東川篤哉のレビュー一覧
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鵜飼さん、大ボケなのに推理は相変わらず冴えてる(笑)
朱美さんも、なんだかんだで認めてるみたいだし。(たぶん(笑))
招き猫移動のトリックには、見事にしてやられて、満足、満足。
お金持ちの当主が殺されるという、古典ミステリではよくある設定、しかも、被害者は事前に探偵と会っているという。
そこにユーモ...続きを読むPosted by ブクログ -
野球を愛する人気作家の野球を題材にした小説、エッセイを、集めた短編集。
どの作品も作家の野球への思いや造詣が伝わってきて面白かった。個人的には「ひゃくはち」の著者早見和真の「あの日、監督がうなずいていれば、僕は-」が「ひゃくはち」の舞台となった高校、監督が登場していてツボだった。Posted by ブクログ -
面白いなぁ。相変わらず面白いなぁ。
ユーモアに磨きがかかっている。
憎たらしい仕掛けまで用意してあって小憎たらしい。
すっかり短編専門作家になってしまった著者だが、こんな面白い話を4つで一冊なんてもったいない。まぁこれはそれありきの連作短編集なんだからそれはそれで良いのだけれど。 ...続きを読むPosted by ブクログ -
おなじみの「こち亀」両さんを始めとするキャラクターと各作家のキャラとのコラボ作品短編6編集でしたが、今回は小説とは別にアニメ作品とのコラボも4編あって、不思議な感覚でしたが、それぞれによく「こち亀」の要素を邪魔しないように混ぜてあり面白かったです。
その中でも朝井リョウや東川篤哉とのコラボは小説を飛...続きを読むPosted by ブクログ -
なんとなく、その昔、溝の口限定(川崎市限定だったかもしれないけど)ヒーローってコンセプトのアニメがあったのを思い出した。全然神奈川県民ではないけれど、仕事でときどき南武線沿線に行くことはあるので、ここ10年で小杉に一気にぶち抜かれた感のある溝の口の悲哀を感じなくもないw
昔のガード下の雰囲気も良かっ...続きを読むPosted by ブクログ -
東川篤哉のご当地探偵物シリーズ。
平塚におんな探偵“ライオン”がいるならば、溝ノ口には幼女探偵“アリス”がいる。
ちびっ子探偵の推理をなんでも屋のおっさんが代弁する形式。あれ……どこかで見たことあるような……ウッ頭が……。
短編が四つ。短編しか書かなくなってしまって私は悲しい。
いつかまた長...続きを読むPosted by ブクログ -
こち亀のアンソロジーとしては、2作目となるでそぅか…?
前作では、お歴々?の警察小説の作家さんによる短編集で、
例えば、『新宿鮫』の鮫島と両さんのコレボなど、
なかなかに、骨太?な作品集でもありましたが…、
本作では、ライトノベルより?の作家さんによる短編集で、
『謎ディ』の1編を除くと、特には...続きを読むPosted by ブクログ -
会社の先輩に借りた本、4冊目。
最初の一冊は、ギャグというかユーモアになかなか慣れなかったのだけど、2冊、3冊と読み進める内に、ユーモアと本格ミステリーの融合具合がちょうど良い具合に癖になってきた。次も読もう。Posted by ブクログ -
この巻で、原作単行本収録の4作品、全部コミカライズ済みとなるので一応マンガのオビにあるとおり最終刊なのか?(原作の雑誌連載は今も続いているみたいなので、そのうち単行本出たら、マンガもまた描いてくれるのかな…)
今回も、愛らしいアリサちゃん、残念なイケメンの良太、インテリ幼女好き疑惑(?)の長嶺と、ど...続きを読むPosted by ブクログ -
ずいぶんと前に一弾を読んで衝撃を受けた東川さん、ようやく続きを手に取った。伊坂幸太郎を初めて読んだ時も同じような衝撃を受けたのだが、なぜかそのあとすぐに続かなかった。そういえばなんでだろうと考えたが、読めば読むほど次が読みたくなる、という解説に納得。一冊で手を止めてしまっては、すぐに波が来なかったの...続きを読むPosted by ブクログ
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殺害時刻にアリバイがあるという時点で、アリバイ崩しだとすぐにわかるが、トリックよりもユーモラスが上を行く、しかしそれでもちゃんと本格な東川作品、実にお見事。
「ええ?」「ちょっと無理では?」と思うことも多々あるのだが、ユーモアによってかき消しているわけではなく、確かに本格であることに納得させられてし...続きを読むPosted by ブクログ -
Mッ気のある捜査一課の男性刑事が魔法を使うマリィと出会い殺人事件に挑む話。ほとんどはマリィが魔法で事件を解決してしまい、犯人もあらかじめ分かった状態で登場するのでミステリーというよりはコメディとして読んでいった方が面白く読めるかもしれない。その点では自分も魔法使いがどう完全犯罪に立ち向かうかという点...続きを読むPosted by ブクログ
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面白かった。
ユーモア倒叙ミステリー。
リアクションがなんか現実の人間っぽいのが東川の特徴のような気がしなくもない。
倒叙されたなかで魔法はメインではなくサポート役として役に立ってるのか立ってないのかよく分からない存在として上手い具合に登場している。
やっぱり面白い。Posted by ブクログ -
シリーズで5作品目になります。主人公たちがあまりにも完成している中で、新しいサブキャラが中心に話が始まるあたりが新しさです。扉絵もすごいそのままです。ギャグがいつもより冴えている気がしました。Posted by ブクログ