東川篤哉のレビュー一覧

  • 仕掛島

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    久しぶりにこんなに長編の話を読みました。
    最初は話についていくのが大変でしたが、少しづつ登場人物の関係性を掴んで行き始めたところで話に集中することができました。
    きちんと伏線も回収されていましたしトリックもしっかりしていて、ミステリの面白さが詰まった一冊でした。

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    2025年07月16日
  • 完全犯罪に猫は何匹必要か?

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    タイトルからして突っ込みどころ満載だが、相変わらず本格ユーモアミステリとして完成度が高い。
    今まで一番長編だったが飽きさせない展開も魅力。

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    2025年07月15日
  • 密室に向かって撃て!

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    ユーモアのなかにしっかり伏線も入れてくる技巧は、流石です。
    冗談にならない序盤の失態と、いくら実験とはいえ簡単に発砲する刑事ふたりはちょっとリアリティが無さすぎました。

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    2025年07月14日
  • 謎解きはディナーのあとで

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    ドラマ化、アニメ化された人気のミステリーですが、原作にも触れたことがなかったので、何となく手に取りました。

    とにかく、主要登場人物のキャラ立ちとユーモラスなやり取りが創り出す世界観によって、殺人事件捜査の重く暗い空気がまったくなく、気軽に読める短編集に仕上がっています。

    個人的には、どっしりした重厚な作品を志向しがちなので、本作は、じっくり長編を読む合い間に、肩の力を抜いて気楽に開くのに良いかと。

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    2025年07月08日
  • あなたも名探偵

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    どれも面白かった。
    東川さんの『アリバイのある容疑者たち』は、論理関係に若干納得のいかない部分(被害者が電車を降りた時刻)があった。

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    2025年07月03日
  • スクイッド荘の殺人

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    ネタバレ

    スクイッド荘の殺人
    筆者の作品は独特のユーモアがあり、読んだ数こそ少ないが好きな作家だ。
    今作、烏賊川シリーズも実は初めて読んだのだが、大昔に深夜で放送されていた探偵ドラマがおそらくこのシリーズだと記憶が蘇り(違っていたら申し訳ないが)最新作を手にした次第だ。
     筆者の飄々としたブレないユーモアは期待通りで、合わせてミステリー部分から物語の構成から何から何まで好みに合った作品だった。過去に遡りシリーズを読破してみようかと思う。

     探偵鵜飼のシリーズ物、彼と助手の流平の迷探偵コンビの活躍が土台になるが、一方、プロローグで謎の屋敷に運び込まれる怪しいにもつとそれを目撃する少年。そして探偵達の活躍と並行で進行していく警察達の物語。今回は過去のバラバラ殺人事件に端を発し、当時の関係者や元警察官、そして謎の外国人探偵が登場とかなり賑やかな陣容になっている。
     冒頭からかなり風呂敷を広げており、途中、残りの要素どうするのかなぁ?と失礼ながら心配してしまったが余計なお世話。きちんと全てを回収し、物語を着地させている。筆者は鵜飼探偵とちがい、きちんと着地の型を持っている様だ(笑)

     トリックは決して難しいものを使っているわけでは無いが、使い方が上手い。読者を見事にだましている。ネタバレになるが、ダンボールに関わる一連のトリックにおいて、推理の様な形は絶対無理だろうと読みながら考えていたが、ここも見事に説明をつけている。

     幾つかのエピローグについては、この作品の深みを出す為にとても上手く作用していると思う反面、アメリカ人探偵の人生があまりにも可哀想であり、彼をスケープゴートにして更にこの物語の厚みを作っている。現代の科学捜査で、例えば様々な人物が未来永劫姿を隠すのはほとんど不可能であり、救いがない様に思う。勿論探偵小説では人が死ぬ事が前提になる場合が多いが、この結末だけはなんだか寂しくい感情になってしまった。

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    2025年07月01日
  • 新 謎解きはディナーのあとで2

