かび上がってくる。人と物の動きが見えてくる。森と川がつながる。

    面白かった。

    ーーーーー

    道というものはこのように、もともとは人々のくらしの中から生まれ、そだてられてきたものでした。P54

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    2026年09月27日
  • あなたはここにいなくとも(新潮文庫)

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    ネタバレ

    初めてゆっくり町田そのこさんの作品を読んでみた。ここまで温かいおばあちゃんの話が書ける方なんだと驚き、思わず涙が出てきた。特に「先を生くひと」は1番好きで主人公よりも先人の澪さんの芯のある言葉が心に刺さった。

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    2026年09月27日
  • 【小説8巻】本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~第三部「領主の養女I」

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    第三部スタート 全体の8巻目
    マインからローゼマインと名を改め、上級貴族の娘として再出発
    マインの世界が貴族街~城へと更に広がります
    領主の養女となり、フェルディナンドと立場が対等になったのがポイント

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    2026年09月27日
  • 華麗に離縁してみせますわ!6

    匿名

    ネタバレ 購入済み

    真の黒幕がよくわからなくなっちゃった、、、
    ブリュンヒルデの兄のヨルグだと思ってたけど、ヨルグも結局は利用されただけってこと?
    ヨルグがきっかけだけど、ヨルグの制御できないところまで来ちゃったってこと?
    ハラハラする展開で続きがとても楽しみです。

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    2026年09月27日
  • 十戒

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    島に閉じ込められ、犯人探ししてはいけないルールの中で迎えがくるまでじっと待つ。設定の妙もそうだし、最後の真実がわかる件のバラし方のセンスも痺れる。前作「方舟」が素晴らしすぎてからの、それに負けない本作。これもまた最高に面白かった。

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    2026年09月27日
  • キミと越えて恋になる 単行本版 12

    購入済み

    とても良かった!

    万理と繋のお話は少なく周りのお友達のお話メインでしたかみんなの成長や頑張、葛藤、優しさ、もどかしさなどぎゅっと詰まっていてとても良かったです。次が最後なのは寂しいですがどんな道を進んでいくのか楽しみにしています🎶

    #感動する #ほのぼの #胸キュン

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    2026年09月27日
  • 贈る言葉

    Posted by ブクログ

    団塊世代の叔父が「学生時代、柴田翔の『贈る言葉』に出てくるような女性と付き合って苦労したよ」と言った。叔父は、友人に「オマエの彼女にそっくりな女子学生が描かれているぞ」と教えられて『贈る言葉』を読んだという。

    『贈る言葉』のページを開くと、とても暗い恋愛が描かれている。
    どうしてこんなに暗いのだろうか?ボンクラ頭を使って、あれこれ推測してみる。
    女性のことはよくわからないが、男性の恋愛感情=性愛感情である。そして、性愛感情の源は性欲である。問題点は、普通、男性の性欲が不特定多数の女性に向かうことである。男性の浮気心は、女性を悩ませている。
    主人公「ぼく」は、友人「I」の読書会で前方に座っている女の子を見てムラムラと劣情を催したり、「君」の承諾を得ないで下着に手をかけて拒否されて恥をかいたりするから、「ぼく」は普通の男性かと思ったら、その後、「ぼく」は二人が納得し合ったこと以外は決して何事もしないと固く決心する。さらに、「ぼく」は初体験の相手の女性は「君」しかいないと頑なに決め込み、お茶の水女子大学卒の「R」の誘惑を受け流す。ただでさえそれほど易しくない性欲の処理の機会を、敢えて「ぼく」は潰すとは、どうしたのか?
    頭が良い「ぼく」は、私にはよくわからない理屈を言う。「ぼく」が恋愛感情=性愛感情=性欲を素直に認めずに、自分をごまかすように理屈をこねているから、自ずと「君」へのアプローチが歪になり、「ぼく」に応える「君」も変に理屈っぽくなる。それが、「ぼく」と「君」の恋愛を暗くしていると思う。
    始めは「君」が冷たい人に思えたが、実はそうではなく、「ぼく」の煮え切らない態度が、次第に「君」を諦めの境地に追い込んでいくように思う。「君」は「ぼく」を待っていたように思える。

    恋愛は「岸辺のない海」を漂うようなもの、「海図のない航海」をするようなものである。わけを知っているつもりでも、実際の恋愛において途方に暮れる。「ぼく」もそうだろうが、青春時代に恋愛で苦悩して精神の幅と深みを増すこともあるようだから、「恋愛」は捨てたものではない。

    ここから、「ぼく」と「君」について、もう少し細かく見ます。バカな話をくり返します。

    世間ではよくあることだが、「ぼく」は「君」の承諾を得ないで「君」の下着に手をかけて拒まれてしまい、恥かしいから猛烈に反省する。

    <ただ、ぼくは、一度君から拒否されたことを、二度くりかえそうとはしなかった。自尊心のためではない。ぼくは、二人が納得し合ったこと以外は、何事も、決してするまいと強く決心していたのだ。ぼくは、あの頃は、どうして、あんなにまで自分の決心に忠実であることが、可能だったのだろうか。>

