東川篤哉のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
おなじみ東川節炸裂のユーモアミステリー。
お間抜けなキャラ同士の脱力系の会話は、
もうこの人の独壇場と言えるか。
ただお間抜けな奇天烈ストーリーな割には、
起きる事件はシリアスで、よく人が死ぬ(^ ^;
その分(?)謎解きは割と真面目で、
バカミスではなく論理の破綻はない。
破綻はないんだが、大元の設定が
「アホがあり」の世界なので、
「拾った洗濯機をアパート前に置いておいたら
夜中に級に動き出した」みたいな
何じゃそりゃ、という話を大まじめにしてたりするが(^ ^
展開的に先が読めたり、予定調和が多かったりするも、
そんなことが気にならないくらい「楽しく読める」一冊(^ ^
これぞエ -