東川篤哉のレビュー一覧

  • 謎解きはディナーのあとで ベスト版

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    かっての傑作3編と書き下ろし作品を載せた一冊。第2話のアリバイをご所望でございますかは何となく覚えている具合でした。喫茶店では「英字新聞を読んでいるひとには話しかけにくい」と言う下りの部分で思い出しました。謎解きよりも麗子と影山のやり取りが楽しかったんだなと思いました。
    既に謎解きシリーズを呼んだことのある人には、過去作品が中心で最後の書き下ろし以外は読む必要がないかもしれませんが。でも懐かしかったです。

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    2020年05月05日
  • 探偵さえいなければ

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    ネタバレ

    お馴染み烏賊川市シリーズ。

    バカミス一歩手前というか(^ ^;
    気楽に読める...が、起こる事件は結構えげつない(^ ^;

    いつもの鵜飼探偵が活躍...しなくても謎を解く(^ ^
    連作短編集で、鵜飼探偵が出てこない作品も(^ ^
    それぞれの事件の、犯人がなかなかいい(^ ^

    ネタはしょーもないが、トリックの破綻や
    アリバイ崩しなどのロジックは、正統派「本格」と言えるか。
    それが根強い人気の秘密かも。

    例によってミステリなので、詳細は自粛 m(_ _)m

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    2020年04月06日
  • 探偵さえいなければ

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    犯罪大国烏賊川市。探偵さえいなければ。    
    犯罪天国烏賊川市。探偵さえいなければ。    
    ユーモアミステリの急先鋒!    
    ユーモアミステリの大御所!    
    たっぷり面白かった。

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    2020年03月02日
  • 家政婦さんが推理してみた~被害者がノーパンだった件~

    購入済み

    東野先生ファン必見!!

    東野先生の作品には度々過去作のネタが登場するのですが、それがこの作品では宣伝だからか結構出てきたのでファン必見です笑

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    2020年02月11日
  • さらば愛しき魔法使い

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    なかなか可愛いところもあるマリィ。    
    もうマリィなしでは生きていけない体になってしまった聡介。   
    だがしかし、さらば愛しき魔法使い……。いなくなると寂しいものですね……。

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    2019年11月27日
  • 完全犯罪に猫は何匹必要か?

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    烏賊川市シリーズ第三弾。長編。猫にまつわるものが色々と出てきてそれが物語の中心となっている。最初の方でミケ子の謎には気付いたものの犯行に用いられたトリックはさっぱりだった。第二の犯行も何故味噌汁がぶっかけられたのかも「???」という感じ。今回は砂川警部も大活躍。

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    2019年10月05日
  • ここに死体を捨てないでください!

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    烏賊川市シリーズ第五弾。長編。相変わらず東川さんはギャグシーンに伏線を張るのが上手いなぁ。今作はそれがめっちゃ活かされていたと思う。長編なのにそれを感じさせないスピード感も流石。今回のトリックは大胆だけれど知識さえあれば見抜けるのでそこから犯人もわかった。

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    2019年10月05日
  • 密室に向かって撃て!

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    烏賊川市シリーズ第二弾。長編なのだがそれを感じさせないぐらいのスピード感があった。冒頭から全開なユーモアさもこれぐらいが好みかな。銃弾を巡っての鵜飼探偵の推理が気持ちよかった。

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    2019年10月05日
  • かがやき荘西荻探偵局(新潮文庫)

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    荻窪のシェアハウスで暮らす、葵、美緒、礼菜。お金も色気もないアラサー女子三人組が、探偵やるなら滞納家賃は相殺という話に飛びついた。杉並大豪邸の事件、深夜に回る洗濯機の怪、週末だけの秘密ミッション、「西荻向上委員会」からきた紳士…。謎解きは時々ぐだぐだ酒宴と化すけれど、あれ?解決のヒントが!

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    2019年09月24日
  • 純喫茶「一服堂」の四季

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    東川さん、やっぱり好きです!四季、ということでそれぞれの季節に起こった事件なんだけど。ユーモアたっぷり、そしてほっこり。ゴリゴリのミステリーを読んで疲れたあとに、東川さんで癒されてます!

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    2019年07月13日
  • かがやき荘西荻探偵局(新潮文庫)

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    久しぶりの東川さん。相変わらずの東川節が健在で嬉しい限り。     
    コミカル本格ミステリィ。     
    三者三様のキャラクターたちも良い味出してる。

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    2019年05月21日
  • 交換殺人には向かない夜

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    烏賊川市シリーズ4作目。2つのパーティが遭遇したおかしな交換殺人事件。鵜飼探偵、朱美大家のペアに関西弁の女子大生。琉平探偵(弟子)、さくらお嬢様に女優彩子。そして、凸凹コンビの刑事の捜査は結果を出せるのか。ギャグ満載だが本格派のミステリー。最高です!

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    2026年01月12日
  • 完全犯罪に猫は何匹必要か?

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    烏賊川市シリーズ3作目。猫探しに勤しむ探偵。招き猫屋敷の殺人事件を捜査する刑事。葬儀場のトイレで味噌汁まみれの第二の被害者。猫を探していた探偵たちは犯人を追い、犯人を追いかけていた刑事は猫を捕まえる。アリバイ崩し、招き猫の謎、殺人動機にも猫が絡む。鋭くも頑固な名刑事、ゆるくて金に目がない名探偵。おまぬけな展開ながらも本格的な推理小説。とにかく楽しい。

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    2026年01月12日
  • ベスト本格ミステリ2018

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    様々なアンソロジーで読んだものもあったが、改めて面白い。虚構推理は次から次へと推論が出てきた上で結局は、というのが楽しい。

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    2019年03月10日
  • ライオンの棲む街――平塚おんな探偵の事件簿1

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     東川篤哉の語り口が面白いので、謎解きも忘れて読み進んでしまう。結果、全5編中、巻末の1編しか解けず。(既存トリックのバリエーションだから解きやすかった)。
     語り手の美伽も美人なのだろうが、派手目のヒロインに食われて影が薄くなる、という繰り返しギャグが可笑しい。

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    2019年01月24日
  • ここに死体を捨てないでください!

