東川篤哉のレビュー一覧

  • 魔法使いと刑事たちの夏

    Posted by ブクログ

    魔法倒叙ミステリー第二弾。   
    面白いの一言。   
    キャラクター性。ミステリー性。そしてユーモア性。  
    著者の真骨頂が詰め込まれている一作。

    0
    2017年06月25日
  • 純喫茶「一服堂」の四季

    Posted by ブクログ

    面白いなぁ。相変わらず面白いなぁ。  
    ユーモアに磨きがかかっている。   
    憎たらしい仕掛けまで用意してあって小憎たらしい。   

    すっかり短編専門作家になってしまった著者だが、こんな面白い話を4つで一冊なんてもったいない。まぁこれはそれありきの連作短編集なんだからそれはそれで良いのだけれど。    
    是非とも長編、長編の新作を、私は待ち望んでいるのです。

    0
    2017年06月15日
  • VS.こち亀 こちら葛飾区亀有公園前派出所ノベライズアンソロジー

    Posted by ブクログ

    おなじみの「こち亀」両さんを始めとするキャラクターと各作家のキャラとのコラボ作品短編6編集でしたが、今回は小説とは別にアニメ作品とのコラボも4編あって、不思議な感覚でしたが、それぞれによく「こち亀」の要素を邪魔しないように混ぜてあり面白かったです。
    その中でも朝井リョウや東川篤哉とのコラボは小説を飛び出した面白さがありました。
    特に「謎解きはディナーのあとで」と「こち亀」のコラボ作品というのは斬新でしたね!麗子つながりも良かったです!

    0
    2017年06月04日
  • 中途半端な密室

    Posted by ブクログ

    なんとなく読まず嫌いだった作家さんなのですが、以前読んだどんでん返しアンソロに収録されていた話が面白かったので一度読んでみようと思い手に取りました。なんとなく、キャラ小説とかラノベっぽいのかな?と勝手に思って避けていたのですが、予想に反してにちゃんとしたミステリでした。キャラクター同士のやり取りも軽快で面白い。テンポよくスイスイ読めました。ユーモアミステリと言うらしい。なるほど。あと個人的に岡山弁とか広島弁とか中国地方の方言が大好きなので、そこも好印象。読まず嫌いはよくないなぁ。他の作品も読んでみます。

    0
    2017年04月05日
  • 探偵少女アリサの事件簿 溝ノ口より愛をこめて

    Posted by ブクログ

    なんとなく、その昔、溝の口限定(川崎市限定だったかもしれないけど)ヒーローってコンセプトのアニメがあったのを思い出した。全然神奈川県民ではないけれど、仕事でときどき南武線沿線に行くことはあるので、ここ10年で小杉に一気にぶち抜かれた感のある溝の口の悲哀を感じなくもないw
    昔のガード下の雰囲気も良かったけどね。
    南武線ゲームとか、地元愛あるとそこそこクスリとできる。
    ちなみに南武線に新駅が出来たことを最近まで知らなかった。
    アリサの両親が毎回どこで活躍しているかもネタのうち?

    0
    2016年10月22日
  • 探偵少女アリサの事件簿 溝ノ口より愛をこめて

    Posted by ブクログ

    東川篤哉のご当地探偵物シリーズ。 
    平塚におんな探偵“ライオン”がいるならば、溝ノ口には幼女探偵“アリス”がいる。 
    ちびっ子探偵の推理をなんでも屋のおっさんが代弁する形式。あれ……どこかで見たことあるような……ウッ頭が……。 

    短編が四つ。短編しか書かなくなってしまって私は悲しい。
    いつかまた長編が読めることを願って。

    0
    2016年10月19日
  • VS.こち亀 こちら葛飾区亀有公園前派出所ノベライズアンソロジー

    Posted by ブクログ

    こち亀のアンソロジーとしては、2作目となるでそぅか…?

    前作では、お歴々?の警察小説の作家さんによる短編集で、
    例えば、『新宿鮫』の鮫島と両さんのコレボなど、
    なかなかに、骨太?な作品集でもありましたが…、

    本作では、ライトノベルより?の作家さんによる短編集で、
    『謎ディ』の1編を除くと、特には事件らしぃ事件もなく、
    若ぃキャラとのコラボも多く、華やか?な作品集でした…。

    ある意味ね、趣味人の両さん全開!?な感じでしたかね~。

    ただ…、『謎ディ』(6話)の中での中川のキャラ設定は、
    初期の中川のキャラ設定に近くて、少し違和感もあった…。
    中川が、宝生財閥を知らなぃわけはなく、
    影山も、

    0
    2016年09月29日
  • 完全犯罪に猫は何匹必要か?

    Posted by ブクログ

    会社の先輩に借りた本、4冊目。

    最初の一冊は、ギャグというかユーモアになかなか慣れなかったのだけど、2冊、3冊と読み進める内に、ユーモアと本格ミステリーの融合具合がちょうど良い具合に癖になってきた。次も読もう。

    0
    2016年08月13日
  • 探偵少女アリサの事件簿 溝ノ口より愛をこめて (3)

    Posted by ブクログ

    この巻で、原作単行本収録の4作品、全部コミカライズ済みとなるので一応マンガのオビにあるとおり最終刊なのか?(原作の雑誌連載は今も続いているみたいなので、そのうち単行本出たら、マンガもまた描いてくれるのかな…)
    今回も、愛らしいアリサちゃん、残念なイケメンの良太、インテリ幼女好き疑惑(?)の長嶺と、どれも素晴らしく原作をなぞりつつ、さらに漫画ならでわに昇華させてて、原作ファンも大満足のデキでした。

    0
    2016年06月03日
  • 魔法使いは完全犯罪の夢を見るか?

