【感想・ネタバレ】うまたん ウマ探偵ルイスの大穴推理のレビュー

あらすじ

名探偵は……コテコテの関西弁を喋る馬!? 殺人、窃盗、金銭トラブル――小さな田舎町で起こる不可解な事件に、元競走馬と牧場の娘のコンビが挑む! 『謎解きはディナーのあとで』の著者が仕掛ける、大本命ユーモアミステリ! ●「馬の耳に殺人」田舎の乗馬クラブで起こった殺人事件。容疑者とされたのは、なんと馬のロック。本当にロックの犯行なのか腑に落ちない牧場の娘・陽子(マキバ子)に、元競走馬のルイスが話しかけてきて……。 ●「馬も歩けば馬券に当たる」マキバ子の実家である「牧牧場(まきぼくじょう)」の求人に応募してきた藤川という青年。彼がお金に困っているのには、ある理由があって……? ●「タテガミはおウマの命」行方不明だった女子高生の死体を発見したマキバ子とルイス。唯一の手掛かりは、現場付近に残された馬のタテガミがべったりとついたガムテープだった……。 ――など、全5編を収録した連作短篇集!

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感情タグBEST3

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シリーズ化してほしい作品。関西弁で喋る元競走馬のルイスと、お調子者で明るい牧場の娘のマキバ子、の掛け合いがとても面白い。

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2024年09月02日

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ネタバレ

今回の相棒は 馬です。

馬 動物です。

とうとう 動物の登場です。

ドリトル先生ですか。

馬券からみのお話 良かったです。

頼まれたのに 買わなかった。

その埋め合わせで アルバイトをする

けなげですね。

でも 最終章では。

何と 悪い青年でしょう。

魔がさしたといえ

それは いけませんね。

最後まで 一気に 読めました。

続編 出るのでしょうか。

ちょっと 期待します。

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2022年09月06日

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関西弁を駆使する函館G3勝馬ルイスと女子高生探偵マキバ子さんの推理小説。競馬や乗馬の知識は必須では無いが、知識があった方が小ネタを色々と楽しめる。
牧場のある田舎町を舞台に、非常に軽快な筆致で話が進むので、正直殺人事件が複数件起きているのは雰囲気に合わない。他方で、罪状的には軽いものもあり、こういうものはほほえましく読めた。
東川さんの本は初めてなので、ほかの作品と比較してどうかは分からないが、軽い謎を軽く読める、非常に読みやすい本だった。

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2025年03月04日

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元競走馬が事件解決?!

元競走馬のルイスとルイスの声が聞こえるようになった女子高生のミステリー小説

ルイスがいいキャラしてた。
馬やのにコテコテの関西弁はズルい(笑)

どの話もテンポが良く、ウマに絡んだ謎解きもあって面白かった。

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2024年05月19日

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競馬と乗馬を題材としているので、これらに疎い人にとっては若干面白さが落ちるかも知らないが、自分自身は楽しく読むことができた。「ん?」と思う箇所もないこともないが、許容範囲だったので問題なかった。
例えの中で登場してくる馬が若干古くて、馬情報をウマく更新できていないワタクシのような読者にはピンポイントで刺さる。
主人公の関わる人物は概ね善人であるというふんわりとした思い込みがあったので、最終話の展開には驚かされた。
できれば続編が出てほしい。

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2023年07月07日

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東川篤哉の王道的な1冊。
よく東川篤哉の作風をユーモアミステリーと表現しているようだが、それは違う。
脱力系ギャグミステリーである。
5つの話は連続しているが、それぞれが独立した話でもあるので(ちゃんとそれぞれに起承転結がある)ちょっとした時間に気軽に読めて楽しめる1冊です。

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2023年01月10日

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名推理をする探偵のウマ、「ルイス」と、ルイスの言葉(ウマ語)だけ理解できる女子高生、「陽子」が謎を解いていくというお話。今までの東川さんの作品の中でも、設定からかなりぶっ飛んでいて、驚きでした。

