【感想・ネタバレ】はやく名探偵になりたいのレビュー

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コミカルでかつ謎解きも○

2014年03月29日

楽しくさくっと読める推理小説です。 登場人物たちの情けなさがいい(笑)

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Posted by ブクログ 2020年03月11日

今回は 迷探偵ではなく 本当に 名探偵になってしまいましたね。

最後の短編は 犬(?)を 主人公に 吾輩は猫ふうに アレンジして 楽しめました。

烏賊川市シリーズ やはり 好きです。

でも こんな名前の市には 住みたくは ないですがね。

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Posted by ブクログ 2023年09月25日

東川篤哉の連作ミステリ作品集『はやく名探偵になりたい』を読みました。
『館島』、『仕掛島』に続き、東川篤哉の作品です。

-----story-------------
人をイラつかせる無神経な言動と、いいかげんに展開する華麗な(?)推理。
鵜飼杜夫は、烏賊川市でも知る人ぞ知る自称「街いちばんの探偵...続きを読む」だ。
身体だけは丈夫な助手の戸村流平とともに、奇妙奇天烈な事件解決へと、愛車ルノーを走らせる。
ふんだんに詰め込まれたギャグと、あっと驚く謎解きの数々。
読めば読むほどクセになる「烏賊川市シリーズ」初の短編集。
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2008年(平成20年)から2011年(平成23年)に発表されたた作品を収録して、2011年(平成23年)に刊行された、架空の地方都市・烏賊川市を舞台に繰り広げられる本格ユーモア・ミステリ・烏賊川市シリーズの第6作です。

 ■藤枝邸の完全なる密室
 ■時速四十キロの密室
 ■七つのビールケースの問題
 ■雀の森の異常な夜
 ■宝石泥棒と母の悲しみ死に至る全力疾走の謎
 ■解説 福田雄一

はた迷惑な奴らリターン? 名探偵の条件… 気力・体力・変人あしらい、、、

そしていかがわしい依頼が舞い込む町在住であること! 烏賊川市で探偵事務所をひらく鵜飼のもとには、なんとも不思議な事件が持ち込まれる… 探偵見習い・流平とともに、いい加減に華麗な推理と、ずっこけチームワークで難事件を次々解決?

2011年本屋大賞受賞、東川篤也の大人気烏賊川市シリーズ最新作!

本作は迷探偵の鵜飼杜夫と助手の戸川流平のコンビが事件を解決する展開… 珍しく、ビルオーナーの二宮朱美や烏賊川市警察署の砂川警部と志木刑事は登場しませんでしたね、、、

短篇集なのでバラエティに富んだ事件が愉しめましたねー 相変わらず、テンポの良い展開とユーモアと本格のバランスが絶妙で、クセになる面白さです。

どの作品も面白かったですが… イチバン印象に残ったのは『宝石泥棒と母の悲しみ死に至る全力疾走の謎』かな、、、

盗まれたルビーの隠し場所よりも… 語り手の正体がねー 巧ーくミスリードさせられましたねー 良くできた叙述トリックでした。

それ以外にも、

倒叙モノの『藤枝邸の完全なる密室』の、犯人が気付いていない密室… それに雪が絡んで、トリックが暴かれる展開は見事でした、

『七つのビールケースの問題』の自動販売機とビールケースを利用した犯行も面白かったですね、

どの作品も面白かったなー 次も東川篤哉の作品を読もうと思います。

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Posted by ブクログ 2022年04月21日

短編集。好敵手の烏賊川市警の砂川警部は登場もせず、鵜飼探偵と流平君がフワッと事件を解決する。ある意味、著者のトリック構築の実験的な作品という印象を受けた。カバーデザインにもなった丸吉酒店の看板娘や、悲しい結末を迎えた「雀の森の異常な夜」の絵理お嬢様が良い味を出している。探偵事務所の大家・朱美も、さく...続きを読むらお嬢様も出てこない……時系列が不明なパラレルワールド的作品だった。

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Posted by ブクログ 2021年11月26日

烏賊川市シリーズ⑥ 今回は5編の短編という事もあり、いつもより鵜飼さんと流平君のギャグの応酬が割増してました。が、ミステリーとしても事件発生から解決のプロセスまでしっかり読ませてくれます。『腕、ちぎれます!立て札、折れます!腕、ちぎれます!立て札、折れます!腕、ちぎれる!立て札、折れる!』が爆笑!そ...続きを読むれにしても流平君、命がいくつあっても足りない…大家さんの登場がなし。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2021年10月23日

烏賊川市シリーズ初の短編集。短編の中にユーモアと本格ミステリの雰囲気を備えておりとても読んでいて面白い。「七つのビールケースの問題」のさやかちゃんは後の話にも出てくるので読んでおきたい話である。

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Posted by ブクログ 2021年08月16日

短編小説集だったので読みやすかった。ただ一つ一つのトリックなどが軽すぎて、物足りなさを感じてしまった。

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Posted by ブクログ 2018年06月07日

人をイラつかせる無神経な言動と、いいかげんに展開する華麗な(?)推理。鵜飼杜夫は、烏賊川市でも知る人ぞ知る自称「街いちばんの探偵」だ。身体だけは丈夫な助手の戸村流平とともに、奇妙奇天烈な事件解決へと、愛車ルノーを走らせる。ふんだんに詰め込まれたギャグと、あっと驚く謎解きの数々。

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Posted by ブクログ 2015年04月10日

烏賊川市シリーズ初の短編集。


短編なので、いつも以上に軽くあっさりとした感じ。

ミステリーが苦手な人でも、すっと入れるんじゃないでしょうか?

