東川篤哉のレビュー一覧

  • 仕掛島
    デビュー20周年記念刊行作品で長編ミステリというので手に取りましたが「館島」という作品も別であったのか。今作で活躍する隆生の父が探偵役になるみたい。
    絶海の孤島にある館、嵐で外界から閉ざされた人たち、そこで起こる殺人、というキーワードは本格ミステリそのものだけど、登場人物たちの掛け合いがかなりコミカ...続きを読む
  • 君に読ませたいミステリがあるんだ
    相変わらず分かりやすいパターンでライトに楽しめるが、何だかいつもより文量多め!?長い!?くどい!?という感想で満足度低めだったものの、読み終わってみて何とか満足度が回復。いいエンタメミステリー。
  • 仕掛島
    「館島」の続編のような脱力系ミステリー。台風で海上の孤島におきざり、ギミックのありそうな怪しい館、遺産相続で親族集合と、いかにもな設定。
    中身は王道ミステリーの要素てんこ盛りですが、ボケとツッコミがいちいち入ってくるので、緊迫感薄くスラスラと楽しく読めました。
    設定がいかにもなので、こういうのもアリ...続きを読む
  • 密室に向かって撃て!
    内容はしっかりミステリーだけど本当にギャグ多め。
    学生も読みやすいと思う。

    拳銃が持ち逃げされなければな〜〜…
  • Jミステリー2023~FALL~
    2023.10.28
    このアンソロジーはいつも待ち遠しい。
    ただし、さいごの宮内悠介の作品は音楽をプレイしたり、レコーディングの意味を知っている人にはすぐに推察できるネタだとワタシは感じた。ネタバレではないと思いますが念のため。
  • 君に読ませたいミステリがあるんだ
    恋ヶ窪学園シリーズの番外編的作品。
    主人公の「僕」と第2文芸部長・水崎アンナの1年を通した作中作の青春ミステリー。
    アンナが「僕」を無理矢理振り回していく内に段々と彼女の小説に惚れていき、水崎も彼の事が好きになっていくという所がライトノベルっぽくてとても面白かった。また作中作のトリックが微妙だなと思...続きを読む
  • 謎解きはディナーのあとで 3
     相変わらずコミカルでテンポが良いミステリ。ミステリの醍醐味である犯人の同情を誘いたくなる動機や被害者への憐憫など掘り下げた描写は一切でてこず、ひたすらコミカルに書かれるので、濃い人間模様を楽しみたい人には不向きかも。
     わかりやすい謎解きが、読みやすい文章が好きな人は読んでいて楽しい。ライトな気分...続きを読む
  • はやく名探偵になりたい
    東川篤哉の連作ミステリ作品集『はやく名探偵になりたい』を読みました。
    『館島』、『仕掛島』に続き、東川篤哉の作品です。

    -----story-------------
    人をイラつかせる無神経な言動と、いいかげんに展開する華麗な(?)推理。
    鵜飼杜夫は、烏賊川市でも知る人ぞ知る自称「街いちばんの探偵...続きを読む
  • 仕掛島
    東川篤哉の長篇ミステリ作品『仕掛島』を読みました。
    『館島』に続き、東川篤哉の作品です。

    -----story-------------
    デビュー20周年記念刊行
    嵐によって隔絶された瀬戸内の孤島
    巨大な球形展望室を有する異形の館
    遺言に従って集められた一族の面々
    東川篤哉長編史上、最大最長最新傑...続きを読む
  • 密室の鍵貸します
    トリックが本格的なのにも関わらずギャグ!東川篤哉らしい作品です。
    トリックにも驚いたが最後の最後犯人の動機にはもっと驚かされた
  • 野球が好きすぎて
    野球とミステリー、なかなかないジャンルで面白かった!!







    阪神、18年ぶりの優勝おめでとう!!
  • 本格王2023
    1 今村さん
    別の本は途中読むのを辞めてしまったが、
    こちらの小説は面白い。
    どんでん返し

    2結城さん
    面白い、なるほど。こんな言葉だったのか。っと思いました。

    3潮田さん
    うーん、
    まずは、文章の書き方が読みづらい。

    4矢樹さん
    面白い 自業自得だった。

    5荒木さん
    面白い

    6白井さん
    ...続きを読む
  • 谷根千ミステリ散歩 中途半端な逆さま問題
    ユーモアたっぷりの読みやすい文章ですが、ミステリ要素もしっかり歯ごたえのあるものでした

    なめろう兄さんと竹田津さんの関係が気になるな〜
  • 本格王2023
    ミステリ―が読みたーい!でも最近の作家さん知らなーい!となってる方におすすめ。2022年に発表された本格ミステリー短編から選ばれた7つの作品を読むことが出来て、新しい作家さんを知る機会となります。矢樹純さんと荒木あかねさんが好きでした!
  • 魔法使いと最後の事件
    あいも変わらずドタバタとした展開だったが、どのような証拠で犯人を追い詰めるのか考えながら読めて面白かった。
    できることなら、「小山田マリィ」でまた話を読みたいと思った。
  • 仕掛島
    本格ミステリをコミカルに描く、東川篤哉ワールドです。
    『館島』の続編というか世代交代したお話です。

    2代目女弁護士と2代目の探偵が、23年前の隠された事件の真相と合わせて今回の殺人事件の謎を解きます。

    ラストも明るく書いていますが、犯人が本当に可哀想です。
  • 謎解きはディナーのあとで 2
     各話の流れがパターン化しているので、安心して気軽に読める。印象的なのは『殺しの際は帽子をお忘れなく』と『完全な密室などございません』。帽子だけで1話成立させているのと密室の謎の荒唐無稽さが笑えた。初読時は軽すぎてちょっと…と思っていたが、サザエさんのような安心感が心地良い。サンタバイトの影山を想像...続きを読む
  • 謎解きはディナーのあとで
    とっても読みやすいのに推理はしっかり目に入っていて満足のできる読後感。風祭警部好きだなぁ。続編も出ているようなので読んでみようかな。
  • 謎解きはディナーのあとで
    中途半端な密室とともに、ミステリーに興味を持ったことによる購読。
    ドラマが先か文庫が先かは覚えていないが、1話のブーツを履いたまま四つん這いで忘れ物を取りに来た住民を侵入者が殺してしまったことによる奇妙な現場が印象的。
    当時の自分の思い出も込みで好印象。
  • うまたん ウマ探偵ルイスの大穴推理
    競馬と乗馬を題材としているので、これらに疎い人にとっては若干面白さが落ちるかも知らないが、自分自身は楽しく読むことができた。「ん?」と思う箇所もないこともないが、許容範囲だったので問題なかった。
    例えの中で登場してくる馬が若干古くて、馬情報をウマく更新できていないワタクシのような読者にはピンポイント...続きを読む