東川篤哉のレビュー一覧

  • あなたも名探偵

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     6篇のミステリからなる「犯人当て小説アンソロジー」とある。購入してから気付いたのだが、6篇のうち2編は既に読んでいた。

     6人の推理作家からの読者への挑戦状とあるが、私は1編のみ犯人を当てることができた。名探偵には、ほど遠いと感じる。

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    2025年02月09日
  • 館島

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    普段あまりミステリーを読まないという人には良い作品だと思う。登場人物もさほど多くなく、トリックも至ってシンプルである。

    読みなれていれば「ああ、たぶんこういうことだろうな」という大筋は前半でわかってしまうとも言える。だからといってつまらないということもなく、ディティールの部分でなるほどという箇所もあったので面白かった。

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    2025年02月07日
  • あなたも名探偵

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    ずらりと並んだ作家の名前に釣られて買ったら知ってる作品ばっかりだった模様。
    知っているが故に「あなたも名探偵」というタイトルの通り読者側に問いかけてくる部分では冷めてしまったものの、読んだことない人に勧めるにはいい一冊だと思う。
    メインの話からはズレた部分の謎解きなのでそれぞれの探偵の違いや、作家ごとのクセなどを各シリーズの雰囲気と共にぜひ楽しんでいただきたい。

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    2025年02月04日
  • 密室に向かって撃て!

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    デビュー作に続けて連続で読みました。
    前作で割とパッと出扱いだった人達も今作では活躍してて個人的には嬉しかったです。

    ただ流平くんの今後が心配になりました(笑)

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    2025年01月24日
  • 密室の鍵貸します

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    結構重ためなミステリーが多い中、この作品はユーモア満載でサクサク読めます。
    語り口調で読者に向けては話しかけてくる事があるのでそういうのが苦手じゃなければぜひ読んで欲しいです。

    元々ミステリーは好きなのですが良い意味で犯人が分かりやすい。
    しかしその犯行に至った理由が想像していた理由と真逆だったのでこれが東川節か…!となりました。
    デビュー作でこのクオリティなら「謎解きはディナーのあとで」が生まれたのも頷けます。

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    2025年01月24日
  • あなたも名探偵

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    名探偵にはなれそうもないけど、読者への挑戦がはさまれた作品は大好き。
    推理に必要なものが全て提示されてからの真相の開示。
    うん、楽しい。
    東川篤哉と麻耶雄嵩や法月林太郎を1冊で読めるのはアンソロジーならではの贅沢さ。この、ある意味真逆ともいえる作品を立て続けに楽しませてもらった。
    麻耶さんの作品は、ミステリはミステリでも、推理小説でない方のミステリっぽくてぞくぞくしたし、法月作品は親子で軽口たたいてるようでいて、なかなかに重いし。
    市川憂人さんは、たぶん、初読み。雪の密室で、ちょっと切ないラストがよかった。米澤穂信さんのは、たぶん、小市民シリーズかな。名前だけは知ってても未読だのこのシリーズ、

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    2025年01月21日
  • 自薦 THE どんでん返し

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    そうそうたる著者たちのどんでん返し短編集。
    40-50ページの中で、ストーリーを展開しつつ、ミステリーとしてどんでん返しもあり、満足感がある一冊でした。

    綾辻行人さんの短編はホラーミステリー。
    世にも奇妙な物語で出てきそうなオチでした。

    貫井徳郎さんの短編は、解答編に移るまで、物語の「キー」に気づけませんでした。確かにヒントは散りばめられていました。

    東川篤哉さんの短編は、毎度お馴染み「烏賊川市シリーズ」。ミイラ取りがミイラになる展開はオチとして、最高でした。

    この三作品が特に好きでした。

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    2025年01月19日
  • あなたも名探偵

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    2025.01.19
    比較すると白井智之さん一番オーソドックスな犯人あてとして面白かった。次が同じ理由で法月さん。

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    2025年01月19日
  • 朝比奈さんと秘密の相棒

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    ネタバレ

    鯉ヶ窪学園理事長の娘・朝比奈麗華は大のミステリ好き。ひょんな事から探偵部員の石橋守と共に学園で怒った事件の謎を解く事に。
    守には亡くなった双子の兄・渡がいて、守が頬を叩かれる事によってその兄が表に出てくる…

    麗華の秘密の相棒がまさかの別人格だとは思いませんでした。そして、守と真逆の性格で名探偵。麗華とのコンビは痛快でお気に入りでした。まだ守には渡の存在は明かされてはいないけれど、いずれは判ってしまうのかなぁ?
    シリーズ化希望です。

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    2025年01月10日
  • 交換殺人には向かない夜

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    気軽に読める文章、展開なのが良い。それでいて結論も上手くまとまっているストーリー性は見事。逆にカジュアルな文章でなければもっと良い展開になったのではとの思いはあるがこれはこれでいいのだろう。

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    2025年01月06日
  • 朝比奈さんと秘密の相棒

