東川篤哉のレビュー一覧

  • 野球が好きすぎて 2021‐2025

    Posted by ブクログ

    プロ野球のワンシーンをテーマに1年に1作ずつ書き続けられた、「本格野球ミステリー(by作者)シリーズ」第2弾。

    あとがきにあるように、しばりの厳しい企画だけに年に1作といっても並ならぬ創作の苦労があるようだ。

    ちょっとピントのはずれた燕党父娘刑事を舞台回しに、外苑の野球居酒屋「ホームラン・バー」に現れる赤縁めがねのカープ女子が年に1回の謎をきれいに解決する作り。

    くだらない(いい意味で)ユーモアとひねりが効いた、「謎解きは…」を連想させる作者らしい短編集。

    0
    2026年08月23日
  • Jミステリー2023~FALL~

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    最近読書欲が落ちているので、ミステリーを読みたくて手に取りました。
    「スプリット」という話しだけはスポーツ系の感動もの、という印象。他はミステリーだけど、色んな個性があって面白かったですね。
    「どうして今夜の彼女は魅力的に映るんだろう」はミステリーの内容はまずまず予想できましたが、タイトル回収と、キャラの個性が出てて面白かったです。読んだことはないと思うのですが、噂通りの東川篤哉作品!って感じでした。
    「笑う君影草」は途中ホラー系!?って思ってしまったけど、ちゃんと読めば予想できた事で(笑)でも、私の好きなちょっと人怖系の落ちだったので良かったです。
    「名探偵名前が適当」はタイトルからはオチが

    0
    2026年08月20日
  • 野球が好きすぎて 2021‐2025

    Posted by ブクログ

    シリーズ第二弾ですね。
    1作目と同じで野球ファンには堪らないユーモアミステリーです。
    ヤクルトファンの刑事親子。
    探偵の広島ファン。
    Bクラスのチームを取り上げてるけど中日は番外かな。
    第三弾が楽しみですね。

    0
    2026年08月17日
  • 探偵部への挑戦状 放課後はミステリーとともに 新装版

    Posted by ブクログ

    放課後はミステリーとともにの第2弾。鯉ヶ窪学園の探偵部の副部長霧ヶ峰涼と鯉ヶ窪学園のミステリー研究会の対決が面白い。大金うるる&大金さらさ3人揃うとエアコン。東川篤哉のユーモアセンスと学園爽やかなミステリー感がとても良い。

    0
    2026年08月14日
  • 野球が好きすぎて 2021‐2025

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ヤクルトファンの被害者がオリックスを応援していたのは?「2021年 日本シリーズの幻影」

    きつねダンスのカッコウで殺害された被害者。
    「2022年 狼ときつねのダンス」

    被害者が書き残した「アレ」の文字の謎。
    「2023年 死に際のアレ問題」

    犬がくわえてきた凶器。
    「2024年 あの犬に憧れるのはやめましょう事件」

    折れたバットが当たり死んだと思われる被害者。
    「2025年  バット折れすぎ問題の罠」

    野球ファンが集まる「ホームラン・バー」に現れる謎のカープ女子探偵とスワローズファンの神宮寺警部と娘つばめのコンビ。きつねダンスってそんなに前?とか、野球の話題が懐かしい。カープ女子の

    0
    2026年08月13日
  • 仕掛島

    Posted by ブクログ

    瀬戸内海の孤島を舞台にしたミステリシリーズの2作目。
    前作『館島』と話は独立しているので単体でも楽しめますが、瀬戸内の描写や物語の端々で憎い繋がり方をしてくるのが個人的に凄く好きです。
    読者の心をくすぐる、緩いシリーズ感。だし、書き手としてもこういう風に後に書く作品で遊べるのって楽しいんだろうな…これも一つの醍醐味だよな…などという脇道に逸れたことも思いながら読んでいました。

    今作も、過去の事件と現在の事件が絡み合う形で物語が進行していきます。
    島の形状や屋敷の作りなんかから、わりと終盤に差し掛かるまで「ふんふん、まあそういう感じだよね~」とそんなに意表を突かれることなくページをめくってい

