東川篤哉のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ東川篤哉の長篇ミステリ作品『交換殺人には向かない夜』を読みました。
『完全犯罪に猫は何匹必要か?』に続き、東川篤哉の作品です。
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不倫調査のため、使用人を装い山奥の邸に潜入した私立探偵・鵜飼杜夫。
ガールフレンドに誘われ、彼女の友人の山荘を訪れた探偵の弟子・戸村流平。
寂れた商店街で起こった女性の刺殺事件の捜査をおこなう刑事たち。
無関係に見えた出来事の背後で、交換殺人は密やかに進行していた……。
全編にちりばめられたギャグの裏に配された鮮やかな伏線!
傑作本格推理。
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2005年(平成17年)に刊行された、架空の地方都市・烏賊川市を舞台に繰り広げられる本格ユーモア・ミステリ・烏賊川市シリーズの第4作です。
■プロローグ
■【発端の部】
・鵜飼杜夫探偵事務所(鵜飼・朱美)
・十乗寺さくら再び(流平・さくら)
■【昼の部】
・善通寺家への侵入(鵜飼・朱美)
・ひまわり荘への道のり(流平・さくら)
■【夜の部】
・鶴見通りの死体(刑事たち)
・善通寺春彦への電話(鵜飼・朱美)
・露天風呂の悪党(流平・さくら)
■【深夜の部】
・扇町通りのアクシデント(刑事たち)
・真夜中の穴掘り(鵜飼・朱美)
・『映画監督サイコ』(流平・さくら)
・掘り返された過去(鵜飼・朱美)
・泥のついた死体(流平・さくら)
■【夜明けの部】
・『見知らぬ乗客』(鵜飼・朱美)
・真実にいたる小道(流平・さくら)
■【解決――引き裂かれた夜の果てに】
■エピローグ
■解説 佳多山大地
不倫調査を依頼され使用人を装い善通寺邸に潜入した名探偵・鵜飼杜夫(うかい もりお)と二宮朱美、
恋人?の十乗寺さくらに誘われ、さくらの友人・水樹彩子(サイコ)のセカンドハウスひまわり荘を訪ねた鵜飼の弟子・戸村流平、
鶴見通りで上品な女性が刺殺された事件を追う烏賊川市警察の砂川警部と志木刑事、そして和泉刑事、
この3つの視点でパラレルに物語は展開しますが、同一人物と思っていた人物が別人物だったり、別人物と思っていた人物が同一人物だったり、平行して語られる物語のひとつだけが過去のエピソードだったり、巧くミスリードさせられる叙述トリックが仕掛けてあって愉しめました… 3つの物語が、巧く一つの物語として溶け合う瞬間が印象的でしたね。
交換殺人の使い方も秀逸… コミカルな展開とミステリとしてのクオリティを両立させる抜群のバランス感覚が良いですねー 面白かったです。 -
ネタバレ 購入済み
映像で観てからの補完に推奨
過去に映画視聴済み。
相変わらず麗子と影山のやり取りに隙はなくコンビ漫才を繰り広げてくれた。
そして映画バージョンらしく、舞台も大きく豪華!影山の謎の趣味暴露には笑った。腹立つけど楽しい人だよね影山。
そんなにスマートではない影山の救出劇はほんとにハラハラして見所!
影山も完璧ではないんだなあ。
ただ、やはり結末はどこかあまり救われないのはミステリーとしては仕方ないのか。
事件ありきの物語だからどうしてもみんな幸せ大団円とはならないね…。
それでもできる限りの最高のハッピーエンドで終わってくれるからハッピーエンドが好きな人間としては嬉しい。
なのに最後の最後にまさかまさかの伏線がちりばめられていてギャグ風ミステリーなだけあって最後も笑いで終えることが出来て読者には幸せ(笑)
風祭警部……(笑) -
Posted by ブクログ
おなじみ東川節炸裂のユーモアミステリー。
お間抜けなキャラ同士の脱力系の会話は、
もうこの人の独壇場と言えるか。
ただお間抜けな奇天烈ストーリーな割には、
起きる事件はシリアスで、よく人が死ぬ(^ ^;
その分(?)謎解きは割と真面目で、
バカミスではなく論理の破綻はない。
破綻はないんだが、大元の設定が
「アホがあり」の世界なので、
「拾った洗濯機をアパート前に置いておいたら
夜中に級に動き出した」みたいな
何じゃそりゃ、という話を大まじめにしてたりするが(^ ^
展開的に先が読めたり、予定調和が多かったりするも、
そんなことが気にならないくらい「楽しく読める」一冊(^ ^
これぞエンタテインメント! という感じ(^ ^