あらすじ
三十三歳、パートナーはいるがモラハラ気味で結婚の予定なし、仕事にやりがいなし、特に語るべき目標もない。人生迷子中の響は社内で恐れられている“庶務のおばちゃん”こと桜子が気になっている。必要以上の業務はしないが、ランチにおにぎりを頬張る姿があまりに幸せそうなのだ。ある夜、響はあこがれの桜子と急接近する。世代を超えた絆は響の毎日に彩りを加えてくれたが、人生も友情も一筋縄ではいかなくて……。
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Posted by ブクログ
初めての作家さん。
まじで刺さりまくった。
もうおばさんになっちゃったから、しかも低賃金だし、金もないし、ワタシは桜子とは違うけどでもでもこんなふうに年齢離れても友だちになれるしひとりだけどひとりじゃないって思えるのは最高に良かった。
庶務のおばちゃんって思ってたひとにだって歴史があるし、ひとが2人寄れば摩擦もあるのよってほんま色々唸りながら一気読みだった。
南綾子作家、今後追いかけたい。