東川篤哉のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレかなり面白かった
「新しい法律ができた」と言う話を軸に
・AIに絡んだ近未来
・全く関係ない未来
・過去から法律ができたことにより、現代になる
・新しくできた法律の内容が分からない
といった様々な進め方を楽しめた
舞台装置としてのAIの便利さ(我々に身近だが未知のもの)と、法律はルールなので、それによって話の土台を作れる万能さに驚いた
〜特にお気に入り〜
矢野帰子先生→おとなも英語を学ばせる話。「英語介護」という考え方が面白かった
潮谷験先生→人々は、作品を楽しむときに作品の裏にいる作者と交流している。AIが作った作品だとその交流ができなくて孤独を感じる。新しい視点だな。オチも良かった。
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Posted by ブクログ
ネタバレ相変わらず軽いミステリで読んでいて楽しい。
だけど、あれ?もう愛里ちゃんに少し飽きてきてるかも…笑
ちょっと厳しいことを言うと、ドラマで見ていた世代は私を含め楽しく読めるけど、新しい読者は獲得できそうもないよなーと思った。
“〇〇だっつーの”っていうのもドラマの時点で古い言い回し感あったのに、これで続けてくのはちょっときついのでは?
それに風祭警部のセクハラがイタい。
一番好きなのは、『浜辺のパラソルの問題』。
国立から外に出た新鮮さと、風祭&愛里のウザったさがないから 笑
最後の『四回殺された女』は、単身者向けアパートのカーテンレールってそんな丈夫なものは付いていないイメージなんだけど