【感想・ネタバレ】ライオンは仔猫に夢中――平塚おんな探偵の事件簿3のレビュー

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2020年05月22日

おんな二人の 掛け合いが 最高だった。

前回までの 2冊は。

今回は 期待外れでした。

しかし 白い仔猫 登場で まあ 良しとしますか。

次回作に 期待します。

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Posted by ブクログ 2020年11月17日

平塚おんな探偵シリーズ第3弾。
ドタバタコンビの女探偵が平塚で起こる事件を解決する話。
作者特有の文章に面白さを感じる。

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Posted by ブクログ 2017年10月26日

今回も楽しかった。
猫やオウムの登場も嬉しいし。
それにしても、エルザよりも美伽の方がよっぽど問題ありに感じるのだけど(笑)
最後のお嬢様の話が特に好き。お嬢様の恋愛、途中で予想した通りと思ったら、さらにその先があってびっくりだったー。
でも、あの密室トリックは無理そうに思ったのだけど???

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Posted by ブクログ 2017年09月30日

この著者の作品を読むたびに思うのはユーモア満載の会話の応酬を楽しみながら本格ミステリを読めるというお得感。このシリーズの主人公も微妙に若くない世代で所々ツボにはまる。シリーズとしての安定感が出てきましたね。

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Posted by ブクログ 2017年09月30日

平塚を舞台に探偵物を展開していくと、どうしても平塚の治安は悪いんじゃないかという印象を読者に与えてしまうのではないかという懸念を著者が抱いているかどうかは知らない。   
平塚おんな探偵の事件簿第3弾。   
探偵だけじゃなく探偵助手も大活躍する今作。   
相変わらず治安はあまりよろしくないらしい...続きを読む。   
でも私は茅ヶ崎よりは平塚に行きたいなぁと思います。

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Posted by ブクログ 2017年09月30日

ミステリーとしても面白いけど、ほどよく平塚がdisられてて、平塚民の自虐心が満たされるのが、何より良い。また続編を期待してます。

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Posted by ブクログ 2023年01月04日

★平塚でいちばんのガールズ探偵ユニット(p.81)

東川篤哉さんの作品はほぼ、どのストーリーをどのキャラクタたちに当てはめてもかまわないといったものだと思いますので結局のところキャラクタたちの行動や会話やギャグを見物するキャラクタ小説でしょう。その中ではこのライオン探偵と調教師コンビはほどよいバラ...続きを読むンスで心地よく愉しめると思います。

【第一話】赤いハイヒールの数奇な運命。
【第二話】密室の死体はVサインしていた。
【第三話】射られたライオンの敵を討とうとする調教師。
【第四話】依頼人とその恋人の意中のひと。

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■ライオン探偵についての枝葉末節■

【設定】誰にでもタメ口で協調性は持ち合わせていないが美脚金髪巨乳で男の目を釘付けにする二十七歳の女探偵エルザの探偵としての能力はなかなかのもの。「ライオン」というほど他者に恐怖感は与えてないでしょうか。どっちかというとやんちゃな感じです。語り手はエルザの高校三年間での同級生で、助手で調教師で突っ込み役で十人並みのルックスらしい美伽。二人がワイワイガヤガヤしながら平塚というちょっとメジャーから外れているらしい街で起こる数々の事件に挑戦。いまのところ短編集のみ。

【一行目】
 その建物は競輪場から少し歩いたあたりに、ガラクタのような佇まいを見せていた。(第一巻)

 「おねえちゃん、ほら、あそこあそこ!」(第二巻)

 平塚市豊田。そこは庶民的な住宅街と狭い農地が混在する一帯。(第三巻)