    0
    2026年08月12日
  • 最後の一行 black

    Posted by ブクログ

    「最後の一行」というタイトルの通り、終盤のどんでん返しを楽しむ作品。コンセプト故に突飛な展開だと感じる点もある。個人的に前半の2編が好み。

    0
    2026年08月09日
  • 夜の喜劇 東川篤哉短編集

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

     多数のシリーズ作品が存在する東川篤哉さんの作品群にあって、本作は珍しいノン・シリーズの短編集だという。単行本は東京創元社から刊行されたが、初出誌は集英社や講談社もあり、バラバラ。軽い気持ちで読み始める。

     「鳥越さんは立派な被害者」。恋人を返り討ちにしてしまった軽薄な男。何とか被害者になりすまそうとするが…。偶然に頼りすぎの感があるが、かつては自分にもその習慣があったので、なるほどと思わなくもないか?

     「アリバイのある容疑者たち」。十津川シリーズほど壮大ではないが、鍵を握るのは田舎の鉄道。初出誌にて実際に読者に出題された。自分はほぼ挑戦を放棄する緩い読者だが、このオチはなかなかうまい。

    0
    2026年08月05日
  • 交換殺人には向かない夜

    Posted by ブクログ

    素晴らしい伏線回収だった。解決編に入るまで長かったけど、助走長く取って大きく飛んだ感じ。文体が合わずに少々時間くったけど、終わりよければ高評価。しっかりと騙されて、充実感でいっぱいです。

    0
    2026年08月05日
  • 新 謎解きはディナーのあとで2

    Posted by ブクログ

    いい意味で負荷なく読めます
    じっくり読もうとすれば、トリックはこれかなー?と分かるような気がするから楽しい
    通勤途中のねぼすけ頭でもすらすらと言葉が入ってくる感じで、楽に読めます。ありがたい

    0
    2026年08月03日
  • 夜の喜劇 東川篤哉短編集

    Posted by ブクログ

    キャラクターの軽妙な会話が楽しい、でも謎解きは本格派! 誰が読んでも心地よいミステリー作品集

    ■きっと読みたくなるレビュー
    いつもキャラクター像と謎解きが秀逸で、読者を楽しませてくれる東川篤哉先生。本作はノンシリーズ、全五作品からなるミステリー作品集です。

    とにかく登場人物の会話が軽妙でおもろいんですよ、気持ちよくするする脳みそに入ってくる文章ってなかなか書けませんよ。もちろんトリックや謎解きも楽しいんすよ、例えば古畑任三郎みたいなTVシリーズのミステリードラマを観ているよう。

    ホント心地よい読書が体験できるんです、ミステリーを初めて読むひとにおすすめですね。

    ■各短編の簡単レビュー

    0
    2026年07月31日
  • 野球が好きすぎて 2021‐2025

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    一年に一回の日本シリーズの中、毎年その頃に起きる殺人事件。
    刑事である神宮寺親子が捜査に行き詰まると、必ず現れる謎のカープ女子は事件解決へと導いてくれて…

    今回のお気に入りは「あの犬〜」
    大谷翔平の名台詞がこんな形になるとは!
    まさかの展開に被害者も思いもしなかったでしょうね…

    0
    2026年07月29日
  • 学ばない探偵たちの学園

    Posted by ブクログ

    まず、ジャケットが日向坂46の濱岸ひよりさんで、思わず手に取ってしまいました。
    口論が飛び交い、無駄に熱気だけある“学ばない”探偵たちが、事件だけはしっかりこなしてしまう物語です。
    その矛盾と軽やかさに妙に引き込まれ、会話のテンポも良く、場面転換のキレもあって、読んでいてリズムが心地よく響きました。
    謎の構造や動機に深さを期待すると“軽め”な印象は残りますが、読み終えた後には自然と肩の力が抜けて、「いい気分だな」と思えます。
    現実の煩雑を一瞬忘れさせてくれる、そんな軽快さが魅力的な一冊でした。