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    ネタバレ

    新シリーズ第二弾。久しぶりに読んだらお嬢様刑事と毒舌執事のやりとりがクスッと笑えて謎解きもしっかりしていておもしろかった。「素晴らしすぎて、休むに似たり」「凡庸極まるお考えは、おもりを付けて多摩川の川底にでも沈めてくださいませ」「下手な鉄砲も数撃ちゃ当たるなどと安易にお考えでは?」真っ白な高級スーツに身を包みジャガーのエンジン音を響かせながら登場する風祭警部、新人刑事の愛里ちゃんもいい味出していて短編集で読みやすかった。

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    2025年06月20日
  • 謎解きはディナーのあとで

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    ネタバレ

    それぞれの話が短く読み易く、その長さを勘案すると丁度良い謎解き具合でよかったです。
    絶対わからんやろということもなく、安易に想像出来すぎやろということもなかったかなと。

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    2025年06月01日
  • 新 謎解きはディナーのあとで2

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    影山と船に乗ってお出かけする3話が特によかったです。国立署のメンバーとのやり取りも楽しいですが、やっぱり影山のキャラクターがとても魅力的なので、出番が多くてウキウキしながら読みました。
    頑張れば自分でも推理ができそうな(無理だけど)雰囲気の事件ばかりで、その点でも楽しめました。

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    2025年05月22日
  • 新 謎解きはディナーのあとで

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    東川篤哉さんのユーモア本格推理ミステリーですね。
    人気シリーズ『謎解きはディナーのあとで』の新シリーズです。
     積んどく本にいつまでもあるので、少しずつ読んでいきます。
     風祭警部が、警視庁からミスを犯して国立署に逆戻り。一方で、国立署では、新任の女性警察官若宮刑事が、麗子の部下として着任していた。
     捜査では、三人のトリオ漫才、麗子が帰宅してからは、安楽椅子名探偵で執事の影山が、麗子と茶番劇を演じる。
     パワーアップして、爆笑のユーモアミステリーを楽しめる喜びを味わいました。

         目次

     第一話 風祭警部の帰還
     第二話 血文字は密室の中
     第三話 墜落死体はどこから
     第四話 五つの目覚まし時計
     第五話 煙草二本のアリバイ
     文庫書き下ろし 
         若宮刑事に倫理観はあるのか?
     解説  今村昌弘

     解説の今村昌弘さんによると、東川篤哉さんは『笑わせるつもりはないんだけどなあ』とおっしゃったそうですが、明らかに確認犯ですね。
     謎解きは、しっかりしたプロットが有るのが、東川篤哉マジック、人気の秘密が、ユーモア➕謎解きの醍醐味がしっかり取れるところですね。
     新シリーズは、始まったばかりですが、すでに二巻目もでていますので、積んどく本が増えるかな?
    (=^ェ^=)

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    2025年05月17日
  • 野球が好きすぎて

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    カープファンの作者(笑)にとっては悔しい
    昨日昭和の日、広島VS巨人のDゲームを見ながらこの本を一気読み。巨人がさよなら勝ち(笑)
    まあ、野球ファンにとっては面白すぎ(笑)
    あーあれねあれね、どのシーンも思い出せるのが楽しい。
    広島の強かった時からホークスが最強だった時期だな。広島対ホークスの日本シリーズも描いて欲しかったなあ(笑)
    私的には最後のコロナ期の章がお気に入り。寒い時に日本シリーズしてたよな~
    確かにデーゲームは西日で揉めてたなあとか。
    編集者がホークスファンで友達が千賀ファンでマリスタにいたと言うアリバイのところで、わたしはこの編集者が犯人だったら嫌だ~と思いながら読んだから(笑)
    犯人は別の人でよかった(笑)
    私は千賀ファン、であり、巨人ファンだから。

    早く次のシリーズが読みたい。
    大谷さんは素敵だが、日本のプロ野球を盛り上げるためにも是非とも

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    2025年04月30日
  • もう誘拐なんてしない