    「自尊心のためではない」と言うが、「ぼく」は自尊心が高いから、恥をかいたことに懲りて「一度君から拒否されたことを、二度くりかえそうとはしない」「二人が納得し合ったこと以外は、何事も、決してするまい」と性的禁忌を強める。そして恋愛(性欲)感情は、「障碍や禁忌がかえって恋愛(性愛)感情の昂揚をもたらす」から、「ぼく」の「恋愛(性愛)感情」は昂進する。やがて「ぼく」は、性的禁忌の強化と恋愛(性愛)感情の昂揚との板ばさみになって心身共に消耗していく。
    それから、「どうして、あんなにまで自分の決心に忠実であることが、可能だったのだろうか」と言うが、それは「ぼく」と「君」が同年齢である(未確認)ことによる「ライバル意識」、「意地の張り合い」の影響もあるだろう。これらは、同年齢のペアの恋愛がうまく行かない場合の大きな原因になる。

    そのような状況においても、「ぼく」は「畜生!」「うおっ、うおっ!」「うー、もやもやする。もう我慢ができん」と即物的に性欲を露わにする男子東大生たちを軽蔑する。そして、お茶の水女子大学を卒業した「R」の誘惑を断って、「R」に恥をかかせる。
    「ぼく」が「あんなにまで自分の決心(性的禁忌の強化)に忠実であること」、つまり「君」の承諾を得て下着に手をかけようと努めるのは、スジが通っているようだが、滑稽であり、ウソのように見える。
    「ぼく」が「一度君から拒否されたことを、二度くりかえそうとはしなかった」のは、同年齢の「ライバル意識」「意地の張り合い」だけでなく、「性的禁忌」の強化と「恋愛(性愛)感情」の昂揚の板ばさみで疲弊している「ぼく」が、これ以上自分にダメージを与えたくないという防衛意識もあるのではないか?さらに、「君」に拒否されても「君」の下着を剥ぎ取るくらいの熱情と度胸が「ぼく」には不足しているのだろうか?

    一方、「君」の承諾を得て下着に手をかけようと苦慮を重ねる「ぼく」に向かって、「君」は「あなたは男だからわからない。女は男の二倍も四倍も勉強しなければならない。そうでないと、世間は女を認めてくれない」と異次元の言葉で応じる。「ぼく」は、建前は、「自立しようとする女性、男性と対等に生きようとする女性」に理解を示すが、本音は、はぐらかされてシラケた気持になるだろう。
    こうして、二人に残るのは惰性のような性欲だけ。「ぼくらには、もう、行くところも、することもな」くなり、二人は納得し合って一軒の旅館に入る。

    <君はあの時、何も言わず棒のように寝て、身体をぼくにまかし、・・・君の顔にあったのは、不安とか、怖れとかの人間的な感情ではなく、ただ投げ遣りになったものの頑さだけだった。そして、ぼくも、・・・自分の初めての性的体験はこの女とでなければならないという頑な決心に追い立てられて、君に向かって行った。>

    私は、「君」の女心がよくわからない。投げやり気味だが、「君」が「ぼく」に身を任せるのは、まだ「君」が「ぼく」を好いているからだろうが、それだけでなく、そこは理性と知恵を兼ね備えた「君」ゆえ、「未経験」という重荷を早く降ろしたい、それなら慣れ親しんでいる「ぼく」が相手なら初体験の恐怖は少ない、という心算があるのではないか?
    「ぼく」についても、よくわからない。後で「君」が「あっ、今になってから、こんなに……」と反応するほど、旅館で「ぼく」は直ぐに果てずに頑張ったわけだが、普通、それは初体験の男性にとって難しいのではないか?「自分の初めての性的体験はこの女とでなければならない」と決めている「ぼく」とは別人のようだ。

    ともかく、「行くところも、することもな」くなってもなお、惰性的に「君」を旅館に連れ込み、マグロのように転がっている「君」に行為を続ける「ぼく」を「君」は冷笑している、と「ぼく」は後で感じる。
    また、「君」が「何も言わず棒のように寝て」いたのは、「君」は「自立しようとする女性、男性と対等に生きようとする女性」だから男性に心身をコントロールされたくない気持ち、同年齢の「ライバル意識」「意地の張り合い」かもしれない。

    事ここに至って、二人の関係は終りに近づく。

    「君」の立場になって見ると、「君」はわかっているだろうが、女性は受け身である。「君」は「ぼく」を待っていたのだろう。責任は、煮え切らない態度の「ぼく」にあるだろう。
    しかし、わけ知り顔の「I」が忠告するように、「ぼく」が「君」を普通の女の子として優しく遇してやればうまく行っただろうか?それは「君」には通用しないだろう。
    「ぼく」が「君」を普通の女の子として優しく遇したら、自意識過剰の「君」は侮辱されたと感じ、「自立しようとする女性、男性と対等に生きようとする女性」の侮辱と怒るだろう。 同年齢の「ライバル意識」、「意地の張り合い」も刺激するだろう。結局、「君」に相応しい男性は、「君」の自意識過剰を刺激しないように「君」の本来の女らしさを引き出してくれる、経験豊富な中年男性だろうか?

