子に勧められるままに2巻も。
相変わらずキャラ立ちした面々・・・お嬢様刑事、ボンボン警部、慇懃無礼執事・・・たちが挑む難事件の数々。
このテンポに慣れたからなのだろうか、それとも少しずつこれらのエッジの立った人物の描かれていなかった一面や、それによるちょっとした関係性の変化も書かれていたからだろうか、一巻を読んだときより楽しく読めた。
謎解きの方も軽快ながら、宝石の色や壁画のちょっとした見え方等、割と最初に気づきそうで微妙に気づかないトリックもあり結構良かった。
(犯人、お前誰だよってなるのは、推理小説としてありなのかはさておき)