東川篤哉のレビュー一覧
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ネタバレ謎解き1 漫画
1.殺人現場では靴を
死体、うつ伏せ、首絞め
ブーツを履いている、部屋の中で。
影山「失礼ながらお嬢様。この程度の真相がおわかりにならないとは、お嬢様はアホでいらっしゃいますか」
被害者、雨の予報を思い出し、洗濯物を取り込むために、一度出たけど戻った。
ブーツだったので、脱ぐの面倒で、はいはいで入った。
そこで犯人と鉢合わせてしまい、絞殺された。
2.殺しのワインはいかがでしょう
麗子、昨夜の停電で時計止まっていたために寝坊。
毒入りワイン。
子供、夜中に廊下に火が浮かんでいるのを見る。
影山「失礼ながらお嬢様。ひょっとして、お嬢様の目は節穴でございますか?」
ワインのコルクのキャップの市販されているものの多くは小さな穴が二つある。犯人は、ここに注射して毒を入れた。
停電のため、オイルライターつけた。
3.花嫁は密室の中でございます
有里、密室で背中に怪我。
執事、密室の中に入ったとき、どうしたんですかお嬢様。
犯人、琴絵叔母様。高齢者。
お嬢様と影山に言われて答えてしまった。
執事がお嬢様と言ったのは被害者ではなく琴絵叔母様。
琴絵様、結婚してないのでいつまでも執事はお嬢様呼び。
→内容は原作に忠実かな。
絵は悪くない(そこまで少女漫画っぽくないので)。 -
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「墜落死体はある。だが、墜落現場がない」
天才建築家・十文字和臣の突然の死。
謎が解明されないまま半年が過ぎた頃、事件の舞台となった館島に関係者たちが再び集められる。
そうして幕を開けるミステリ。
墜落死体がある。なのに墜落現場がない。
そのスタートが面白過ぎて、そこから解決編まで「いや、ほんと、よく考えるわ…」と呆気に取られながら一気に読み切りました。
特徴的な「館」が出てくるんだから当然そこに何か仕掛けがあるだろうと色々想像しながら読み進めるけど…マジかよ、有りかよ、ってツッコまずにはいられない大仕掛け。テンション上がります。
主役は、十文字和臣の事件の際にも捜査に加わっていた若手男性刑事・相馬と、本編の事件の際に偶然館に居合わせた女探偵・沙樹のバディ。
とはいえ、本来相馬は休暇を取って館島へ来ていたところ。
たびたび「休暇中なのに何を真面目に職務を全うしようとしてるんだ」と我に返り、本分(?)の休暇を満喫すべく色目を使っては沙樹にぶっ飛ばされる相馬君。
東川さんの小説10年ぶりくらいに読んだけど、真面目に本格ミステリを展開しつつもギャグアニメかというくらいコミカルで不真面目な会話も同時に展開されるこの文章。
作者の名前を見ずに読んでも十中八九東川さんだろうと思いそうなこの文体。
凄いなぁ。 -
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ネタバレユーモアミステリ、本格ミステリ、短編集。
①殺人現場では靴をお脱ぎください
靴を履いた死体。ブーツ。
犯人、死体かついで運んできた? 犯人は男?
部屋、乱雑。
絞殺。
被害者、忘れ物をして家に戻る。ブーツ脱ぐのが面倒だったので、履いたままハイハイ状態で入る。そこに忍び込んでいた犯人。犯人、後から馬乗りになり絞殺。
足音の件といい、ミスリードと伏線がうまい。
②殺しのワインはいかがでしょう?
夜に停電。
アナログ時計、遅れていた。1時間42分。
れいこ、遅刻。
被害者、ワイン近くに。
毒殺。
ワインやグラスには毒ない。犯人があとから入れ替えた。
影山「失礼ながら、お嬢様の目は節穴でございますか」
→名言きたー。
コルク。その上にシールキャップ。
シールキャップは二つの小さな穴。一般的にも、熟成を促すため。
犯人、そこから注射針。
犯人、ロジックで絞り込む。
停電。懐中電灯使わなかった。
犯人、代わりのワインを置き、栓を抜いた。
ジッポー。
③綺麗な薔薇には殺意がございます
バラ園の中で死体。
こうざぶろう、いつもバラ園の手入れ。
発見者たち、被害者がまだ生きているかもと揺すったりして触ってしまった。
猫に手の甲を引掛かれた。
犯人、その前に麻雀をやっていたので、その時までは怪我していないのを周りには見せている。
手の甲、怪我3人。こうざぶろうは普段からバラ園の手入れをしているので、死体をバラ園に置く必要がない。
死体の運搬にふみよの車椅子は使ってない。みなこが午前1時すぎに見た車椅子は?