    話がわからなくなったところで、お終いにします。

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    【付録】

    恋愛(性愛)感情について

    小浜逸郎氏は『なぜ人を殺してはいけないのか 新しい倫理学のために』の「第4章 人を愛するとはどういうことか」で次のように述べる。

    <なぜ人間は、恋愛的な情緒にかくも揺さぶられるのか。ショーペンハウアーは、この事情について、次のように考えた。恋愛が人々の心を撹乱するのは、それが種の存続というきわめてシリアスな関心にかかわることだからで、当事者である個体は性の相手の選択を自分の快楽の満足のためと思っているが、それはじつは個体の意識的な理解を超えた自然の意志によって植えつけられた本能に基づく妄想なのだ。彼は、あらゆる恋愛はどんなに霊妙さを装っていても、性本能の特殊化され、個別化された姿にすぎないとした上で、しかしそれはほとんどすべての人間の努力の究極の目標であるとして、性愛がいかに現実の世界で重要な役割を演じているかについて、まことに生き生きと書いている。>

    <人間自身は自覚していないが、性愛はやはり「本能」の一種であって、そこには個体の意志を超えた自然の意志が強く働いている。ただし、人間の場合は個体しての性への関心があまりに強いために、この自然の意志は、「種族の保存を目的として自分は恋愛する」というような意識としては現れず、「美しい人との同一化のもたらす幸福感情」という純粋に個体的な「妄想」の形で現れるのだ、とショーペンハウアーは言い切る。たしかに、性愛が、個体の意識や理性の統御を超えた力として働く理由は、これによってうまく説明されている。
    恋愛の情動や欲望の自然の源は、たしかに生殖による種族の維持の本能というところにあるに違いないが、人が実際に生殖の意志とはほとんど無縁に見える恋愛感情にかくも胸を焦がすというそのこと、またそれによって、ショーペンハウアーが指摘する通りの狂気じみた人生の混乱が巻き起されるというそのこと自体は、こうした外側からの根拠づけによってどう宥めようもない、人間に特有な実存的な有り様なのである。>

    ショーペンハウアーによれば、恋愛(性愛)感情における「胸を焦がす」「狂気じみた人生の混乱が巻き起される」という現象は、「外側からの根拠づけ」つまり理屈によってどうにかなるものでもない、「人間に特有な実存的な有り様」である。恋愛(性愛)感情は、「性本能」「生殖による種族の維持の本能」に基づくが、この自然の意志は、「種族の保存を目的として自分は恋愛する」というような意識としては現れず、「美しい人との同一化のもたらす幸福感情」という純粋に個体的な「妄想」の形で現れる、とショーペンハウアーは考える。
    恋愛(性愛)感情が「美しい人との同一化のもたらす幸福感情」という「妄想」の形で現れる、という指摘は面白い。主人公「ぼく」が初体験の相手の女性は「君」しかいないと頑なに決め込んでいることは「妄想」になる。

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    2026年09月27日
  • ふじさん

    Posted by ブクログ

    さくらさんの文章は、スーッと心ち良く身体にしみる点滴だ。
    また、ベテラン整体師並みに色んなツボにハマる。
    オススメ本、「プレアデス科学の謎」是非、読んで見よう。
    こうやってまた、出版され、今までの作品をあらためて読みたいな、と思う。

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    2026年09月27日
  • 愛のかたちは知らないけれど【電子限定描き下ろし付き】

    購入済み

    ミヤくんと湊介くん続編ですが凄く良かったです‼️湊介くんのミヤくんへの愛が💕凄い😍😍ミヤくんは将来への不安があり一緒に住む事に戸惑って中々決断出来なかったけど、それ以上の湊介くんの愛が大きく😭😭ミヤくんが湊介くんに気持ちを伝える姿可愛い💕💕それ以上に湊介くんの愛の大きさに胸キュン‼️癒されました💕今後の2人の次回作を楽しみです‼️マイ先生の絵が綺麗で表情が豊かで本当に読みやすく好きです!

    #萌え #胸キュン #癒やされる

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    2026年09月27日
  • 残火

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    勧善懲悪!
    途中までは少し退屈でした。
    が、そこからの展開がすごかったです。
    考えさせられる話であるのはもちろんのこと、小説としてとても楽しめる一冊でした。

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    2026年09月27日
  • 殺し屋の出世術

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    最後の最後で裏っ返した!やはり鳥井さん凄いですね!!!翼チャンが仲間になるのも意外だった!耳津さん、ナイスッჱ̒˶ー̀֊ー́ )

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    2026年09月27日