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    Mッ気のある捜査一課の男性刑事が魔法を使うマリィと出会い殺人事件に挑む話。ほとんどはマリィが魔法で事件を解決してしまい、犯人もあらかじめ分かった状態で登場するのでミステリーというよりはコメディとして読んでいった方が面白く読めるかもしれない。その点では自分も魔法使いがどう完全犯罪に立ち向かうかという点に興味を持って手に取ったのでちょっと肩透かしを食った気分。その辺はマイナスかなあ。コメディとしては面白く読めたので、シリーズの次があるなら頭を切り替えて読んでいきたい。

    0
    2016年04月10日
  • 謎解きはディナーのあとで 3

    Posted by ブクログ

    軽さが良かったけれども2と3と出るに従って逆に物足りなさが出てくると言う。
    いや、面白いんですけど...ね。

    0
    2016年03月10日
  • ここに死体を捨てないでください!

    Posted by ブクログ

    面白かったけど完全犯罪に猫は何匹必要かを読んで次に読んだからところどころのギャグが少なくて物足りなく感じたけどやっぱ面白いです‼️

    0
    2016年02月01日
  • 魔法使いは完全犯罪の夢を見るか?

    Posted by ブクログ

    面白かった。  
    ユーモア倒叙ミステリー。  
    リアクションがなんか現実の人間っぽいのが東川の特徴のような気がしなくもない。  
    倒叙されたなかで魔法はメインではなくサポート役として役に立ってるのか立ってないのかよく分からない存在として上手い具合に登場している。  
    やっぱり面白い。

    0
    2015年10月08日
  • ここに死体を捨てないでください!

    Posted by ブクログ

    シリーズで5作品目になります。主人公たちがあまりにも完成している中で、新しいサブキャラが中心に話が始まるあたりが新しさです。扉絵もすごいそのままです。ギャグがいつもより冴えている気がしました。

    0
    2015年07月27日
  • 中途半端な密室

    Posted by ブクログ

    読んでみたかった東川先生作品、やっと読めました。
    体裁は短編集ですが、最初の1編以外は全て同じキャラが
    出てくるちょっとしたシリーズ物で、加えて
    全てが推理クイズのように作品の中でも「安楽椅子探偵」
    として与えられる情報のみで推理していくテイストでした。

    なのでか、何となくゲームブックを読んでるような
    感じで楽しめましたね。

    東川先生といえば「謎解きはディナーのあとで」の
    ヒットもまだ記憶にありますから、他のも読んでみたいです。

    0
    2015年06月07日
  • 放課後はミステリーとともに

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    東川篤哉による鯉が窪学園シリーズ番外編。
    自分のことを「僕」と呼ぶ探偵部副部長・霧ヶ峰涼が主人公の連作短編で、涼は各話の中でおおよそ探偵部とは思えないようなトンチンカンな推理を展開する。周りにいる登場人物の方がまっとうな推理を展開するあたりは東川篤哉作品らしいといえばらしい。
    軽快でユーモア溢れる文体の中にしっかり本格推理を忍ばせるいつもの特徴はそのままに、短編ならではのコンパクトな物語で飽きさせない工夫も。ただ、トリックはやはり東川篤哉らしいひねくれたものもあり、論理的には納得できてもそりゃないよという気になるものもないわけではない。

    0
    2015年05月26日
  • はやく名探偵になりたい

    Posted by ブクログ

    烏賊川市シリーズ初の短編集。


    短編なので、いつも以上に軽くあっさりとした感じ。

    ミステリーが苦手な人でも、すっと入れるんじゃないでしょうか?

    そんなトリックだったのかと拍子抜けしたり、ありえない場面も多々あるので、本格好きには物足りないと思いますが。

    0
    2015年04月10日
  • 謎解きはディナーのあとで

    購入済み

    おもしろい

    非現実的な登場人物の設定とそれに仕える執事の関係性がとても魅力的な作品だと思います。
    またミステリーでありながら、所々にユーモアもあり大好きな作品のひとつになりました。

    0
    2015年02月21日
  • 謎解きはディナーのあとで 3

    Posted by ブクログ

    これでいいのだ。
    とにかく、麗子お嬢様に「お嬢様は・・・」から始まる毒舌を吐き、麗子ちゃんが「って、影山~!」って叫ぶこのシーンが読みたくて、このお話を読んでいるので。
    影山の推理力、半端なくかっこいいけど、どうしても憎めない風祭警部が・・・。
    コナンくんとのコラボは毛利のおっちゃんの代わりが、えええっ!で楽しい。コナンくんも大好きなので嬉しかった♪

    0
    2015年01月26日
  • 謎解きはディナーのあとで 風祭警部の事件簿

    Posted by ブクログ

    ○「謎解きはディナーのあとで」シリーズの番外編。
    ○本作は、著者の東川篤哉氏が原案ということで、やや引いた立場からの作品。
    ○風祭警部を主人公にしたスピンオフ作品で、気軽に読める作品。
    ○全体的に面白いが、先が読めてしまったところが少し残念。

    0
    2015年01月14日