    0
    2026年07月28日
  • 最後の一行 black

    Posted by ブクログ

    白があれば黒もある
    ラストの一文で驚かせるシリーズ第2弾
    blackと言うだけあって前作よりもダーク寄りなお話多めなのかな
    歌野晶午先生の「邪魔者」が特に印象的
    王道的な流れだったけど、疑わさせないような巧妙さが印象深かった

    0
    2026年07月25日
  • 密室の鍵貸します

    Posted by ブクログ

    面白くて非常に読みやすいミステリーであった。300ページほどでちょうどよい文量だった。久しぶりに密室殺人を読み、改めてミステリーの良さを実感した。
    また、ときどき現れる登場人物以外の視点(語り手)がおもしろかった。東川篤哉作品をまた読みたい。

    0
    2026年07月22日
  • 野球が好きすぎて

    Posted by ブクログ

    野球愛が事件を呼ぶ、ユーモアたっぷりの短編集です。
    どの話も「野球が好きすぎる」がゆえの珍騒動で、笑いながらも推理のキレはしっかりあり、著者らしさが光っています。
    肩肘張らずに読めますが、決して軽すぎず、野球好きならニヤリとする小ネタも満載でした。
    野球にまったく興味がないと置いていかれる可能性は大ですが、全体的にテンポもよく、気軽に楽しめる一冊です。

    0
    2026年07月22日
  • 最後の一行 black

    Posted by ブクログ

    最後の一行
    というタイトル通り、最後の一行で物語が完結します。一番好きなのはプカプカ島でした。
    中にはオチが読めてしまうものもありましたが、最後の一行という制約があるにもかかわらず、作家さんたちの熱意と工夫に驚かされます。時間がなくてもサクッと読めました!

    0
    2026年07月21日
  • 野球が好きすぎて 2021‐2025

    Posted by ブクログ

    ヤクルトファンの刑事父娘が捜査する風変わりな事件。頭を悩ませる彼らは訪れた先の野球居酒屋にて、謎のカープ女子と遭遇し、真相解明への助力を得ることとなった。
    現実の野球界での出来事を伏線として使っているため、野球通ならニヤニヤできるところが多い。特に今作は2021年から2025年の出来事を扱っているため、新型コロナ下の描写が多々あり、今読むとなんだか懐かしい気分になる。作者によるあとがきを読むと、なるほどそんな感じで執筆したんだな、とより一層楽しめたので、こちらを先に読んでも面白かったかもしれない。

    0
    2026年07月13日
  • 最後の一行 black

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    whiteのときも思ったけど、最後の一行というタイトルでまとめるほどの驚きは別にない。
    普通にミステリーのアンソロジーだったら最後に期待しない分もう少しおもしろく感じられそうだけど…

    『プカプカ島』は初読みの作家さんだったし、オノマトペに気を取られすぎでいたから、最後の黒い卵の正体に「わー!そうだったか!そう言われればそうだよ」と楽しい驚きだった。
    結果、一番おもしろい作品だった。

    『雷鳴と稲妻』はこの夏メルカトル鮎シリーズに手を出そうかと考えていたので、様子見にちょうどいいと思ったけど…なにこれ?
    ストーリーもおもしろい、ミステリーの世界観も好み、なのに最後ちょっとよくわからん。
    本当に

    0
    2026年07月13日
  • 謎解きはディナーのあとで 2

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    型にはまった展開が読みやすく、気軽に楽しめました。主要キャラたちのエピソード部分も増えた印象で良かったです。
    ケーキを一緒に売るエピソードが特に好きで、庇われてついにジャガーに乗ってしまうエピソードも進展が気になります。
    単行本ですでに読んでいますが、文庫版はそれぞれショートショートがあるということでそれを目的に読みました。
    前巻のショートショートで登場した仔犬が他でも登場してくれたらと思っていたので、そのバトラーのかわいいエピソードが読めて嬉しかったです。

    0
    2026年07月10日