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男が真夜中の駐車場を全力疾走し、そのままビルの壁に激突して重傷を負った。探偵の鵜飼杜夫は、不可解な行動の裏に隠された、重大な秘密を解き明かしてゆく。(「死に至る全力疾走の謎」)烏賊神神社の祠で発見された女性の他殺死体が、いったん消失した後、再び出現した! その驚きの真相とは?(「烏賊神家の一族の殺人」)何遍読んでも面白い、烏賊川市シリーズ傑作集!
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Posted by ブクログ
烏賊川市シリーズ第7弾。流平の出番は少なかったが、レギュラーメンバーの朱美も加わり、前巻とは違い、いつもどおりの展開だ。短編5本それぞれのトリックも面白い。「死に至る全力疾走の謎」はかなり無理があるが、黎明ビルの壁に激突する状況が目の前に浮かぶから不思議。それらのトリックを見抜く鵜飼探偵はやはり名探...続きを読む偵なのではないだろうか(笑)
大好きな烏賊川市シリーズ! 名探偵鵜飼さんとビルオーナー兼助手の朱美さん、時々流平くんの三人組が巻き起こすドタバタなゆるいミステリ。 お気に入りは『死に至る全力疾走の謎』。 ゆるいけど、謎は本格です。
短編集でした。 このコンビの 作品は 長編を先に 読んでしまったので なんか 新鮮でした。 一番お気に入りは 烏賊神家の一族の殺人 もちろん 犬神家の一族から とったのかな。 文中に出てくる ちょっとした ボケが 大好きです。 ほかのものも 読んでみようと思います。
東川篤哉の連作ミステリ作品集『私の嫌いな探偵』を読みました。 『学ばない探偵たちの学園』、『中途半端な密室』に続き、東川篤哉の作品です。 -----story------------- シリーズ最新作! 探偵事務所の根幹を揺るがす事件が勃発する! ? 二宮朱美はうら若き美貌をたたえたビルオーナー...続きを読むだ。 けれど、その日常は、間借りしている「鵜飼杜夫探偵事務所」のせいで、とんでもない事件やドタバタに巻き込まれてばかり。 今回はどんなトラブルが持ち込まれるのか! ? ----------------------- 2011年(平成23年)から2012年(平成24年)に発表されたた作品を収録して、2013年(平成25年)に刊行された、架空の地方都市・烏賊川市を舞台に繰り広げられる本格ユーモア・ミステリ・烏賊川市シリーズの第7作です。 ■死に至る全力疾走の謎 ■探偵が撮ってしまった画 ■烏賊神家の一族の殺人 ■死者は溜め息を漏らさない ■204号室は燃えているか? ■解説 私の嫌いな東川篤哉 黒田研二 うら若き美貌のビルオーナー、二宮朱美。二十代半ばにして、ビルの最上階に住まい、家賃収入で優雅に日々を送っている… はずが、なぜか、気がつけば奇妙なトラブルに振り回されてばかり、、、 それもこれも、階下に入居している「鵜飼杜夫探偵事務所」がいけないのだ! 今日もまた、探偵事務所を根底から揺るがす大事件が巻き起こる。 本作は戸川流平の出番が控えめで、鵜飼杜夫と二宮朱美のコンビが大活躍… そこに、烏賊川市警察署の砂川警部と志木刑事が微妙に絡んでくるという展開、、、 迷探偵?鵜飼は、相変わらず頼りになるのかならないのか、はっきりしない存在ですが、二宮朱美を相棒に事件を解決していきます… テンポの良い展開とユーモアと本格のバランスが絶妙で愉しめました。 イチバン面白かったのは『烏賊神家の一族の殺人』かな、、、 殺人事件の死体が、一度消えたのに、その後、また戻ってくる… という謎解きと、パンチの効いたキャラの着ぐるみ探偵・剣先マイカちゃんが印象に残りましたねー タイトルも良いですね。 烏賊って、足のほうが上だなんて初めて知りました。 それ以外にも、 全力疾走で黎明ビルの壁に激突して自殺しようとした男の不可思議な謎を探る『死に至る全力疾走の謎』、 雪上に残った足跡から犯人を推理… 古典的なトリックを扱った『探偵が撮ってしまった画』、 死者の口から吐き出された明るい輝きを帯びた物体(エクトプラズム?)の謎を解く『死者は溜め息を漏らさない』、 殺害事件直後に放火のあった204号室から消えた赤いドレスの女性の謎を解く『204号室は燃えているか?』、 と、どの作品も面白かったなー 時折出てくるプロ野球ネタも愉しいですねー 次も東川篤哉の作品を読もうと思います。
短編で一つ一つが読みやすかった。 流平くんの活躍の場があまりなかったけど、いつものトリオでしっかり謎解きがあって面白かった。
男が真夜中の駐車場を全力疾走し、そのままビルの壁に激突して重傷を負った。探偵の鵜飼杜夫は、不可解な行動の裏に隠された、重大な秘密を解き明かしてゆく。(「死に至る全力疾走の謎」)烏賊神神社の祠で発見された女性の他殺死体が、いったん消失した後、再び出現した!その驚きの真相とは?(「烏賊神家の一族の殺人」...続きを読む)
昔々、玉木宏さんと剛力彩芽さんでドラマ化されて以来好きなシリーズ☆彡くすっと笑ってしまう小ネタが好きです。内容は短編集で、オチとしては、どうなのこれっていう感じなんだけど、まぁそれも含めて好きですね。
烏賊川市シリーズのミステリ短編集。短編集だけあってどれもあっさり目。二宮朱美を中心として相変わらずな探偵と相変わらずなユーモアミステリは安心感がある。一番好きなのは「死に至る全力疾走の謎」かな。
烏賊川市などと既に怪しい雰囲気の市名で、風変わりな探偵が、これまた風変わりな事件を解決。 周りの人が達も一癖あってそのぶつかり合いが面白い。
短編だと鵜飼さんがただの有能な探偵になってしまってちょっと面白味が半減。 朱美が主役(?)のせいで流平の出番が少ないのも残念。 そろそろ長編が読みたいなぁ長編が~。
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私の嫌いな探偵
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東川篤哉
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