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    烏賊川市シリーズ

    妹からの突然の電話
    「おねえちゃん、私ひとを殺しちゃった!!」

    妹を守るため、死体遺棄を決意した香織。
    偶然居合わせた鉄男と共に向かった先で
    別の殺人事件に巻き込まれる

    軽快でユーモラスな文章
    でも肝心のミステリ部分は案外しっかりしていて
    殺人事件が何件も出てくるわりに
    気楽に読めてしまう1冊(笑)

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    2018年11月23日
  • 中途半端な密室

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    著者がプロ作家となる前の作品を中心に構成された作品集だそうです。
    解説にもある通り、「安楽椅子探偵」と「ユーモアミステリー」という軸に沿った話が詰まっています。
    5編の短編の中「十年の密室・十分の消失」は謎が明かされると登場していた人物像が大きく反転しミステリー以上に人間物語としても沁みるものがあり大変気に入りました。

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    2018年11月16日
  • 完全犯罪に猫は何匹必要か?

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    ネタバレ

    烏賊川市シリーズ。
    二作目が入手できず、飛ばして三作目(本作品)を読んでしまった。
    少し二作目を読んでた方が良かったところもあったけど(朱美さんとやけに親しくなってたりとか、流平くんが鵜飼の弟子になってたりとか)、概ね大丈夫。

    十年前、豪徳寺家のビニールハウスで医師が殺されたが、未解決のまま時は過ぎ、10年後同じビニールハウスでよりによって豪徳寺家の当主が殺される。
    鵜飼探偵は豪徳寺氏の生前に、失踪した三毛猫の捜索を依頼されていた。
    豪徳寺氏は回転寿司チェーン店のオーナーで、招き猫好き、回転寿司屋のマスコットはニャーネルニャンダースっていう等身大の招き猫で、豪徳寺家の門前にはニャーネルニャンダースが一対、阿吽像のように置かれてて、でもその一体が殺人現場のビニールハウス出口に移動していた。
    果たして犯人は? 動機は? 猫の行方は??
    みたいな。

    凄くしっかりしたプロットを、コミカルに仕立てていて、軽い気持ちで読んでると痛い目に遭う。
    第一作目の解説で(誰書いてたっけ)、こういうノリの作風にあえて進んだ東川さんをして「荊の道を選んだ」と評してるけど、良く分かる。
    一般読者評はともかく、業界から正当な評価を得難い、という意味だろうけど、そうだろうなぁ…。
    でも私は一般読者なので、本格ミステリとして(しかも質の高い)拍手を送りたい。
    それでも、シリアスな運びで読みたいなぁ勿体ない、と思ってしまうのは、コミカルタッチへの偏見なんだろうなあ。

    トリックも良かったんだけど、動機が、凄く良かったというか唸らされた。
    豪徳寺氏の猫狂いがそもそもの根元で、殺意を育ててしまっている。
    10年前の殺人と、猫失踪と、今回の事件が、一本の線で繋がった時の気持ち良さといったらない。

    あと、鵜飼探偵はともかく、刑事も結構冴えてるところが、このシリーズの好きなところ。
    探偵の引き立て役で終わらないというか、ちゃんと疑問を持って事件に接し、ふとした違和感を見逃さずに解決に結びつけるところが好き。

    アリバイトリックに利用されただけの真紀が非常に可哀想だった…

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    2018年11月02日
  • 自薦 THE どんでん返し

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    最初からどんでん返しが用意されていることは
    分かっているので、その部分は期待するところではなく
    どういうどんでん返しになるのか、
    それよりも途中で語られている何気ない描写に
    その時きづくことができたか、なども楽しめる。
    推理ものとおもって読み始めたら
    いきなりホラーな感じで、ユーモア、悪夢、
    もちろん謎解き、コンパクトながらも
    ぎっしり詰まった感じの物語を様々楽しめた。

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    2018年08月30日
  • 謎の館へようこそ 白 新本格30周年記念アンソロジー

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    新本格30周年を記念して作られた「館」をテーマにしたミステリアンソロジー。もうそれだけで踊りだしたくなるほど嬉しいのですよ。
    執筆陣は東川篤哉、一肇、古野まほろ、青崎有吾、周木律、澤村伊智と比較的新しめの作家が集まっています。新本格何世代になるのでしょうね。感覚的に孫曾孫世代という感じですが。

    新本格らしい要素がそれぞれに込められています。奇矯な探偵、思い切った設定、大胆なトリック、遊び心に富んだパズルゲーム、一発ネタ的な大どんでん返し、などなど。そうそう新本格黎明期にどんどんガンガン投げつけられたあの感覚がよみがえります。
    ひとつひとつの力が弱くともその組み合わせで読ませるものもあります。パズルゲームとして穴が大きいけれども、探偵役の奇抜さと文体で突き進んでいくものもあります。大胆なトリックをふんだんに散りばめたギャグの中に埋没させて隠したものもあります。(と書くだけで誰の作品のことかわかるかも)
    本格ミステリは出尽くしたと言われて久しいです。でも本格ミステリの要素を細分化し構築し直すことで新たなものを生み出すことができる。それを示したのが新本格ムーブメントだと思うのです。
    30周年を機にこのようなアンソロジーが作られたことは、これから先にもこの本格の要素を楽しむことができ続けられる証かもしれません。それを楽しみにします。

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    2018年08月20日