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    東川篤哉さんのファンは、謎部分はほどほどで良くて、彼独特の文章に対して中毒なんだよね♪読者を選ぶ作家、それが東川篤哉です!
    ところで。これ初版何部なんだろ。一般の人(ファン以外の人)には売れるんかな。心配だな。

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    2025年01月05日
  • 密室の鍵貸します

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    トリック、ユーモア、キャラクター
    密室殺人容疑者となった主人公が探偵とその謎を紐解いていくライトなミステリー

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    2025年01月03日
  • 朝比奈さんと秘密の相棒

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    ネタバレ

     昨年刊行された、東川篤哉さんの鯉ケ窪学園シリーズ最新刊である。このシリーズ、舞台が同じ学園という以外に共通点はなく、本作から読んでも特に支障はない。

     毎回コンビが変わるが、今回は学園理事長の娘・朝比奈麗華と、探偵部員の石橋君という組み合わせ。要するに石橋君が麗華に振り回されるのだが、いつもは頼りない石橋君が、あるきっかけで鋭い推理力を発揮し始める。

     第一話「名探偵、密室に現る」。ミステリ研の部室から原稿が盗まれたという。現場の状況は密室らしいのだが…。密室トリックとしてはクラシックというか初歩的というか、逆に新鮮かもしれない。石橋君初登場がこれでいいのか?

     第二話「殺人が未遂だっ

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    2025年01月03日
  • 殺意は必ず三度ある

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    鯉ヶ窪学園高等部の探偵部に所属する3人、そのうちの後輩である赤坂の目線でめぐるミステリー。
    野球部の練習試合を観戦するために、訪れた対戦相手の球場で、試合をしていた1人の選手が死体を発見する。その傍には、鯉ヶ窪の野球場で先週盗まれたと噂されていた野球のベースが置いてある。その関連で容疑者に選ばれたり、ほかの容疑者とも関わっていたりと、事件に首を突っ込んでいく流れ。

    自分でもいろいろ考えてみたけどことごとく外れてしまった…登場人物の掛け合いが面白く、また最後の謎解きもスッキリ。よく思いつくなって思わされた。正直1ページに上下2段で書かれてるし、割かし分厚いしで、読む前はちょっと……とも思ってた

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    2025年01月02日
  • 新 謎解きはディナーのあとで

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    読者にも推理に必要な情報を全て提示されているため、楽しめながら読めた。
    また、なかなかに個性的な新キャラクターも登場し、以降のシリーズも楽しみになった。

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    2025年01月02日
  • 新 謎解きはディナーのあとで

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    お嬢様と影山のボケとつっこみが再び見れて嬉しい。 

    一緒に2巻も買ってしまった。

    2024年12月21日

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    2024年12月21日
  • 謎解きはディナーのあとで 2

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    謎解きはディナーの後で2
    面白かったです。コミカルでついつい笑ちゃうし、暗すぎないのが良いですよねー。
    重い話も好きですが合間に明るいミステリーは疲れなくて良い刺激になりますねー。

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    2024年12月17日
  • 新 謎解きはディナーのあとで2

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    ネタバレ

     『新 謎解きはディナーのあとで』シリーズの3年ぶりの第2作である。9月に刊行されていたのを今頃手に取った。良くも悪くも変わっていない。

     国立署に勤務する主人公の宝生麗子と後輩の若宮愛里、上司の風祭警部、宝生家の執事、影山。再開第2作に至り、道化役は道化役、探偵役は探偵役、それぞれは与えられた役割をきっちりこなしている印象を受ける。安心感はあるだろう。

     第一話「笠原邸の殺人」。離れで死んでいた当主。現場の状況は…。あのジャンルのようでもあり、このジャンルのようでもあるが、誤認させる手段がコロンブスの卵的な発想で、なかなか感心させられた。偉そうですみません。

     第二話「灰色の血文字」。

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    2024年12月15日
  • 谷根千ミステリ散歩 中途半端な逆さま問題

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    東川篤哉の連作ミステリ作品集『谷根千ミステリ散歩 中途半端な逆さま問題』を読みました。
    東川篤哉の作品は、先月読んだ『純喫茶「一服堂」の四季』以来ですね。

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    ゆるすぎる名探偵&迷推理女子による、猫とユーモアたっぷりの本格ミステリ

    下町情緒あふれる東京の谷根千(谷中・根津・千駄木) の路地裏にある、隠れ家的雑貨屋「怪運堂」。
    明るさだけが取り柄の女子大生・岩篠つみれは、ミステリアスな店主・竹田津優介の秘められた探偵の素質に気付く。
    部屋中の物が逆さまになった謎などの怪事件を持ち込むと、竹田津は猫をかまったり寄り道ばかりしながらも、鮮やかに真相を解

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    2024年12月14日
  • 謎解きはディナーのあとで 風祭警部の事件簿

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    テレビドラマのノベライズ。
    風祭警部のキャラそのままに、何と彼が主役を張ってる!(笑)
    でも、文章を書いているのは東川さんじゃないから、ギャグの強烈さはいつもの感じではない(似せようとはしているよいだが)。マイルドな感じ。
    因みに、『新』シリーズを読む前に必読すべし。

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    2024年12月13日