物置の猫。足怪我しているので自分でドアは開けられない。誰かがあけた時に入った。物置にあったベビーカーを犯人は、死体の運搬に使用。
久しぶりにきたやつには、物置にベビーカー置いてあること知らないはず。
④花嫁は密室の中でございます
バルコニーから外に足跡なし。密室。れいこ、ドアの外で見張っていた。
ことえ、お嬢様と影山に言われて振り向く。
みゆき、ことえおばさんに何かあったの、発言に影山違和感。ゆりの部屋なのに。
ことえ、還暦だが、未婚。
執事、ことえのことをお嬢様と呼ぶ。
ゆりが、こけたとき、ゆり様と呼んでいた。
部屋に飛び込んだ直後の執事、の言葉。お嬢様、どうしました。れいこは、ゆりのことと勘違いした。
密室にことえがいた。
⑤二股にはご注意下さい
男、腰を痛めたので、杖代わりに木刀。エレベーターでのざきしんいちと女に遭遇。
死体、全裸。のざきしんいち。
れいこ、目のやり場にこまるが、警官なので、道端に咲くたんぽぽを見るように見なければ。→そこに、風祭警部やってきて、食い入るように見ているねのツッコミうける。
木刀の男、のざきしんいちと女が一緒にいたのを目撃。背の低い女性。150くらい。
のざきの恋人、女、160センチくらい。
あやしい女性、もう一人。背の高い女性。170。
影山、二人とも犯人。同一人物。
木刀、ぎっくり腰なので、のざきの身長と女を比較。
被害者、シークレットシューズ。
→そこから犯人の身長が、伸び縮みするように見える推理、さすが。
⑥死者からの伝言をどうぞ
ダイイングメッセージ。だが、読めない状態。
被害者、トロフィー。
トロフィーは2階の別の部屋。
血塗れたトロフィー、窓から投げられた。
13歳、さとみちゃん、2階には投げられない。
ゴロー、かつては野球児だったが、肩を壊した。13歳のさとみは、それを文字通り、投げられないと認識。
血文字、ゴロー。さとみちゃんが読めなくした。
さとみ、事後共犯者。ダイイングメッセージ消した。
れいこ、さとみのベッドで待ち伏せ。
食事の席で殺したい発言の男を普通ならスケープゴートに選ぶが、その発言を犯人は聞いてなかった。
宝生家の異常な愛情
子犬。
首輪に盗聴器。
宝生せいたろう、犯人。
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ネタバレユーモアミステリ、本格ミステリ短編集。
①足を踏まれた男
居酒屋『吾朗』。
つみれ、私。
→比喩表現などの文章も面白い、東川節。
兄、なめ郎。
沙織「私、BBQで、何かを踏んだの。たぶん、板倉先輩の足」
いてて、と板倉先輩、靴紐を結ぶような格好をしていた。手を差し出したら、振り払われた。
沙織「私はね、本当は板倉先輩の足なんか、踏んでないの。私は無実なのよ」
傍に落ちていた石ころを踏んだ。
快運堂。開運グッズのお店。兄に勧められ、つみれは行くことに。
そこに行く途中で会った巡査。「一昨日、石材店に泥棒」
何も盗まなかったらしい。
快運堂ではなく、怪運堂だった。
つみれ推理。沙織は石を踏んだが、板倉先輩の靴にも触れていた。新しい靴を汚された板倉先輩はムッとした。
竹田津、怪運堂の店主。
と一緒に泥棒に入られた石材屋に。
竹田津とつみれは、シーズンスポーツ同好会に行く。
町田孝平。
竹田津「沙織さんは板倉くんの足を踏んだだろうか?」
町田「ええ、足を踏んでました」
竹田津、気づく。
板倉、爪先が石のように硬い靴。安全靴。
板倉、足の爪先を怪我していた。だから、安全靴。
安全靴は重たいものを扱う現場で使用される。
泥棒のあった石材店。金目のものは盗まれなかったが、安全靴が盗まれていて、気付かなかった。
→まさか、会話でネタにされていたジュリアまで関係していたとは。足を踏んだ話からここまで話が展開するとは恐れ入った。
②中途半端な逆さま問題
久枝、写真立てが逆さまなのに気づく。雑誌も逆さま。本もすべて。時計も。灰皿も。DVDプレイヤーも。金庫も。
久枝の孫娘、瑞穂。
金庫の中身は無事。
甥、中里幸平。逆さま問題の直後、久枝のところを訪ねた。
近所の清水さん。当時、警察騒動になってやじ馬として見に来た。
金庫は天地が逆さま。本、置き時計、花瓶、写真立ても。
DVDプレイヤーと固定電話は向きが逆さま。
金庫、7桁の暗証番号。重たい。
久枝、暗証番号を入力して中身を確認するとき、逆さまに向いて入力。普段だったら、金庫の前に座って入力だが、逆さま入力たまと、側面から金庫を覗き込むかたちになる。指先が見える。
犯人がビデオカメラをセットしていたら盗撮できた。→なるほどと思った、実際の姿勢で試してみると、そうなりそうだ。でも、ビデオカメラセットできるなら、そんなことさせないでも暗証番号は盗めたのでは?
全部が天地の逆の逆さまだったら、久枝はその瞬間に異変を感じて家を飛び出し通報したかもしれない。暗証番号を入力してもらうのが犯人の計画だったので、中途半端な逆さまにした。→いまいち、納得しない論理だったが。。中途半端な逆さまでも、まず通報する人はいるのでは?(中途半端な意味があまりないような??)
