東川篤哉のレビュー一覧

  • 魔法使いは完全犯罪の夢を見るか?

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    東川作品はシリーズによってミステリの核となるパターンを変えているのですが、今シリーズでは「倒叙もの」です。しかもそこに「魔法使い」を加えるという変化球。もちろん本格ミステリとしてロジックで勝負しているので、魔法で解決はしません。倒叙ものではコロンボにしろ古畑にしろ、この人が犯人だと決めた上で犯人のミスを探すようなところがあり、その直感力が魔法じみて感じることがあります。(理由が説明されているとしても)そこでその魔法じみた部分を本当に魔法でやっているんですよね。魔法で犯人を確定してから、証拠やミスを探す。なるほどその手があったかと膝を打ちました。
    本格ミステリとしてのネタは使い古されたものでも、

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    2015年04月19日
  • 探偵少女アリサの事件簿 溝ノ口より愛をこめて (1)

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    原作ファンです。元々、東川先生の作品はコミカルなノリが漫画と相性が良いだろうとは思っていましたが、ここまでベストマッチとは、衝撃です。
    森ゆきなつさんの絵柄が私の好みってのもありますが、原作テイストそのままに漫画化してくれているので、原作ファンとしても大満足。
    (推理の途中で大人に諭されて泣き出す有紗ちゃんなど、文章より漫画の方が自然すぎて、もう、漫画万歳の一言)

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    2015年04月16日
  • はやく名探偵になりたい

    購入済み

    コミカルでかつ謎解きも○

    楽しくさくっと読める推理小説です。 登場人物たちの情けなさがいい(笑)

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    2014年03月29日
  • 放課後はミステリーとともに

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    主人公霧ヶ峰涼のキャラが好き
    これの面白いところは、探偵部所属の主人公が謎解きするのかと思いきや、ほとんどで「ふんふん、なるほど」などワトソンになってしまっているところ

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    2014年03月11日
  • 映画 謎解きはディナーのあとで

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    部活が忙しくて観にいく暇がない‼という私みたいなヒトにオススメだと思います。
    映画ノベライズというのがとても嬉しい!

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    2013年08月15日
  • 映画 謎解きはディナーのあとで

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    謎解きシリーズの初の長編です。豪華客船で起こる殺人事件に麗子と執事の影山、そして風祭警部が乗り合わせる。

    物語の冒頭部分は執事の影山と風祭警部のやり取りが面白いです。影山と麗子のやり取りも楽しいのですけど、この二人のやり取りは、子供っぽい風祭警部を影山が大人な対応でかわすと言う感じです。そういえばシリーズ中でこの二人が絡むことはあまりない気がします。

    謎解きと言うよりもどちらかと言うよりも、その動機の方が興味深いかなと思いました。世紀の大怪盗はなんとなくあの人かなと、思ったら案の定でした。麗子と影山の今後も気になりますが、そういえば、風祭警部はシリーズ3巻目で転勤になったんですよね。今後も

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    2013年08月06日
  • ここに死体を捨てないでください!

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    トリックを考え疲れた頭に、底抜けに明るいジョークが叩き込まれてまた文章に引きずりこまれていきます。何度電車の中で「ぶふっ!」って、吹いてしまったか分かりません。

    妹を助けるため、謎の女の死体を捨てる為に奔走する姉と巻き込まれた青年は、悪戦苦闘しながらも何とか死体を処理し山奥のペンションに辿りつく。しかし、そこで新たな事件に巻き込まれていく。そして、「密室シリーズ」でおなじみの鵜飼探偵と愉快な仲間達も、謎の依頼人の行方を追って(本来の目的はバカンス)山奥のペンションを訪れていた。それぞれの事件は豪快にクロスしていく。

    東川さん特有の、小気味良いジョークの数々やテンポの良い話、そして予想外であ

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    2013年04月26日
  • ここに死体を捨てないでください!

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    探偵小説ではあるけど、どちらかといえばドタバタコメディ。非常に下らないんだけど、とても楽しく読めました。

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    2012年12月04日
  • 中途半端な密室

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    ワンコインという値段の手ごろさと、帯の言葉(最近出た東川作品の中ではダントツで面白い)に魅かれて買いました。長編デビュー前後の、初期の短編が収められています。面白い!! 読後は何だかほんわかした気持ちになりました。好きなことを楽しんで書いているのが伝わってきます。掛け合いの妙は「もう誘拐なんてしない」に通じるものがあるかも。

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    2014年04月21日
  • 谷根千ミステリ散歩 中途半端な逆さま問題

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    ネタバレ

    やりすぎなくらいのわざとらしい会話に、まさかのネーミング。ギャグ漫画かな?と思うくらいのこのコミカルさは好みが分かれそう。

    ちゃんと本格的ミステリなのに変に怖くないから、私のような怖がりには嬉しい。

    『開運堂』じゃくて『怪運堂』。私も『開運堂』だと思っていたから「やられた!」と悔しさもあり、すっきりさもあり、そこで心を掴まれた気がする。

    つみれと竹田津の関係性は好きだけど、2人とももう少しお兄ちゃんに優しくして…とも思う。

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    2026年03月10日
  • 谷根千ミステリ散歩 密室の中に猫がいる

