【感想・ネタバレ】純喫茶「一服堂」の四季のレビュー

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Posted by ブクログ 2019年11月13日

推理してみるが
全部 外れました。
以外で 楽しく読めました。
続編は ちょっと 難しいですかね。

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Posted by ブクログ 2018年10月10日

【第一話】春の十字架
【第二話】もっとも猟奇的な夏
【第三話】切りとられた死体の秋
【最終話】バラバラ死体と密室の冬

アームチェア・ディテクティブスタイルの短編探偵小説が四編。
と思いきや、まるごと一冊でひとつの仕掛けがあって、思わず前の方のページを振り返っちゃいました。完全に、作者の手のひらを転...続きを読むがされてましたね。

事件それぞれについては、表現があっさりしてるからグロさを感じにくいんだけど、ちょっと猟奇的が過ぎるかな……
ドS刑事の影響かな?感覚マヒしそう
まあ、現実でニュースで流れてるのと同じぐらいの感覚だけれど。

各話分けて見ると、読者に謎を解かせるタイプじゃないから、ヨリ子さんの謎解きショーって感じ。演出も過剰だし
でも、そのへんも全体の仕掛けに気付かせないための効果になってるのかも?

とにかく、一冊通してあまり間を空けずに読むべし!
余談ですが、最後の1~2ページの感じとても好き。

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Posted by ブクログ 2017年11月08日

毎度毎度東川篤哉にはやられてしまいます。どうしてもベタなギャグと軽い文章のため誤解されがちなのですが、東川作品はガチガチの本格ミステリなんですよね。
使い古されたネタをこのように展開させるのか! と驚きと喜びに満ちた読後感なのでした。
鎌倉にひっそりと佇む時間が止まったかのような喫茶店。そこの店主ヨ...続きを読むリ子は極度の人見知りだが、猟奇事件の推理を始めた途端に態度が豹変する。この設定もあれこれの寄せ集めのような感じもあるのですが、そんなことは些末なことなのです。そこには十字架磔死体や頭部と手首が切り落とされた死体など猟奇に彩られた事件と、何故どうやって誰がという魅力的な謎があるのです。それがテンポよい会話で進められギャグの中にも伏線が忍ばされる。実に構成が美しいのです。
謎や伏線自体は割とわかりやすく示されてもいます。しかしそれは読んでいる最中に引っ掛かりを感じた部分にきちんと意味があるということ。これまた美しいミステリの要素ですね。そして最後に仕掛けられたトリック。隅々まで楽しませてくれます。

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Posted by ブクログ 2020年08月06日

人見知りの純喫茶店主のヨリ子が様々な事件を聞いただけで解決してしまう話。登場人物がそんなに多くないので読みやすかった。

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Posted by ブクログ 2019年07月13日

東川さん、やっぱり好きです!四季、ということでそれぞれの季節に起こった事件なんだけど。ユーモアたっぷり、そしてほっこり。ゴリゴリのミステリーを読んで疲れたあとに、東川さんで癒されてます!

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Posted by ブクログ 2017年06月15日

面白いなぁ。相変わらず面白いなぁ。  
ユーモアに磨きがかかっている。   
憎たらしい仕掛けまで用意してあって小憎たらしい。   

すっかり短編専門作家になってしまった著者だが、こんな面白い話を4つで一冊なんてもったいない。まぁこれはそれありきの連作短編集なんだからそれはそれで良いのだけれど。 ...続きを読む   
是非とも長編、長編の新作を、私は待ち望んでいるのです。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2023年09月02日

2014刊行 
安楽椅子→アンラクヨリコ
     一服堂の店主
     普段はオドオドした感じで
     人付き合いが苦手
     殺人事件の推理が始まると
     (グラスやカップが割れて)
高飛車な態度で
     鮮やかな謎解きが始まる
この謎解き...続きを読むは面白かった

4つの殺人事件の話
登場人物が話す感じで物語が進む
ミステリー小説初めて読む人の
“犯人の見つけ方“の教本みたいだと思った
喫茶店☕️のカップは
素敵な物が多いので
毎回ガチャンと割れるの
ちょっと嫌だった
事件は磔や頭等の切断
猟奇的だけれど
軽い感じで進み
コメディみたいな感じもする
最後の話で
春夏秋冬に起きた事件が
30年かかって起きていた
とわかりビックリ!する
冬の殺人事件のトリックが
"トイレ”で..便..尿..出てきて
喫茶店のコーヒーの香りと
..糞尿の香りと..
鼻に残り
カップの割れる音が
耳に残り..
"春夏秋冬時間のトリック“の驚きが
大分削がれた
結構面白かったんだけど..

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2023年01月14日

「猟奇殺人×安楽椅子探偵」と聞くと硬派なミステリーという感じだけど、これはそうじゃない。どんなに猟奇的な殺人が起きようがその場の空気が重くなることはない。寧ろ盛り上がってくる。相変わらずのメタ臭もするが、「一服堂」のコーヒーの香りとはベストマッチ。安定の味。「喫茶店」・「安楽椅子」・「猟奇殺人」・「...続きを読む衝撃トリック」などなどなど、いろいろ詰め込まれて狙いすぎなような気もしなくはないが、なんだかんだ嫌いじゃなかった。最後の事件でやられたし、オチの雰囲気も良かった。彼女は生まれながらにして安楽椅子探偵だったのだ。

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Posted by ブクログ 2023年01月09日

純喫茶「一服堂」の女主人ヨリ子さんが、安楽椅子探偵として事件を解決。
事件自体は猟奇的で本格ミステリ的であるけど、ユーモア溢れる軽妙なやり取り、ライトな文体でとても読みやすい。
最後の話は騙された。