【岩本和江】エルザたちとは競輪場で出会った老婦人。ひき逃げされたが命に別状はかった。でもなぜかコーヒーまみれにされた。キャラ立ってるんでまた出てくることもあるかも? とメモ。
【海猫ビルヂング】三階建てのおんぼろビル。三階に「生野エルザ探偵事務所」がある。一階は「粋なとんこつ」というラーメン屋、二階は「ケームセノクー」となってしまった看板を掲げるゲームセンター。近くに平塚競輪場がある。
【エルザ】生野エルザ(しょうの・えるざ)。美伽は「エル」と呼ぶ。探偵。二十七歳。「野生のエルザ」でライオン。依頼人であろうが乱暴なタメ口、美脚、金髪ショート、巨乳。高校時代はソフトボール部で誰よりも実力派だったが協調性ゼロで疎ましがられていたが「ベンチがアホやから」とどこかのE投手のようなことを言って退部。その後ソフトボール部は連戦連敗だった。
【オトシマエ】探偵としては依頼人を殺されたら謎がどうとかいうのではなく犯人に対してちゃんとオトシマエをつけねばならないというのがエルザの流儀。
【ガールズ探偵ユニット】《平塚でいちばんのガールズ探偵ユニット》ということばが出て以来美伽は気に入ったようだ。
【紅】スナック。長崎皿うどんを頭に乗せたようなママがやってる。焼きうどんとポテトサラダは絶品。
【シトロエン】エルザの愛車。五千円でも売れ残りそうなほどおんぼろ。
【湘南経済大学】そこそこ近くにあるらしい。とある事件の被害者と容疑者と犯人が通っていた。
【湘南平】エルザと美伽のテンションを大きく下げさせたこの場所ではカップルが金網に南京錠をぶら下げて永遠の愛を誓い合うという厳粛な儀式が行われる。
【湘南ひらつか七夕まつり】平塚が世界に誇る一大フェスティバルで、なんでも「日本三大七夕祭り」のひとつらしい。ひとつは有名な仙台で、あとはこの平塚のと、残りひとつは未定らしい。
【湘南文化大学】探偵部があるらしい。創作や研究のためのサークルではなくあくまでも現実の探偵活動に従事することを主旨とする実践的サークルなんだとか。
【生野エルザ探偵事務所/しょうのえるざたんていじむしょ】平塚競輪場近くの海猫ビルヂング三階にある。営業は午前十時から夜エルザが缶ビールのプルトップを開ける瞬間まで。《愛と推理とガールズトークあふれる我らが聖地》第三巻p.9
【スーパーカブ】尾行用。
【酢湯麺/すたんめん】平塚のソウルフードなんだとか。ひやむぎみたいな麺にあっさり酸味のきいたスープ。
【探偵】《それは依頼人の利益のために働く存在だからだ。》p.288
【生チョコ発祥の地】なんと平塚にあるらしい。
【忍耐力】生野エルザ探偵事務所に来た依頼人(候補)はだいたい二十分で気を悪くして出ていく。それ以上いる人は忍耐力があります。
【猫】エルザは猫扱いが上手い。同じネコ科だから。
【平塚】よその人間にとってはイメージしにくいが湘南あたりという認識はあります。しかしこの本によると「西湘」とか呼ばれ湘南とは厳密区別されているらしい。たぶん湘南から?
【平塚水族園】ペットショップ。鰐みたいな顔の店長がいる。
【マニア】「そんなにイライラしないで。相手はマニアなんだから」(ライオンの歌p.22)
【ミーコ】白猫。とある事件の結果路頭に迷いそうだったところをエルザが引き取って探偵事務所の猫となった。当初名前はなかったがとある依頼人が勝手にミーコと呼んで以来ミーコとなった。
【美伽/みか】川島美伽。語り手。エルザとは高校三年間同級生。テニス部員だったので部活は別。東京でひどい目に遭って帰ってきたらエルザに取っ捕まるというまたまたひどい目に遭い「生野エルザ探偵事務所」の探偵助手兼猛獣の調教師兼突っ込み役となった。二十七歳。コンサバ系ファッションが基本。エルザと並んでいるとだいたいの男はエルザしか見ない。「インターホンのエキスパート」とか「物干し竿のエキスパート」とかの異名がある?
【ミツキ】武田幸彦という超肥満の銀行員が探しているカミツキガメのミツキちゃん。
【宮前】若い刑事。神奈川県警平塚署。エルザとは既知。いつも憎まれ口を叩くがライオン娘たちのおかげでけっこう手柄を立てている。エルザと美伽のコンビを「平塚ライオンズ」と命名したが受け入れてもらえなかった。
【ルノー・ルーテシア】青色の車体。とある事件でエルザのシトロエン修理中に運転手と一緒にかしてもらえた車。どこかの探偵が乗っていたような気がする。

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Posted by ブクログ 2019年07月06日

ミステリ。連作短編集。シリーズ3作目。
無難な作品が4作。うち2作は動物もの。
このシリーズは、面白いことは面白いけど、あまり特徴がない印象。
安定して楽しめるのは、この著者の魅力ですね。