お話自体は、いつもの東川さんの作品のようにコミカルな謎解き物語になっていると思います。最後のお話は、特に難しい謎になっていました。

突飛なお話ではありますが、このままシリーズ化しそうな気もします。続編が出ないか、楽しみになる本です。

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2022年09月11日

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 タイトルの通り、馬が探偵って所が東川ワールド。
 サラブレッドのルイスの相棒は牧場の娘・陽子。何故か関西弁で話すルイスの言葉が解るのは陽子だけで、ルイスの推理をさりげなく周りに伝えていくのがコミカルで好きなテイストです。
 ぜひシリーズ化希望です。

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2022年08月03日

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馬探偵ルイスとウマ語が解る女子高生という設定の話。最初はくだらないとか思っていたが、作者の面白さが光る。ちょいちょいギャグを入れて来てとても面白い(^^)

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2022年07月14日

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ネタバレ

 久々の長編を刊行したばかりの東川篤哉さんだが、新刊はまた連作短編集に戻りました。とりあえず手に取ったが、今回の探偵役は…馬???

 房総の田舎町にある牧場で飼育されている、元競走馬のルイス。牧場の娘の陽子は、なぜかルイスの言葉を聞き取ることができ、会話が成立するという無茶苦茶な設定。少なくとも、馬が探偵役というミステリーに前例はあるまい。

 「馬の耳に殺人」。本作中、殺人事件はこれだけ。田舎の乗馬クラブに何が起きたのか。こう言っちゃ失礼だが、ロジックの面でもなかなか練られており、感心させられた。乗馬の知識きちっと伏線になっているし。しかし何者なんだルイス。

 「馬も歩けば馬券に当たる」。あるレース結果に、競馬好き青年が震えた理由とは。馬券がキーワードとだけ書いておくが、こういうケースは稀ではあるだろう。ルイスの経歴を考えれば、妙に説得力がある。ギャンブルもほどほどに。

 「タテガミはおウマの命」。おい、田舎町でまた殺人かよ。今度は大学の乗馬部が絡んでいるし。偽装工作としては何とも稚拙だが、最初の「馬の耳に殺人」同様、利用される馬としてはいい迷惑である。ルイスに気持ちを聞いてみてほしい。

 「大山鳴動して跳ね馬一頭」。ありきたりな話が、なぜか事件化してしまう。事件と馬の関連づけ方がかなり強引だが、当人は必死だったのだろうねえ。高校生の陽子は釈然としないかもしれないが、真相は果てさて。大人なんて汚いものだ。

 最後の「馬も歩けば泥棒に当たる」。ん? 似たようなタイトルの話があったような…。青年がなぜか被害を申告しない理由とは? まあ、言えないよなあそれは。東川作品としては珍しいひねり方。ルイスと陽子の気持ちは伝わるか。

 全体的に、通常運転のライトな東川ミステリーだったが、最後の企みは読めなかったな。前代未聞の馬探偵ルイスと陽子に、再登場の機会はあるか?

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2022年06月29日

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馬と女子高生のコンビが事件を解決するライトなミステリー。
牧場の娘、陽子はある日元競走馬のルイスの言葉が分かるようになる。
コテコテの関西弁で名推理を披露するルイスと、少し抜けている陽子、通称『マキバ子』のコンビが田舎町の色々な事件を解決する連作短編集。
馬と話せる女子高生というぶっ飛んだ設定だけど、テンポがよくてサクサク読めた。

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2024年02月02日

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ウマのルイスが突然喋り出し…
牧場の娘、女子高生の通称マキバ子ちゃんと、名探偵ルイス(ウマ)がど田舎の町で起こる事件を解決していくストーリーです。

軽快なしゃべりのテンポと、関西弁のウマとの掛け合いが面白く楽しく読めました。

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2022年11月13日

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ホームズが馬・ワトソンが女子高生。身近な事件から殺人事件までを見事に推理して解決していくユーモアミステリー。一頭と一人の立ち位置がおかしなことを除けば、内容は正統派のミステリーで楽しませていただきました。