そんなトリックだったのかと拍子抜けしたり、ありえない場面も多々あるので、本格好きには物足りないと思いますが。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2014年07月01日

東川篤哉による烏賊川市シリーズの短編集。
相変わらず読者を煙に巻くようなユーモア溢れる文体に短編ならではのコンパクトな展開、奇抜なトリックなど、烏賊川市シリーズのみならず、作者の持ち味が存分に生きている。
さらにいえば、短編であるが故に鵜飼探偵がものすごく「名探偵」に見えてくる。これは、長編での紆余...続きを読む曲折の部分や枝葉末節の部分をそぎ落とした結果、自然とそうなったともいえる。
ラストの「宝石泥棒と母の悲しみ」は「僕」がなにものなのかが鍵を握っているが、そう来たか、と思わせられる。自分的にはややヒネリ過ぎな感を受けた。

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Posted by ブクログ 2014年03月21日

おなじみ東川さんのユーモアミステリー作品。

烏賊川市きっての迷探偵、鵜飼杜夫が短編集で帰ってきた。

とある事情で自分の叔父を殺害した藤枝修作。
彼は綿密な計画のもと密室殺人を企て、今まさにそれを完遂しようとしていた。
そこに突如として現れた鵜飼のせいでひっちゃかめっちゃかになり…『藤枝邸の完全な...続きを読むる密室』
花見小路家で暮らす「僕」は、猟犬として活躍する母さんと友人のアイちゃんと共に暮らしていた。
ある日花見小路家から宝石が盗まれ、自称名探偵鵜飼と助手の戸村が解決に乗り出すことになる。
彼らのいいかげんなやりとりを見つめていた「僕」は思わぬ形で事件に関わっており…『宝石泥棒と母の悲しみ』

烏賊川市シリーズ初となる短編集です。
相変わらずの適当な登場人物の言動が渦巻く緊張感のない雰囲気と、その雰囲気に似つかわしくない練り込まれたトリックがすばらしい。
まったく気負わずに読める手軽さで油断させておいて、きっちりと読者に驚きを提供してくれる東川さんの手腕はさすがのひとことです。

まったく関係ありませんが、今作で初めて新カバーバーションを購入しましたが、前のデザインの方が好みでした…。少しだけ残念。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2023年04月03日

「藤枝邸の完全なる密室」★★★
「時速四十キロの密室」★★
「七つのビールケースの問題」★★★
「雀の森の異常な夜」★★★
「宝石泥棒と母の悲しみ」★★★★

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Posted by ブクログ 2020年10月03日

相変わらずののらりくらり、そんな事あるか!と突っ込みたくなる展開で、短編集にしては一作ごとに相応の読み応えあり。

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Posted by ブクログ 2019年10月16日

烏賊川市シリーズの初短編集。今作もゆるーく、かつユーモアあふれるいつもの東川篤哉ワールドで話は進む。現実にありえないような、でももしかしたらありえるかもしれない…!?のギリギリの線を狙っていく感じは変わらず好み。個人的に一番気に入ったのは「藤枝邸の完全なる密室」かな。

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Posted by ブクログ 2018年02月25日

会社の先輩に借りた本。
今までのように長編ではなく、今回は短編集。ユーモアが自分にはあまり合わなかった。『交換殺人には向かない夜』が一番面白かったかな。

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Posted by ブクログ 2016年06月10日

烏賊川市シリーズ初短編作品。
パッと事件が起きて、鵜飼さんの天才的ひらめきによって事件が解決する。
『藤枝邸ー』は面白かった。刑事コロンボや古畑任三郎のように犯人視点で進むが、まあこの犯人緻密さの欠片もない。
人の顔を見ては情けない悲鳴を上げ、不自然なまでの口数。
最後の『宝石泥棒ー』は変わり種。騙...続きを読むされた! と思うか、いやないだろとツッコミを入れるかは読者の自由だが、いつも以上にご都合主義だが笑ってしまった。よかった最後切り裂かれなくて。

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Posted by ブクログ 2014年01月28日

烏賊川市シリーズの短編集です。シリーズ長編とは違い、鵜飼探偵と流平君のみの登場です。
そのせいか若干笑いが弱い感じがするのも事実。キャラクター間で広がる縦横無尽のギャグの掛け合いが無いのは、ちょっと寂しいですね。加えて短編なので大きなネタを仕込めなかったのもあるのかもしれません。どこかの解説で、ギャ...続きを読むグとミステリは構造的に同じ、といった感じの作者自身の発言を見ましたが、それがちょっとわかった気がしました。

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