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Posted by ブクログ 2018年11月18日

平塚おんな探偵の事件簿 第3弾

第一話 失われた靴を求めて
第二話 密室から逃げてきた男
第三話 おしゃべり鸚鵡を追いかけて
第四話 あの夏の面影

平塚に探偵事務所を構える同級生コンビ、エルザと美伽が、町の難事件を解決する。

殺人事件にペット捜し、浮気調査など、ちょっとした日常の変...続きを読む化から事件のヒントを見出し、推理を展開していくエルザ。

第四話が少しだけどんでん返しモノ。


続いているから人気があるということなのかなぁ。

前作に新しくヤクザの女親分の登場があり、キャラ濃いから出てくるかと思ったらスルー。

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Posted by ブクログ 2018年05月02日

シリーズ3作目で猪突猛進の探偵とボケ役助手、絡み役刑事がメイン。軽いテンポの推理物になるかな。東川作品は「謎解きはディナーの後で」シリーズからあまり変らず、気楽な時間潰しレベルだが、読後感は悪くない。キャラが浅くて物足りなさはあるが、そういう作風、ジャンルなので突っ込みの必要はないだろう。ただ、語り...続きを読む手役割のボケ助手は、ちょっと諄くて面倒な部分あり。

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Posted by ブクログ 2017年12月27日

なんやかんやで相変わらずドタバタガールズユニット(笑)のお二人。

短編集。

でも一つ一つは作りこまれてて楽しい。

えー!?そんなんありえへんッてっていう話でも東川さんなら許される気がする。

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Posted by ブクログ 2017年12月26日

シリーズ3弾。自殺に見せかけた殺人や放火など、平塚で起こる事件を、お馴染みのエルザと美茄のオンナ探偵が解決する。エルザと美茄はいわばホームズとワトソンの関係。所々にギャグが散りばめられているのが作者らしくて楽しい。

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Posted by ブクログ 2017年10月13日

シリーズ3作目。まさかのタイトル通り、子ネコが加わることになるとは。相変わらず安定の東川節ですが、さすがに第2話の奴(Vサインのダイイングメッセージ)はかなり苦しいモノがあると……。一方、3話、4話の辺りは面白かったですね。

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Posted by ブクログ 2017年10月07日

シリーズ3作目です。
もろもろ、設定がこなれてきたためなのか、
東川さんの作品にしては、
ふつぅな感じでまとまっていた感じでして、
評価もふつぅな感じで…。

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Posted by ブクログ 2017年09月30日

平塚おんな探偵の事件簿。シリーズの第3巻です。
若い女探偵と、その同級生だった女性助手が活躍するシリーズで、こういう組み合わせは他の作家に例が無く著者の独壇場になっていて、そのせいか、いつにも増して伸び伸びと書かれている感じがする。この連載、今後も順調に続いていくのだろう。
読み易くそれなりに面白い...続きを読むが、伏線のある謎解きミステリとしては楽しめない。探偵物語の女版みたいなので、いづれ1時間物の連作ドラマになりそう。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2017年10月10日

 続編が出たということは、このコンビに、それなりに需要があるのだろうか。平塚おんな探偵の事件簿シリーズの第3作を、書店で見かけた。いつも文句を言いつつも、つい手に取ってしまう、東川篤哉作品なのであった。

 ガールズコンビが主役で、舞台が平塚とピンポイントである点が、このシリーズの個性なのだろう。ガ...続きを読むールズコンビは意外と例が少ない気はする。しかし、平塚が舞台である点は、もはやどうでもよくなっているような…。

 第一話「失われた靴を求めて」。そういううるさい人がいることは聞いたことがあるから、とっかかりとしてはいい。しかし、犯人を追い込む材料としては、弱すぎる。何とでも言い逃れができただろう。何より、やり方が危険すぎる。

 第二話「密室から逃げてきた男」。一応、密室ものとダイイング・メッセージものの融合。苦しいトリックではあるが、なるほどとは思う。しかし、ダイイング・メッセージの方が、かなりこじつけくさい。若い世代は知らないだろうなあ。

 第三話「おしゃべり鸚鵡を追いかけて」。タイトル通りの依頼内容だが、2人の無鉄砲さが裏目に出てしまった話。現実の犯罪とは、杜撰で偶発的である。ある意味、既存のミステリーに対するアンチテーゼと思えなくもない。

 第四話「あの夏の面影」。酷い目に遭った後に、また面倒な依頼を受けた2人。見事解決したはずだが、実は…。未解決事件との絡みがやや強引だが、罪を犯した後ろめたさは、簡単には消えないということか。キーワードは、最後まで「女心」だったとだけ書いておこう。

 このシリーズに限らないが、やっぱり推理の部分が弱い。それは読む前からわかっていたし、じゃあ何で読むんだよと言われると返す言葉もないが、東川作品に期待する気持ちが、まだ残っているから手に取るのだと思う。

 長編を出すのは難しいとしても、長編で見せてくれた「ガチ」さを、短編でも見せてほしい。ガチすぎると売れないのかもしれないけれども。

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