犯人は中里幸平。
③風呂場で死んだ男
客が名刺入れを『吾朗』に忘れていった。
ほかの客から住んでいる場所を教えてもらう。薔薇のガーデニング。
留守。
家の前で綾香と会う。
別の日に行くとまた留守。斎藤巡査と会う。ドアが開いていたので、入る。
風呂場で死んだ男。二本の足だけが出てる。犬神家状態。
桐原茜。被害者の寺島が茜さんを巡って谷岡裕次と揉めてた。
谷岡珈琲店。谷岡裕次が経営している店。
つみれ、タピオカを頼む。
つみれ、谷岡のことをタピオカと間違えるのウケる。
つみれ、空き家に。
風呂場ニ被害者のものらしき髪の毛。
そこに、竹田津。
つみれ推理。空き家で殺害してから、家に運んだ。
死体発見時、南風。南から北の風。薔薇の咲く方角へ向かっていた。
家の庭では薔薇が咲いているのは北側の壁沿いだけ。
南側の壁には風呂場の窓。
換気扇回ってた。
つみれが嗅いだのは、薔薇の香りがする入浴剤だった。
お湯に投入された直後が一番香りを放つ。
犯人の行動は、つみれの推理の逆だった。寺地邸の風呂場で殺害。髪の毛と風呂場の水を空き家に運んだ。
犯人は空き家から運んだと思わせることで体力があると思わせた。
綾香と例の夜にあったとき、ペンとポトル持ってた。底にお風呂の水を入れていた。
スポーツドリンクだと思わせるためにその場で飲んだのは、溺死体の浸かったお風呂の水だった。→げー。
普通の入浴ポーズをさせていたが、再び戻った時に硬直が始まっていた。その伸びた足を引っ張ってスケキヨポーズにした。実際の犯行現場はここではなく、移動させたと錯覚させるために。
→普通の入浴ポーズから足を引っ張っるとスケキヨポーズになるのはなるほどと思った。
④夏のコソ泥に用心
泥棒が逃げたのを目撃。
被害者、梓。
梓帰宅して30分後。
ふすまが開いた。そこから犯人が逃げた。
男だった。窓から逃げた。
そこに千秋とつみれが尋ねた。
盗まれたものはなかった。
板山純ニ。コソ泥らしき人物を見た。
→痛山と呼ばれるのウケる。
容疑者、豊岡武志。
アリバイある?
4時に芹川涼子に会った。
梓、犯人に再び襲われる。現行犯逮捕。
2階の窓から泥棒が逃走すふのを目撃した永山氏。普通、下を見て無事か確認する。
梓のことも見なかった。
その時、梓は服を着ていた。
梓はコソ泥と遭遇したとき裸だった。
隣に住む松原智二。犯人。
実際は4時より少し前に、犯人は飛び降りてた。だから、自分の部屋に戻る時間はあった。
梓は松原と話していて、犯人の逃げた時刻が梓のついた小さな嘘の時刻と一致していることに違和感。それを指摘して殺されそうになった。
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Posted by ブクログ
このシリーズは以前から気になっていたものの、なかなか手に取る機会がありませんでした。今回、新章がスタートしたことをきっかけに読んでみましたが、もっと早く読めばよかったと思える一冊でした。作者の東川篤哉さんらしい軽快な語り口がとても印象的でした。
執事が鮮やかに事件を解決へ導くまで、もしかすると少し“耐え”の時間があるのではないかと思っていましたが、実際はユーモアが随所に散りばめられていて、最初から最後まで飽きることなく楽しく読み切ることができました。登場人物たちの掛け合いもテンポがよく、思わず笑ってしまう場面も多かったです。
また、トリックの多くが人の思い込みや先入観に関わるもので、「身近にありそう」と感じられる点も面白さの一つでした。視点を少し変えれば気づけそうなのに、それがなかなか難しい——そんなもどかしさも含めて、推理する楽しさを味わえました。
1日のちょっとした時間に少しずつ読み進めていたので、短編集という構成もとても読みやすく感じました。隙間時間に気軽に楽しめる、それでいてしっかり満足感のある作品でした。
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Posted by ブクログ
ネタバレかなり面白かった
「新しい法律ができた」と言う話を軸に
・AIに絡んだ近未来
・全く関係ない未来
・過去から法律ができたことにより、現代になる
・新しくできた法律の内容が分からない
といった様々な進め方を楽しめた
舞台装置としてのAIの便利さ(我々に身近だが未知のもの)と、法律はルールの為それによって話の土台を作れる万能さに驚いた
〜特にお気に入り〜
矢野帰子先生→おとなも英語を学ばせる話。「英語介護」という考え方が面白かった
潮谷験先生→人々は、作品を楽しむときに作品の裏にいる作者と交流している。AIが作った作品だとその交流ができなくて孤独を感じる。新しい視点だな。オチも良かった。
大沼紀子先生→一番好きだった。人を殺したらokな国(=SFちっく)が、人を殺しちゃ駄目になる(=現代)という逆転の流れ。斬新な視点から、現代を揶揄してて面白すぎた。
五十嵐律人先生→過去から現代に。当たり前だけど憲法も作られたときがあったんだよなぁと。