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Posted by ブクログ 2022年01月24日

こちらの続編にあたる”居酒屋一服亭”の方を先に読んで、気になったので前作を読みました。喫茶店と居酒屋の違いこそあれ、キャラは同じような設定で、こちらもゆるりとお気楽に楽しむ一作。ただし、最後の時間経過のオチにはなるほどと思わせました。重ーいミステリに疲れたときのコーヒー代わり?(この本の喫茶店の通常...続きを読むのコーヒーのお味は・・・のようですが)

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Posted by ブクログ 2022年01月09日

ベタなギャグが良くも悪くも目眩ましとして機能してるやーつ。もうちょっと乳化したらもっと跳ねそうな気配はするなー

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Posted by ブクログ 2022年01月02日

鎌倉の純喫茶を舞台とした連作短編集。題名にあるように四季ごとに事件があって、喫茶店の女主人が文字通り安楽椅子探偵として推理する。東川作品らしいユーモアある設定、ラストの作品でひとひねりあって面白かった。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2021年05月20日

事件のトリックや犯人ではなく、ある意味いちばん騙されたのはタイトルかも。
騙されたというか、四季という言葉に対しての先入観を利用した叙述トリックですね。
安楽椅子探偵が1年間で解決していく物語だとばかり思っていましたから。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2021年01月13日

四季の名を持つ安楽椅子なミステリーかと思いきや,最後の最後で騙されてしまった。まさか時系列が1年間ではないとは、、、

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Posted by ブクログ 2019年11月28日

東川作品はこれがはじめてなので、他の著作との比較ができないのですが、どちらかといえばライトなものなんですかね。短編同士のつながりはなく(登場人物はつながっていますが)、人間関係やトリック自体も複雑なものではないのであっさりと読むことができました。
ただ、文字通りの安楽椅子探偵であること、また4つの事...続きを読む件はトリックこそなるほどと思わせるものではあるものの、犯罪にいたる動機や人の想い、あるいは事件に関係する人たちの人生的な背景、いってみれば”業”ですかね、そういったものは特に描写の対象にはなっておらず、ちょっと物足りないなと思いました。
単純に読みながらトリックはどうなっているんだろう、と考えるだけであれば楽しめる作品ということができるかもしれません。

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Posted by ブクログ 2019年04月13日

しまった!
なんだかシリーズ物にしては気になる書き方をしていると思ったら、一発ギャグ(トリック)だったのか
本筋と違うところで非脚気られてくやしいったら!

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2018年08月13日

人見知りだが専門分野を語るとき、その口調が急に自信に満ちたものになる…ときくと、北鎌倉の駅前にある古書店の女主人の方を思い出してしまうが…
こちらは鎌倉の、観光スポットのにぎわいから外れて奥まった路地にある古民家風喫茶店『一服堂』のお話である。
いつもガラガラで、初対面の客は追い返そうとさえする、店...続きを読む主・ヨリ子さんは、安楽椅子探偵でもある。
どうやって喫茶店の経営が成り立っているの?というところは突っ込んではいけないのだろう。

ちょっと「一服堂」の珈琲のような作品だが、“日常の謎”ミステリが全盛期の今、猟奇的な細工を施された死体と密室のトリック、というミステリは、逆に新鮮な気がする。
コメディ要素も強い作品としては、死体にもこれくらいの仕事をしてもらわなければ!
“ディナー”の作者らしい、決め台詞もあり。
京都の珈琲店の、同じく安楽椅子探偵の女店主で有名なシリーズのあの人に解説を任せるとは、なかなか思い切ったことをする。

『第一話』春の十字架
俺・村崎蓮司(むらさき れんじ)雑誌記者
磔死体と密室の謎

『第二話』もっとも猟奇的な夏
私・天童美幸(てんどう みゆき)ガソリンスタンド勤務
十字型死体ふたたび
(このお話が一番ストンと落ちて面白いトリックだった)

『第三話』切り取られた死体の秋
俺・南田五郎(みなみだ ごろう)売れないミステリ作家
洗い場に横たわる首なし死体

『最終話』バラバラ死体と密室の冬
私・夕月茜(ゆうづき あかね)警察官、「春の十字架」より前の気になる事件の真相が今明かされる?
密室に二つの死体、しかも一つはバラバラ?
なぞ解きはもうヤケクソ!
しかし、一番驚いたのは「時の流れ」というどんでん返しでした!

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Posted by ブクログ 2018年07月23日

鎌倉にひっそりと佇む喫茶店「一服堂」の美人店主・ヨリ子は極度の人見知り。だが未解決事件の話を聞けば、態度豹変、客へ推理が甘いと毒舌のつるべ打ち。そして並外れた思考力で、密室の「十字架」磔死体など四つの殺人の謎に迫る。

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Posted by ブクログ 2018年01月18日

主人公というか名探偵役の性格が極端過ぎたこともあり、4篇目のトリックを思いついた段階で、各篇間の整合性を取るもう一つのトリックを入れなくてはならなくなり、4話完結にしたのだろうと思うのは、邪推だろうか。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2017年12月02日

春は吊るされた十字架。夏は畑の中の十字架。秋は首のすげ替え。冬は汚い!!
トリックを成立させるために仕方なかったのかもしらんが、いきなり時間が飛んでメイド服の美女が家政婦は見た!みたいになったのは悲しかった。

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Posted by ブクログ 2017年07月08日

ミステリーものを初めて読んだ。仕掛けの一つ一つになるほどと感心した。殺された人を中心とした周りの人達の心理描写や関係性が深く掘り下げられている訳ではないため、物語性よりもトリックやコミカルな掛け合いを楽しみたい人向けのものだと思った。

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