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    赤川次郎作品「セーラー服に機関銃」「三代目はクリスチャン」などを思わせる展開。狂言誘拐ということではスケールの大きな前駆作品「大誘拐」(天藤真)がある。
    この作品もユーモアミステリー作家としての軽妙洒脱なコネタがちりばめられて読ませる作品だ。特に零細やくざの組長が「かわいい」。

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    2025年04月16日
  • 新 謎解きはディナーのあとで

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    ネタバレ

    風祭警部の出戻りでお嬢様とのバトル、毒舌執事の突っ込みに新たに天然後輩刑事が加わっていっそう賑やかになる。

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    2025年04月16日
  • 謎解きはディナーのあとで

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    ⭐︎4.5
    コメディ要素のあるポップなミステリでもあり、短編物でもある読みやすい小説!
    影山と麗子様の掛け合いが兎に角面白い

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    2025年04月13日
  • 新 謎解きはディナーのあとで2

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    ネタバレ

    相変わらずの警部に空気読めない後輩刑事、そしてお嬢様、3者が織りなす(こんがらかせる)謎また謎。それを毒舌とともに解明する執事の謎解きという規定のパターン。今度はどんな迷推理を警部が披露するか。あれ後輩くんに推理をさらわれた。

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    2025年04月10日
  • 完全犯罪に猫は何匹必要か?

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     コミカルなキャラ達の軽快なやり取りと本格ミステリーの融合が魅力的な烏賊川市シリーズ三作目は、鵜飼探偵に猫探しの頼んだ依頼人が自宅のビニールハウスで殺され、そこには巨大な招き猫が置かれ、更には同じ場所で起きた十年前の事件が絡んでくるユーモアミステリーで、アリバイトリックや消えた凶器のハウダニットとホワイダニットが凝っているのが面白かった。作中で『三毛猫ホームズ』の描写が出たのも良かった。

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    2025年04月07日
  • 新 謎解きはディナーのあとで2

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    10年以上前に(1)を読んだので(2)を借りた積もりだったが、新シリーズの(2)だった。朧げながらの記憶でもあまりシリーズでの違いは無さそうなことに、ホッとするような複雑な気持ち。
    見当はずれの推理をするお嬢様に、ドSの執事が突っ込みを入れて解決する推理小説。そこに富豪で見栄ばっかりのバカ上司とKYで場を読まない後輩女性刑事が絡んで行く。五話で別々の事件だが、3人の刑事達が見当違いの推理で行動する。行き詰まった先の、世間話のようなお嬢様と執事の漫才のような突っ込みで解決して行く。言わば伝統芸のようなやり取りに、あっという間に読み終えてしまう。

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    2025年03月26日
  • ここに死体を捨てないでください!

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    東川篤哉さんの作品を初めて読みました!
    印象としてはミステリーとして、もちろん面白かったのですが、それに加えて作中の要所要所でキャラがユーモアを生み出していて、コメディ感があり、すごく楽しみながら読み進められた一冊でした!
    解説を見る限り、これが東川篤哉さんの特徴みたいで、他の作品も気になりました〜!!

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    2025年03月20日
  • 密室の鍵貸します

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    東川篤哉さんのデビュー作!途中途中で作者なのかストーリーテラーなのか(?)第三の語り手が出てくる面白い構成でした……グータラな警部の最後の豹変ぶりが面白かった!

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    2025年03月10日
  • 探偵少女アリサの事件簿 溝ノ口より愛をこめて

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     勤め先をクビになりなんでも屋を始めた橘良太と両親が名探偵であり自身も探偵を名乗る美少女・有紗の一風変わったコンビが事件を解決していくユーモアミステリーで、有紗の小学生とは思えない推理力と行動力、脚力とヘタレ三十男の名(迷)ワトソンぶりのコミカルな組み合わせが面白かった。

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    2025年03月10日