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    引き続き東川篤哉先生ワールドな作品。
    谷根千という地名で繰り広げられる謎?を、散歩がてら情報収集して解決を導くお話し。
    表題の、密室の中に猫がいる話によって、探偵役さんが猫を飼うことになるんやけど、
    だんだん意気投合していく様が楽しいです( ◜ᴗ◝)

    個性強くはあるけど、サラッと読めるので、今回も楽しめましたんฅ(*‎´꒳`*ฅ‪)ꪆ‬

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    2026年03月06日
  • じゃあ、これは殺人ってことで

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    ネタバレ

    久しぶりの烏賊川シリーズ。

    お気に入りは「どうして今夜〜」
    二転三転するなかでの決定打が足だったとは…
    逆転の発想見事でした。
    鵜飼と朱美とマイカのトリオもお気に入りです。

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    2026年02月25日
  • じゃあ、これは殺人ってことで

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    まさにユーモア本格ミステリー!
    殺人事件なのに軽いノリの登場人物たちが次々に描かれます。
    ああそういう事かと納得して終わりました。

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    2026年02月23日
  • 密室の鍵貸します

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    自分をこっぴどく振った元恋人が殺され、アリバイとなるはずの先輩も殺された…必然的に容疑者となってしまい…逃亡することに!
    悪手としか思えないムーヴを続けるが確実に警察の手は伸びてきて…驚きの結論にたどり着く!
    コミカルだが正統派ミステリではある!

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    2026年02月21日
  • じゃあ、これは殺人ってことで

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    久しぶりに東川さんの作品が読めるとワクワクして読み始めてみれば。
    短編だった上に、最後は鵜飼さんも出てこず。期待しすぎて、知らずに読んだこちらの問題だけど。長編読みたかったナ

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    2026年02月20日
  • じゃあ、これは殺人ってことで

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    5つの短編集。タイトルが『じゃあ、これは殺人ってことで』いやいや、殺人って『じゃあ』とか言えるようなもんじゃないと思うんだけど?と思いながら読み始めました。とにかく殺人事件なのに、登場人物のトーンが軽くて現実ではありえなさそうなのだけど、読み手としては重くならずに読めたので、あっという間に読み終えた。
    こちらのレビューを見て知ったけど、これはシリーズものなのですね。初読みでしたが、全く問題なく読めたのでシリーズ未読の方でも読めます。(前シリーズを読んでいた方がより楽しめるのかな?)

    個人的には『博士とロボットの密室』が好きでした。
    恋人の博士とロボットを作っていた主人公は恋人に振られ、一緒に

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    2026年02月18日
  • 野球が好きすぎて

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    2016年から2020年までに実際にあったプロ野球での出来事を絡めた殺人事件を父娘の刑事が謎のカープ女子とともに解決する。連作短編です。野球に興味の無い私にも楽しめました。

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    2026年01月30日
  • じゃあ、これは殺人ってことで

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    烏賊川市という架空の都市を舞台としたシリーズの最新作短編集。殺人事件を題材にしながらも陰惨な場面を極力描かず、前後をユーモアで固めているところも個人的には好ましく思っている。
    別のアンソロジーで既に読んだことのある話が含まれていたのは残念だったが、全般的に楽しく読んだ。
    特に第一話にあたる「李下に冠を正せ」は、どんでん返し返しと言っても過言ではないぐらいに話が二転三転して面白かった。さて鵜飼探偵はどう判断したのやら、と想像することで読後も楽しめた。

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    2026年01月27日
  • 仕掛島

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    いきなり「瀬戸内 横島に立つ不思議な銀色の建物」「あれは十文字工務店の社長が建てたおかしな建物じゃ」って、『館島』じゃないか!
    おまけに「小早川探偵事務所の探偵」って……あれ?女性じゃないの?

    なんて思っているうちに今度は「斜島」の館で事件です、やっぱり台風で孤立するし(今度は2018年で、スマホもあるけど)。

    で、期待通りに不思議な事件に不思議な建物が出てきて、前作同様にとても楽しく、あっという間に読んでしまった。

    面白かった。

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    2026年01月23日
  • じゃあ、これは殺人ってことで

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    ネタバレ

     昨年末にひっそりと刊行されていた、烏賊川市シリーズの最新刊である。前作『スクイッド荘の殺人』は長編だったが、本作はユーモア重視の短編集に戻っている。読み応えは…良くも悪くも東川流ミステリの通常運転か。

     李下に冠を正さず、ではなく「李下に冠を正せ」とは。農園で働いていた青年が逮捕された。彼の不可解な行動の理由とは。ハウダニットではなくホワイダニットにひねりを効かせた1編。鵜飼は最後の依頼を受けたのだろうか?

     「深夜プラス犬」。ぼやきながら砂浜を掘る、鵜飼と流平。掘り出したものが示す、事件の真相とは。トリックとしては他愛ないが、こちらもホワイダニットがメインか。この結末、鵜飼も砂川警部も

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    2026年01月23日