東川篤哉のレビュー一覧

  • 密室の鍵貸します
    烏賊川市シリーズ第1作品を読みました。
    ユーモアに溢れた本格ミステリーでして、非常に面白く読みごたえたっぷりでした。
    刑事達や探偵と戸村流平のクッスと笑えるやり取りが凄く良かったです。
  • ここに死体を捨てないでください!
    烏賊川市シリーズ第5弾長編

    善良な烏賊川市民に突如起きた悲喜劇。
    もう引き返せない。
    とある勘違いから始まる逃避行劇と、謎に次ぐ謎。
    それはまさにアンジャッシュなミステリー。
    2時間サスペンスのような人物相関に、挿し込まれるユーモア味、消えた死体の謎、まさかの終劇、などなど魅力的要素がいっぱいで面...続きを読む
  • Jミステリー2023~FALL~
    23/12/23〜24/1/2
    7月に『23春』、8月に『22秋』、10月に『22春』、今回12月に『23秋』。順番が入れ替わったりしたけど、やっと最新作に追いついた。『23春』だけ、あと4人分がまだ読めてないので、次はそれを。
    今回の『23春』は、今まで読んだ3つと比べてとても読み応えがあり、楽し...続きを読む
  • 謎解きはディナーのあとで 3
    登場人物たちのやりとりが面白く、いつも軽い気持ちで読めるのが魅力。今回も予想を裏切らない面白さだった。
  • 交換殺人には向かない夜
    不倫調査のため、使用人を装い山奥の邸に潜入した私立探偵・鵜飼杜夫。ガールフレンドに誘われ、彼女の友人の山荘を訪れた探偵の弟子・戸村流平。寂れた商店街で起こった女性の刺殺事件の捜査をおこなう刑事たち。無関係に見えた出来事の背後で、交換殺人は密やかに進行していた…。全編にちりばめられたギャグの裏に配され...続きを読む
  • 謎解きはディナーのあとで
    この本は執事とお嬢様と御曹司たちでミステリー小説です。色々な事件を警察官ではない執事が解いてしまいその時のやり取りもこの小説の魅力だなと思いました。特に後輩の結婚式の時の事件が殺人の動機が面白かったです
  • 中途半端な密室
    短編作品集。
    小学6年生の頃、初恋の人がミステリーに興味があることから購読した。
    暗闇のテニスコートのネットに引っかかって死んだ犯人、雪で撓った竹で自殺し融雪と共に10m程の場所まで上った老婆、有馬記念によるアリバイを語るも友人に録画用を見せられていたことが発覚する話等、自分の記憶力を考慮するとかな...続きを読む
  • 本格王2022
    2023.06.30
    こういう読み比べはとても楽しいです。
    やはり、1番は道尾秀介。次は大山誠一郎。3番手に浅倉秋成を推す。
    私は特殊設定ものが苦手ということもわかったのも収穫。
  • 探偵少女アリサの事件簿 溝ノ口より愛をこめて
    アリサのキャラが最高。
    地味にポンコツにうつるアリサのお父さんも憎めない。

    アリサの目の付け所もさすがだが
    そこに振り回されつつフットワークの軽い良太との相性が絶妙。
    読みやすいお話だと思う。
  • 小学館ジュニア文庫 謎解きはディナーのあとで 3
    3巻目で、18話目で…ついに風祭警部との関係性が発展しました

    麗子さんと影山の掛け合いもですが、風祭警部への心の中でのツッコミも読んでて笑えました
  • 小学館ジュニア文庫 謎解きはディナーのあとで 2
    やっぱり麗子さんと影山のセリフが北川景子と櫻井翔に脳内変換されますね
    登場人物のセリフが前回に比べると過激になっている様な…
    きっと麗子さんと影山は仲良いんだろうな
    最後にちぇすとーって言うから薩摩ホグワーツ出てきたのかと思って笑ってしまった
  • 小学館ジュニア文庫 謎解きはディナーのあとで

    お嬢様で刑事の麗子から事件の詳細を執事の影山が聞いて事件を解決するお話

    影山さんの推理力も然る事乍ら麗子の状況説明能力もすごいんだよなーって感心させられる

    個人的にはアフターストーリーもう少し欲しいなー
  • 自薦 THE どんでん返し
    綾辻行人、有栖川有栖、西澤保彦、貫井徳郎、法月綸太郎、東川篤哉という、めちゃめちゃ豪華なミステリ作家たちによる短編集。
    ストーリーとして好きなのは有栖川有栖の作品、ミステリとして好きなのは西澤保彦の作品だった。
    収められている作品は、ミステリという枠にとらわれない作品ばかりだが、その著者の作風には見...続きを読む
  • 本格王2021
    方丈さんが好きで方丈さん目当てで買った。
    アミュレットホテル、とても楽しく読めて好き。

    他にも初読みの作家さんが多く、楽しく読め気になる作家さんが増えた。
  • スクイッド荘の殺人
    この「烏賊川市シリーズ」は前から好きで全作持っていて、今回は最新作。

    探偵と助手、警察たちのゆるくてギャグ調のやり取りと、予想もつかないトリックと緊張感ある事件の緩急が絶妙で魅力的な作品。

    ‥‥

    今回の舞台は、大雪の中烏賊川市の陸の孤島に立つホテル。
    探偵は、依頼人であるとある会社社長から、脅...続きを読む
  • 密室に向かって撃て!
    怒涛の伏線!凄いフーダニットとハウダニット!
    重厚感のある本格も好きだけどこんな緩い(?)推理も好きだと思いました。
    ユーモア・ミステリに興味が沸いたので解説で紹介のあった霞流一さんにも手を出そうかと思ってます。
  • 交換殺人には向かない夜
    シリーズ4作目。これまでのシリーズ作品とは一風変わったミステリー。そのトリックに見事にしてやられた。『密室の鍵貸します』の映画トリックのオマージュ的なやつも使われてていいね。全然関係なかったけど(笑)流平だからこその深読みw
  • ここに死体を捨てないでください!
    東川篤哉の長篇ミステリ作品『ここに死体を捨てないでください!』を読みました。
    『密室の鍵貸します』、『密室に向かって撃て!』に続き、東川篤哉の作品です。

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    じゃあ、どこに捨てろっていうんですかっ!!
    会ったばかりの男女が、奇妙なドライブに出かけた。
    ...続きを読む
  • 密室の鍵貸します
    東川篤哉の長篇ミステリ作品『密室の鍵貸します』を読みました。
    アンソロジー作品『新・本格推理〈02〉黄色い部屋の殺人者』に収録されていた『十年の密室・十分の消失』(東篤哉名義)を読んで、東川篤哉の作品を読みたくなりました… 東川篤哉の作品は、7月に読んだ『交換殺人には向かない夜』以来ですね。

    --...続きを読む
  • 魔法使いは完全犯罪の夢を見るか?
    先に犯人や動機が分かる展開で、どうやって犯人逮捕へと進んでいくのかが読んでいて面白かったです。
    マリィと聡介のコンビも好きです。