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2022年10月25日

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Twitterでみかけてて気になっていたやつ。
帯で知ってたけど、それでも初めて喋り出したときは、衝撃で数ページ戻ったww
作品は小気味良いテンポのミステリー短編集、読みやすいしおもしろいけど、なんだか例の西の名探偵が脳内で喋ってた感ある…

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2022年09月25日

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また新たなシリーズ。ファンとして多作はありがたいがあのシリーズが読みたいんだけどな〜 と思いながら読み始めたらこれはこれで面白かった。愛すべきキャラと暴走気味の競馬うんちくと小粒ながらピリッとした謎解き。続きが出たら読みます。

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2022年09月19日

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女子高生と元競走馬(ルイス)のバディもの。

さすがの東川作品。軽快な物語にルイスの言葉が分かるフットワークの軽いマキバ子ちゃん。あまりにも2人(1人+1頭)の掛け合いが自然なので、住宅地を馬が走るという奇怪な状況が日常場面に違和感なかったです。

殺人事件もあれば、小さな窃盗事件もあり。事件の大きさは気にしないご近所探偵物でした。

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2022年08月08日

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元競走馬と女子高生がバディを組んだユーモア・ミステリー。略してウマ娘……とは呼ばない、うまたん!(名推理を発揮するのはルイスだ)
ルイスって元競走馬にしてはシンプルなお名前だね。
謎解きのパートナーは牧場の娘だけど、なぜか関係してくる人たちはみんな無類の競馬好き!
ときどき競馬用語が跳びだすけど説明してくれるので初心者にもわかりやすい。
イラストがおがわじゅりさんでテンションあがった……

短編5編。うち2編は連作だが連続して載せられておらず、間に2編の休養…いやインターミッションを挟んでいるのがちょっと謎である。(ちなみに順番は雑誌掲載順)
記憶が薄れかけた頃に読むので、あーそういや前にそんな事件あったな……え、ええええ!!!??? というオチになるので白目になること請け合い。

数日前からユーモア・ミステリーの祖:赤川次郎の作品を再読しだしたのだけど(同時読み)、どちらも楽しい。ユーモア・ミステリー好きだな……そればっかり思ってました。ぜひぜひ「続・うまたん」もお願いします。
★★★✬☆

以下寸評、ネタバレあります↓↓↓




①馬の耳に殺人
車では入りづらいところへもっていきたいから馬に乗せる……誰かに見られたら一巻の終わりになっちゃう覚悟!

②馬も歩けば馬券に当たる
クロフネってすごかったんだね、9馬身差で勝ったレース映像を観てみたい! ああ「馬券に当たる」ってタイトルに書いてるじゃん……!

③タテガミはおウマの命
タテガミ数本なら、いつでも誰でもゲットできる機会があったのでは? と警察は思うかもしれなかったけど、マキバ子ちゃんの迷推理のおかげで犯人の思惑通りに進んでたのすごい。マキバ子ちゃんモリアーティの才能あるかも?

④大山鳴動して跳ね馬一頭
ロープにフックって絶対必要なの??とイマイチ理解が及ばなかったが、なるほどフックがあることで簡単にひっかけたロープをはずせるから便利なんだね! 後から奥さんにこっそりロープを外させるなんて事はさせない間男の矜持を感じました。彼らがその後どうなったか、また次巻(あるといい)で続きが見られるといいなぁ

⑤馬も歩けば泥棒に当たる
偶然泥棒に居合わせる強運よ、マキバ子ちゃん某コナンみたい! この泥棒二人がどういういきさつでどういう関係だったのか……なんて事をことこまかに書かないところが逆にいい。これもユーモア・ミステリーの流儀だと(勝手に)思ってる。

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2022年08月03日

Posted by ブクログ

ネタバレ

5歳牡馬が秋の阪神開催で走れるG1はないはずなんですが
わざとなんですかね?(京都競馬場改装中のため、たまたま今年はありますが。
該当すると思われる2012年は、ジャパンカップダートが阪神開催でした。)

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2022年06月21日

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